FINAL FANTASY VIII (Part2? > 2)

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327 FFⅧ18 sage 04/04/29 17:53 ID:4VCkFuo4
スコールは隔離された一室にいた.
部屋が急に揺れ,下の階の独房を取り外して運ぶクレーンで,独房ごと上の階に運ばれる.
独房の動きが止まると扉が開きサイファーが現る.殴られて気絶してしまうスコール.
気絶してる間に,兵士たちに使われている獣人(ムンバ)がスコールを拷問台まで運ぶ.

サイファーはSeeDとは何か聞きだすため,拷問を始める
拷問中,憧れていた魔女になれたと話す.
あっさり気絶するスコールに対して「俺をがっかりさせるな」

目が覚めたスコールに,拷問を続けるサイファーの元に伝令兵が来て
ガーデンへミサイル攻撃が行なわれることを伝える.
サイファーはそれを聞くと,所長に後は任せたといい去っていく.
後を任された所長がSeeDとは?という問いをスコールに続ける.
質問の意味がわからず,分らないと答えるが,拷問が激しくなり完全に気を失ってしまう.
所長はムンバに,スコールを独房に戻せと命令し,部屋を出て行く.
命令された数匹のムンバは,
「ラグナ ラグナ」とスコールを見て呼び始め,拷問台からスコールを降ろす.

訳もわからず拷問部屋で休んでいると,ゼル,キスティス,セルフィが部屋に入ってくる.
ゼルから武器を受け取り脱出方法を考えていると,ゼルがウォードの時にみた
クレーンで下の階へ移動することに.
操作するのには一人が制御パネルを操作しなければならなず,
ゼルが制御パネルがある上階に移動する.
クレーンを使い下の階にいき,近くにある扉を開けるが砂が邪魔して進めなかった.
どうやら砂に埋もれているのでは?と話していると,上の階から銃声が聞こえてくる.

スコール達が下にいっている間ゼルは見つかってしまい,追いかけられ,
所長に危うく撃たれそうなっていた.間一髪スコールが所長を倒し,ゼルと合流する.
すぐにキスティス,セルフィとも合流するが,銃撃が激しく身動きが取れずに.
その場にアーヴァイン,リノアが助けに来て,アーヴァインの銃によって状況は打開.

リノアはカーウェイによって,一人だけ刑務所から助けだされようとした.
その助ける役目をアーヴァインが受け,リノアだけ助けようとしていたが,
リノアの説得(脅迫?)によって助けに戻ってくる.

話していると敵が集まってきてしまう.先に逃げようとしたアーヴァインが名誉挽回と
スコール,リノア,(他一名)を上の階に先に行かせる.
残ったアーヴァイン達は,下の階からクレーンで一気に上の階に上がることにする.
上の階で警備兵を倒し,クレーンの操作をしてアーヴァインを待つスコール達,
隣の建物に行ける橋を発見する.橋を渡っている途中,
刑務所がネジのような構造をしており,自分達が頭の部分にいることを知る.
橋を渡り終えようとしたとき,突然刑務所が地中に埋まり始める.

なんとか地中に巻き込まれずにすみ,アーヴァイン達とも合流するスコール.
刑務所下部が地中に埋まることにより,上部にいたスコール達は脱出できるように.
カーゴ(自動車)を奪って刑務所を後にする.


328 FFⅧ19 sage 04/04/29 17:55 ID:4VCkFuo4
ミサイル基地が遠方に見える道の途中で,トラビア,バラムガーデンがミサイル攻撃されると
アーヴァインが皆に知らせるが,その話をしている最中,無常にもミサイル基地から
ミサイルが発射されてしまう.
トラビア,バラムの順に攻撃が行なわれるというアーヴァイン.
トラビアガーデンの出身者セルフィは,落ち込みもせず,
バラムガーデンへの攻撃を阻止すべくミサイル基地に向かうという.
スコールはミサイル攻撃があることをバラムガーデンへ伝えるため,
スコール班,セルフィ班の二手に別れそれぞれの目的地に向かった.

ガルバディア兵の制服,カーゴでまんまとミサイル基地に潜入したセルフィ班
電力室に入り込み,電力装置を停止.コントロールパネルをいじくり,
ミサイルの着弾修正をするなどの妨害工作をする.
自爆装置を作動させて脱出を試みようとするが,出口を目の前にして
ミサイルが発射されてしまい,そして巨大なガードロボット(BGH251F2)に
出口をふさがれてしまう.
ガードロボットを倒すも,頑丈な機体に出口は塞がれたまま,基地は爆発.

スコール班がバラムガーデンに到着すると,マスター派とシド派に分かれて
学園内で対立が起きており,学園は騒然としていた.

ロビーで風神,雷神にミサイルが近づいていることを伝え,シドを探しに.
シド派を指揮しているシュウに会い,シドの待つ学園長室へ.
シドはスコール達に,シュウ,雷神,風神と共に,皆に避難するよう伝えながら
逃げるよう指示するが,スコールは,シドがしようとすることを,変わりに俺がやるという.
なぜやりたいのか?というシドの質問に対し,
ガーデンが大切な場所,自分にとって必要な場所.色々思いを馳せるが,結局
「…俺の気持ちなんて関係ないと思います」という.
シドには
「キスティス君の報告どおり,思いを伝えるのが苦手なようですね」
と言われてしまう.

シドのしようとしたことは,過去にシェルターであったガーデンの機能
(どんな機能か不明)を使いミサイルを防ごうというものだった.
スコール班はその機能を動かすため,ガーデン内のMD層最深部へと向かう.

途中エレベーターの停止や,MD層に巣くうモンスター(オイルジッパー)に
襲われるなどアクシデントがあったが,MD層最深部へとたどり着く.
MD層最深部には巨大なエンジンの様なモノと,それを操作するパネルがあったが
操作の仕方がわからず適当にスイッチを押す.
しばらくすると目の前の巨大な機械が回転しはじめ,いつのまにかスコール達は
操作パネルごとシドのいる学園長室まで運ばれる.
それと同時にガーデン全体が動き出し浮上,ミサイルを避け移動を開始する.



329 FFⅧ20 sage 04/04/29 17:57 ID:4VCkFuo4
驚きの機能に動揺をしていた面々だったが,シドに頼まれスコール達は
学園内がどうなったか見に行くことに.
学園内の騒動はミサイル,学園移動である程度収まっていた.
しばらく見て回っているとシドから呼び出しがかかる.
行って見ると動かし方がわからず,とまどうシド
「バラムの街につっこんでしまう,スコール,どうにかしてくれ」
なんで俺が…っと,とりあえず操作パネルをめちゃくちゃ押すと
ガーデンは旋回をはじめ,海に突っ込みなんとか動きが止まる.
マスター派が放ったモンスターを一掃し,部屋でセルフィ班のこと,魔女のこと,
サイファーのこと等,色々考えているうちに眠りについてしまう.

起きて学園内をぶらぶらしているところ,ホールでガーデン教師に,
マスター様が呼んでいると伝えられる.
マスターノーグがいるマスター室にエレベータで行くと,シドがノーグに対して
何か相談し,追い返されるところだった.シドはノーグが金の事しか考えない奴だと,
後悔しながらマスター室を後にしていった.

入れ替わりで入ってきたスコール達がみたのは,巨大な機械に包まれた,人間ではない
生き物.この生き物こそがガーデンの経営者ノーグ.
ノーグは魔女のことについて報告を求めてきたので,
シドの命令どおりガーデン同士で協力して,魔女の暗殺を遂行,失敗したと報告をする.
「協力?オマエラ,だまされた」怒るノーグ,
ガルバディアガーデンのマスター,ドドンナは,ノーグの手下で
ガルバディアガーデンだけで魔女の暗殺するはずだった.
しかしドドンナは,いざというときバラムガーデンの命令と示すために,
スコール達を協力させ,バラムガーデンを一枚噛ませる形をとっていた.
作戦は失敗し,予想通り魔女の矛先はバラムガーデンに.
さきほどの学園内紛争は,魔女の怒りを静めるために,SeeDの首をささげようと
ノーグが考え,SeeDと一緒にシドも魔女に差し出そうとしていたため
起こった争いであった.ガーデンは私のものというノーグに対し,違うというスコール.
「では誰のものだ?シドと魔女,あの夫婦のものか?!」と怒る.
ガーデンを乗っ取られると思いノーグは,スコール達を奴らの手先か!ゆるせん!と,
襲ってくる.襲ってきたノーグを退けると,ノーグは巨大な繭な様なモノに包まれてしまう.
わからないことだらけになり,とりあえずシドに話を聞きに.

保健室にいたシドにSeeDは魔女を倒すためのもの,イデアはシドの妻であり,
SeeDを考えた本人であること,ノーグはシュミ族という種族で,
昔,ガーデンの資金繰りで意気投合.ガーデンの経営を共にし,ノーグのアイディアで
莫大な金が入ってくるようになったが,ガーデンの本来の意味は薄れていったこと話す.



330 FFⅧ21 sage 04/04/29 18:02 ID:4VCkFuo4
話を聞き終え,漂流状態のガーデンをどうにかする手段を探していたところ,
ホールでシュウに,白い船が近づいて来ていることを知らされる.
外に出て見ると既に船は着いており,魔女イデアのSeeDと名乗る白い服の三人がいた.
彼らに戦意はなく,シドにエルオーネを引き取りに来たと言う.
スコールはシドに命じられ,学園内にいるエルオーネを探しに.

