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眷属 - (2012/11/18 (日) 17:10:19) のソース

【種別】 
“[[紅世の徒]]”の一部

【初出】
XVI巻 

【解説】 
[[神]]の権能を補助する存在。
[[神威召喚]]で生贄になる役目をもつこともある。

神々は最初から眷属を伴っていたわけではなく、かつての神々は“徒”と直接接触し、その権能を発揮していたが、
“徒”の間に神への畏怖が広まるにつれて、そのような直接接触は憚られるようになり、気軽に話を通すための窓口が求められるようになった。
その願いを[[祭礼の蛇]]が叶えた結果生まれたのが眷属である。
祭礼の蛇は「眷属というシステム」を世界法則そのものに組み込む形で眷属を創造しており、この世界法則の改変に伴って、他の神も眷属を得ることとなった。

[[創造神>祭礼の蛇]]の眷属
護衛担当の“[[千変>シュドナイ]]”、策謀担当の“[[逆理の裁者>ベルペオル]]”、“徒”の願いの結実として現れて“祭礼の蛇”と交信し[[神威召喚]]“[[祭基礼創]]”の際の生贄となる“[[頂の座>ヘカテー]]”。
前述のように眷属は世界法則の一部であるため、たとえ死んでも条件さえ満たせば何度でも復活する。

[[導きの神>シャヘル]]の眷属
眷属たち(“[[笑謔の聘>ロフォカレ]]”など)を自身の目耳として世界を巡らせ、彼らを通して世界を探る。
そして[[神意召還]]“[[嘯飛吟声]]”に値することを眷属が知覚すると、その眷属を生贄として神威召喚する。
実体を持たない神であるためか、はたまたその方が探索に都合が良かったためかは不明だが、
導きの神は(創造神と異なり)彼女独自の眷属を生み出したわけではなく、好奇心旺盛な普通の徒を多数スカウトして眷属にするという方式を採っている。
元が普通の徒であるために、死んでも復活は不可能と考えられるが、眷属に選ばれた徒にとって嘯飛吟声の生贄になるのは誇りあることである。

[[天罰神>アラストール]]
欲望のまま生きる徒にとっては欲望の抑制者である天罰神に近い眷属がいることはむしろ望ましくないことのため眷属はいない。

【由来・元ネタの考察】
眷属 とは - コトバンク http://kotobank.jp/word/%E7%9C%B7%E5%B1%9E via @kotobankより引用
1 血筋のつながっている者。一族の者。身内の者。親族。
2 従者。家来。配下の者。
“祭礼の蛇”の眷属は1(実際に娘、息子と思っている)に、導きの神の眷属は2と思われる。

【コメント】
☆[[アニメ版]]から登場していた。 
☆[[シュドナイ]]は『[[零時迷子]]』が発見されるまで、眷属として不真面目だった。