【クラス】
ランサー
【真名】
秦こころ@東方Project
【ステータス】
筋力B 耐久C 敏捷A 魔力B 幸運C 宝具B
【属性】
中立・中庸
【クラススキル】
対魔力:C
第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。
【保有スキル】
神性:D
ランサーは六十六枚の古い能面の面霊気、所謂付喪神である。
付喪神は神と呼ばれこそするが、神ではなく精霊や霊魂が長い年月を経た道具に宿っただけの場合もある為に位が低く、神性のランクは然程高くない。
六十六の面:A
ランサーが周囲に常に滞空させている面。これを操作して攻撃することも可能。
これらは彼女の感情を司り、被った面によってその性格は様々に変化する。が、ランサー自身の表情は変わらない。
全部で面は六十六種あるが、使われるのは主に喜怒哀楽に纏わる物が多い。
常に性格を変化させ続ける彼女はBランク相当の精神耐性と同ランクの真名秘匿効果を常に受け、特殊なスキルや宝具を使われでもしない限り容易には自身のスペックを読み取らせない。
但しランサーの真名が割れてしまった場合、このスキルはその対象には一切機能しなくなる。
弾幕操作:B
光球状の弾幕攻撃を自在に行うことが出来る。
ランサーが居た幻想郷ではこのスキルを持つ者はさして珍しくもなかったが、彼女の腕前はその中でも相当に高い方。
武術:A
弾幕攻撃のみならず、扇子や薙刀などの武器を駆使した戦闘にも長ける。
武器を用いた近接戦と弾幕や霊気の放出を用いた遠距離戦を高度に両立させ、敵を翻弄する戦闘スタイルの持ち主。
余談だが扇子と薙刀は霊力で作り出されたものである為、破壊されても少ない消費ですぐに復元できる。
【宝具】
『感情を操る程度の能力』
ランク:C 種別:対人・対軍宝具 レンジ:1~300 最大補足:1000
他人の感情へ干渉し、それを自在に操ることが出来る。
感情の波動を相手に浴びせかけ情緒不安定にしたり、逆に他人の感情を押さえ付けて混乱や動揺を最小限まで減退させたりと応用の幅は多岐に渡るが、この手の宝具の宿命として高い対魔力スキルを持つサーヴァントには効き目が弱い。
それでも聖杯戦争という舞台においてはマスター狙いで遠距離から感情を操作する、他主従との交渉の際に使用して此方の要求を通しやすくするなど、使い方次第で大きな効果を生むことが出来るだろう。
但し、感情の面を一つでも失うとランサー自身にも能力を制御できなくなり、結果能力が暴走してしまう。
暴走すると他者にまで失った面の影響が出てしまい、原作では彼女が『希望の面』を失ったことで人間の里の住人たちが希望を失ってしまうなど大きな被害を生み出した。
リーチに優れる為気配遮断のスキルを持たずとも、マスター狙いなら安全に感情操作を決めることが可能。勿論あまり多くの対象に同時に感情操作を発動すれば、マスターである昴への負担は甚大なものになる為、その辺りについてはよく考えて使用する必要がある。
『仮面喪心舞・暗黒能楽(かめんそうしんぶ・あんこくのうがく)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:10 最大補足:1
ラストワードと呼ばれる、ランサーにとっての最大攻撃。切り札と呼ぶに相応しい連撃、それが宝具に昇華されたモノ。
拍子木の活音と共に、舞い踊るように流麗な動作で敵に高速の連撃を打ち込んでいく。攻撃の種類に合わせて装備する面を切り替えていき、拍子木の勢いが最高潮に達した時、最大威力の一閃を加えて暗黒能楽は終幕となる。
また連撃の最初に相手へひょっとこの面を取り付けようと試みることが出来、この動作に成功した場合、相手はランサーの連撃に対して一切の抵抗動作を行うことが出来なくなる。
彼女の代名詞であるラストワードなだけあって威力は高く、特に最後の一閃はAランク宝具級の威力を持つ。
これを最初から最後まで全て命中させることが出来たなら、格上狩りとて夢ではないだろう。
【weapon】
霊力で創形した薙刀や扇子などの武器。
【人物背景】
ひょんなことから『希望の面』を失い、能力を暴走させ、一大騒動を起こしてしまった付喪神の少女。
騒動以降は様々な幻想郷の住人にサポートしてもらいながら、作って貰った新たな希望の面を使いこなし、自我を手に入れることを目指して奮闘の日々を送った。
【サーヴァントとしての願い】
マスターの方針には従うつもりだが、それはそれとして聖杯はちょっと欲しい。
ルヴィアに聖杯を使うつもりがないのなら、自分が確たる自我を手に入れる為の良薬として使うのも有りかもしれない。
最終更新:2017年05月28日 02:09