俺がDarkest Dungeonの世界に転生した件

俺がDarkest Dungeonの世界に転生した件

part72-277~278


277俺がDarkest Dungeonの世界に転生した件2019/12/10(火) 22:11:40.52ID:8qSv73Of0
陰鬱でシビアなダンジョンRPG『ダーケストダンジョン』が
PRGツクールMVとコラボした記念として
RPGツクール開発部が作り
ニコニコ動画のサービスの一つ『RPGアツマール』で公開した
『俺がDarkest Dungeonの世界に転生した件』行きます。
簡素なシナリオなので2レスで。

現代日本の普通の学生が家に帰ると、古風な感じの封筒が届いていた。
「君にはダーケストダンジョンの世界へ行き、戦ってもらう」
これがダーケストダンジョンの公式なプロモーションだと思い、
こんな凝った手紙を送ってくるなんで気合入ってるなと関心しつつ
今日はもう遅いからと寝る事にした。

そして目が覚めると、ダーケストダンジョンの世界にいた。
しかもプレイヤーキャラとしてダンジョンに潜る必要があるようだ。

こう聞くと、ダーケストダンジョンに詳しい人は
HPと精神的HPといえるストレスの両方に気を配る必要があり
一度死んだら二度と復活できず
リセットして死ななかった事にも出来ないこの世界へ来たのは
絶望的な状況だと思うだろうが、
幸い彼は他の世界から来ているせいか事情が異なる。
HPがどれだけ攻撃を受けても絶対に1以下にならず、死なないのだ。
だが、HPが低下すればするほどストレスの増加が加速し、
味方があまりにストレスを受けすぎると冒険失敗として
引き返さなければいけないので完全無敵でもない。

とりあえず町を回り食料や、
レリック(ダンジョン内にある箱や死体といったイベント)
に対応するための道具を買うといった
本家ダーケストダンジョンの冒険者のような行動をした後、
4人パーティーでダンジョンに潜った。
ちなみに自分以外のメンバーも異世界から来た者たちだ。

 

278ゲーム好き名無しさん2019/12/10(火) 22:14:53.32ID:8qSv73Of0
ダンジョンに入ると、敵が襲ってくるだけでなく、
本家ダーケストダンジョンのように、歩くだけでストレスが溜まる。
それでも敵を倒しながら先へ進む異世界から来た冒険者たち。
(ちなみに戦闘システムは本家ダーケストダンジョンと同じ
最大4人の味方と敵が一列の陣形を組み、
自分や敵の場所によってスキルの発動が制限されるという
RPGツクールで作ったというのに中々凝ったシステムだ)

そしてボスの部屋の前にたどり着くと、
ちょうどよい寝床があるので食料をたっぷり食べて
HPとストレスを回復し、睡眠を取った後にボスに挑む。

なんとか勝った冒険者達は、一度ボスを倒せば元の世界へ帰れるようだ。
元の世界へ帰る前に何かお土産を持っていってほしいと言われたので
主人公は人数分の『回避の石』を頼み、
それらをみんなに渡しながら言った。
「元の世界へ戻ったら、日常的にそれを持ち歩きながら過ごそう。
そうすれば、この世界で戦ったみんなと再会できる日が来るかも知れない」
そして主人公たちは元の世界へ帰って行った。

目が覚めると、いつもの現代日本の自分の部屋のベッドの上。
変な夢を見たと思いつつ起き上がると、テーブルの上に回避の石が。
あれは本当の事だったのかと驚きつつ、
カバンに回避の石を付けて登校した。
そして教室に着くと、クラスメイト達も回避の石を持ってるではないか!
一緒に冒険した仲間達はクラスメイトだったのかと驚きつつも
互いに冒険の事を話し合ってると、担任の先生が来たので全員席に着く。
「なんだ、今日はみんな仲良く話しをしてるようだな。
ん、その石はダーケストダンジョンの回避の石のレプリカか?」
「先生もダーケストダンジョンをプレイしてるんですか?」
「ああ、最近ハマってな」
「でしたら、そのうち先生にも招待状が届くかも知れませんね…」
「???」
こうして、普通の学生の奇妙な冒険は無事に終わったのだった。

以上です。
私はダーケストダンジョンは動画やwikiで多少触れた位ですが、
RPGツクールでダーケストダンジョンのシステムを
手間ひまかけて再現したのは凄いと思います。
ダーケストダンジョンをやってみた方は、
一度やってみてはいかがでしょうか?
ご拝読いただき、ありがとうございました。
最終更新:2024年01月15日 23:31