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イナンナ」を以下のとおり復元します。
【種別】
“[[紅世の徒]]”、[[通称]]

【初出】 
SIII巻

【解説】
“[[紅世の王]]”。[[真名>真名(まな)]]は“絶佳の望蜀”(ぜっかのぼうしょく)。[[炎]]の色はマゼンダ。
[[[宝石の一味]]]に所属する四人の“王”の一人。頭目である[[コヨーテ]]が「ちゃん」とつけて呼んでいるために女性の“王”と推測されているが、結局は最後まで明かされなかった。
XII巻の回想で、『[[永遠の恋人]]』[[ヨーハン]]が言っていた「[[誇大妄想の狂信的な“王”>あだ名]]」とはイナンナのことである。
富と美術品の集積に執着する拝金主義者で、コヨーテたち三人は度々その口車と手管に乗って、余計な財宝探しや盗みに駆り出されている。
1864年には、頭目のコヨーテもその動向を把握していなかった。現代まで生存しているかどうかは不明。

【由来・元ネタ考察】
「絶佳」は風景がすぐれていて美しいこと。「望蜀」は中国24史の一つ『後漢書』の一節に由来し、欲望に限りがないことを指す。
真名としては「世にも美しい欲深き者」または「美しいものを追い求める者」という意味だと思われる。

イナンナ(Inanna)はシュメール神話における金星の女神。性愛・戦・金星の女神であり、数多くの愛人(愛神)を持つメソポタミア神話のイシュタルと同一視される。

【コメント】
☆当然として[[アニメシリーズ>アニメ版]]には未登場。
☆[[フックス]]や[[トンサーイ]]や、人間の[[コーエン]]や[[エリュー]]や、[[フレイムヘイズ]]の[[アルマ]]や[[グリンカ]]や[[ファーディ]]や[[アーヴィング]]や、[[[仮装舞踏会>仮装舞踏会(バル・マスケ)]]]の[[ブファル]]や[[エギュン]]と同じく、名前だけしか登場しなかったな。
☆女性の“王”は他に[[[仮装舞踏会>仮装舞踏会(バル・マスケ)]]]の『[[三柱臣>三柱臣(トリニティ)]]』の巫女[[ヘカテー]]と参謀[[ベルペオル]]と、[[フィレス]]がいた。
☆公式ガイドブック完結編『灼眼の[[シャナ]]ノ全テ 完』で詳細の多くが判明したが、性別や容姿や現状については最後まで明かされなかった。
☆[[[巌楹院>巌楹院(ミナック)]]]の[[ゴグマゴーグ]]や[[[とむらいの鐘>とむらいの鐘(トーテン・グロッケ)]]]や[[マージョリー・ドー]]や『[[万条の仕手]]』[[ヴィルヘルミナ・カルメル]]や[[ノースエア]]とも絡んでいたら面白そうだったのにな。
☆番外編『[[さんじゅうしのしゃな]]』では、終幕で観客の一人として登場している。

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