黄巾賊という盗賊が、後漢の末期に現れた。
文字通り黄色い布を髪に巻いた彼等の勢力は日に日に増していた。
そしてそれらを仕切っていたのが、張三兄弟の長兄張角であった。
だがその張角が病死したと共に、黄巾賊は散り散りになり組織は破綻した。


だが、黄巾賊は滅びてはおらず、国中に散らばった残党達は今だに略奪を繰り返していたとか。



◆  ◆  ◆

そしてその黄巾賊の名を冠した巨大な不良集団が、この日本に存在していた。
黄色い布を何処かに身につけた集団、黄巾賊。
その勢力は次第に増しており、勢いこそその名に恥じぬものだった。
だが賊党の名は子供のごっこ遊びで付けた物であり、彼等は碌に喧嘩というものをしていない。
結局は中高生が群がって出来たカラーギャング集団に過ぎない。

その「黄巾賊」の集会が先程終わった。
もう機能していない廃工場に、黄色い布を付けた者達が規律正しく成立し、リーダーらしき少年の気だるげな演説を耳に置く。
時折態度が乱れた者が棒で突かれ、それをリーダーが宥めてまたミーティングが再開。
そんな流れが何時もの様に続いていきながらも、集会は続いていく。

そして演説が終わり、各メンバーは散り散りになって出口に出て行く。
それをステージの上で見届けていたリーダーの少年……紀田正臣は、建物にいるのが自分一人になった瞬間、丁度後ろにある椅子に勢い良く座り込む。
そして溜息を付けば、無気力な、しかし非常に苛立ちの混じった言葉を吐く。

「あーもうどうしてこうなるんだよ!」

あの時、ダラーズと、帝人と戦うと決意した直後に、このザマだ。
まるで落とし穴にでも落とされたかのように、正臣は突然この世界に来てしまった。
住んでいる場所が池袋ではないこと、自分が黄巾賊に復帰していること、予選突破の武器には十分過ぎる程違和感があったため、辛うじて今右掌には令呪が宿っている。
沙樹のことを考えれば、己が黄巾賊にいること自体が変だが、幸い沙樹は無事だとのことだ。
折原臨也の姿は今の所確認されていないのだが、やはりその御蔭なのだろうか。

彼のいつもの軽快な態度はやや鳴りを潜め、軽快さを体現していたはずの彼の顔には悔しさの篭った表情が浮かんでいた。
正臣は自分をこんな聖杯戦争という儀式に呼び込んだ連中が苛立たしくてしょうがなかった。
あの池袋にまた戻り、碌でもないことをやらかした彼奴を殴り飛ばそうとしたと決めた時に、この世界に来てしまった。
未だ黄巾賊の再結成すら出来ていないというのに。
大体願いをかけて殺し合いだなんて何だ、ゲームの世界か。
いや、その手のゲームはやらなかったけれど、狩沢さんや遊馬崎さんとかならともかく。

「ったく、俺はこんな日常なんで望んでねーってのによ……。」

もう最悪だ。
やりたいことやろうとしてこの有様かよ。
確かにゲームの世界に入り込むだけなら悪くはないかもしれない。
だが出られないとはどういう事だ、信じられるか。

願いならあるが、それは元の世界に帰ってからの話だ。
とにかく、正臣はこの聖杯戦争から抜け出したいと考えている。

「聖杯戦争」

1つの願望機を巡って、サーヴァントという使い魔の手綱を握り、「殺しあう」儀式。
それが脳内に送り込まれた聖杯戦争の概要だ。
殺し合う儀式だなんて信じられるか、どっかの映画で観た魔法使いだってこんなトチ狂ったことはやらない。
生命の取り合いというなら、もうブルースクウェアとの抗争で慣れっこだ。

だが人間同士での生命の取り合いとは訳が違う。
此処で戦うのは「サーヴァント」という使い魔だ。
折原臨也、平和島静雄、首無しライダー、そして切り裂き魔。
詰まる所あのような連中がゾロゾロいるという事だ、殺す気かとでも言いたくなる。
というか、もう言っている気がするのだが。