図書室でエルオーネをみつけるが,その姿は既に成人した女性であった.
ラグナについて聞いて見るが,上手く説明できないといわれる.
唯一つあれは「過去」であると教えられる.
過去を変えるために,スコールをあっちの世界に送っていたのがエルオーネと知ると
「なぜ俺なんだ!俺は俺のことで手一杯だ!」と言うが,エルオーネに謝られてしまう.
どうしていいか分からずうなだれるスコール.その様子を見てエルオーネは
「頼れるのは,あなたたちだけなの」とささやき,迎えにきたシュウと図書室を出て行く.

どうして人は人を頼るのか,自分は今まで人に頼らず生きてきた,
子供のころはいろんな人に頼ってきてけど…,今は一人で生きていける…,
いや,何も知らずに混乱している.誰にも頼られず生きて行きたい.
どうしたらいいんだ?誰か教えてくれ.誰か?結局俺も頼るのか.

夢?雨の中佇み,「…・おねいちゃん」とつぶやく少年
「ぼく頑張ってるんだよ,おねいちゃんいなくても大丈夫だよ,
なんでも一人で出来るようになるよ…」

スコールの部屋に入ってきたメンバーが,スコールを励ますが,
スコールは自分はそんな落ち込んでるように見えるのか?と思う.
気分を紛らわすため自室からでると,館内放送が入る.と同時にどこかにぶつかったのか
ガーデン全体が揺れ,スコールはシドに学園長室まで来なさいと呼び出される.
シドから,ぶつかったフィッシャーマンズホライズン(以後F.H)という
海上都市に赴き,謝罪と,こちらには敵意がないことを伝えてきて欲しいといわれる.

F.Hの長であるドープ駅長と話すが,暴力は暴力を産む,早く出て行ってくれと言われる.
ガーデンが動かせない状況を知ると,ドープは技術者を派遣するという.
決定権がないスコール達は一度ガーデンに戻ろうとするが,
タイミング悪くガルバディア兵がF.Hに攻め込み始める.
話し合いをするためガルバディア兵の所へ向かうと言うドープ.

ドープを追って,街の広場についたところ,ドープはガルバディア兵とすでに話していた.
ガルバディア兵達の目的はエルオーネで,いてもいなくても,
街に火を付けるといわれていた.見ていられず助けに入るスコール達,
ガルバディア兵,応援要請で来た巨大なガードロボット(BGH251F2)を倒す.
ガードロボットを倒すと,中からセルフィ班が出てくる.
無事で良かったと安堵するスコール.
「おかえり,セルフィ」他の二人にも
「また会えて…良かった」

とりあえずスコール以外メンバーはガーデンに戻ることに


331 FFⅧ22 sage 04/04/29 18:03 ID:4VCkFuo4
スコールがガーデンに戻る途中,セルフィを元気付けて欲しいと言うアーヴァインと合流する.
学園祭で用意したステージが今までの騒動でぐちゃぐちゃになってしまっていた.
F.Hの技術者に頼んで見ると約束し,アーヴァインに落ち込むセルフィを任せることに.

シドに呼び出され,ガルバディアがエルオーネをさがしていたこと,
街に火をつけようとしたことを報告すると,シドは腹を決め,
復旧作業終了後ガーデンは魔女討伐の移動基地とする考えを放送.
今後のリーダーをスコールにと言う.
魔女討伐はあなたの運命と言われ,スコールは
「俺の人生が最初から決まってたみたいに言わないでくれ!」と反抗する.

SeeDをやめない限りしなければならない,SeeDをやめる?考えたたくもない,パス.
学園長の言う通りにするしかない.バトルはともかく他人の面倒をみるのが…
さっさと魔女を倒すしかない.魔女って学園長の奥さんだろ?
そんな命令出さなければいけない,どんな気持ちなんだろう.

いいかげん考えるのも飽き,スコールが自室から出ると,廊下でリノアに,
コンサートへ一緒にいこうと誘われ,一緒にコンサートに行くことに.
スコールのリーダー就任祝いに演奏をプレゼントという話になり,
セルフィ,アーヴァイン,キスティス,ゼルが演奏をし,リノアが元気付ける
ことになっていた.

コンサートでは皆を代表してスコールを励ますリノア
「一人じゃ答えがでなかったらなんでもいいから私たちに話して」
スコールは,人はいつか離れる時が来る,頼ることに慣れると大変だ…
一人になる寂しさを感じるなら,最初から一人がいい.っと考えていた.
「いい夜に,いい音楽,隣にはカッコイイ男の子,その人は私が言ったことに対して
深く考えている彼,何も言わないけど私にはわかるんだ,私たちの提案どうかな?」
「みんなの考えはわかった,でも…」
「『でも』はいらないの,みんなで一緒にいられるのも今だけかもしれないでしょ?
せっかく一緒なんだからたっくさんお話した方がいいと思うんだ」
「今だけか.…明日いなくなるかもしれない仲間なんていらない」
「なんでも悪く考えちゃうんだね.未来の保証なんて誰にも出来ないよ.
だから,い・ま・なの.みんながしたいことは,スコールの力になりたいってこと.
みんなスコールが好きなんだよ.スコールと一緒に頑張りたいんだよ」
「俺と一緒に…」
「スコールはそのことだけ覚えといて.一人じゃどうしようもなくなったときに
思い出して.みんな待ってるから.保証はないけど,明日とか明後日とかは
すぐにいなくなったりしないよ.スコールがしたいことって何?今とか将来とか」
…わからないんだよな
「悪いな,そういう話ならパスだ.あんたはどうなんだ?」
「遠い将来の話は…私もパス.よくわからないの.今は…こうしていたいな」

コンサートも終わり,部屋に戻ったスコール,
前にみた夢?雨の中を佇む少年
「…おねいちゃん,ぼく…ひとりぼっちだよ.でも…がんばってるんだよ.
おねいちゃんいなくても大丈夫だよ.なんでも一人で出来るようになるよ.」

呼び出しの放送で目が覚めるスコール.
学園長室(ブリッジ)で待っていたのはシュウ,キャスティス,ニーダ
ガーデンの修理が終わり,ガーデンの操縦を担当することになったと
ニーダ(SeeD試験でスコール達と一緒に認定書を受け取った生徒)が挨拶をする.
次の目的地として,バラムガーデンが動き出した直後,ぶつかりそうになった
バラムへ向かうことに.


332 FFⅧ23 sage 04/04/29 18:06 ID:4VCkFuo4
バラムにはガルバディアガーデンが接岸していた.
バラムは魔女によって制圧され,封鎖状態だった.
入口を封鎖しているガルバディア兵士にエルオーネの名前を出し
上手い事中に入ることに成功する.

街の中はガルバディア兵が徘徊しており,
ゼルは家に帰るとゼルの母(ディン母さん)が奥の部屋にいる
ディン母さんの話によると,ガルバディア軍の中に魔女らしき人物がいるというが
聞いて見ると,風神だということがわかる.
ゼルは追い出してやるといきり立つが,スコールはサイファーが来ているか気にしていた.

ガルバディアの司令官に会いにホテルへ行くが,エルオーネの情報をガセネタと疑い
警備しているガルバディア兵は,指揮官に指示を受けろと言い,通してくれない.
港にいた探索犬を使い街の中を探し,犬を追っていくと駅に行き,汽車の中に.
何かがぶつかる音がした後,犬に追われた指揮官(雷神)が飛び出してくる.
犬に追われた雷神を追っていくと,ホテルに到着.

ホテルに着くと,さぼっていたことを司令官(風神)に怒られ,殴られ外に出た
雷神が必死に言い訳をしていた.そんな雷神にバラムを解放しにきたと言うと,
「サイファーにスコール達が来たら,ひねってやれって言われてるもんよ」と戦闘に突入
雷神を倒し,ホテルにいる風神と話すが引いてくれず,
速攻で復活した雷神と共に戦いを挑んでくる.

戦闘終了後,スコールは風神,雷神にもう手を引け,ガーデン内の喧嘩とは違うと言うが
雷神は
「サイファーに仲間は俺たちしかいないもんよ」決意は固く,
「もう話すのつらいもんよ」
「泣言禁止!」と風神に蹴られ,風神と共にバラムから出て行く.

ガーデンに戻り,キスティスと次の目的地を決めようとしていたところ
セルフィが来て,トラビアガーデンにいってみない?と言う.
ミサイル攻撃のこともあるので,トラビアガーデンに向かうことに.

トラビアガーデンにつくと,ミサイル攻撃が直撃しており
ガーデンは完全に破壊されていた.



333 FFⅧ24 sage 04/04/29 18:09 ID:4VCkFuo4
壊れた運動場で話すスコール達
セルフィは絶対仇をとると意気込むが,
リノアバトルしなくちゃだめなのかな?と皆に問いかける.
スコールが,レジスタンスとして武器を取ってきたのにどうしたんだ?と聞くと
恐くなってきた.私が追いついたとき,みんなが倒れていないか.
みんな一緒に帰れるだろうか.感じている不安を話すリノア
「分かるよ、リノア。誰かいなくなるかもしれない。好きな相手が自分の前から
消えるかもしれない。そう考えながら暮らすのってツライんだよね~。
…だから僕は戦うんだ」共感する部分,自分の考えを語るアーヴァイン
昔孤児院にいたことを話し始める.

