T-DRAGON QUEST~序章 勇者の目覚め~

T-DRAGON QUEST~序章 勇者の目覚め~
part37-371~376

371 :T-DRAGON QUEST:2008/03/23(日) 04:01:04 ID:z3hpw9rJ0
それはオルフスール大陸の外れ。
東西を高い山で囲まれた小さな国。そこから始まる物語……

~序章 勇者の目覚め~

ルフルの村に住む主人公と双子の妹ミルル13歳の誕生日。ちょうどその日は城勤めで家を空けていた父親が帰ってくる日だった。
病弱で過保護気味な母に代わって近くの街マログリフルまで迎えに行くことになった二人。
西の山から悲鳴が聞こえてくるとか、何かの恐怖体験で精神崩壊した女性を尻目に
親切な仕事をしない武器屋に初期装備をもらい、仕事をしない道具屋から言づてとかなづちを受け取り、二人は街へ向かった。

道具屋の頼みに従って売れない防具屋にかなずちを渡し修理屋になることをすすめるが、父親は見当たらない。
町外れにいる飢えたいいスライムのムルイ(父親のおみやげだった)に弁当を食べさせてやると、父親が魔物にさらわれたことを知らされる。
ムルイをつれ、ルフルの母にそのことを告げると、探しに行こうと意気込むも、せき込んで妹に止められる。
こうして二人と一匹で父親を捜す旅が始まった。

アリーナのような肉体派の妹と全能力が低く装備もできない役立たずのムルイを連れて各地を回る主人公。
万病を癒す命の草の噂や、スライム用の装備を扱っていた武器屋の話、
犬の中に隠れた作者などの情報を耳にするが、肝心の父親の手がかりは全く入ってこない。
そんなこんなで旅をする内、洞窟の奥でその命の草を発見する。
ルフルに帰り母親に命の草を与えると、元気になりパーティに加わる。でも4歩ごとに1ダメージを受ける。治ってない。

やがて城の最寄りの街タルソパに着くが、そこでは双子同様に城で行方知れずになった肉親を捜す家族らや
王や兵士、魔物の不審など、なにやら核心に近いような話に満ちていた。
同様に邪悪な物を感じて来たという勇者イケタなる人物にも遭遇する。
またここには引退した珍武器屋が居住しており、そいつからスライムが武装できるようになる帽子の廃棄場所を聞ける。
これで役立たずのムルイはやっと人並み以下になれる。

城下町は人気が無く、城の中の人は話しかけてもなにも反応しない。
僅かに残っていた人の話によると、人に化けた魔物が東の洞窟に入っていくとのこと。
東の洞窟ではバハムの笛が見つかった。これを吹けるのはなぜか母親のセシランのみである。
城の地下倉庫の一角で笛を吹くと、城の片隅で秘密の地下室の階段が開く。
はたして地下室には「バイケタル」なる者を警戒するニセの王が魔物とともに隠れていた。

ニセ王ガイを撃破する一家+1だが、無理に旅をしてきたツケが祟って母親の病がぶり返し、離脱することに。
ガイ王を排除したことによりタルソパに避難していた住民も戻り、活気の戻るガイコビア城。
本物の王が盗み聞いたところによると、ガイが恐れていたバイケタルというのは魔王の名で
下克上の成ったあとは世界征服に乗り出すために「恐ろしいもの」を育てているらしい。行方不明の人もそこにいるとか。
その本拠地に入るには鍵として三つの竜の爪が必要だそうなので、以後それを見つけることが旅の目的となる。
また、なにもしなかった勇者イケタに賞賛とケチを同時につけられ、今後戦闘が長引くと唐突にイケタが参戦するようになる。

爪のひとつはガイが城の地下に隠していた。もう一つは辺境のほこらの双子の老人の間を行ったり来たりして手に入れる。
残るひとつの爪を探すうち、魔物に壊滅させられた旧城の南東に住む物取りと取引をし、ルラミトの雄石なるものを入手する。
ダンジョン内で使うとリレミトの効果を発揮し、フィールドで使うと対の雌石でマーキングした場所に飛べるスグレモノだ。
話が前後するが、雄石を最初に使うと謎の祠にワープし、そこで雌石ともう一つの命の草が手に入る。
再びセシランに草を与え、仲間になる。やはり完治には至らず歩くとダメージを受けるが、
歩くとHPが回復する奇跡の羽衣を装備させることで回復量が減少量を上回るように。