(でも、こんな所で立ち止まるわけには……いかねえんだよな……)

そうとは言うものの、少なからずとも正臣は戦いに乗ることを決めている。
殺し合うのははっきり言ってゴメンだ。
何度抗争を繰り返そうが、そんな気持ちは変わらない。

正臣だって人間だ、人は殺せない。
あの情報屋が聞いたらバカげたことを抜かしてくるだろうが、それは事実だ。




◆  ◆  ◆



「どうした、小僧?」
「うっ!」


不意に聞こえた背後からの声に、正臣はビクッと背筋を震わせる。
その声はしゃがれてはいるが、しかし威厳のある声であった。
振り返ってみると、其処には兜を被った白髪の老人がいた。
眼帯が付いていない方の目で正臣を睨みつけるその眼光には、威厳すら感じさせる。
彼の名は「キャスター」、紀田正臣のサーヴァントとして現界した英雄である。

「あ、いや何って、男なら無論美女をナンパする事に決まっているじゃん!」

自分の悩みを誤魔化そうと、正臣は笑顔を作り虚言を吐く。
実際に正臣はそんな事をよく言う人物だと認識されている、これならキャスターだって……

「そうか、私にもその様な戯言を吐く『仲間』がいたが、少なくとも、先ほどの貴様程思い詰めた表情では言ってなかったぞ。」

老人が如何にも「呆れました」とでも言いたげな表情で正臣を見つめる。
それを見てやや冷や汗をかいた正臣は、ハァっと溜息を付いた後、椅子をズリズリと引きずってキャスターの方に身体全体を傾けた。
そしてもう一度溜息を付いた正臣は、思い切った表情を見せ口を開く。

「分かった、話すよ。」
「やはり、何か悩み事を抱えているのか。」

脱力気味な姿勢で椅子に座っている正臣を、憐れむかのようにキャスターは見つめる。

「……そういやさ、アンタにはまだ話していなかったっけ、俺の願い。」
「ほう?やはり貴様にも願いはあったのか。」
「ああ、まぁな……。」

其処まで言った後、正臣は一度目をつぶり、引き締まった表情と共に目を開き握り拳を天井に掲げる。

「殴りに行くんだよ、俺のダチを……」
「ダチを……仲間か。」
「そうだよ、其奴さ、どっからどう見ても普通の奴なんだけれど、今、彼奴が入ってはいけない場所に入り込んじまったんだ。
彼奴には、平凡すぎるほどに平凡な日常が一番似合っているはずなんだよ、なのにあの馬鹿野郎は……勝手にブクロの闇に入り込んじまって……」

正臣は、流れ出ようとする水を抑えるかの如く苛立ちを堪えようと、歯をギリギリと食いしばる。
正臣の無二の親友である竜ヶ峰帝人は、何処からどう見ても普通の高校生であった。
少なくとも、池袋の闇に入り込むには余りにも不相応な人種であった。
紀田正臣とは違う世界で生きるべき人間であった、「向こう側」等行く必要は……いや、知る必要すらなかった。

だが、結局彼は入り込んだ、まるでパンドラの箱を開けるかの如く。
そんな風になってしまった友を止めてやるのが、同じく友である自分の務めではないのか、と正臣は考える。
彼がどうしてこうなったのかは知らない、彼が何をやりたいのかは知らない。
だが、帝人が「向こう側」に行こうとすることだけは何としても阻止してやると。

「キャスターのオッサン、俺乗るわ、聖杯戦争。」
「やはりか、だが人を殺めることは―」
「分かってるよ、俺だって其奴はゴメンだ。」

まるで図星を突かれたような苛立った表情をキャスターに見せつけた正臣は、キャスターを真剣に見つめ、言葉を続ける。

「だからさ、ちょいとマスター殺るのは勘弁してくれよ。
サーヴァントなら構わねえけれど、流石にただの人を殺す勇気は、俺にはねえからさ。」
「分かった、私とてサーヴァントだ、貴様の命令は尊重しよう、しかし、これからどうする?如何にして戦う?」