話を聞いていると,セルフィが質問をする.
「それ石の家?」
「そうだよ~」
元気なセフィと,えばりんぼのキスティス
そこにはゼル,そして夢で見た少年(スコール)もいた
アーヴァイン,セルフィ,キスティス,ゼル,スコール,それぞれが同じ孤児院に
いたことを思い出す.そしてサイファーがいたことも.
いつも「おねいちゃん」を待っていたスコール,おねいちゃんがエルオーネだと
いうことも思い出す.

5歳でガーデンに引き取られたスコール,いつもサイファーと喧嘩していて
キスティスにとめられていた.
キスティスがいつもスコールが気になっていたのは,子供のころの姉のような気持ちが
残っているのが原因だった.なぜアーヴァイン以外忘れていたのか?
「G.Fを使う代償では?」
アーヴァインだけが,最近までG.Fをジャンクションしていなかった.

話していくうちに,孤児院にいたまませんせいが,誰かに似ていることを思い出す
まませんせいの名前はイデア・クレイマー,魔女イデア.

スコールが今の考えを話す
ここで,まませんせいがなぜ魔女イデアなのか考えても仕方がない.
アーヴァインが言いたかったこと.リノアの気持ちもわかる.
自分だ選んだ道を進む,みんなと少しでも一緒にいたいから.
戦うことでしかみんなを守れない,それでも一緒に行くか?
頷くリノア

過去に何があったか,それがわかっても今が変わるわけじゃない,でも何があったか知りたい
スコール達は孤児院(イデアの家)に向かうことに.


334 FFⅧ25 sage 04/04/29 18:15 ID:4VCkFuo4
灯台が見える海岸,イデアの家に行く途中,近くの森にガルバディアガーデンが来ていた.

ガルバディアを発見したニーダ,スコールは戦闘準備があることを放送し校内の様子を見に.
校内は戦闘の準備が始まっており,準備をしてない生徒に戦闘の準備を促しながら
敵の進入の可能性がある中庭へ.中庭ではゼルが生徒達を指揮していた.
なぜかスコールの指輪を貸して欲しいという.貸すくらいならいいか,と貸すことに.
そこにリノアが来てゼルと合流.
校内放送でニーダに呼ばれ,ブリッジへ向かうスコール.

ブリッジに着くと,正面から突っ込んでくるガルバディアガーデン,それに対しスコールもニーダに
「まっすぐすすめ!」
ガーデン同士が衝突する.
衝突と共にサイファーの指示で敵の第一陣(バイク隊)がカタパルト状のものを使い
一気にバラムガーデンに侵入.バイク隊を筆頭に次々と敵がバラムガーデンに入ってくる.

敵を向かい撃つためゼル達は中庭を通り校庭へ向かう.
途中ゼルはスコールから借りた指輪をリノアへ渡す.
そのまま奥へと進むが,二度目のガーデン同士の衝突で校庭の一部が破損,
その一部と一緒にリノアも落ちてしまう.途中の出っ張りにつかまり助かったリノアだが,
助ける道具がないためゼル達は道具をさがしに戻ることに.

ゼル達は正面に向かうスコールをつかまえ,リノアが校庭から落ちそうになっていることを
伝えるが,それと同時に年少クラスがいる教室が襲われているという放送が流れる.
迷いながらもメンバーを3班に分け,ゼルにリノアの救出,正面をシュウ達に任せ,
教室へと向かうスコール.

教室につくと同時に外から窓を破りガルバディア兵が入ってくる.
入ってきたガルバディア兵を倒すと
「スコール,ブリッジに来てくれ,カドワキ先生もいる」とニーダが放送をする.
ブリッジにつくと,カドワキ先生に状況を聞かれ状況を答える.
「第一波,第二波を食い止めたと思うが,もう一波きたら…」
正面の守っていたメンバーも来るが,なんとか食い止めている状態と伝える.
もうこちらから乗り込んで攻めるしかない,という結論に至り,ガーデンをぶつけ
乗り込むことに.
作戦が決定するとゼルもブリッジに来る.
校庭へいく途中の道を封鎖され,リノアを助けに行けない.屋根を伝っていくか,
空でも飛ばない限りリノアのところにいくのは無理とスコールに伝える.

諦めかけるスコールに,アーヴァインは
「あんたの気持ちも事情もどうでもいい,リノアを助けろ」
皆からもリノアを助けてと言われる.


335 FFⅧ26 sage 04/04/29 18:17 ID:4VCkFuo4
ここに一つ仕事が残っている,皆に放送をしてやってくれ.
カドワキ先生に言われ放送をするスコール.
「こちらスコール,みんな勝利のために力を貸してくれ,敵の部隊が来る前に
こちらから迎え撃つ.ガーデンをぶつけるつもりだ.道が開いたらアーヴァイン達
先発隊が乗り込む.力が残っている生徒は先発隊をサポートに回ってくれ.
SeeDは魔女を倒すために作られたそうだ,だからこれが本当の戦いだ.…だから
みんなに悔いを残して欲しくない,みんな残っている力を全部俺に貸してくれ」
放送が終え,ニーダがガーデンをぶつける.
アーヴァイン達はガルバディアガーデンに乗り込み.
スコールはリノアの救出に向かうことに.

スコールがエレベータで二階に降りると,年少クラスの子が一人いないと,
倒れている生徒に言われる.
いなくなっていた生徒は廊下の奥におり,動けるようなので戻るように促す.
見送っていると突然外へと続く扉が開き,空中戦用の機械に乗り込んだガルバディア兵が
一機突っ込んでくる.
不意をつかれ,吹っ飛ばされるスコール.立ち上がり,近くの非常口から敵と共に空中へ.
なんとか敵を落とし空中戦用の機械を奪い,スコールはリノアを救出.
助けたリノアと共にガーデン生徒,ガルバディア兵が入り乱れて戦う横をかけぬけ,
ガルバディアガーデン出入口へ辿り着く.

リノアは出入口でスコールに助けてくれたお礼言う.そして
「わたし,あそこで落ちるわけにはいかなかった」
落ちられない理由が指輪を預かっていること,それをスコールに伝える.
指輪に彫られた動物が何かという質問に,ライオンと答えるスコール.
「ゼルが同じ指輪作ってくれるんだ,そしたら私もライオンみたいに
強くなれるかな?でも,同じ指輪してたら誤解されちゃうね」
「誤解されたいように見えるんだが」
「そんなことないよ」嬉しそうに答えるリノア.
ガルバディアガーデンに入る二人.

中に入るとアーヴァイン達が待っていた.
この先に魔女がいるみたいというアーヴァイン.
「この先にいるのは『敵』だ.『敵』の名前なんて忘れてしまえ.敵のこととか
事情とか,考えながら戦えるほど俺は強くない.『敵』は戦うことを選んだから
俺たちの『敵』になった」皆に言うスコール.途中で自分が迷ってるのか?と思い,
もう俺の話しなんていいだろうと切り出すが,リノアは
「聞きたい,スコールが考えていることもっと聞きたい」
「終わってからにしよう.聞きたかったら…生き残れ」


336 FFⅧ27 sage 04/04/29 18:19 ID:4VCkFuo4
魔女イデアの元に向かう途中,廊下で風神,雷神にサイファーのことを頼まれる.
ガルバディアガーデン内の敵を倒しつつ,なんとかサイファー,イデアの元に着く
スコール達.サイファーも過去を思い出しており,まませんせいのことを話しだす.
動揺させようとするが,スコールは
「お前たちは敵だ,敵が何を言おうと届かない,モンスターと同じだ.」と答える.
「俺は魔女イデアの騎士,群れて襲いくるモンスター,そりゃお前達だ」
戦いを挑んできたサイファーを倒すと奥に座っていたイデアが立ち上がる.
「…役たたずめ」そういい残し下の階にある大講堂へ消えていく.
後を追うスコール達

講堂に着くと上から降り立つイデア,
「おまえが伝説のSeeDだったのか」不可思議なことを言う
「SeeDなど消してしまえ!」さきほど倒したサイファーと共に
スコール達に襲いかかってくる.

イデアの前に立ち塞がるサイファー,そしてイデアを倒す.
イデアを倒すとまばゆい光を放ち,スコール達は動けなくなってしまう.
擦れる視界の中,リノアがフラフラと歩き出しサイファーに覆いかぶさる.
するとサイファーが立ち上がり,その場を去っていく.

サイファーが立ち去ると,リノアは倒れこんでしまう.
一人がかけよってリノアの様子をみてると,イデアが立ち上がり
スコール,キスティス,セルフィ,アーヴァイン,ゼルと呼びかけてくる.
「…大きくなりましたね.…強くなりましたね.この日を待っていました
この日を恐れていました.今日は善き日ですか?今日は忌まわしき日ですか?
エルオーネは!?私はエルオーネは守りましたか!?」
わからない…スコールが思っていると,リノアに駆け寄っていたメンバーが
突然スコールのことを呼ぶ
「リノアが…」

一人で部屋で悩むスコール
終わったのか?終わったのは…リノアの…

スコールが保健室で寝ているリノアを見ていると,
魔女イデア,まませんせいがイデアの家に戻っていると,放送が流れる.



337 FFⅧ28 sage 04/04/29 18:21 ID:4VCkFuo4
イデアの家につき中に入ると,そこにはシドがいた
「あはは…怒っていますか?私は…偉そうなこと言い続けていざと言うときに
逃げ出したわけですからね.君達の敗北は君達を失うこと,君達の勝利は妻を失うこと
どちらも耐えられそうもありませんでした.私はいいです,ただ,
イデアは許してください…」

奥にはイデアがいた
「私を許してください,本当の子供のように思って育ててきたあなたたちを私は」
俺たちも同じだから,まませんせいと知っていて戦ったというスコール
イデアは今までのことを話す.

