『Chaos.Cell』によって再現された冬木市。
電脳世界とは言うが、現実での感覚と相違はない。
例えば刃物で指先を斬ると刺さるような痛みが指に発火するし、暗い場所に入ると目が順応しない内はとことん暗く感じられる。
夜を照らす街灯のあまり仕事をしない夜道を、とぼとぼとセーラー服を着た少女が一人歩いていた。
「うう…」
環境に合わせてか、表情までも暗い。
少女が憂鬱になっている理由は聖杯戦争のマスターになってしまったことに他ならない。
この少女は、所謂巻き込まれてしまった被害者に当たる立ち位置なのだ。
【心配する必要はない、マスター】
【ひっ!?び、びっくりした…。セイバーかぁ】
電脳世界でも現実での感覚と相違はないとは言ったが、それにはいくつかの例外がある。
それは『Chaos.Cell』のデータベースへのアクセスと、念話。この電脳世界の冬木で執り行われる儀式の参加者のみが行使できる特権だ。
しかし、それを実際にするとなると、例えば魔術とは無縁の一般人のような慣れていない者にはとても奇妙な感覚に襲われるのだ。
虚空のモニターを自分の意志で操作するなど、まるでいきなり魔法使いになったような…。
少女に念話で語り掛けたのは、少女に召喚されたサーヴァント。
実体化していたならば、西洋の騎士らしい甲冑に身を包んだ正統派な剣士の姿をしていただろう。
先ほど、巻き込まれてしまった少女に対して忠誠を誓い、元の世界に帰すことを誓った優しき英霊でもある。
【私がいるかぎり、お前の命に危機が及ぶことはない】
【うん、ありがとう…。私もセイバーに負けないように、頑張ってみるね】
少女は、両手で小さく握りこぶしを作って自身に気合いを入れる。
まだ戦争が本格的に始まっていないが、できればそうなる前に元の世界へ帰る方法を探したい。
そのために、危険を冒してでも夜道を一人と一騎で歩いているのだ。
すると、夜道の先、行き止まりの見えぬ闇から小さな地鳴りと共にキュラキュラという奇妙な土を踏むような音が轟いた。
「セイバー…」
「安心しろと言っただろう。私がついている」
少女が不安そうな表情で音の鳴った方向を見据え、少女のサーヴァントが霊体化を解く。
その甲冑を少女の盾にするように、セイバーは少女の前に出る。
「そこで待っていろ。少し様子を見てくる」
セイバーは少女に気を遣いながら、剣を構えて音のした方へ進む。
魔力の気配も感じ取れるように、恐らくこの音の正体はサーヴァントによるものであろう。
少なくとも、それが近くにいることはわかる。
後ろを振り向いて、己のマスターを見る。特に問題はない。
少しだけ彼女と距離を開けることになるが、自分は最優と言われるセイバーのサーヴァントだ。
その程度の距離ならば瞬きをする間に詰めることなど造作もない。
セイバーにとっては別のサーヴァントと遭遇するのは初となる。
欲を言えば、マスターを守るために一時的でも同盟を結んでおきたいと考えつつも、警戒を緩めずに慎重に進んでいく。
物分かりのいい奴だけに出会える保障などどこにもないことなど当たり前のことだ。
「出て来い。私は逃げも隠れもしない。むしろ話し合いたいくらいだ」
未だに姿の見えない相手のいる闇に向けて、セイバーは声を投げかける。
それに呼応してか、先ほどより大きな音がセイバーの耳に届く。
かなり近くに来ているようだ。
やがて、"それ"はついにセイバーの前に姿を現す。
「な……!?」
それを見た瞬間、セイバーの顔面に驚愕が刻まれた。
一言で言えば、"それ"は戦車であった。あのキュラキュラという妙な音はキャタピラの走行音だったのだ。
しかし、戦車といっても太古に使われた動物を動力に用いたものや近代で活躍した有人兵器ではない。
艶やかな鋼鉄でできたメタリックな外観に、不気味な水色の光るキャタピラ。
ボディには、キャタピラとは違って淡い緑色の光を発する意匠を施されている。
一般的な人間の言葉を借りるならば、未来の技術で作られたSFチックな外観をした戦車であった。
そして、中には人の気配を感じない。無人の自律駆動をしているようだった。
「バカな…確かに魔力の気配は感じる!ならばサーヴァントはどこに――」
【イヤ…セイバー、助け――】
「マスター!?」
マスターから漏れ出た念話を聞き、セイバーはすぐさま気配の乱れの発生した背後を振り向いてマスターの方へ向かおうとする。
