23話

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23話」を以下のとおり復元します。
*#23「境界面上のシュタインズ・ゲート」
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※あらすじの内容について問題がありそうな場合は掲示板での相談、または編集で調整して下さい。
公式サイトSTORY…あらすじ、用語集、次回予告(水曜日午後更新)→ http://steinsgate.tv/story/story23.html
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**23話あらすじ

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&bold(){2010/08/21-17:32}
ラジ館の屋上で岡部を待っていた26年後から来た鈴羽は、2036年には第三次世界大戦の結果人類の57億人が死亡したと明かし、
岡部に一緒に未来を変えて欲しいと頼むが、岡部は紅莉栖に託されたこのα世界線を変える気はないと断る。
しかし、鈴羽は第三次世界大戦を回避する手段は7月28日に死亡した紅莉栖を助ける事で、
α世界線とβ世界線の境界にありアトラクタフィールドの干渉を受けない唯一の世界線「シュタインズ・ゲート」を目指すのが自分に託されたミッションだと語る。

(OP)

岡部は紅莉栖を救う為に未来の自分とダルが立てた作戦に乗ることにし、鈴羽とタイムマシンで過去に向かう。
タイムマシンはα世界線と違い未来方向へも行ける仕様で、鈴羽は1975年と2000年を経由して2010年に来ていてそろそろ燃料は少ないと言う。

&bold(){2010/07/28-11:51}
二人はラジ館の屋上に到着したが、紅莉栖が殺されるまであと20分程度。
鈴羽はタイムマシンのセッティングに屋上に残り、岡部は紅莉栖を守りに行く。
岡部は過去の自分自身やまゆりと会わないように行動するが紅莉栖と鉢合わせしてしまい、再会できた感慨から思わず話しかけようとするが、思いとどまってその場から逃げ出す。
紅莉栖を連れて外に逃げ出すなどの行動を取り殺害犯を確かめない場合、結局まゆりの時と同じように死へと収束してしまう可能性が高いと事前に鈴羽からアドバイスを受けているので、岡部は紅莉栖を物陰から見張るだけにする。

紅莉栖は中鉢博士の会見場から過去の岡部を連れ出して話をするが逃げられ、その後に一人で殺害現場になる予定の場所までやってくる。
岡部は紅莉栖が自分自身の書いたタイムマシン論文を手に持っているのを見て、紅莉栖が世界線を変える鍵になることに気付く。
そこへ中鉢博士が現れるが、彼は紅莉栖の父親で、7年ぶりに紅莉栖に連絡して自分の記者会見を見に来るように呼びつけていたのだった。
紅莉栖は中鉢に再会するのがきっかけで自分も同じテーマで考えた結果タイムマシンが実現できるかもしれない内容が書けたと言うが、中鉢はそれを読むなりこれは自分の名前で発表すると言って論文を取り上げてしまう。
紅莉栖が思わず論文を盗むのかと嘆くと、中鉢は激昂して紅莉栖に殴りかかり首を締め出す。
岡部は紅莉栖を助け中鉢と争うが、結果的に紅莉栖を救うつもりが誤って自分自身が紅莉栖を刺し殺してしまうことになり、絶望の叫び声を上げる。


&bold(){2010/08/21-17:56}
自分自身が紅莉栖を殺していた事に衝撃を受けた岡部は、あと1回は過去へ往復する燃料が残っているという鈴羽の言葉にも、再挑戦してもどうせアトラクタフィールドの収束で紅莉栖を助けることはできないと嘆く。
するとそこに岡部のケータイにメールが届く。
 受信日時:2025/08/21 18:21
 差出人:sg-epk@jtk93.x29.jp
 件名:(件名なし)
 本文:テレビを見ろ
謎のメールに従いダルのケータイでテレビを見ると、そこには中鉢博士がロシアに亡命したニュースが流れていた。
何故かまゆりのメタルうーぱを持ち、これが金属探知機に引っかかったお陰で論文が貨物室の火災に紛れ込まずに済んだと語る中鉢。
鈴羽は中鉢の持ち去った紅莉栖の論文がきっかけで大国間でタイムマシン開発競争が始まり、世界を支配しようと完成を争ううち世界大戦に発展したと言う。
岡部はどうせ収束に阻まれて紅莉栖は救えないだろうから何度やっても無駄だと諦めかけるが、まゆりが自分の祖母が亡くなったときに岡部が諦めないで毎日お墓に来てくれたから元気になれた、諦める人じゃないと励ます。
そして鈴羽は一度失敗するのは計画のうちだったと明かし、今なら7/28に届いたムービーメールが再生できるはずだと言う。
そのムービには、以前は砂嵐だった画面に今は未来の岡部が映し出されていた。

15年後の岡部は牧瀬紅莉栖を救い、「シュタインズ・ゲート」世界線に入る作戦を語りかける。
・条件は中鉢博士の持つ論文を葬り去り、紅莉栖を救うという2つである事。
・アトラクタフィールドに阻まれずに紅莉栖を救う事はできるが、方法が間違っている事。
・一度失敗するのは計画のうちであり、自分は失敗したからこそタイムマシンを開発する執念を持った事。
・「紅莉栖が刺されているのを過去の自分が観測する」という過去を無かったことにすると、過去改変が起きて全てが失われてしまう事。
・紅莉栖が刺されているのを目撃したからこそ、実験中のダルに送ったメールが偶然Dメールになり、SERNに補足されα世界線に変動し、&br()紅莉栖と過ごし、仲間達のいくつもの想いを犠牲にし、世界線を旅してきた経験を得ることができた事。
・そうした経験があったからこそ、紅莉栖を助けたいと考え、自分はタイムマシン開発に全てを捧げることができたのだという事。
・「紅莉栖が刺されているのを過去の自分が観測する」という過去を無かった事にすると、タイムマシン開発をする自分に繋がらなくなってしまう事。
・だから、それらは全て必要な事であり、なかったことにはしてはいけない事。
・生きている紅莉栖を、過去の自分に死んでいると思わせるように騙せれば、過去改変は起きない事。
・タイムマシンの型式は『C204』(C=Christina)と名付けた事。
・到達する世界線の名前は『シュタインズ・ゲート』と名付けた事。

そして未来の岡部は『未来を司る女神作戦』(オペレーション・スクルド)を伝える。
&bold(){― 血塗れで倒れている紅莉栖と、それを目撃した岡部、その確定した過去を変えずに結果を変えろ ―}
&bold(){― 「最初のお前」を騙せ。世界を、騙せ―}


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(ED)

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