ロックマンX5

ロックマンX5
>>13-633~636

633ロックマンX5sage2005/03/23(水) 00:01:43 ID:z7oRP8Gf
レプリフォース大戦(X4)から数ヶ月。
突然巨大なシグマの頭部が出現し、エックス(ゼロ)は撃退に向かう

シグマ「我の死をもって、真のイレギュラーを知らしめてくれるわ」

エックス(ゼロ)によって破壊されたシグマは、地球全体にΣウイルスを撒き散らしながら
爆散した。そう、シグマはこのためにわざと負けたのだ。ウイルスによってレプリロイド達は
次々にイレギュラー化し、世界中は大混乱に陥る。さらにそれを合図に、老朽化したコロニー
「ユーラシア」がシグマの部下によって占拠され、地球への衝突軌道を取り始めた。
(しかも、ユーラシアはウイルスで満タンにされている)
このままだと、あと16時間で地球に激突してしまう。ハンター達は、現在でも使用できる旧型の
ギガ粒子砲「エニグマ」のパーツを集め、ユーラシアを破壊する作戦に出る。
失敗した場合は、旧型のシャトルで特攻して破壊する作戦を行う(特攻するのはゼロ)

エックス=第17精鋭部隊隊長
ゼロ=第0特殊部隊隊長。通常、シグマウイルスに接触したレプリロイドはダメージを受けたり
    イレギュラー化するが、ゼロは接触すればするほどパワーが上がり、強くなっていく事が判明
    本人も、仲間たちもそれを不審に思い始める
シグナス=イレギュラーハンターの司令官。世界最高のCPUを持つ
エイリア=オペレーターとしてエックス達をサポートする女性型レプリロイド
ダイナモ=シグマに雇われた傭兵レプリロイド。特A級以上の実力を持つ。
       ユーラシアを占拠、地球に落とす。ストーリーにはあまり深く関わらない

ユーラシア破壊の成否によって、ストーリーが分岐
成功→成功はしたものの、ユーラシアの破片によって地球にかなりの被害が生じた

失敗→特攻したゼロが、ユーラシアの落下に巻き込まれる
??「ゼロよ、いつまで眠っているつもりじゃ…使命を思い出せ…わしの最高傑作、お前ならできる」
    ユーラシア落下の衝撃とウイルスによって、ほとんどの人類とレプリロイドは全滅する
    ゼロはすぐに姿を現すものの、以前のゼロとは明らかに変わっていた
覚醒ゼロ「お前か…おまえがエックス…エックス、お前を倒す…」

成否に関わらず、怪しい基地?が出現
基地1面BOSS=シャドーデビル(本家シリーズに何度も登場したイエローデビル・同Mk2・
                    グリーンデビルの同型機。壁には「Dr.W」のマークが)
基地2面BOSS=ランダ・バンダW(X1に登場したボスの復活ver)
基地3面BOSS=エックスで来た場合→ゼロ ゼロで来た場合→エックス

過去を求めるゼロと、ウイルスに呼応するゼロを心配して連れ戻そうとするエックスの戦闘
相打ちになって両者倒れた所でシグマが登場、プレイヤーキャラじゃない方にとどめを
刺そうとするが、プレイヤーキャラの方が迎撃する

ユーラシア迎撃に失敗していた場合→覚醒ゼロ
覚醒ゼロ「こんなに気持ちがいいのは始めてだ。全てスッキリ判明したからな。俺の目的も」
エックス「ゼロ…本当のゼロなの?」
覚醒ゼロ「ああそうだ。データの反応でわかるだろう?イレギュラー反応もないはずだ。
      これが俺の本当の姿なんだよ」
エックス「目で見たり、データで判別したりするだけではわからない、感じることで初めて
     わかることもある。そう教えてくれたのはゼロだったよね。今、俺は紛れもなく感じている。
     今のゼロは悪だと! お前を倒して、本当のゼロの心を取り戻してみせる!」
相打ちになって両者倒れた所でシグマが登場、エックスにとどめを刺そうとするが、
正気に戻ったゼロが、身を挺して庇う。
シグマ「ゼロ、せっかく覚醒できたのにな…」
ゼロ「エック…ス…お前は…お前…だけは…生き…延び…ろ…」

強力なエネルギー反応によってシグマの本拠地が判明し、突入する

634ロックマンX5 2sage2005/03/23(水) 00:27:04 ID:z7oRP8Gf
【エックスvsシグマ】
シグマ「…クククッ…さすが、最強のレプリロイド。予想以上に来るのが早かったな…」
エックス「何のために!こんな事をした!?」
シグマ「ゼロだ…ゼロの目を覚ますためだ!…あれから、お前達を色々と研究してな…
     素晴らしい事実が分かったのだよ。それで、どうしてもゼロの真の姿が見たくなってな。
     ウィルスを地上に撒き、ゼロの体を清めたのだが…ウィルスの量が足りなかった。
     そこであのオンボロのコロニーをウィルスコロニーとして地球とドッキングさせた。結果は知っての通りだ」
エックス「そんなくだらない事で!地球が滅びるかもしれなかったんだぞ!」
シグマ「幸い、イレギュラーハンターという、暇な奴等がいて、地球滅亡はないだろうと…
     しかし、そのハンターもほとんどがイレギュラー化してしまったからな…クククッ…
     危ないところだったな! ハーッハハハッ!」
エックス「く、くそっ!お前のせいでどれだけの仲間が!許さないぞ、シグマ!」