それを聞いた正臣は、ハァ~っと溜息を上げて干された布団のように背もたれに寄っかかる。

「それなんだよな……確かサーヴァントって、其処らのチンピラと違ってちゃっちゃと殺れる様なモンじゃないんだろ?」
「そうだな、サーヴァントは常に姿を隠している、何時どんな時に我々が狙われるか知れたことではない。」

冷たい顔でキャスターはうんと頷き、言葉を続ける。

「だが、陣地を転々とすることは可能だ。私の宝具でなら、それが出来るだろう、外に出てみろ。」

キャスターの言う通りに、正臣は椅子から立ち上がり、ステージから飛び降り、出口に向かって走る。
そして出口から出た時に眼にしたものは……


「オイオイ、戦艦って……マジかよ。」

其処にあったのは、まるで中世ヨーロッパの伝承にも出てきそうな、木製の戦艦だった。
それが、海ではなく、陸に置いてある。
幾ら首なしライダーや切り裂き魔が跋扈するブクロの空気が染み付いているのか、正臣はさほど驚いた様子を見せなかった。
いや、口はパッカリ空いているのだが、しかしリアクションは薄い方だ。
大体、この世界もこの世界で英霊なんぞがうろちょろしているんだし。

「この宝具は、私の力の要とも言える重要な存在だ、これが破られれば、我々の戦力は落ちるだろう。
故に、一定の場所に置くのには無理がある。」

後ろからキャスターがゆっくりと歩きながら説明を付け加える。

「つまり、どういうこと?」

正臣がキャスターの言う事を問いただす。

「此奴に乗って移動しておけ、と言う事だ。」

そう言うと、キャスターは正臣よりも前の位置にまで歩き、船に乗り込もうとする。

「ちょ、オイ、勝手に置いてくなって!ていうかさぁ、俺も一応子分いるわけだしどーすんの!」
「集会には帰れば良いだろう、マスター、貴様も乗れ。」
「勝手な奴だなぁオイ!後我儘な女とのクルージングなら嬉しいけど爺は好みじゃねぇぞオレは!」

そう言いながらも、正臣はキャスターの後を追う。



◆  ◆  ◆


―仲間、か。
マスターたる彼の願いを聞いたキャスター…「マスター・ハデス」は、嘗て自分がギルドマスターの座を譲った男を思い出す。
彼はギルドを護るためにと己と戦った。
幾ら老いるまで研鑽を積もうが、元より経験と才能に恵まれ魔法の根源を目指し続けたハデスとの差は歴然だったはずだった。
結果その男は敗れた、ハデスに言わせれば当然の結果だった。

だがその男達の意志を継ぐギルドメンバー達はその限りではなかった。
彼等の前に七眷属は倒れ、自らも眼帯を外す羽目になった。
それでも勝てなかった、彼等の連携には為す術もなかった。
魔法の根源を具現化させた力をもいなした物、それは「仲間」の存在だったという。

そして、それは全て貴方から教えてもらったことだと、現マスターは答えた。
「力」に固執する余り、己は最も大事にしていた存在すら忘れてしまったのだ。
やがて彼の前に立ちはだかったのは、嘗て自らに魔法を教えてくれた少年だった。
その絶対的な力に為す術もなく倒れたハデスは、今のギルドのメンバー達の姿を思い浮かべる。
その仲間達と明るく騒ぐ彼等の笑顔は、「彼女」に良く似ていた。


自分をこの場に蘇らせた少年は、今「仲間をぶん殴る」と言った。
現マスター……マカロフも、嘗て自分に立ちはだかった時その様な事を口にしていた。
やはり、メイビスと言いマカロフと言い彼と言い、やっぱり自分は「仲間想い」な連中と縁があるのだろうか。
ギルドを抜けようが、闇魔術に傾倒しようが、座に登ろうが、やはり己は仲間の存在を出会いを重ねる度に教えられるのだろうか。
「大魔法世界」を見るために現界したのは良いが、まさか己を喚んだのはこの様な男だったとは。