「私は今まで乗っ取られていました,私を支配していたのは魔女アルティミシア
アルティミシアは未来の魔女で,遠い未来の魔女です.目的はエルオーネを
見つけ出すこと,エルオーネの力を求めていました.アルティミシアから
エルオーネを守るためには私自身が体を明け渡さなければならず,
ガルバディアに現れたのはアルティミシアに屈した私の抜け殻でした
アルティミシアはまだ目的をはたしていません,だからまた私の体を使うでしょう
今度は私も抵抗するつもりです.でも…それでもだめだったら…
あなたたちと再び戦うことになるでしょう.頼みましたよSeeD達.」

あなたたちは魔女アデルを知っていますか?アデルのことを聞くイデアに,スコールは
魔女戦争の時,エスタを支配していた魔女,現在行方不明…そう習いましたと答える.

「ガルバディアの人々は私が魔女アデルの力を引き継いだ現在の魔女だと思っていたようです
でも私は違います.わたしは5歳くらいの時に先代の魔女から力を引き継いで
魔女になったのです.魔女アデルは生きていて,イデアの体からでたアルティミシアは,
アデルの体を使うのではないか.アデルとアルティミシアの力と怒りが入り込んだら,
その恐怖はどれほどのものか.」

リノアに何があったのか聞くスコール,イデアにもわからないという
リノアのことに拘るスコールを見て,指揮官としての態度をシドに注意をされてしまう.
やり場のない怒りをもつスコール

イデアはアルティミシアの目的を話す
アルティミシアの目的はエルオーネ
アルティミシアはこの時代よりさらに過去に意識を送り
過去でアルティミシアは時間圧縮を行なおうとしていた.
時間魔法は時間魔法の一つ.過去現在未来が圧縮される.

始めてあったのはSeeDになた夜.再開はティンバーだったな
最初は言い合いばかり.でも,だんだん変わってきた
ふと気がつくとあんたは俺の方を見ていた.
目があうと微笑んだ.穏やか気持ちになった.
リノア…俺には,もうチャンスはないのかな.

全然聞いてないスコールを呼びかけるメンバー
スコールは,要するにエルオーネをアルティミシアに渡さなければ
いいんだろう,と言いガーデンに戻る.


338 FFⅧ29 sage 04/04/29 18:23 ID:4VCkFuo4
ガーデンに戻り放送で,聞いてきた事,今の状況を話し,今後はエルオーネを保護する.
イデアはもう敵ではないことを伝え,放送を終える.

リノアが気になり保健室へ見に行くスコール
冷たくなってしまったリノア.
何も出来ない自分に絶望を感じていると意識を失ってしまう

気がつくと雪山にいるラグナとキロス
金がなくなったラグナは役者の仕事をしていた
映画の内容はドラゴンから魔女を守る騎士の物語
休みのドラゴンの役者に変わり,キロスがドラゴンの役をやることに
キロス以外が用意できたため,ラグナ,魔女役,監督は撮影場所に… 
ラグナが移動したあと,何かを見たキロスの叫び声がこだまする.

撮影も順調に進み,ドラゴン登場のシーンがくる
異常にリアルな動き,心なしか大きくなったぬいぐるみを見ながら,監督べた褒め
ラグナはキロスの気合の入りように感心しながら,剣を構える(サイファーと同じ構え)が
「って,これ本物じゃねぇか!!」
それを聞いた監督,魔女役,
「騎士さんあとは頼みましたよ~」その場を後に残されたラグナ,
持っていたガンブレードで隙を作り逃げるも,追いつかれてしまう.
キロスはどこいった~っ,叫ぶと
「呼んだかねラグナくん」颯爽と登場.ラグナに武器を渡し
目の前のドラゴン(ルブルムドラゴン)を倒す.が
次から次へと敵が現れ結局退却することに.

暗くなり「接続が切れないわ」
眠っているので力を上手く制御できない,というエルオーネ.

ラグナに戻り,イデアの家の前でまませんせいと話すラグナ
「やっぱり,ここにはいないよな~」
エスタ兵に誘拐されたエルオーネをさがして,イデアの家にきているようだった

再び暗くなる
「過去は変えられないよ.私,やっとわかった.私がエスタにさらわれたときに
ラグナおじさんは旅に出た…でも,そのせいで,レインが死んじゃうときに
ラグナおじさんはそばにいられなかった.レインは産まれたばかりの赤ちゃんを
ラグナに見せたがっていた…レインはラグナ,ラグナって呼んでた.
だから,何があっても村にいるように…でもダメだった.もうあの瞬間には戻れない…
それに,私,会ったことのある人の中しか,あなたたちを送り込めないの
ごめんスコール,接続切れそうなの」

接続が切れ,スコールの意識はリノアが眠る保健室に戻る.
エルオーネに向かって,リノアがこうなった瞬間に送ってくれと頼むが声は届かず.
エルオーネのいる白い船,イデアのSeeDの船に向かうことにする.
イデアの船ということで,イデアに場所を聞きにいき,
だいたいの居場所と手紙を受け取る.


339 FFⅧ30 sage 04/04/29 18:27 ID:4VCkFuo4
白い船につくと白いSeeDのリーダーがエルオーネはここにいないと言い,船内に戻ってしまう.
船内には保護されていたワッツとゾーンがいた.
ゾーンはリノアの容態を聞くと最初は怒るが,エルオーネのことを聞き
スコールにリノアのことを頼みこみ船の奥に行く.
残ったワッツにエルオーネのことを聞くと,エスタ兵が迎えに来て,船を降りたと教えてくれる.

キャビンにいるリーダーにイデアからの手紙を渡すと,まま先生の字だという.
彼らもまた,まま先生に育てられ,訓練を受けていた.
まま先生を元に戻したことを知り,スコール達に礼を述べたあと
エルオーネがどこに行ったのか詳しい経緯を話し始める

F.Hでエルオーネを預かったのはいいが,途中でガルバディアに見つかり追い回される.
追われているとエスタの船が現れガルバディアと戦闘に.その戦闘に巻き込まれる中
エスタの船が横付けし,こちらに避難するように申し出てきた.しかし信用が出来ないと断る.
諦めてエスタの船が離れようとしたとき,エルオーネが突然何かを叫び,
エスタの船に飛び移ってしまった.全然エルオーネらしくない行動だった.
激しくなっていく戦闘からエスタの船は逃げるように去っていた.

話を聞き,ガーデンのブリッジに戻ったスコール達.
次の目的地はエスタと決める.

エスタに行く唯一の道は海上都市F.Hから延びる長い一本の橋
F.Hにつくと,スコールは保健室にいるリノアを背負い
仲間に知らせずエスタへの道を歩き始める.

(エルオーネにあってもどうにかなるか分からない,俺変わったな)
途中,背負っていたリノアを降ろし,休憩を取ることに.
眠ったままのリノアに対し話しかけるスコール
「俺,ほんとは人にどう思われているか気になるんだ.でも,そんなことを気にする自分も
嫌で…だから,自分のこと,他人に深く知られたくなかったんだ.
そう言う自分の嫌な部分を隠しておきたいんだ.スコールは無愛想で何考えているか
わからない奴.みんなにそう思われていればとっても楽だった.
今のはみんなに内緒だからな」
返事は返ってこず,再びリノアを背負い道を進む.

橋を渡りきり,エスタの在る大陸につくと,そこにはゼル,キスティス,が既に待っていた.
二人はイデアの護衛できたと言う.
アルティミシアに乗っ取られることを恐れているイデアは,
魔女に関しての権威,オダイン博士に会い,魔女の力を棄てる方法を聞くという.
リノアを背負い,エスタへ行こうとすると,先の道からセルフィ,アーヴァインが来る.
セルフィにからかわれながら,エスタは在ったのか?と聞くが,
全然見当たらないといわれる.スコール達はまだ調べてない東へと向かうことに.


340 FFⅧ31 sage 04/04/29 18:28 ID:4VCkFuo4
大塩湖と呼ばれる湖あとにつくが,そこは巨大な動物の骨と白い大地が広がり,
エスタの影も形もなかった.「長い旅になりそうね」イデアが言う,
ゼルは何があってもまま先生は守るというが,貴方達をつれてきたのは
護衛のためじゃない,アルティミシアに乗っ取られたとき…
空気が重くなったとき,先に進んでいたセルフィが戻ってくる
「これは誰かを倒しに行く旅じゃないんだよ~.みんなが幸せになる旅ためのなんだよ」
スコールも
「悪いことを口にすると現実になるって誰かが言ってた.迷信なんだろうけど
今は何も言わないで」全員が頷き,エスタを探しに大塩湖に進み始める.

奥に進むと,大塩湖の主とおぼしき巨大な骨のモンスターが現れ襲ってくる.
倒して少し進むと,ノイズのようなものが空にかかっている場所をみつける.
調べてみると,真上の空間に穴とそこまで昇るハシゴが出てくる.
穴を進むと人工物,かなりのハイテクノロジーの建造物内に出る.

通路の途中で透明のパネルがあり,その前の操作パネルを触ると,透明のパネルが
色を帯びたり,青空を表示し始める.
このパネルをエスタの周囲に張り巡らせ何も無いようにカモフラージュしていたことが分かる.
通路を進むと一つの部屋のように広いエレベータを見つける,
中に入ると自動的に上に向かって進み始めた.

