108ゲーム好き名無しさん2019/04/15(月) 14:52:50.42ID:wNkRNjzC0
未解決にある『ランドストーカー~皇帝の財宝~』をいきます
人物紹介とOPから
【ライル】…………主人公。エルフのトレジャーハンター。
【フライデー】……メルカトル島出身の小悪魔族の女の子で、ライルのパートナーとなる。エケエケの実が大好物。
【メルカトル公爵】……メルカトル島の領主。領民には慕われているようだが怪しい。
【ロリア姫】………大陸から島へ音楽留学に来ている王女。メルカトルの町で行方不明になっている。
【キング・ノール】……かつて大陸を支配した暴君。破壊神ゴラを崇拝しており、莫大な財宝を何処かに隠したと云われている。
あの時、ノール王の財宝がメルカトル島にあるってことを知ってた私は財宝を狙う奴らに追われてたの。
そこをライルに助けてもらって、トレジャーハンターの彼とメルカトル島に行くことになったわけ。
(ライルは全財産を払って大陸から直ぐにメルカトル島に飛ぶ。ここまでOP)
さすがは航空便ね、私たちはすぐに島の遺跡に降り立ったわ。
でもライルったら大口叩いた割には間抜けでね……中で水流に飲まれて滝を真っ逆さま。
近くのマサンの村で助けられて、やっと目を覚ましたのよ。
そこでなんとか情報を集めるために、村の近くの洞窟に住んでる『滝つぼ老人』っていう物知りに聞いてみることにしたの。
どのみちグミっていうもう一つの獣人の村の人達がなぜか橋を落としてて、身動きは取れなかったしね。
(滝つぼの洞窟に行って老人アスラルに会う)
「遠い昔に噂くらいは聞いたことがあるのう……遥か昔ノール王の時代に、この小さな島に大勢の兵士達がやってきたという記録がある」
やっぱり財宝はこの島にありそうね……
村に帰ってみると、大変なことが起こっていたわ。
なんでも村の若者が橋を直した途端、グミの村の人達がやってきて村長の娘を攫っていったんだって。
怒って乗り込んで行った村の若者を追って私とライルもグミの村に向かったけど、
村ではすでに儀式が始まっていてファラは生贄として沼地の神殿に連れて行かれてしまったわ。
(沼地の神殿に行きオークキングを倒してファラを助ける)
ファラを助けてマサンに帰ると、マサンの村長はすごく感激して『赤のジュエル』をくれたの。
なんでも古い言い伝えでこのことは予言されていたんですって。
グミ族はモンスターに操られてたみたいだけど、今考えてみるとこれは破壊神が生きていたことの証だったのかもしれないわね……
私達は通れなくなってたグミの村の崖崩れを開通してもらって、灯台のあるリュマの町へと行ったわ。
そこでは盗賊団が幅を利かせていて、話し合いに行って捕われたままの町長たちを取り戻して欲しいって頼まれたの。
盗賊団も財宝を探していて何か手がかりを握っているらしかったから、私達も二つ返事で快諾したわ。
(岬の洞窟に行き町長達を救出し、ゴラの石版を入手)
盗賊団が持っていたゴラの石板には、『五つの玉を集めゴラの目に捧げよ』って書いてあったわ。
それに石板に描いてあった破壊神ゴラの絵と玉は、ちょうどメルカトル島の地図を模っていたの。
要するに島にある五つのジュエルを集めて目のある所に行けばいいってわけね。
助けた町長達からメルカトルの町に入れる通行証も貰ったし、残りジュエルもすぐに集まりそうね!
まあ私としては、もっと『実』のある物が欲しかったけど……
109ランドストーカー2019/04/15(月) 14:56:14.52ID:wNkRNjzC0
メルカトルの町に来たライルは色々あった末に剣の腕を見込まれて、城に招待されることになったの。
公爵自身も剣の達人らしいけど、招待客の中にはドラゴニュートの賞金稼ぎゼッドもいたわね。
ライルのような賞金首を放っておいて、ここに何をしにきたのかしら?
