【種別】
紅世の徒”の一部

【初出】
XVI巻

【解説】
の権能を補助する存在。神威召喚で生贄になる役目をもつこともある。
紅世”の神々は最初から眷属を伴っていたわけではなく、かつての神々は“徒”と直接接触し、その権能を発揮していたが、“徒”の間に神への畏怖が広まるにつれて、そのような直接接触は憚られるようになり、気軽に話を通すための窓口が求められるようになった。
その願いを創造神“祭礼の蛇”が叶えた結果、生まれたのが眷属である。
“祭礼の蛇”は「眷属というシステム」を世界法則そのものに組み込む形で眷属を創造しており、この世界法則の改変に伴って、他の神も眷属を得ることとなった。

創造神の眷属
護衛担当の将軍“千変”、策謀担当の参謀“逆理の裁者”、“徒”の願いの結実として現れて“祭礼の蛇”と交信し神威召喚祭基礼創”の際の生贄となる巫女“頂の座”。
前述のように眷属は世界法則の一部であるため、たとえ死んでも条件さえ満たせば何度でも復活する。

導きの神の眷属
眷属たち(“笑謔の聘”など)を自身の耳目として世界を巡らせ、彼らを通して世界を探る。
そして神意召還嘯飛吟声”に値することを眷属が知覚すると、その眷属を生贄として神意召還する。
実体を持たない神であるためか、はたまたその方が探索に都合が良かったためかは不明だが、導きの神は(創造神と異なり)彼女独自の眷属を生み出したわけではなく、探知に優れた好奇心旺盛な普通の“徒”を多数スカウトして眷属にするという方式を採っている。
元が普通の“徒”であるために、死んでも復活は不可能と考えられるが、眷属に選ばれた“徒”にとって“嘯飛吟声”の台詞から生贄になるのは誇りあることである。

天罰神
“徒”は欲望のままに生きる存在であるために、抑制に回る神格である天罰神は忌み嫌われている。
“徒”にとって天罰神は「できれば動いて欲しくない神」であり、当然に「気軽に話を通すための窓口」である眷族も求められず、むしろいない方が天罰を下される機会が減って好都合だったのである。
創造神による創造は“徒”の願いを反映するために、「天罰神の眷属はいらない」という願いも反映されており、故に天罰神は眷属を得なかった。
もっともその分、神威召喚“天破壌砕”に無数の願いや事象の発見のようなややこしい条件は必要なく、生贄を一つ自ら喰らうだけで簡単に神威召喚を行うことができる。

【由来・元ネタの考察】
眷属 とは - コトバンクより引用
1 血筋のつながっている者。一族の者。身内の者。親族。
2 従者。家来。配下の者。
“祭礼の蛇”の眷属は1(実際に娘、息子と思っている)、シャヘルの眷属は2と思われる。

【コメント】
アニメ版から登場していた。
☆[仮装舞踏会]の『三柱臣』将軍シュドナイ宝具零時迷子』が発見されるまで、眷属として不真面目だった。
☆天罰神は眷属がいない。導きの神も独自の眷属はいない。登場した神の中では、「普通の眷属を持った神」は創造神“祭礼の蛇”だけで、標準形のはずなのにむしろレアだったな。
☆[とむらいの鐘]の最高幹部『九垓天秤』みたいな存在かな。
最終更新:2020年06月15日 01:52