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オストローデ - (2016/01/30 (土) 06:16:27) のソース

【種別】
地名

【初出】
I巻(名称はX巻)

【解説】
中世の『[[大戦>大戦(おおいくさ)]]』の始まりとして知られるドイツの都市。平野にあり、守るに難い地勢であったようだ。
大量に[[トーチ]]が作成されたことがきっかけとなって、[[[とむらいの鐘>とむらいの鐘(トーテン・グロッケ)]]]と[[フレイムヘイズ]]、さらに敵対する別の“[[王>紅世の王]]”の組織の三つ巴の戦いの舞台となり、最後は“[[棺の織手]]”[[アシズ]]が仕掛けた[[自在法]]『[[都喰らい]]』により消滅した。
存在そのものが丸ごと喰われたので、一般の人間の間には、公式な記録はないと思われる。しかし、“[[紅世>紅世(ぐぜ)]]”関係者の間では著名で、後に彼らから『[[闘争の渦]]』と呼ばれた地の一つとなった。

【由来・元ネタ】
元ネタは、ドイツのオステローデ・アム・ハルツ市(Osterode am Harz)だと思われる。現在の人口は24,000人ほど。同名の郡(Landkreis)の郡庁所在都市。
ドイツ北西部ニーダーザクセン州ハルツ(Harz)地方の南東部の端にある(結果として、ドイツ中央部に近くなる)。ハルツ地方は神話伝説が豊富な地方で、あの[[ブロッケン山>ブロッケン要塞]]はこの地方の最高峰である。

【コメント】
☆[[劇場版]]では、回想の中で登場した。
☆[[御崎市>御崎市(みさきし)]]と『[[都喰らい]]』と『闘争の渦』と言う言葉で繋がった。
☆まごう事なき「地図から消えた町」だった。
☆都市がまるごと存在を失い、人々の認識から外れているので、実在のオストローデとは無関係である。
☆現実の都市は、ドイツ語読みでオス「テ」ローデなので、やはり無関係だろうな。
☆[[ゾフィー・サバリッシュ]]や[[カムシン]]や[[ザムエル・デマンティウス]]がこの地で戦ったのかな。
☆高橋弥七郎の新作『カナエの星』でも、オステローデのように消滅した場所が語られるのかな。