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強制契約実験 - (2024/03/26 (火) 00:07:45) のソース

【種別】
出来事、儀式

【初出】
XV巻

【解説】
かつて数百年前に“探耽求究”[[ダンタリオン]][[教授]]が『契約のメカニズムの解明』のために行った実験。
文字通り、[[フレイムヘイズ]]として人間と契約する意思のない“[[紅世の徒]]”を、強制的に人間と契約させるという実験。具体的な方法などは描写されていないため、不明である。

強大な“[[王>紅世の王]]”からそれ以外の卑小な者たちまで、多くの契約を望まない“紅世の徒”たちが“[[紅世>紅世(ぐぜ)]]”から“この世”に渡される際に[[両界の狭間]]に吹き荒れる嵐に飲み込まれて大量に死亡した。
また、生き延びて契約が成立した場合も、契約者たちはその経緯から使命感を持たず、世を乱しフレイムヘイズに討たれたり、“徒”に襲われたり、自身の身を襲った悲惨な境遇に絶望し発狂や自殺するものも相次いだ。
『[[鬼功の繰り手]]』[[サーレ]]と[[ギゾー]]のように、現代もフレイムヘイズとして動いているものは珍しい。

この事件がもたらした「同胞の大量死亡」「天敵であるフレイムヘイズの増加」「強力なフレイムヘイズの誕生」などから、教授をあからさまに憎むようになった“徒”も少なくなかった。

【コメント】
☆やっぱり『[[討滅の獄]]』からの逆輸入なのかな。
☆『討滅の獄』発表前にすでにサーレの名前が出ていることから考えて、設定自体は当初からあったと考える方が自然だったな。
☆『[[破約事件]]』や『[[冷戦下の事件]]』のように厄介な出来事だったようだな。
☆[[[宝石の一味]]]の“[[瓊樹の万葉]]”[[コヨーテ]]や[[フックス]]や[[トンサーイ]]や[[イナンナ]]が引き起こした事件よりも厄介な出来事だったのかもな。
☆[[[巌楹院>巌楹院(ミナック)]]]の[[ゴグマゴーグ]]や[[[とむらいの鐘>とむらいの鐘(トーテン・グロッケ)]]]の[[アシズ]]や[[フワワ]]や[[ニヌルタ]]がこの出来事に絡んでいたら面白そうだったのにな。
☆[[アニメ第3期]]では、名称も内容も語られなかった。
☆公式ガイドブック完結編『灼眼の[[シャナ]]ノ全テ 完』で詳細が判明するのかと思われたが、結局は最後まで明かされなかった。