【種別】 [[自在法]] 【初出】 XIX巻 【解説】 “朧光の衣”[[レライエ]]が使用する、防御系自在法。 彼女の白衣の裾や袖を風に乗せて解き、正面で薄絹で出来た高く広い壁とする。 敵の攻撃を跳ね返すのではなく、柔らかく軌道をそらすのが特徴。敵の攻撃が飽和状態になると、壁の縁から溢れ出すこともある。 【由来・元ネタ】 「ニムロデ(Nimrode)」は、『旧約聖書』にある「バベルの塔」の建造を指揮した王。ノアの子孫とされ、狩人でもあり、王としてバビロンを支配した。彼の持つ魔法の衣はリヴァイアサン(レヴィアタン)の皮で出来ていて、着るものを無敵にする力がある。 「綺羅」は、美しい衣服やそうした衣服で着飾った人物のこと。合わせると、「全地を支配した王の美しい衣」のような意味になると思われる。 【コメント】 ☆ドラ○もんのひらり○ントみたいだったな。 ☆XXI巻では、この自在法で『[[大地の四神]]』の一人[[ウェストショア]]の[[波の干渉>セドナの舞]]を防いで奇襲を行った。 ☆[[イルヤンカ]]の『[[幕瘴壁]]』や[[フェコルー]]の『[[マグネシア]]』を剛の防御系自在法とするなら、レライエの『ニムロデの綺羅』は柔の防御系自在法といえたな。 ☆[[アニメ第3期]]で登場・使用された。