DEMONOPHOBIA
part59-8,9,14~18
- 8 :DEMONOPHOBIA:2011/10/04(火) 12:15:46.31
ID:Le2pj94nP
- 以下ReadMeから
 
 いつもなら目が覚めた時
 はじめに見るのは飽きるほどに見慣れた自分の部屋の天井
 それが普通であたりまえのこと
 
 しかし、今日見たのはどす黒く薄汚れた石造りの天井
 
 いつもなら目が覚めた時
 はじめに会うのは朝食を作る母と新聞を読む父
 それが普通であたりまえのこと
 
 しかし、今日会ったのは醜くねじれた異形
 
 いつもなら目が覚めた時
 訪れるのは、平和で穏やかな日常
 それが普通であたりまえのこと
 
 しかし、今日訪れたのは死の恐怖
 
 
- 9 :DEMONOPHOBIA:2011/10/04(火) 12:19:16.02
ID:Le2pj94nP
- 人物
 那廻 早栗(以下サクリ)・・・今までの人生をずっと親に依存して生きてきたため。
 気弱な性格で、困難に直面するとすぐに現実から目を背けてしまいます。
 リース・・・この物語において、唯一の早栗の味方と呼べる存在です。
 直接早栗に手を貸すことこそ出来ませんが、助言を与えてくれます。
 
 1-2は特にストーリーらしいものはない
 1面
 迷宮で目が覚めたサクリ
 
 突如上下から襲いかかる歯付き触手
 VSレヴィアタン戦
 
 2面
 壁に打ち付けられた顔の皮、全身の皮、内臓、そして机の上にはその持ち主の亡骸が転がっている
 その凄惨な光景に嘔吐する
 何者かの気配を感じて机の下に潜るサクリ、そして斧を持った処刑人が現れる
 処刑人が去ったあと彼女は泣きながら逃げる
 
 突然通路が閉じこめられ背後零のように現れたボスとの戦闘
 VSサタン
- 14 :DEMONOPHOBIA:2011/10/04(火) 12:51:21.06
ID:Le2pj94nP
- 3面
 魔法陣のある部屋に入りもう帰りたい・・・と泣くサクリ
 目の前に現れる青いマントを付けた妖精(の様な生物?)リース、サクリはその姿に驚き怯えるが
 危害を加えるつもりはないと諭すリース、だが「嘘だ殺して食べる気なんだ」と怯え続けるサクリ
 しかしリースは帰る方法があると語りかけ、自分は殺すどころか何も出来ないと答える
 サクリはその言葉を信じることにする
 
 リース曰く外に出るにはサタンのような魔神7体を倒さなければならない
 臆病であり恐ろしい目に会い続けたサクリはもう嫌だ!と答えるが
 それに対し希望もなく野垂れ死ぬ姿を見ても気が滅入るだけだからさようならだと答えるリース
 涙ながらに外に出ようと努力する、だから1人にしないでと答えるサクリ
 リースも勇気を出さぬ限り死ぬしか道はない、君の助けになりたいと協力を申し出る
 別れ際に
 サクリ「最後に以前には帰れた人はいるの?」
 リース「・・・そうだな」
 
 円盤状の敵が吐く霧に指先があたり石化
 この状態で
 VSマモン
 
 でかい芋虫と遭遇
 VSベルフェルゴール
 
- 15 :DEMONOPHOBIA:2011/10/04(火) 12:51:52.29
ID:Le2pj94nP
- 4面
 「リースは迷宮から出る方法を知っている。でもまだ留まっているのは出られないからなの?
 あなたの願いは外に出ることなの?」と問いかける早栗に無言で答えるリース
 リースは出ることが出来ないが自分にはまだ希望があると奮い立たせ進むサクリ
 
 アスモダイのガスのせいで身体が熱くなるような体験をし、彼女は性的興奮を覚える
 それに耐えながら
 VSアスモダイ
 
 
 5面
 ベルフェルゴールを倒し次の階層へ移動するとそこは自分の家だった。
 台所から夕食の用意が出来たと呼ぶ母の声
 早栗は家に悪夢が終わり迷宮から出られたのだと台所の母の元へ進む
 出られないと言っていたリースのことを気がかりにしつつ帰れたのだ!と喜ぶサクリ
 