無論聖杯は手に入れる、それは変わらない。
魔法の根源とやらに繋がるほどの膨大な魔力を持つ聖杯。
それが手に入れば、己の願いも自ずと叶うだろう。
嘗て眼にしたゼレフの力を、いや、それ以上の価値を有する可能性のある魔力の塊を、手放してどうする。

だが、一方でマスター・ハデスはこの少年の手助けになりたいとも思っていた。
嘗て己は、後を継いでいく仲間達に教えたはずの「仲間の大切さ」を忘れてしまった。
だがこの少年は「仲間」を殴りに行く事が願いだという。
嘗てキャスターが喰らった仕打ちと同じことを、この少年はやろうとしている。


―全て、貴方が教えたことです。


嘗て、己がギルドを託した愛弟子が放った言葉が、ハデスの中で反芻する。
仲間を想い、支え合う心。
思えば自身も、少女メイビスによってそれを教えられた男の一人だった。

(私は絆を捨てた……)

大魔法世界の実現。
ハデスはその為に、今迄護り続けてきた「絆」を捨てた。
そしてその果てに、己はその「絆」とやらに敗れ去った。
だが、彼の絆を支えてやりたいと言う想いは紛れもなく、彼があのギルドの一員であった証である。



【クラス名】キャスター
【出典】FAIRY TAIL
【性別】男
【真名】ハデス(ブレヒト・ゲイボルグ)
【属性】混沌・悪
【パラメータ】筋力C 耐久A 敏捷B 魔力A+ 幸運D 宝具A++

【クラス別スキル】

陣地作成:-
自らに有利な陣地を創り出すスキル。
このスキルは陣地となる宝具と引き換えに失われている。

道具作成:C
魔力を帯びた器具を創り出すスキル。
魔法関連の道具を作り出せる。

【固有スキル】

高速詠唱:A
魔術詠唱を早める技術。
フィオーレ王国に蔓延る魔導師はどうやら全員このスキルを習得している様である。

魔眼:A(D-)
キャスターが持つ「悪魔の眼」。
万物を見通し、更に悪魔の召喚や膨大な魔力の生成をも行う。
実質的には「使い魔(悪魔)」「魔力放出」のスキルを兼ねている。
ただし、宝具が破壊されれば効果は消失する。

戦闘続行:C
往生際が悪い。
致命傷を受けない限り戦闘を続行する。

カリスマ:E
人々を導く天性の才能。
一ギルドを率いるには十分なランクである。

【宝具】

「悪魔の心臓(グリモアハート)」
ランク:A++ 種別:対城宝具 レンジ:99 最大捕捉:1000
キャスターの陣地にしてギルドの本拠地たる戦艦。
キャスターが率いた闇ギルド「悪魔の心臓(グリモアハート)」が宝具化した物でもある。
ギルドの名を冠した心臓の運び船。
強力な魔力炉「悪魔の心臓」を内蔵した魔力炉が積んである。
これこそがキャスターの強さの秘訣であり、これが破壊されればキャスターの力は大幅に減少する。
また、ギルドが宝具になった物でも有るため、船内で「煉獄の七眷属」を初めとするギルドメンバーを召喚することも出来る。
ただしウルティア、メルディは他のギルドに乗り換え改心したため、召喚に応じない可能性もある。
其の上一度消滅したギルドメンバーは召喚が不可能となる。
これのお陰で、キャスターは「ライダー」の適性も持ち合わせている。

「悪魔睨見・天罰(ネメシス)」
ランク:A+ 種別:対魔術宝具 レンジ:10 最大捕捉:-
キャスターが持つ魔眼。
ゼレフ書第四章十二節の裏魔法を発動する闇の魔術。
普段は封印されているが、眼帯を外すことで開放される。
キャスターに膨大な魔力を与え、地から悪魔を召喚することも出来る。
更に魔力を闇のオーラに変え、魔弾に変えて撃つ等、非常に強力な魔術を放つ。