エレベーターが止まり,扉状の場所から外に出ると目の前には大塩湖が広がっていたが
次の瞬間,大塩湖は次々と色を変え始め,とたんに目の前に巨大な都市が出現する.
目の前の出来事に驚いていると,立っていた床が移動し始め,都市の奥へと進み
どこかの倉庫のように場所に辿り着く.
これだけ発展しているとしだから,すでに侵入していることはばれているだろうから
警戒するように.スコールが皆に促していると,急に耳鳴りがし,
周りが敵か味方か判らない場所で,過去のラグナへと意識が移動してしまう.



341 FFⅧ32 sage 04/04/29 18:32 ID:4VCkFuo4
ラグナ,キロス,ウォードはどこかの施設におり,エスタ兵に命令されていた.
「そこの細い奴とデカイのはルナティックパンドラ,残ったおまえはここで手伝いだ!
他の奴も,早く仕事に戻れ!!」
残った部屋にはムンバとラグナ,そしてもう一人作業をしてる男,警備員二人がいた

作業を進めていると,キロスとウォードが何かもめごとを起こしたらしく
警備員二人が別の部屋へ,その間に作業をしているムンバと話していると
作業している男が話しかけてくる.
そいつにそんな接し方の奴は珍しい,ムンバは理由もなく飯半分,そのくせ仕事は
俺たちよりも仕事がきつい,ラグナに教える.
ムンバにいつかここを出た時,腹いっぱいメシを奢ってやるなど雑談をしていると,
ムンバに道具を取って欲しいと言われ,エレベーター近くで道具を探すことに.

道具を探していると警備員が一人戻ってきて,緊急事態だ,
エレベーターで上の階にいる警備員に伝えろと,エレベーターに一番近かった
ラグナに言い,また別の部屋へ.
探していた道具を見つけ,上に行こうと急ぐあまり,つい投げて渡してしまう.
受け取りそこねたムンバは作業していた場所から落ち,底の見えない下へ落ちてしまう.
「すまん…ほんとうにすまん」っと嘆いていると,安全ワイヤーが繋がっていたため
戻ってきたムンバに驚くラグナ.
そんな良い人っぷりをみていた男が,あんたなら俺たちの計画を引っ張っていってくれそうだと話す.
男は反アデル派で,アデルを倒すための計画が進行しているが,
行動を起こすリーダーがいない損得抜きで行動するラグナを見て,
あんたみたいな人ならと言う.話していると連絡はまだかと警備員が戻ってきてしまう,
話しているラグナ達を見て何をやってるんだ!と攻撃をしてくる.

襲ってきた警備兵を倒すと後ろのエレベーターが降りてきて,
中から警備兵が出てくる.こうなちまったら仕方がねえ,
警備員を押しのけ,作業をしていた男とムンバをエレベーターに乗せ,逃げろという.
エレベーターが閉じると,別の部屋からウォードとキロスが来る.
ちょうどいいとこに,と思っていたら,二人は警備兵にさっさと進めと命令されていた
「まったくちょうど良くない」ぼやくキロス,突然ラグナは
「ここにいたのかエル…探したんですよーっ」
おかしくなったフリをし,油断させ,警備兵を倒すことに成功する.

エレベーターを使い上の階に進むと,オダイン博士とその助手が話しをしていた.
話しに夢中なのか,気が付かないので,後ろを通り外へ.
外には先に逃がした一人と一匹が待っていてくれており,
ムンバはお礼を言い去って行く.ムンバとの約束忘れてたなーっと思っていると,
後ろからさきほどのオダイン博士の助手が歩いてくる.
彼も反アデル派の一人だった.話していると,オダイン博士の興味がルナティックパンドラから
エルオーネという子供に移ったと話す.エルオーネの場所を聞くと,
オダインなら知ってるのでは?と言われる.
反アデル派と協力することを約束し,オダインに会いに戻る事に.



342 FFⅧ33 sage 04/04/29 18:33 ID:4VCkFuo4
オダインはさきほどの場所にはおらず,ラグナ達が作業をしていた地下にいた.
警備兵を倒し,オダインにエルオーネの場所はどこにいるか詰め寄ると
「知らないでおじゃる…うそでおじゃる,知っているでおじゃる」
エレベータに乗りどこかに向かおうとする,そんなオダインを追いかけていくと
逃げれないと悟ったのか「オダ研でおじゃる…」といい逃げていく.
博士の助手にオダイン研究所の説明を受け,場所を聞き,オダ研に向かうラグナ達

オダ研の奥の部屋にはエルオーネが閉じ込められており,助けること成功する.
「ちゃんと助けに来たぜ.ちーとばかし遅くなっちまったが」

意識が戻るスコール.皆が集まっていると奥の通路から地面から浮いている,
自動車様なものが来る.
中からは人(大統領補佐官)が出てき,魔女イデア?と聞いてくる.
イデアがオダイン博士に会いたいというと,まず説明を聞くからと
自動車に乗ることを勧められる.

車が大統領官邸につき,スコール達が中に入るとオダインが出迎える.
イデアの力を封印することは簡単と,引き受ける.
イデアの用件が済み,補佐官にエルオーネに会いたいか聞かれるスコール
条件としてリノアを観察させろと言うオダイン
しぶしぶ了承し,指定された場所,ルナゲートへ向かうことに

人と科学との調和を目指したエスタ,人々の服装も見慣れない格好で
建造物も巨大なビルがいくつも連なっていた.
そんな中を見て周りながら,補佐官に言われたルナゲートへと向かうスコール達

ルナゲートの機能は,カプセルでコールドスリープ処理をほどこ
カプセルごと射出機で空へ向かうという.リノアとスコールともう一人カプセルに乗る.
残りのメンバーは,イデアが力を抑える処理をオダインにしてもらう間の護衛をするといい
二手に分かれることに.

地上に残ったイデア達は,空に向かって射出されたカプセルを見送る.
オダイン博士の元へ戻ろうとすると
激しい地面の揺れを感じ,なにごとかとオダイン博士の元に急ぐイデア達

揺れの原因はガルバディアが引き上げ動かしているルナティックパンドラ
ルナティックパンドラの脅威は,ティアーズポイントと呼ばれる場所に到着すると
内部にある『大石柱』により,月からモンスターを引き寄せる『月に涙』を引き起こす.
そちらの方がガルバディアよりも危険だという.
まだ話したりなそうなオダインを残し,イデア達はルナティックパンドラに
乗り込むために市街地へと向かう.

オダインに言われた場所から,ルナティックパンドラの中に侵入に成功したイデア達
内部はエレベーターなど人口の物も多いが,前にラグナの時にみた採掘現場と同じ光景も
広がっていた.奥にすすんでいるとガードロボットが目の前に降り立ち,
イデア達を外に放り出してしまう.止めることが出来なかったルナティックパンドラは,
ティアーズポイントに到着してしまう.



343 FFⅧ34 sage 04/04/29 18:35 ID:4VCkFuo4
場面は宇宙に変わり,管制室に.打ち上げられたカプセルの回収指示を
管制官に出す宇宙服の男.警備を出しますか?管制官に聞かれ
「おれの勘じゃいらねーな」
答えるが管制官には,それじゃ配置しましょうといわれてしまう.冗談口調で
「お前ら俺をだれだとおもってるんだ」というが,
管制官はいつものことのように対処する.
「俺はアデルを見てくる」管制官にいい,管制室を出て行く宇宙服の男

スコール達は宇宙に浮かぶコロニーのような場所(ルナサイドベース)に到着する.
カプセルが回収され,中で急速解凍を受け目を覚ます.
入ってきた男(ピエット)に紹介状を渡しリノアを医務室へ運ぶことに

リノアを医務室のカプセルに寝かせ,管制室へ
途中,ルナサイドベースの機能は魔女アデルをパッキング(アデル・セメタリー)し,
外からも,アデルからも力の干渉が無くなるように封印し,管理している施設と知る.
そして大統領はアデルを封印することに大きく影響し,17年間監視し続けているという.

管制室につくと月が近く,美しさに驚くが,モニターを良く見てみろと言われる.
月の表面には数え切れないモンスターが蠢いていた.
月の表面上のモンスターがあふれだし,ついには地表にこぼれ落ちる.
月の涙が始まろうとしているという.

奥の部屋にはエルオーネがおり,
「過去を変えられなかったけど,過去にどれだけ私が
愛されていたか確認できた.ありがとう」
スコールにお礼を言う.
知らなかった過去を知ることで,変わるのは自分.過去の出来事は変えられない
リノアを助けたいというスコールに助けられないと言うが,スコールは諦めず
なんとか助けたいとエルオーネに頼みこむ.
知っている人に知っている人を送ることしか出来ないため,エルオーネをつれて
リノアのいる医務室へと戻ることに.

医務室へ戻る途中,けたたましい警報が鳴り響く
医務室で以上が発生と放送されるのを聞いて,スコールは危険だと言いエルオーネを
管制室へ残し,メンバーにエルオーネを任せ,一人医務室へと向かう

医務室前の廊下につくと,突然医務室のドアがひらき,何かに飛ばされでてくる医療クルー
奥からは何かに操られたようにフラフラと歩くリノアが出てくる.
近づこうとすると跳ね飛ばされてしまい,後を追うことに.

リノアが向かった先は管制室.
アデル・セメタリーの封印解除装置を操作し始め,Lv1を解除してしまう
Lv1を解除するとリノアはどこかに歩いて行く.
同時に月の表面の異変に気がつくスコール達.
今すぐにでもモンスターがあふれ出しそうになっていた.
封印解除のLv2はアデル・セメタリーについており,
それを解除されるとアデルの封印が解けてしまうことを,管制官に教えられ
リノアを追うスコールだが,途中で,月からモンスターの大群が地表に落ちる,
月の涙が始まるのを見る.