「最近この町の南の塔に住む魔導士ミルの様子がおかしいのだ。ミルは何十年か前から南の塔に住み着き、その魔法の力で
我々平和な民から財産を巻き上げてのうのうと暮らしてきたのだ。もちろん私も何度か兵を送ってミルを倒そうと考え悩んだ……
しかし決断のつかぬまま私はミルの要求通りの金貨を払ってきた。だがこれ以上ヤツを野放しにしておいてはこの町の財産が
ほとんど吸い取られてしまう……そこでそなたたちに頼みたい!ミルを打ち倒しこのメルカトルの町に真の平和をっ!
もちろんただでとは言わん!見事ミルを打ち倒した者には、この城に古くから伝わる紺碧の輝きを持つジュエルを用意しておる」
この公爵は怪しいところもあるけど……ミルもジュエルを持ってるみたいだし、一気に二つ手に入るんなら行かない手はないわね!
(ミルの塔に行き魔導士ミルを倒す)
けど肝心のミルを倒したら、その口から衝撃の事実が明らかになったのよ!
「ジュエルはやろう。だが貢ぎ物を取っているのはわしではなく……あの公爵だ!
あの公爵はわしの弟でな、大陸制覇の野望を抱き力を蓄えようとしていたのだ。そのためにはどんなあくどいことでも……
そんな弟にわしは常々意見をした。ヤツはそれが気に入らなくて私を亡き者にしようと企みおったのだ……
町の人に重い税金を払わせているのはヤツだ。わしはここでひっそりと暮らしておる……」
当然私達は、城に帰って公爵を問い質したわ。
でも結局は罠に嵌って、二つのジュエルを盗られた上に城の地下に落とされてしまったの。
欲をかいて易々と乗った私達が馬鹿だったわ!許せない!
城の地下と塔には、町で行方不明になってたロリア姫の一行も捕われていたの。
でも姫を助けようとした途端、あのゼッドが現れて攫っていってしまったわ。
どうやらゼッドは公爵の企みに勘付いていて、理由はよくわからないけど姫をおさえて公爵と取引しようとしてるみたい……
(城から脱出して町に戻る)
一方、町の方も騒然としていたわ。
公爵は財宝を追って船で町を出てしまっていて、しかも後を追えないように灯台まで壊していったの。
メルカトルの港の周辺は霧がすごくて、灯台がないととても船なんか出せないから。
(グリンメイズの森に行って太陽石を取ってくる)
船を出してもらって島の西部のバーラの町に着いたら、そこには老人くらいしかいなくなっていたわ。
なんでも先に着いていた公爵が、人々を鉱山に連れ去ってしまったそうよ。
(バーラの鉱山に入って町民を救出する)
鉱山で公爵を捕まえられるかと思ったけど、一足違いだったわ。
ジュエルの場所を知った公爵はさらに西のドワーフの村に行って、そこにあったジュエルを奪ってしまっていたの。
幸い?ドワーフにとって大事なのは花と種であって宝石じゃないから、ドワーフ達はそんなに気にしてなかったけどね。
まあたしかに、私もエケエケの実があれば幸せかな~
公爵は湖の神殿に行くのに筏を買い占めて行ったから、私たちはドワーフの村の危険な地下通路を通って追ったわ。
(村の地下通路を抜けて神殿までの道を開き、さらに湖の神殿に入ってついに公爵を追い詰める)
後がない公爵は自ら剣を取ってライルに向かってきたけど、いかに公爵でも私たちには敵わなかったわね。
けど降参した公爵が差し出す宝を受け取ろうとした途端、私たちはあのゼッドの奇襲を受けてやられたの。
なんとかミルがワープで助けてくれたおかげで命拾いはしたけど、甘かったわ!