シグマ撃破。どこからかシグマの声が聞こえてくる

シグマ「クククッ…やはり最強だな、エックス…それだけ強いと、どうしても倒したくなる…
     ゼロとお前を戦わせても無駄だった…さすが最強だ。敵、味方関係なしに戦えるしな」
エックス「黙れ!どこにいる!?」

巨大なシグマが姿を現す

シグマ「実はな、今回良きパートナーがいてな…色々とサポートしてくれたのだよ。
     過去に、数え切れない程のロボットを作ったらしく…今から見せる最強のボディも
     与えてくれた。お前が来るのが早かったので未完成だがな。まー、これで十分だ。
     頼もしいパートナー、いや、同志だった。誰よりも、お前に対する異常な執着心…頼もしかったよ
     …そう、私以外にもいたのだ…お前を憎む人物がな…憎しみをくらうがいい!死ね!エックス!」

【ゼロvsシグマ】
シグマ「クククッ…さすが最強のレプリロイド・・・予想以上に来るのが早かったな・・・」
ゼロ「今度こそ終わらせる。こんな戦いは」
シグマ「ゼロ、もう一度聞く。自分の真の姿を、真のパワーを手に入れたくはないのか?」
ゼロ「・・・くだらん。いまのオレにはなんの偽りもない…」
シグマ「お前のことにやたら詳しい老人がいてな…今のゼロは、本物のゼロではない・・・
    そんなオモシロイことをいうのだよ…その老人の勧めでウィルスを地球とコロニーに
    ばらまいて…お前の体に浴びさせたのに、お前は目を覚まさない・・・」
ゼロ「オレはイレギュラーにはならない!お前のウィルスごときでやられてたまるか!」
シグマ「わかっていないな。イレギュラーとかではない。感じただろ?ウィルスでパワーがみなぎるのを
     ウィルスでお前の体を清めているのだ」
ゼロ「だ、黙れ!黙れっ!」
シグマ「お前がわたしを倒しても、死が待っている…今、覚醒しないとお前の生きる道はないぞ
     目を覚ませ!ゼロ!」
ゼロ「オレは死んでもかまわない…だが一人では死なん!」
シグマ「愚か者め!ならば死ね、ゼロ!」

シグマを撃破。どこからかシグマの声が聞こえてくる

シグマ「クククッ、やはり最強だなゼロ」
ゼロ「くだらん…どこだ!姿をあらわせ、シグマ!」
シグマ「あわてるな、近くにいるぞ…」

巨大なシグマが姿を現す

シグマ「なぁ、ある老人と出会ってな…その老人は言っていたぞ?
    ゼロは地上最強だと……あの老人は一体誰なんだ?」
ゼロ「…知らん、そんな奴は」
シグマ「お前はよく知っているだろう?」
ゼロ「知らない…知らない…そんな奴は…」
シグマ「お前のこと、かなり入れ込んでいたぞ………まるで生みの親のようになーっ!」
ゼロ「黙れーっ!これで最後だ、シグマ!」

635ロックマンX5 3sage2005/03/23(水) 00:52:38 ID:z7oRP8Gf
【エックス、シグマを撃破】
シグマ「ぐ、ぐわっ…くそっ…1人では…1人では死なんぞっ!ゼロを道連れに…してやる!」
エックス「やめろ!これ以上、ゼロには手を出すなっ!」
シグマ「フハハハッ!人が傷つくのは 耐えられないだろう?お前に与える苦しみは耐えても…
    特にゼロを傷つけたら 苦しいだろ? お前のもっとも大切なゼロをもらうぞ…共に地獄へ落ちる!
    さらばだ、エックス!ハァーッハハハッ!」 シグマは大爆発を起こした。

【ユーラシア破壊に成功していた場合】
シグマの爆発に巻きこまれ、ゼロは半壊、上半身だけの姿に。
ゼロを抱きかかえ、必死に呼びかけるエックス。
その背後で、シグマの頭部の残骸が光線を発射、エックスとゼロの胸を貫いた。
ゼロ「しぶとい…野郎だぜ…死ね、シグマ」 ゼロのバスターがシグマを完全に破壊した
ゼロ「エ、エックス、聞こえ…るか?…ちっ、さ、最後まで…あ、甘さが出た、な…
   ……お、おま…は・・・い、生き、ろ……、…・・・い、いき」

