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printf - (2010/05/04 (火) 01:44:08) のソース

<printf>
 引数を書式指定で出力する、C言語の標準ライブラリ関数。
 構文は「printf( 書式文字列, 可変個引数 )」で、引数を変換指定文字列により指定された書式で出力。
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・構文:変換指定文字列を指定。
 &big(){[%] ( [フラグ] [最小フィールド幅] [.精度] [長さ修飾子] ) [変換指定子]}
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・フラグ:変換指定のフラグ(符号や空白の処理)を指定。
|フラグ|意味|
|-|フィールドの左寄せ|
|+|常に符号を出力|
|空白|数値が「正」または「0」の場合は符号の代わりに「空白」を出力|
|0|出力文字数が最小フィールド幅未満の場合は「0」を出力|
|#|代替形式(基数を表すプレフィックスの出力など)|
 #:フォーマットがo,x,Xの場合、0以外ならば必ず出力値の前に0,0x,0Xを付加。
 #:フォーマットがe,E,f,g,Gの場合、出力値に強制的に小数点を付加。
・最小フィールド幅:表示する最小文字数を、負ではない10進整数で指定。
 (最小文字数以下ではフラグに従って整形され、最小文字数以上でも切り捨てられずに表示)
・.精度:最小幅フィールドの後に、小数点をつけて指定。
 文字(c,C):無効。
 文字列(s,S):出力する最大文字数を指定。(指定数以上の文字数を出力できず、あふれた文字は切り捨て)
 整数(d):最小桁数の指定。(最小桁数以上の桁でも切り捨てられず、最小桁数以下の場合は上位に0を付加)
 浮動小数(f,F,e,E):小数点以下の表示桁数の指定。(最小フィールド幅は小数点を含めた最大有効桁数)
 浮動小数(g,G):最大有効桁数の指定。
・長さ修飾子:サイズ型を指定。
|修飾子|意味| 
|hh|実引数はchar型| 
|h|実引数はshort型|
|l|実引数はlong型またはwchar_t型|
|ll|実引数はlong long型|
|j|実引数はintmax_t型|
|z|実引数はsize_t型|
|t|実引数はptrdiff_t型|
|L|実引数はlong double型| 
・変換指定子:表示型を指定。
|指定子|意味|備考|
|d(,i)|10進符号付き整数|%iは%dと冗長|
|u|10進符号無し整数||
|i|8進符号付き整数||
|o|8進符号無し整数||
|x,X|16進符号無し整数(Xは大文字で出力)||
|e,E|指数形式符号付き浮動小数点数(Eは大文字で出力)|[-]d.dddd e [sign]ddd 形式|
|f,F|小数形式符号付き浮動小数点数(Fは大文字で出力)|[-]dddd.dddd 形式|
|g,G|eまたはf形式のうち適した方(Gは大文字で出力)||
|a,A|16進浮動小数点(Aは大文字で出力)||
|c,C|文字||
|s,S|文字列|null文字までの文字列|
|p|ポインタの値||
|n|整数変数に出力済み文字数を格納|この指定子までの文字数を格納|
|%|「%」の出力||
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[[文字列タブ]],
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