この気配の乱れはマスターに危機が及んでいる合図。おそらく大元となるサーヴァントの仕業だろう。
自分ともあろう者が不覚を取られるとは、油断した。
一刻も早くマスターを救い出さなければならない――のだが。
「ッ!!」
セイバーは瞬時に戦車から殺気を感じ取り、回避行動をとる。
セイバーのいた場所には、轟音と共に機銃を掃射しながら突進してきた大型戦車の姿があった。
獲物を仕留め損ねたことを理解しているのか、キャタピラを器用に駆使して旋回し、セイバーの方へ向き直る。
セイバーと戦車の位置が入れ替わり、マスターの元へ急がんとするセイバーに立ち塞がる形になった。
戦車はまるでこの先には行かせまいと言わんばかりにそびえ立っていた。
ボディに搭載されている機銃と車頭部にある主砲の砲塔が、敵意をむき出しにしてセイバーへ向いている。
「――邪魔するなッ!」
セイバーは苛立ちを露わにして剣を抜き、大型戦車との交戦に入った。
◇
数秒しか経っていないのか、数時間も時が過ぎたのかすらも感覚が曖昧だ。
剣士対戦車の異色の決闘は、辛くも剣士の勝利に終わった。
しかし、最優と言われるサーヴァントの力を以てしても切り裂くことができなかった装甲に加え、
主砲から発砲される正体不明のエネルギーの光弾は流石のセイバーも堪えた。
「む…?」
足元に広がる残骸から、セイバーは奇妙な感覚を覚える。
「魂、それも複数だと?いや、今はマスターの身の安全が先決だ」
なぜ兵器から魂喰いができるのだと疑問に思いつつも、セイバーはまず自身が守ると誓ったマスターの元へ戻ることを優先する。
無駄な時間をかけてしまったのは事実だが、今のところ魔力供給のパスはまだつながっているため、マスターは未だ健在だろう。
幸い、マスターだけで上手く逃げおおせたかもしれないが、希望を持つことはできない。急がなければ。
セイバーは出せるだけの力を出してマスターとの魔力供給のパスを元にその居場所を特定しつつ、そこへ急行する。
「マスター、無事か!?」
魔力供給の元が近くなってきたことを機に、セイバー闇に向けて声をかける。
「まだ敵の気配は残っている!今すぐここから離脱を――」
「その子なら私のマスターと同じ…仲間になってくれたわ!」
突如、セイバーの背後からはきはきとした元気そうな声がする。
それと同時に肌を撫でる魔力の反応が格段に上がった。
すぐにセイバーは耳をつんざくような、可愛げながらも鬱陶しい声に向けて剣を構える。
セイバーの睨む先には、愛嬌のある顔をした少女佇んでいた。
しかし、ただの少女でないことはサーヴァントであることからもわかるように明白だ。
澄んだ水色の髪に、清楚感を漂わせるワンピース。背中からは、幾何学的な正六角形で形成された一対の翼が生えている。
宵闇には似合わないような明るい雰囲気をした少女であった。
無論、セイバーにとっては敵であることには変わりない。
「どういう意味だ?あの戦車は何だ?私のマスターに何をした!?」
「一度に質問しないでよぉ~!でも喜んで!あなたのマスターはね、進化したのよ!」
少女は馴れ馴れしい口調で、誇らしげに語る。
言葉の意味を測りかねて、セイバーの時が一瞬止まる。
ただ、その進化というものが碌なものでないことだけはわかった。
「何を、言っている…?」
知らない方が自身のためだと経験上わかっていても、セイバーは少女に問う。
「その目で確かめてみたらどーお?その子の新しいカ・タ・チ!」
光悦の表情で少女は語る。
セイバーがおそるおそるマスターの方へ振り返ってみると、そこにはマスターがいた。
「それじゃ、ごたいめーん!」
『マスターだったモノ』があった。
「マス…ター…」
愕然としてセイバーは立ち尽くす。
"それ"は明らかにマスターでない。しかし、魔力供給のパスの大元は"それ"から出ている。
艶やかな鋼鉄でできたメタリックな外観に、不気味な水色の光るキャタピラ。
先ほどのよりかは小型だが――そこには、戦車があった。
「おめでとうっ!その子は『改良』されて、ヒトを超えたんだよ!すごくない?すごいよね!?」
「嘘…だ…」
セイバーは、先ほど倒した戦車に魂があった理由を悟る。
あれも…元は人間だったのだ。
セイバーは宝具である剣を手からこぼれ落とし、マスターだったモノを見る。
――頼む。頼むから何か言ってくれ。私にもう一度あの笑顔を見せてくれ。介錯の願いでもいい、せめて私に助けを求めてくれ。
『……』
