【クラス】
キャスター
【真名】
ルシード・グランセニック@シルヴァリオ ヴェンデッタ
【ステータス】
筋力C 耐久C 敏捷B 魔力A+ 幸運A 宝具A
【属性】
中立・中庸
【クラススキル】
陣地作成:E+++
最低限のランク保障。生前のキャスターは陣地を作る側でなく使う側の人間だった。
宝具発動時においては周囲の空間を強制的に支配するためランクが著しく上昇する。
道具作成:E
最低限のランク保障。生前のキャスターは道具を作る側でなく使う側の人間だった。
【保有スキル】
魔星:A
正式名称、人造惑星。星の異能者・星辰奏者(エスペラント)の完全上位種。
星辰奏者とは隔絶した性能差、実力差を誇り、このスキルを持つサーヴァントは総じて高い水準のステータスを持つ。
キャスターはそうした魔星の中でも最も優れた個体とされており、全方位隙のない資質を兼ね備える。
また魔星は人間の死体を素体に創造されたいわばリビングデッドとでも呼ぶべき存在であり、死者殺しの能力や宝具の影響をモロに受ける。
話術:C
言論にて人を動かせる才。
国政から詐略・口論まで幅広く有利な補正が与えられる。
黄金律:C
身体の黄金比ではなく、人生において金銭がどれほどついて回るかの宿命。
富豪でもやっていける金ピカぶりだが、自分自身の努力も必要。
無力の殻:C
魔星としての隠蔽特性、及び本人の精神性から派生したスキル。
宝具である星辰光を発動していない時に限り、サーヴァントとしての気配を消失させる。
戦いを好まず、苦難を好まず、ただ無様に怯え過ごしていたキャスターの在り方がスキルとなってまで具現化したもの。
───ただし、彼が自らの意思で星を揮わんとした時は話が別である。
【宝具】
『雄弁なる伝令神よ。汝、魂の導者たれ(Miserable Alchemist)』
ランク:A 種別:対軍宝具・侵食固有結界 レンジ:1~99 最大捕捉:500
ルシード・グランセニックが保有する星辰光。星辰光とは自身を最小単位の天体と定義することで異星法則を地上に具現する能力であり、すなわち等身大の超新星そのもの。
彼の星辰光とは磁界生成。周囲の時空が歪むレベルの出力を誇り、不可視の支配領域を広げるアルケミストに輝く星。
斥力・引力の発生、対象内の鉄分干渉による捕縛、鉱物操作、磁力付加による高速移動、S極とN極の付与といった磁力によるほぼ全ての機能を行使し、ほとんどの物質に影響を及ぼす磁力を操作するという特性上、高すぎる汎用性を持つ。
【weapon】
なし
【人物背景】
商国に根を下ろす豪商一族、グランセニック商会の御曹司。一見すると爽やかな好青年だが、その内実には鬱屈した精神性を併せ持っている。
その正体は魔星の一人、ヘルメス-δ アルケミスト。どうしようもない負け犬であり、ある日突然授かった力を持てあます臆病者であり、ただ震えて縮こまるしか能のなかった落伍者であり。
そして愛する者のためならば何度でも立ち上がれる、そんなどこにでもいるただの凡人。
【サーヴァントとしての願い】
戦いは嫌いだ。痛いのなんてごめんだし命の獲り合いなど死んでもしたくない。傷つけるのも傷つけられるのも、どうして喜んで受け入れられるというのか。
だからこれは、殺すためじゃなく生かすための道程である。
顔も知らない誰かではなく、自分を呼んだ一人のために。戦わずとも生かして帰すまでの手伝いをしてみたい。
最終更新:2017年05月28日 02:18