医薬品・医薬部外品・化粧品の違い
医薬品
医薬品(いやくひん)とは、飲んだり(内服)塗ったり(外用)注射したりすることにより、人や動物の疾病の診断、治療、予防を行うための物質である。医療用医薬品と、薬局・薬店で誰でも購入できる一般用医薬品とに大別される。
医薬品-Wikipedia
医薬部外品
医薬部外品(いやくぶがいひん/quasi drug)とは、日本の薬事法に定められた、医薬品と化粧品の中間的な分類で、人体に対する作用の緩やかなもので機械器具でないものである。
予防効果をうたったり、医薬品よりは緩和だが人体に何らかの改善効果をもたらしたりするものがこれに含まれる。人体に直接用いられるものだけでなく、たとえばスプレー式殺虫剤のように噴霧したり、ホウ酸団子のように適当な場所に設置したりして使用するものも含まれる。
いわゆる薬用化粧品(やくようけしょうひん)は、薬用効果(予防等の効果)をもつと謳われる化粧品類似の製品で、日本の薬事法においては化粧品ではなく医薬部外品にあたる。
医薬部外品-Wikipedia
化粧品
化粧品(けしょうひん)とは、体を清潔にしたり、見た目を美しくしたりする目的で、皮膚等に塗布等するもので、作用の緩和なものをいう。いわゆる基礎化粧品、メーキャップ化粧品、シャンプーなどである。
日本で一般に薬用化粧品といわれる、薬用効果を持つ化粧品は、薬事法上、化粧品ではなく医薬部外品に分類されるが、医薬部外品の概念は日本、韓国等一部の国にのみあるもので、欧米ではそのような概念はないため、日本で医薬部外品にあたるようなものが化粧品(cosmetics)として販売されていることがある。
化粧品-Wikipedia
処方せん医薬品(医療用医薬品)
処方せん医薬品(しょほうせんいやくひん)とは、薬事法第49条の規定により、医師等からの処方せん交付を受けた者以外に対しては正当な理由なく販売または授与してはならないとして厚生労働大臣が指定した医薬品。 該当する医薬品は、平成17年厚生労働省告示第24号による。
処方せん医薬品-Wikipedia
OTC医薬品(一般用医薬品)
一般用医薬品(いっぱんよういやくひん)とは、医師による処方箋を必要とせずに購入できる医薬品のことである。大衆薬、市販薬、OTC医薬品(Over The Counter Drug、OTC薬)などとも呼ばれる。
一般用化粧品-Wikipedia
最終更新:2008年02月06日 23:58