「危ないところであったな……もうわかっていると思うが、奴はノール王の財宝を掘り出しその力で世界を征服しようとしておる。
さあ行くのだ!今まさに公爵は5つのジュエルを手に入れ財宝の隠された地下の王国へ旅立とうとしている……
山岳地帯に向かうのじゃ。その地よりノール王が財宝とともに眠るという地下の王国に通じる道が開かれるだろう!」
(ミルからアックスマジックをもらい、山岳地帯でゼッドと戦う)
「湖の神殿では悪かったな。ま、ありゃビジネスだからな。今度は正々堂々勝負だ!強いやつとやり合うのが俺の趣味なのさ」
ゼッドは空を飛べたけど、正面から戦えばライルに敵うわけがないわね。
「こ、これを持っていけ……公爵のいる所まで行けるはずだ……俺は大陸でまたあんたに挑戦するぜ……だから生きて帰ってこいよ!」
ゼッドは賞金稼ぎだから私達とは相容れないけど、根はいいやつなのかもね。
110ランドストーカー2019/04/15(月) 14:58:50.80ID:wNkRNjzC0
ゼッドのくれた『ゴラの目』を使うと、私たちはやっと最初に降り立ったあの遺跡に戻ることができたわ。
そこで公爵をまた追い詰めたけど、そこにはすでに5つのジュエルを収めた装置とあのロリア姫がいたの。
「さあロリア姫よ!おまえが幼き頃より覚えこまされた歌を歌うのだ!」
公爵に脅されたロリア姫が歌うと、装置が動いて公爵は消えて声だけが聞こえたわ。
「うわーはっはっはっ!ついにやったぞ!幻と言われていたノール王の財宝は誰にも渡さん!ぐわーはっはっはっ!」
後を追い掛けてきた従者さんたちに姫を渡してからすぐに後を追ったけど、着いた先は生気を失ったような人々が住む地下の町だったの。
「オレたちゃ永遠の命をもらったかわりに、ノール王の地下宮殿を造らされたんだ」
地下宮殿を造った人達が今も生きているってことは、もしかしてノール王自身も……
財宝のある地下宮殿までにはものすごい洞窟があって、門番もいたわ。
(地下大洞窟を抜けてさらに地下宮殿の奥の間へと進む)
ついに辿りついた宮殿の最奥には山のような財宝があったけど、そこに不気味な声がしたの。
「だ れ に も や ら ん だ れ に も や ら ん ぞ か が や く も の す べ て わ し の も の …」
(ノール王を倒す。『大いなる眠りの後 余は再びこの世界に降り立つ』との文言が宮殿にあるため、おそらく生きていたと思われる)
眠っていたともわからない正気を失ったノール王を倒すと、どこに隠れていたのか公爵がやってきたわ。
「いつの間にか追い越されていたようだねライルくん!だがね、これも一つの私の作戦なのだよ。この光り輝く財宝をみたまえ!
うわーはっはっ!ぐわーはっはっは!財宝は俺のものー!」
けど次の瞬間、財宝の山の中から巨大な竜が現れて公爵を消し炭にしたわ。
やっぱりいたのね、ノール王たちに不死の力を与えていた財宝の本当の番人・破壊神ゴラが……
(破壊神ゴラを倒す)
でも、苦労して追い求めた財宝は倒れたゴラとともに全て地の底に沈んでしまったの。
(以下ED)
「……じゃあ、あたしが財宝よりもっともっといいものをあげるわっ!」
(フライデーがハート型の軌跡を描いてライルの周りを飛ぶ)
「えへへ……どう?うれしい?」
「……さてと、気分をあらためて次なるお宝探しに行くかなっと!」
「……なによ!ライルの意地悪!大っ嫌い!あんたなんかあたしがいないと絶対すぐやられちゃうんだからっ!……死んじゃうんだからっ!」
「一緒に行くの?行かないの?」
「……行くもんっ!」
THE END
最終更新:2022年10月14日 10:34