喫茶店「二階堂」
愛が学校へ登校した直後に再度、喫茶店のベルが鳴り響く。
―――カラン――コロン―――・・・
扉をゆっくり押し開けて入ってきたのは茜だった。
愛とは途中で分かれて喫茶店へ戻ってきた。目的はもちろん仲間になってもらう為の交渉だ。
さらに、茜が入店すると同時に喫茶店の外に高級車が止まる。
陽気にマスターに声をかけ入店してきた男、それは「
次藤 琉哉」だった。
先ほどまでの殺伐とした雰囲気は一気に消え失せる。
皆も先ほどとは違い親身に接してくれた。
これで交渉は上手くいく。そして仲間として行動を共にできる―――そう思った矢先だった。
茜は交渉する前にあるモノを見て固まってしまう。
謎の少女、「
蘇我 命」の取り出した霊札だった。
そこには簡潔にこう示されていた。
―――――タスケテ――――
蘇我 命は妖魔からのSOSだと、妖魔が人間に誘拐された時に放った合図だと言った。
この悲痛な霊力は偽りなき真実だと言える。
今はこの妖魔を助けることを優先した方が良い。
愛の思いはこの妖魔を助けてから伝えても遅くはない。
むしろ、今手を取り合えば後々力になってくれるかもしれない。
そう考えた茜は、霊札に残った霊力を読み取り現場を突き止める。
それを頼りに次藤は現場となった
紅葉坂へと向かう。
二階堂は先ほどテレビから流れてきた火災事件の現場に向かうと言い、バイクを走らせる。
そして、茜と命は学校へ向かい愛と合流することにした
最終更新:2008年10月03日 03:05