②儷蘭の章
第一章:起~転の起こり
時期:明蜂が儷蘭から離れて暫くたった頃
新聞部として番長連合の内乱、廓、そして総聯の幹部とかの取材を繰り返している儷蘭。
明蜂は蛮星と行動を共にするようになっていて、儷蘭との接点は少なくなりつつある。
反してここぞとばかりに付きまとう後輩。あしらう儷蘭。後輩の不満は明蜂がいた頃よりも募る。
ある日、
妖精帝國に取材に行った際に死体騒ぎに出くわす。
野次馬に行く儷蘭と後輩。
明らかに不自然な『毀された死体』。
近づき、調べ始める儷蘭と後輩。
蛮星出現。
儷蘭と蛮星、少しのやり取り。
蛮星、或いは儷蘭、立ち去る。
(この時既に「硬派不良のリーダー」として蛮星という存在があることを知っていても可。知らなくても可。)
帝國に来たついでに明蜂の元を訪れる儷蘭。
面白くないながら無理矢理ついて来る後輩。
『先輩』代わりの衛藤が死に、チームが実質壊滅した後、家にも殆ど帰らずに何処かを飛び回っている明蜂。
この日も会えないのかと肩を落としかけたところに数日ぶりに折よく帰ってくる。
しかし、硬派不良の制服(腕章でもバッチでも「蛮星の仲間」と分かるもの)を身に着けた相手と一緒。
相手はすぐに別れる(儷蘭と後輩に気付いても気付かなくても可)
儷蘭たちに気付く明蜂。一緒に夕食を摂ることに。後輩は帰される。
久しぶりに楽しい一時。
食事の間にさっきの相手のことをそれとなく訊く儷蘭。
明蜂の口から蛮星の名前。どうやら心酔している様子。
不安はあるがこの時点では咎めたり止めたりはしない。
話が変わって別の話で盛り上がる二人。
暫く続いた後で、不意に明蜂の口から「疑問」に関する相談が出る。(泊まって行くことにして場面が食事風景から変わっても有)
『先輩』代わりの人を亡くした事で生じた疑問・不安・葛藤。
それを聞く儷蘭の心情(『先輩』を亡くした時の儷蘭の心情の回想みたいなのがあってもいいかも)
疑問について調査をすることを決める儷蘭。
第二章:転起
その日も、朝から調査を開始する儷蘭。
付き纏う後輩。あしらわれる後輩。
歴研がその名目上抱えている資料やらなんかを一人で読み漁る。(後輩は新聞部の会議へ追いやられる)
調査の結果、試滅直後、妖精帝國に旧世界の遺産が多く残っていた事実と地下に関する噂を仕入れる。
その頃、新聞部では帝國内で起こった死体騒ぎを題材に取り上げるかどうかで意見が割れている。
実働風紀がきな臭い動きを見せているらしいと噂で聞いている新聞部部長は、生徒会に御伺いを立てて後日決定することに決めて、その日の会議は解散。
午後、定期戦闘訓練。
後輩、定期の戦闘訓練をさぼろうと逃げまわるひめるを捕まえる。
儷蘭と後輩、総聯幹部とその護衛が訓練に参加していない事に気づく。
死体騒ぎとの関連性を勘ぐる後輩。
会議の内容を聞き、番長連合を取材する事に決めた儷蘭。
第三章:転承
後日、『憶廓』にて。
(要請帝國①)
脩たちと儷蘭のやり取り。
硬派不良、軟派不良、帝國の現状、他諸々について。
先日発見された死体について訊く儷蘭。
取材申し入れの際に提示されなかった事柄について訊かれた脩たちの反応。
部内でまだGOの出ていない題材について訊く儷蘭に対する後輩の心情。
テロの可能性と蛮星の名前が出る。
取材終了。
後輩と儷蘭の会話。
後輩を帰し、帝國に残る儷蘭。
取材で聞き出した硬派不良のアジトを見に行く。
遠目に見ていたが、蛮星に見つかる。
蛮星と儷蘭、二度目の対峙。
明蜂と儷蘭の関係を知っている蛮星。
明蜂に対する思いと、破滅思想の一端を匂わせ、儷蘭こそが必要だと組織に誘う蛮星。
儷蘭の心情(破滅思想に対する共感とか、蛮星自身への自己嫌悪(あるいは虚無感)とか、嫉妬とか)
回答をせず立ち去る儷蘭。
第四章:ブレイク(時期設定無し)
儷蘭の調査書。
これまでの調査のまとめと、心情と、
蛮星がテロの実行犯であることの確信を得るモノローグ的なもの。
何かを決意する儷蘭。
同日夜。廓への攻撃準備を始める蛮星たちの描写。
(もしくは、廓との確執の描写)
第五章:結
数日後、明蜂の元を訪れる儷蘭。
調査報告はせず、昼食を一緒に摂る。
明蜂と儷蘭の平和な描写。
明蜂の元を出た後、蛮星(または脩)の元へ向かう儷蘭。
最終更新:2011年06月19日 16:24