 しかし台所にあったものは地面に広がったおびただしい血液、胴を切り裂かれ内臓が溢れる死体
 そしてそれにむさぼり付く母だった
 話しかけるサクリ、しかし母は狂いだし妹を食べ残すなんてと襲いかかる
 外に出ると徘徊する怪物達
 サクリはまだ悪夢の中にいる
 
 サクリの部屋に行くと粘菌のようなものに覆われており
 粘菌の分裂したものを避けて行く
 VSベルゼバブ
 
- 16 :DEMONOPHOBIA:2011/10/04(火) 12:52:17.97
ID:Le2pj94nP
- 6面
 リースとの再開
 おかしくなってしまった母と肉塊になってしまった妹のことを嘆くサクリに
 あれは迷宮が見せた幻であり、帰れればあえる、最深部はもうすぐだと励ますリース
 手助けしてくれて有難うと答えるサクリ
 
 魔法陣の部屋を抜け新しい階層に進んだとたん通路がふさがり迫り来るルシフェル
 大きく振りかぶった斧がサクリに振り下ろされそうになったとき、サクリを救うリース
 一緒に帰ろう!と答えるサクリに「それはステキな思いつきだ。私の希望は君に託した。
 私の勇気に答えろ!この呪いに終止符を。」とつぶやき消滅。
 リースの青い布だけが残る。
 
 暗転
 目を覚ましリースの勇気に答えようと先に進むサクリ
 しかし気を失っていた彼女は何故か服を脱がされ全裸であることに気が付く
 目の前に現れるルシフェル
 逃げ出すサクリ、そして今までみていただけの影人が現れ、ルシフェルを阻む
 
 部屋に入ると襲いかかってくる
 VSルシファー
 
- 17 :DEMONOPHOBIA:2011/10/04(火) 12:53:41.90
ID:Le2pj94nP
- 7面
 リースとの再開
 あの程度の人形ではびくともしないと語る
 
 ようやくふざけた迷宮から出られると語る。一緒に帰れると喜ぶサクリ。
 しかし
 ・サクリがここから帰れるとは一言も言っていない。
 ・帰る方法はない。
 ・この世界には死はないおまえは死の苦しみを味わい続ける。
 ・私はここまでたどり着くのにお前の記憶を消し、バラバラになった肉体をなんども復元した。
 という衝撃の事実が語られる
 
 騙したんだ!私が出られるって嘘付いたんだ!と怒るサクリに
 お前の望みを叶えてやるためだ。
 
 実は
 ・サクリが召喚の儀式を遊びで行ったら偶然うまくいった
 ・この儀式は召喚師がリースを迷宮から外まで導くという方式
 ・前任者は何人も居たがリース召喚手前までたどり着いたのはサクリが初めてとのこと
 
 しかし怒るサクリはあなただけ出られるなんて許さない!私を騙して!あなたが許せない!
 それに対しどうしても邪魔をするというのなら肉片になっていてもらう!と
 VSリース
 
 
- 18 :DEMONOPHOBIA:2011/10/04(火) 12:54:17.74
ID:Le2pj94nP
- ココに居る権利も失った、と去るリース
 結局召喚は最後の最後で失敗し
 次の適合者が来るまでリースはまた封印されることになった
 
 ただしサクリも現世の世界での終わりが来るまで死ぬことは許されないし終わりが来るのかどうかわからない
 そしてこの世界の一年は現世の1秒を無限で割った時間であるため
 サクリはほぼ無限の時間この迷宮に独りぼっちで閉じこめられることになった
 またリースの制御が無くなったためリースが消していた今まで死んだときの痛みの記憶が蘇ることになり
 怪物から怯え続けなければならず
 ひとりなんていやだあああああああああああ
 家に帰してえええええ
 
 
 エンディングが流れ
 新しい召喚者がやってきて、同じように騙して現世への召喚を再び狙う様な雰囲気を臭わせて終了
 結局サクリは永遠の苦しみを味わうEND・・・
最終更新:2022年10月13日 15:34