現在漢字は複数の国家によって使用されているが、例えば『たべる』と意味で日本人は食の字を、中国人は吃の字を主に用いるなど、漢字ごとの意味に微妙なずれが発生している事が言語間の交流を煩わしいものにしている
物語世界では昨今の国際化によって東洋の各民族間の交流が充実した結果このズレが矯正されており、日本人が用いる訓読は中国人や朝鮮人にもほぼ意味が通じる物となっている。これを今代訓(こんだいくん。じんだいくんとも)と言う。
例を挙げると、
『他』の字の「かれ」と言う意味での使用。
『是』の字の「~は~である」と言う意味での使用。
かれ あ
他 は非常な美男子で是った。
『見』の字の『会う(まみえる)』と言う意味での使用。
『做る』を『する』と読む。
『想』の字による希望の表現。
は はなし した あわ く
私是総聯の使者だ。代表と 談 が做想い。許見せて請れ!
等である。
最終更新:2011年02月22日 21:51