344 FFⅧ35 sage 04/04/29 18:38 ID:4VCkFuo4
リノアが入った部屋に入ると,宇宙服を着たリノアが部屋から出てしまっていた.
スコールも宇宙服に着替え部屋を出るが,宇宙へ続く隔壁がちょうど開き,
外から戻ってくる大統領と補佐官二人と入れ違いに,リノアは宇宙に出てしまう.
隔壁はスコールが出る前に閉じてしまい,スコールはリノアを追うことが出来ず戻ることに.

廊下に戻ると,大統領が補佐官に避難しましょうと言われていた.
逃げようとしない大統領の態度を呆然と見ているスコールに対し
「そこのお前,エルオーネを絶対守るんだ」
そう言い残し,大統領は両脇を抱えられ連れてかれていった.

封印を解かれたアデルは,月の涙に巻き込まれ封印装置ごと地表へ落ちていく.
月の涙にはじかれたリノアは宇宙へ消えて行く.

エルオーネ達は脱出するため脱出ポッドへ.脱出しようとするエルオーネに対しスコールは
リノアの中に飛ばしてくれと頼む.エルオーネは上手く出来るかどうかわからないという
「俺は自分でこんなに考えて何かをしたいと思ったことは初めてなんだ.
俺を…俺をリノアに」
スコールの必死の訴えで,やってみると引き受ける.
脱出ポッドで脱出と同時にスコールを飛ばすエルオーネ.

アーヴァインと刑務所を脱出するリノア,
戻ってくれないアーヴァインを力ずくで戻す.

バラムガーデンでスコールの指輪と同じのが欲しいと,ゼルに頼むリノア

「ちがうんだ,エルオーネ.こんなに過去に戻りたいんじゃない」
「ごめんスコール,もう一度やって見る」

イデアを倒したときを見るスコール,リノアはイデアから出たアルティミシアに
乗り移られていた.アルティミシアはサイファーに
「海底に眠るルナティックパンドラを探し出せ,さすればもう一度
魔女はおまえに夢をみさせるだろう」そう命令していた.
リノアの中のスコールに気がついたアルティミシア,スコールは戻されてしまう.

限りなく今に近い過去,未来に一番近い今へ,三度飛ばされるスコール

生命維持装置残り15秒 絶望の淵に立たされるリノア… 残量0
「わたし,生きられる?生きられない?…このまま…」
生命維持装置完全停止
「もうだめ… もう…」
薄れていく意識のなか,スコールは声をかける
(思い出せリノア…思い…出せ…)


345 FFⅧ36 sage 04/04/29 18:43 ID:4VCkFuo4
ネックレスにつけた指輪二つ(スコールの指輪,ゼルに作ってもらった指輪)が,
互いにぶつかり小さな音を出す.かすかに聞こえた金属音で意識を取り戻すリノア
「私…まだ,頑張れるよ」
宇宙服の予備生命維持装置のスイッチを押し,生きようとする.

スコールは意識が戻り,リノアのところへ行くという
今さら戻っても死ぬだけだろうと止められるが,意に介さず宇宙へと飛び出て行く.

宇宙を漂うリノアに届いたスコール
「ありがとう…スコール.スコールの声…聞こえた」
「何も言うな…」
「私たち助かる?」
「俺が助ける」
燃料も少なく,酸素も残り少ない,リノアを助けられないのか?不安に思っていると
近くを漂うものを見つける.リノアと共に,その漂うもの(宇宙船)に乗り込む.

中には空気があり宇宙服を脱ぎ,宇宙船の廊下にいる二人
少し距離をあけ,スコールの顔をじっとみるリノア
「ありがとう,スコール.また,助けてもらったね.いっぱい,いっぱい感謝してるよ」
「いいんだ,別に.そうしたかっただけだ」
両手を広げるリノア,…なんだ?と思っているスコールに
「さっきは宇宙服,ジャマだったからね」
…は?
「ハグハグ」
…はぐはぐ?
「ギュ~って.触れていたいよ.生きてるって,実感したいよ」
生きてるか…今,生きてるだけじゃ足りない.
「確かに今は生きている.でも…この状況は…わかるだろう?
もっと生きたいんだろ?みんなの所へ帰りたいんだろ?」
「過去形には…されたくない?」
「そういうことだ」

宇宙船を探索を始める二人,船内のモンスターを倒し操縦室につく.
これは操縦できるのか?考えていると通信が入る.
「こちらエアステーション.飛空挺ラグナロク応答せよ」
助かることを確信し,思わずスコールに飛びつくリノア
通信に返事をすると,相手は驚きながらも帰還に必要な指示
リノアが一緒にいることを確認する.
最後に貴船の幸運を祈ると言い,交信を終える.

重力装置をきったため,無重力状態ではしゃぐリノア
シートにつけというが,くっついていたいと言い,スコールのひざの上に

前に誰かが行っていた通り,俺の前に伸びていた何本かの道.
その中から俺は正しいと思った道を選んできた.
…そう思いたいんだ.あんたが笑顔で導いてくれた
この道を選んだことは…ただしかったのか?…リノア…
ここまで歩いてきて…あんたの手を離さなくちゃならない…


346 FFⅧ37 sage 04/04/29 18:45 ID:4VCkFuo4
地表につくスコールとリノア,待っていたのはエスタの民
リノアの力を封印するため一緒に来いと言う.素直に従うリノア
宇宙でアルティミシアの声が聞こえたという,アルティミシアの目的が
時間圧縮を行ない,アルティミシアしか存在できない世界を作ろうとしている
そんなことに私を使われたくないから,だから行くと.
行こうとするリノアを引き止めるスコール.指輪を返そうとするリノア
あんたが持っていろと指輪を託す.

ラグナロクに戻り,一室で落ち込んでいると,メンバーの一人が入ってくる.
脱出ポッドで不時着したが,エルオーネはいなくなっていたことを伝える.
迎えに来た救急隊にここまで送ってもらい,救急隊からこの船のことやスコール達が
無事なことを聞いたという.スコールが宇宙で後咲き考えない行動をさせた
お姫様はどこと聞くが,答えられずにいると,他のメンバーが入ってくる.

ゼルが今まであったことを報告する
イデアの力が誰かに継承されたこと
ルナティックパンドラをコントロールしてるはガルバディアだということ
そのルナティックパンドラの中にある「大石柱」が月からモンスターを呼ぶこと
封印装置ごとアデルが地上に落ちてき,ルナティックパンドラが受け取ったこと
それから…っと続けるゼルにスコールはもういいと言う.

リノアがイデアの力を継承していたこと,エスタの民と共にエスタにいったことを皆に言う
なんで止めなかったと言われ,リノアが望んだことだと答えるが
宇宙にまで行ってリノアを助けたのはなんのためだったの?と聞かれる.
一番大切なものをなくそうとしていたスコールだったが,キスティス達と話し
リノアを取り戻すことを決意する.

突然動き出すラグナロク
ブリッジにつくと,飛んじゃったよ~っとはしゃぐセルフィと
セルフィ,すっごいだろ~?と同じくはしゃぐアーヴァイン.
ラグナロクを使ってリノアを取り戻すため,魔女記念館に向かうことに.

魔女記念館に着いたスコール達,見送りだと勘違いした門番はあっさり通してくれる.
記念館の奥へと進む.奥にいたリノアを助け出し,再会をかみ締める二人
「魔女でもいいの?」
「魔女でも…いいさ」
出口に向かうと警備員が集まっており,一触即発の状況に.
構えていると,警備員の後ろからどこかであったことのある男が現れ
警備員に指示をし,スコール達を記念館から出してくれる.

今後のことをラグナロクで話していると,ルナティックパンドラを
どうにかする必要があるのでは?と意見がでる.
そんな中リノアがイデアの家に行って見たいといい,イデアの家に向かうことに.


347 FFⅧ38 sage 04/04/29 18:47 ID:4VCkFuo4
イデアの家から広がる,花畑を見渡せる場所で話すスコールとリノア
リノアはまたアルティミシアに乗っ取られるのでないかと,不安を感じていた.

「もし私がアルティミシアに操られたら,SeeDが来るのかな.
SeeDのリーダーはスコールスコールの剣が私の胸を….
スコールだったらいいかな.でも,スコールじゃないといやだな」
「やめろ!俺はそんなことしない.俺が倒す魔女はリノアじゃない.
リノアを怯えさせる未来の魔女アルティミシアだ」
「アルティミシアは未来の世界にいて,わたしに入って来るんだよ.
わたしの身体がアルティミシアに使われるんだよ.どうやって?どうやって,
わたしを助けてくれるの?」
「…考える.方法は…きっとみつかるはずだ」
「本当に見つかるかな?」
「ああ,見つけてやる.俺を信じろ」
「…うん,信じる」
「スコールが方法を見つけるまでわたし,やっぱり…やっぱり,エスタのあの施設に
いようかな.その方が,スコールも安心だよね」
「…それは無駄だ.また俺がリノアを取り戻しにいく.リノアは…俺のそばから離れるな」
「あ!それそれ!」
「なんだよ」
「その言葉が始まりだったの」
「なんだよそれ」
「忘れちゃったんだ?」
「俺が言ったのか?」
「もういいです!」
「いや,きっとこれはG.Fのせいだ.それで忘れてしまったんだ」
「あ,ゴマカシてる~」
「…元気出たみたいだな」
「うん.あのね,しゃべっていい?夢,見たんだ.怖い夢だったんだ.スコールと
約束するの.一緒に流れ星を見る約束なの.おしゃれして,もらった指輪もつけたの.
でも,さあ,お出かけって時になっても待ち合わせ場所,思い出せないの.
約束の場所,思い出せないけどスコールに会いたくて走るの.
山や砂漠や草原やティンバーもバラムもガルバディアも…息が切れて,
もう走れないって思ったら,会いたい気持ち,どんどん大きくなって…
スコール,どこ!って叫んだら目が覚めた.わたし,泣いてた.…ゴメン,
こんな話してもなんて言ったらいいかわからないよね.
でも,話してると,こわいこと考えなくてすむの」
「会えなかったのは…リノアが待ち合わせ場所,わからなかったのは…
ちゃんと約束しなかったからだ」
「そっか」
「ここにしよう.俺…ここにいるから」
「いるから,なに?」
「俺はここで待ってるから…」
「誰を待つの?」
「俺,ここでリノアを待ってるから…きてくれ」
「わかった.わたしもここにい来る.これで今度は会えるね!絶対,だからね」