372 :T-DRAGON QUEST:2008/03/23(日) 04:03:18 ID:z3hpw9rJ0
旧城コビアキムルの東の山深くにある抜け穴から城の最奥に侵入し、生き残りの兵士と話すと
指輪に意識を封じ込められた少女の話とその指輪を託され、イフットスの町在住の少女ゼルクに指輪を渡すと意識を取り戻す。
しかし少女も父親を失っており、気分は晴れない。消息が分かったら教えてくれとは言っているが、ほぼ諦めているようだ。
それはさておき、抜け穴の途中には分岐が存在し、その先には廃坑となった金鉱のある島があった。世界樹もこっそり生えている。
しかし金鉱はやはり国家の大事、許可証無しでは入れなかった。魔物は入っていくのに。
仕方ないのでガイコビアに取って返し王に許可証をねだる。王もそこに爪があったことを思い出し、あっさりと許可証をくれる。
さて金鉱に向かおうかというところで三度イケタと遭遇する。
こちらの捜査具合が進んでいると見たのか、問答無用でパーティに加わってくる。どうもこの傍若無人さが鼻につく。
※ちなみにこの時点でDQとしては掟破りの5人パーティが結成される(これ以前でもイケタの一時参入時はそうだったが)

はたして金鉱の奥にはやはり金の竜の爪が存在した。しかし欠けていてうまく鍵として機能しない。
そこで思い出したのがマログリフルのかなづちを渡した修理屋。
繁盛してるようでルフルの道具屋に礼も言ってないらしく、修理を頼むと礼を伝えるように頼まれる。
伝えに行くとまたも唐突にイケタが離脱する。この男、実に不審な動きをする。

ルフルでは冒頭の女性が正気を取り戻していた。彼女によるとさらわれた人はまだ生かされているという。その中にはゼルクの父ザルルグスの名もあり、それをゼルクに伝えると
いてもたってもいられなくなったのか、凄い勢いで仲間に参入する。

修理屋に戻ると爪はイケタがもう持っていったと聞かされる。おいしいとこ取りか、畜生め。
イケタを追って最後のダンジョンに潜る四人と一匹。広大な迷宮を抜けるとそこにはイケタの姿が。
「疲れたから先に行け」とことんまでおいしいとこ取りかこの野郎。
そのすぐ先にはイケタの言葉通り父親を含むさらわれた人々が囚われていた。そしてその奥には不気味な巨大生物の姿が。
その生き物の名前はモック。ガイがバイケタルから奪った魔物で、人を食べて魔物に変えてしまうらしい。
モックを管理しているとおぼしきガアクマ(ベビーサタンの色違い)は、ガイが倒されたと聞くとモックをけしかける。

モックは恐ろしい魔物だった。そのあまりの大きさはステータスウィンドウが隠れるほどだ。
しかし生まれたてのモックは育ちきっておらず、その恐ろしさを完全に発揮することはなく打倒することができた。

その瞬間イケタが空から現れた。主人公らに傲慢に礼を言うが、どうも様子がおかしい。
ガイを裏切り者と罵倒したり、モックを撃破したことに激怒している。
さらにはあろうことか、モックを作ったのは自分だとまで。
そしてイケタは有無を言わさず襲いかかってきた。

強力な武装に身を固めた勇者イケタは名に恥じぬ強敵だったが、5対1では敵う道理もなくあえなく倒れた。
しかし残されたイケタの盾が蠢き、変形し、巨大化し、一体の南原似で巨大な魔物へと姿を変えた!
そう、イケタこそが(正確にはその盾こそが)魔王バ イケタ ルだったのだ。

バイケタルの皮膚は強固で、吐く炎は強力だった。しかし激戦は唐突に終わりを告げる。
本性を現してもなお劣勢を覆せなかったバイケタルは、唐突に敗北を宣言する。
あっけにとられる主人公らを尻目に、数百年後のカムバックを予告してバイケタルはなんとルーラで逃げ去った。
なんとも釈然としない結末だが、とにかく脅威は去った。さらわれた人々の牢を開けて開放する主人公。
ここにようやく家族の再会が成った。唐突に父親から、曾祖父が勇者であったことを聞かされる。
エンディングまできて今さらそんなことを言われても、その、困る。
ダンジョンを出ると、救出した人全員(23人)が全員パーティに加わり、脅威の28人行列が誕生する。


(主人公)、ミルル、この二人の勇者によってこの国だけでなく、
オルフスール大陸全ての国々に平和が訪れたことは言うまでもないだろう……

373 :T-DRAGON QUEST:2008/03/23(日) 04:06:00 ID:z3hpw9rJ0
追記

主人公の名前は続編の2によると、「カロシス」か、それに近い発音の名前だったようだ。
ミルルは2ではイミルフと伝えられていた。

374 :ゲーム好き名無しさん:2008/03/23(日) 12:33:35 ID:TRr6FGea0
乙です
>脅威の28人行列が誕生する。
見てぇーww

375 :ゲーム好き名無しさん:2008/03/23(日) 15:29:13 ID:cVG62fon0
>>374
このページの一番下に画面写真があるよ
ttp://ssrs.at.infoseek.co.jp/tdq1reve.htm

376 :ゲーム好き名無しさん:2008/03/23(日) 15:39:17 ID:Jy6OOGRh0
>>375
棺桶に不謹慎ながらワロタw
南無

最終更新:2008年03月30日 22:13