荒野に倒れているエックス。そこに青い光が現れる
「まだじゃ…できればもうゆっくり休ませてあげたいが…もう少しだけ頑張っておくれ、エックス」

「3年後」
エイリア「ホリエ2146ブロックに大型イレギュラー発生!ただちに出動せよ!」
エックス「いくぞ!みんな!気を抜くな…しばらく平和ボケだったからな」
ハンターA「あれ以来、エックス隊長の目つきが、あのお方の目ぐらい鋭くなったような…」
エックス「俺は今、どんな敵にも立ち向かっていける…そんな気がしてるんだ。このセイバーがある限り…
     今日も行くよ!ゼロ…いっしょに戦おう!いつまでも一緒さ…ゼロ…」

【ユーラシア破壊に失敗、ゼロが覚醒していた場合】
シグマの爆発に巻きこまれ、頭だけになって荒野に転がっているエックスの前に、青い光が現れる
「まだじゃ…できればもうゆっくり休ませてあげたいが…もう少しだけ頑張っておくれ、エックス
昔のつらいメモリーは忘れてしまって…」

1週間後、ハンターたちは地球の復興作業を行っていた
ハンターA「…エックス隊長。あの時のこと、本当になにも覚えてないのですか?」
エックス「また、そのことかい?うん、覚えてないね」
ハンターB「…だって、ゼロ隊長とエックス隊長といったら、だれもが認める特Aハンターで
       2人で一緒に今までどれだけ事件を処理してきたか」
エックス「シグマとの事は覚えているさ、忘れやしない。ただ、そのゼロってやつのデータだけ
     残っていないんだ。誰だか分からないが、俺を修理してくれた時に間違って、消してしまったんだろ?」
ハンターB「そんな…そんなことで、ゼロ隊長のメモリーを…」
ハンターA「おい、もうやめろって…エックス隊長が戻ってきただけでも奇跡なんだから…」

シグナス「まさに奇跡だな…戻ってきただけでなく…キズ1つ無く帰ってきた」
     「エックスとゼロの体は、ブラックボックスばかりで、なかなか修理できないのに…」
エイリア「奇跡じゃないわ…きっと…」
ダグラス「相変わらず、『夢』が無いな。エイリア…」
エイリア「夢…興味ないわ…レプリロイドがどうやって?」
     「しかし…何故、ゼロのメモリーデータだけ削除されたんだ?エックスの奴」
シグナス「わからん…自然に消えてしまったか…意図的に消されたか…」
エイリア「プロテクトがかかっていて、ゼロに関するデータすら受けつけないわ
     そんなプロテクト、わたしには作れない…さらにエックスの謎が増えて、しこりがのこったわ」

ハンターA「隊長、復興に時間はかかりますが、今回の戦いで平和が訪れる…そんな気がします」
エックス「そうだな。そのためにも、ますますがんばらないと…」
ハンターB「隊長はこれから…どうしますか?仕事以外で」
エックス「え!?そうだな…そんなこと考えた事も無かったな…うーん…そうだ!『ヘブン』を作ろうかな?」
ハンターA,B「へ、ヘブン?」
エックス「そう、『ヘブン』と呼ばれるような…人もレプリロイドも幸せに暮らせる楽園…
     そんな『ヘブン』を目指してみたい…そう遠くない未来で、いつか、かならず…」
エックス「よし…『ヘブン』だ…そう、いつか、必ず…」

636ロックマンX5 4sage2005/03/23(水) 01:04:15 ID:z7oRP8Gf
【ゼロ、シグマを撃破】
シグマ、ゼロを道連れに爆発
これ以降、ゼロが息絶えるまでは↑の【ユーラシア破壊に成功していた場合】とほぼ同じ

ゼロ「…死ね! シグマ!」 ゼロとシグマが戦っている
ゼロ(…うん?おかしい…シグマを倒したのに…何でまたシグマと戦っているんだ?
   苦しい…そうか…エネルギーが切れかけて…記憶メモリーが暴走してるのか…
   いよいよ、オレも最期…死ぬのか…)

Drワイリーの姿がゼロの脳裏に浮かぶ
ゼロ(…誰だ?こいつ…最後までわからなかった…夢でよくうなされていた…)

次にゼロの姿が映る。ゼロを作っている最中?
ゼロ(今度はオレ……そうか…やっと夢の謎がわかったよ…
   何!? お、お前、一体何を作っている!?……「ロボット破壊プログ…」
   そ、それは……そういうことだったのか……)

アイリスの姿が脳裏をよぎる

ゼロ(…ア、アイリス……すまない事をした…)

ゼロ「…悪いな、エックス…やはりオレが消えないと…ダメみたいだ…
   でも、これで全てが終わる…じゃあな…エックス…」
最終更新:2008年08月25日 00:47