物語世界では驚くほど高度な文明が維持されている。
学園都市群は電力供給を受けているし、校都校舎にはエレベーターやエスカレーター、自動ドアなどのインフラが整っている。飲める水道水、電波放送、暖房、交易、一部の電器、インターネット等が存続している。
技術的なレベルは、現実世界での2015年程度を想定している。
但し、『子供たち』の裕福さは購買力平価によるGDP換算で一人当たり9000ドル程度に過ぎない。参考までに、現在日本のGDPは32000ドル、大韓民国が28000ドル程度である。
つまり、商品は流通してはいるもののそれを購入できる経済力は一般人にはない。しかし殆どの生徒は『学校設備として』コンピューターや携帯電話を利用している。
尤も、上記GDPは一律ではない。
生徒総聯や
靖君学園などの高度に組織化された国体の場合GDPが15000ドルを超える事も珍しくは無い。
番長連合のように、文明の崩壊した層が平均を押し下げているのだ。
最終更新:2011年03月16日 20:56