348 FFⅧ39 sage 04/04/29 18:48 ID:4VCkFuo4
緊急事態を知らせに来るゼル,大統領官邸から通信が入り,魔女アルティミシアを倒す
作戦があるので,SeeDを雇いたいとのことだった.
スコールはリノアを取り戻す罠かもしれないと疑うが,通信をしてきたのが
キロスと知ると行ってみることに.

イデアの家を後にしようとすると,エスタから戻っていたイデアに呼び止められる.
イデアは語り始める.
「13年前から物語りははじまった.私は…子供のころ魔女になり
そして13年前,もう一度魔女になった.あの日…この場所で
力尽きかけようとしている魔女と出会い,その魔女の力を自分の意思で受け継ぎました.
その魔女は,わたしのちいさな子供たちに恐怖を与える存在でした.だから
放っておくわけにいかなかった…でも,それがそれが私の苦しみの物語のはじまり
今,私の苦しみの物語は終わりました.どんなにつらい物語にも
終わりがあることを知りました.だから…スコール.あなたの戦いの物語を
終わらせなさい.それが誰かの悲劇の幕開けだったとしても!」

エスタにつくと,街にはモンスターが溢れており,なんとか抵抗している
エスタの人々がいた.
大統領官邸へと急ぐスコール達.大統領の部屋に入室すると,
そこで待っていたのはウォード,キロス,そしてラグナ
「おお、わかったぜ、いよ~!会いたかったぜ。妖精さんたち!おまえがオレの
頭の中に入ってたんだろ?エルオーネから聞いたぞ。アタマの中ザワザワして、
おっ、なんかいるって感じよ。バトルになるとワケわかんねえパワーで
すっげえ戦い方ができちまうしよ。オレたちは、そんなときのことを
妖精さんが来たって言ってたんだ。」
そしてエスタ大統領ラグナ・レウァールと自己紹介をする.

アルティミシアを倒す方法を聞くとオダインが入ってき,説明をはじめる.
アルティミシアの肉体は未来にあり,意識だけをこの時代におくりこんでいる
その方法は,昔オダインがエルオーネを研究した時のデータがあり,
それがアルティミシアの時代には立派な機械となり,エルオーネの能力を使えるのだという.

未来のアルティミシアを倒すためには未来にいるアルティミシアを倒すしかない.
未来に行く事はできないが,時間圧縮を利用するという.
ルナティックパンドラにつかまっているであろうエルオールを助け,
徐々に復活しつつあるアデルを倒す.アデルがいなくなると,この時代には
リノアだけが魔女となり,リノアにアルティミシアが入ってくる.
そしてエルオーネがリノアをアルティミシアごと過去のイデアかアデルに送り込む.
過去に行ったアルティミシアは時間圧縮魔法を使うだろう.そしてエルオーネが
アルティミシア,リノアの意識を戻すと,残るのは現在過去未来がくっついた世界.
スコール達は時間圧縮の世界を未来方向へ進む,時間圧縮世界を抜けたらそこは
アルティミシアの時代.後はおまえたちしだいでおじゃるな.


349 FFⅧ40 sage 04/04/29 18:50 ID:4VCkFuo4
要約すると
エルオーネを助ける→魔女アデルの復活を阻止する→アルティミシアがリノアに
入ってくるのを待つ→エルオーネがリノア・アルティミシアを過去へ送りこむ
→時間圧縮が始まる→リノアを過去から戻す→圧縮された時間の中を未来へ進む
→アルティミシアを倒す→めでたしめでたし

依頼を受ける前に,ラグナにいくつかのことを聞く

エルオーネのことを聞くと
エルオーネは二歳ぐらいの頃,女の子狩り(アデルの後継者探し)で両親を殺され近所の
レインに育てられる.そして五歳のときにまた女の子狩りにあい,エスタに.
ラグナが助け,ウィンヒルに送り返すもレインが死んでしまい,すぐに孤児院送りに.
イデア・シドが引き取り,エルオーネをさがすオダインから守るため,白い船を作り,
そこで十年以上船で生活をしたと.本人は幸せといったが,ラグナは
もっと普通の幸せがあってもいいんじゃないか?と思っていた.
ガルバディアの船に襲われているときに偶然エルオーネを見つけ,保護.
そのとき宇宙にいたラグナを追っかけてきて,そこで色々聞いたという
エルオーネはスコールを使って,ラグナがウィンヒルにずっといるようにと
伝えたかったらしい最後にレインがラグナの名を呼んだときに,そばにいられるように.

あんたはここで何をやってるのかと聞くと
最初はふざけた奴だったが,ウィンヒルに行って変わった.
そしてエルオーネがエスタに誘拐されて旅に出た.エルオーネを取り返すため,
雑誌に記事を書いたり,映画に出たり,金を稼ぎながらエスタに入る方法を探した.
なんとかエスタに入り込み,エルオーネを取り返すことが出来た.
エルオーネを助け出したが,ほんじゃサイナラってわけにもいかず,
エルオーネを助ける時に協力してくれた反アデル派の恩を返すため,
アデルをどうにかすることに.
反アデル派と共に話すと問題は二点.一つは大石柱.
モンスターを月から引き寄せ,壊滅した都市セントラのように
なるのを防ぐ必要があった.
もう一つはエスタをアデルの支配から解放すること.
大石柱はオダインの指示にしたがい,海中に沈める.
アデルはエルオーネの名前を出し,おびき出し封印することに成功する.
なんとか成功したが,そばに置いておくのも気持ちが悪かったので,
遠くへ,はてーしなく遠い空,宇宙へ.
それから革命のヒーローとか言われ,気がついたら大統領に.
あれよあれよと時間が過ぎ,今となった.


350 FFⅧ41 sage 04/04/29 18:52 ID:4VCkFuo4
作戦の依頼を引き受けると,さっそくラグナロクに乗り込むラグナ
そこでラグナが作戦の概要をもう一度話し,未来へと行く方法を話す
「仲間同士,お互いの存在を消さないことだ!仲間同士,お互いの存在を信じあうことだ!
相手が存在することを信じるんだ!その相手はこっちの存在を信じてくれてるぞ!
友達でいること,好きになったり好かれたりすること,愛し愛されること!
全部一人じゃできねえだろ?相手が必要なことだろ?なあ,おまえたち?
仲間と一緒にいるところを,一番思い浮かべやすい場所はどこだ?
そこに全員が一緒にいる様子を思い浮かべるんだ.時間圧縮が始まったらそういう場所,
考えて,そこを目指せよ!そうすりゃ大丈夫!その場所はおまえたちを迎えてくれるぜ!
どんな時代にだっていけるぜ!この作戦に必要なのは愛と友情!
それからこの作戦を信じる勇気!
名づけて『愛と友情,勇気の大作戦』だ!たのんだぜみんな!」

作戦の説明を終えたラグナに話しかけるスコールに
「全部終わったらゆっくり話そうな,おまえには色々話さなくちゃならないからなぁ…
まあ,おまえが聞きたくないっていえば仕方ないんだけどよ」
「…母親に似ているな,君は」キロスが言う.
「…」喋れないウォードに変わってキロスが話す
「ウォードが言うには…父親に似なくて良かったな,だそうだ」

いよいよルナティックパンドラに突撃することに
ラグナロクに付いてる機銃と主砲で横穴を開け,乗り込むことに成功する.
中に入ると風神,雷神が現れ,リノアをよこせという
話し合いは無駄と感じ,二人が戦いを挑んでくる
二人を退けると,一時撤退といって去っていく.

奥へ進む途中,あんな若造に命令されるのはもう嫌だ,とぼやきウェッジと共に
軍をやめていくビッグスを目撃したり
前回乗り込んだときに外に放り出すことをしてきたガードロボットを倒すなどし
エルオーネ,風神,雷神,サイファーがいる部屋へ


351 FFⅧ42 sage 04/04/29 18:55 ID:4VCkFuo4
サイファーに,スコールを倒せと命じられる雷神だったが
「もうやめるもんよ…」
風神は捕まえていたエルオーネを解放する.
「おいおい,頼むぜ風紀委員さんよ」悪態をつくサイファーに雷神は
「もうやめるもんよ,もうわかんないもんよ」
「わけわかんないのはこっちだ,仲間だろ!」サイファーが憤る.
寡黙だった風神が突然話しだす
「仲間だよ.いつまでも仲間だよ.仲間だから,あんたの力になりたいよ.
それであんたの夢がかなうならなんだってしてやりたいよ.でもね!サイファー,
あんた,操られてるだけだ.もう,自分の夢もなんも無くして,
変なものの言いなりになってるだけだ.だから,元に戻ってもらいたいんだよ!
それ,アタシたちじゃできないからスコールに任せるしかないんだよ!くやしいよ….
スコールに頼るしかないなんて….サイファー!まだ続けるの?」
「今までありがとよ!雷神風神!」二人にサイファーが言い放つ
それを見届けると,雷神風神は部屋から出て行った.