【人物背景】

魔導師ギルド「妖精の尻尾(フェアリーテイル)」の二代目マスター。
その魔法の腕は天才として讃えられたが、ある時マカロフにギルドを託して突如ギルドから去る。
しかし彼は闇ギルド「悪魔の心臓(グリモアハート)」のマスターとして生きていた。
そして彼はより強大な黒魔術を手にするため黒魔導師ゼレフを求め、妖精の尻尾の聖地たる「天狼島」へとやってくる。
魔道戦艦と「煉獄の七眷属」を従えS級昇格試験で此処に来ていた現「妖精の尻尾」の魔導師達を苦しめるが、紆余曲折の末に煉獄の七眷属は全て倒される。
遂に己が出陣する羽目となり、マカロフを圧倒した後自らも出て、「妖精の尻尾」の主力メンバーを終始圧倒する。
だが己の魔力の元となっている魔道戦艦の魔力心臓を破壊され、それでも尚戦い続けるもとうとう敗れる。
そして覚醒し「怒った」ゼレフに一瞬で倒され、息絶える。
冷酷非情な性格だが、何処か不器用な一面もある。
その冷静沈着な性格はメイビスと出会った時点で変わらなかった模様だが、嘗てはメイビスには心を開いていた。

【聖杯にかける願い】

ゼレフの力を目覚めさせる。

【基本戦術・方針・運用法】

陣地を戦艦とする、どちらかと言えばライダー寄りなキャスター。
しかしゼレフに手ほどきを受けているハデスの魔導師としての腕前は本物で、「グリモア・ロウ」や「天照」等の強力な術を司ることが出来る。
宝具である魔眼を使えば使い魔とオーラを扱った戦闘を行うことも可能だが、キャスターにも弱点はある。
ただし、戦艦にある心臓を破壊されれば、キャスターの力は大幅に減少してしまう。
ギルドメンバーの召喚も困難となってしまうので、気をつけよう。




【マスター名】紀田正臣
【出典】デュラララ!!
【性別】男


【能力・技能】

  • 腕っ節の強さ
カラーギャング元頭領なだけあって、相当な実力だったかと思われる。
と言うか彼の腕っ節も黄巾賊の勢力拡大に関わっている。

  • 「黄巾賊」
三国志演義において悪名高い同名の賊軍をモチーフにしたカラーギャング集団。
正臣はそこの頭「将軍」であった。
彼が抜けてからも、その勢力は大幅に拡大。
ダラーズに負けず劣らずの一大組織と化してしまった。
このロールにおいても黄巾賊は健在で、正臣もリーダーに復帰している。


【人物背景】

池袋に住む高校生。
なのだが、嘗てはカラーギャング集団「黄巾賊」のリーダーで、そこでは「将軍」と呼ばれていた。
だが恋人の三ヶ島沙樹を切り裂き魔にやられたことをきっかけに黄巾賊を抜け出す。
それからは幼馴染の竜ヶ峰帝人や、クラスメートの園原杏里と一緒に平凡な日々を送っていた。
しかし彼もまた、必然的に非日常に戻る羽目になり、「首なしライダー」や「切り裂き魔」に関わる事になる。
やがて彼は、帝人がカラーギャング紛いの交流サイト「ダラーズ」の組織力を拡大していき暴走していったことを知る。
正臣は親友を殴り飛ばすため、再び黄色い布をその身に纏った。


陽気な性格で女の子をナンパするのが趣味。

今回は、ダラーズと戦うために黄巾賊に戻る直前からの参戦。

【聖杯にかける願い】

帝人を日常に引きずり戻す。

【方針】

参戦派だが、人を殺すことにはやや躊躇がある。

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最終更新:2017年03月11日 13:52