「騎士は廃業した.止まっていたくない!俺はゴールってやつを見てやるぜ!
お前らには見せてやらないけどな!」戦いを挑んでくるサイファー.

サイファーを倒すが,突然起き上がり,リノアを捕らえる.そのままリノアをアデルの元へ連れて行く.
追うスコール達だが,目の前でアデルはリノアを取りこみ,スコール達に襲いかかってくる.

アデルを倒しリノアを助けると,リノアにアルティミシアが入り込む.
それを見計らい,エルオーネがリノア,アルティミシアの意識を過去に送る.
リノアの意識だけ戻し,過去にいるのはアルティミシアの意識のみ.
そして始まる時間圧縮.突如周りの空間が歪みはじみ,空中に放り出されるスコール達
空中を落ちながら,大きな水滴(記憶の塊?)と落ち続ける.
しばらく落ち続けると,時間圧縮の効果で時空の彼方から現れた
代々の魔女達が次々と襲いかかってくる.戦うたびに変わる空間.

最後に巨大な魔女を倒すと,周りの風景は見慣れたイデアの家に.
海岸に出ると突然周りの風景が変わり,目の前には巨大な城が現れる.
スコール達はアルティミシアの時代に辿りついたことに気がつく.

アルティミシアの城は浮いており,その周りにいくつもの巨大な鎖が繋がっていた
城に行くためその鎖の一つへと向かうが,道にはアルティミシアの時代のSeeDの
死体が数多く横たわっていた.

アルティミシア城に到着し,メンバーを二つの班にわけ城に侵入するスコール達

城の中に入るとG.F等の能力が封印されてしまうが,
城内にいるモンスターを倒すことによって封印を解除していき,
ついにアルティミシアが待つ主の間へと辿り着く



352 FFⅧ43 sage 04/04/29 18:57 ID:4VCkFuo4
「もう少しで完全なる時間圧縮の世界が完成するというのに
邪魔はゆるさんぞ,おまえらの存在など時間圧縮のアルゴリズムに
溶け込んでしまうがいい!!激しい痛みとともに思考が分断され記憶も思いでも
極限までうすめられるのだ.何も出来ず,考えられず,思いすらも何もない,
そんな世界に,おまえ達を送ってやろう!おまえたちに出来ることは何も…
いや,おまえたちにできることは唯一で永遠の存在であるわたしをあがめること!!」
アルティミシアが台座から立ち上がり,最後の戦いがはじまる.

戦いの途中,アルティミシアはスコールが最も強いと思う存在(ライオン)を召喚する.
ライオンを倒すとアルティミシアがライオンをジャンクションし,再び襲いかかってくる.

ライオンをジャンクションしたアルティミシアを倒すと,崩れ落ち,爆発を起こす.
突然周りが暗闇に包まれる.
いつのまにか周りの景色が宇宙のようになり
すべての時間と空間を圧縮し,体内に取り込む異型のアルティミシアがスコール達の存在を消そうとする.

「わたしはアルティミシア 全ての時間を圧縮し 全ての存在を否定しましょう」
究極魔法アポカリプス,一撃で存在を消す攻撃をしてくるアルティミシア
「思い出したことがあるか 子供のころを その感触 そのときの言葉 そのときの気持ち
大人になっていくにつれ 何かを残して 何かを捨てて行くのだろう 時間は待ってくれない
にぎりしめても ひらいたと同時に離れていく そして…」

アルティミシアを倒すと轟音と,眩い光放つ.
圧縮されていた時間が戻りだす.周りに広がるのは白い世界

アーヴァインの声がする
「終わった?かえろ~僕達の時代へかえろ~よ」
「落ち着いて 落ち着いて帰る場所を思い出すんだ」帰り方を思い出させるゼル
セルフィも後に続いて
「時代を間違えないように」
「時間のひずみに落ちないように」皆に注意するキスティス.

思い続けるリノア
時間 場所 会いたい人…
あの場所へ,スコールと約束した場所へ!

スコール!

スコールどこにいるの 一緒にかえろよ


353 FFⅧ44 sage 04/04/29 19:01 ID:4VCkFuo4
暗闇を走り続けるスコール

気が付くとスコールはイデアの家にいた
横を通り抜ける幼き日のスコール
幼いスコールを探すイデアと話していると,傷を負ったアルティミシアが現れる.
魔女の力を誰かに継承させないと死ねない魔女,こどもたちを魔女にしたくありません.
イデアはその力を引き受ける事に.
力を継承させ,消えていくアルティミシア.
「これで,終わりかしら?」イデアの問いかけに答えるスコール.
「…おそらく」

「あなたは私を,まませんせいと呼んだ…誰?」
突然目の前に現れた魔女のこともあり,スコールに質問をする
「SeeDバラムガーデンのSeeD.ガーデンもSeeDも,まま先生が考えた
ガーデンがSeeDを育て,SeeDが魔女を倒す.」
「あなた何を言っているの?」意味が分からず聞き返すが,すぐに気が付く
「あなた,あの子の未来ね」
「まま先生…」
「さあ,かえって頂戴ここはあなたの時代じゃないわ」
戻ってくる幼いスコール
「おねいちゃんいないよ,ぼく,ひとりぼっち?このひとだれ?」
そんな幼いスコールに対し
「あなたには関係ないことよ.ここにいてもいいスコールはあなただけよ

イデアは立ち去ろうとするスコールを心配し
「帰る場所わかってるの?帰り方わかってる?一人で大丈夫?」
「大丈夫だよまま先生.僕は一人じゃないから.一人じゃないから
呼べば答えてくれる仲間がいるから」

再び暗闇を歩くスコール
どこだ~~ ゼル セルフィ キスティス アーヴァイン リノア
おれ一人なのか リノア声を聞かせてくれ どっちにいけばいいんだ
おれは帰れないのか リノア!
おれ,また一人ぼっち? ここは…どこだ

歪む空間,気がつくと暗い雲が空を覆い,辺りには草一つ生えてない荒野が広がる,
あてもなく歩き続けるスコール.歩き続けても同じ光景が広がるだけ

足を引きずりながらも,ついに端に来るが,
いつのまにか周りは崖になり,閉ざされた場所になっていた.
スコールは絶望を感じ,座り込んでしまう.

スコールを探して草原を走るリノア,
立ち止まりネックレスに付けた指輪を持ち,スコールのことを思う.

スコールが座りこんでいると,空から一枚の羽根がおちてくる.
羽根を掴むと景色が開け,目の前にリノアを見る.
初めて会ったときのリノア,思い出そうとするが,顔がぼやけてしまい思い出せない.
何度も思い出そうとする.次々と断片的に思い出す,いままでこと,
リノアと仲間たちとの記憶.しかしリノアことをはっきりと思い出せず…
掴んでいた羽根は地面に落ちてしまう.


354 FFⅧ45 sage 04/04/29 19:05 ID:4VCkFuo4
スコールが歩き続いていた荒野を歩くリノア,そして倒れているスコールを見つける.
そっと抱き起こし,顔に触れ,名前をよぶが反応はなく,泣きながら抱きしめる.
と,突然空にかかっていた雲が晴れ,荒野は光と花が咲き乱れる平原に変わる.

場面は青空の下,桟橋で釣りをするサイファー.
となりで風神に吊り上げた魚を自慢する雷神
自分が釣れないので怒って竿を下に叩きつけるサイファー,
とまどう雷神を,そっと海に蹴り落とす落とす風神.
サイファーが笑いながら空を見上げると,バラムガーデンゆっくりと移動していた.
何かを思い出すかのように軽く微笑むサイファー

ウィンヒル草原の丘,指輪を見つめ,ラグナはレインとのことを思いだしていた.

同じ草原の丘,レインに指輪をはめるラグナ,嬉しそうに微笑むレインに,
自分のしている指輪をみせ,抱き合う二人,空には満月が…

そんな過去を思い出し,レインの墓をを訪れるラグナ.
少し離れたところにエルオール,キロス,ウォードも来ていた.
手を振るエルオーネが何かに気がつく,ラグナが後ろを振り向くと,
花びらを舞わせながら,バラムガーデンが移動していた.

ビデオカメラがバラムガーデンのパーティー写す.
キスティス,アーヴァイン,セルフィ,ゼル,シド,イデア
各々のパーティーの様子を映し出す.
何かに気が付いたセルフィを写すアーヴァイン
セルフィが指差す方を写すと,テラスでリノアが空を軽く指差し,誰かに話しかけていた.
そこでバッテリー切れてビデオは終わる.

海の上,空に広がる星の下を進むバラムガーデン
テラスで星空を見上げるリノア,流れ星に気がつき,空を軽く指差し
隣にいるスコールに話しかける.
スコールは微笑み,リノアをそっと抱き寄せ,キスをする.

夜空に輝く満月を背に,バラムガーデンは飛び続ける.

FIN
最終更新:2009年03月05日 18:53