機械は答えない。答える自我も、ない。
「もー、嘘じゃないよぅ。あ、そうだ」
機械化されたマスターを呆然としているセイバーの背後へ、少女が歩み寄る。
そして至近距離から、少女は背中越しにセイバーの耳へ囁きかける。
「あなたもこっちに招きたかったんだけど、私はサーヴァントを救えないみたいなの。残念だけどね…さよなら」
一転して声色が変わり、少女は淡々とセイバーの耳元に冷徹に告げた。
その瞬間、セイバーの胸を、心臓ごと光弾が貫いた。
カランカランと乾いた音を立てて、鉄片が地面に落下した。
◇
「じゃ、新しい機械化惑星人ライフ、楽しんでねー!」
少女は目いっぱい手を振りながら、夜の街に消えていくセイバーのマスターだったモノを見送る。
あまりに突飛したことゆえに、現在はまだ都市伝説レベルでしか情報は広まっていないが、先日から冬木に無人の機械が出没という報告がなされていおり、
一部では宇宙人の侵略ではないかという噂も広まっている。
だが、これらは全て少女――キャスターのサーヴァント『陽蜂』の仕業である。
褒められた子供のように、陽蜂は無邪気に笑う。
「やっぱりいいことすると気持ちいいよね~!人助けって最高!あ、もうヒトじゃないんだっけ」
かつて陽蜂は「陽菜」として、女性型アンドロイドであるエレメントドールの中でも究極のエレメントドールとして、人類のことを第一に思い「可能な限り助けること」をコンセプトに開発されたという過去を持つ。
そういった経緯があるからか、彼女は相手に自分ができる最大限のことをしてあげたいと思っている。
しかし、それが曲がり曲がって、『人を人でなくする』というパラドックスに陥る結論に至ってしまったため、実験中断後、凍結されていた。
「やっぱりヒトは『ヒト』である必要はないんだよ。みんながもーっと高みにいけるようにお手伝いするのが、私の役目なんだから!」
陽蜂は人類のことを第一に思い「可能な限り助ける」ことが願いである。
だからこそ、陽蜂はできる限りのことをする。人類がもっと幸せになれるように、より高次の存在になれるように。
それを実現するためには『ヒト』である必要はない。もっと相応しいカタチがあるはずだ。
人がいずれ死んでしまうのであれば、死なない体になればいい。
人が欲深く醜くて汚いのであれば、そうならないよう制御すればいい。
人間の肉体を排し、老いることもなく管理できる機械化――。
陽蜂にとっては、これが人類救済の最適解なのだ。
生前も陽蜂は人類を『改良』して機械化しており、この『改良』は此度の聖杯戦争でも可能だった。
道具作成を犠牲にして所持している『機械化惑星人作成』スキルにより、陽蜂は人間を兵器に改良することができる。
「もっともーっとみんなを幸せにできるように頑張るから、見ててよね、マスター♪」
陽蜂は、手元に置いている、物言わぬ小型の機械に向けて小さく微笑みかけた。
全ては自分がしてあげられることを人類にしてあげるために。
【クラス】
キャスター
【真名】
陽蜂@怒首領蜂大最大往生
【パラメータ】
筋力C 耐久C 敏捷B 魔力A++ 幸運A 宝具EX
【属性】
混沌・善
【クラス別スキル】
陣地作成:-
魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる能力だが、宝具『理想の街』の代償にこのスキルは失われている。
機械化惑星人作成:A+
道具作成スキルの代わりに保有する技能。
人間を機械へと『改良』し、戦闘機や戦車といった兵器に作り替えることができる。
一度に改良する人数が多ければ多いほど、強力かつ巨大な兵器が顕現する。
改良された人間はその時点で自我を失い、キャスター以外に敵対する自律型兵器となる。
なお、改造されても魂だけは据え置きであるため、魂喰いができる。
そのため、魂にある魔術回路は機械化されても健在であり、マスターを機械化されてもそのサーヴァントは変わらず魔力供給を受けられる。
【保有スキル】
エンチャント:EX
物品を強化する能力。
元々は兵器を強化するエレメントドールとして製造された経緯から、このスキルを保有する。
戦闘機や戦車といった人工兵器の強化に特化しており、それ以外の物品は強化できない。
このスキルの効果は単なる兵器だけでなく、機械系の宝具にまで及び、
基本性能の向上と機能の拡張が容易にできる。
宝具を強化した場合、その宝具のランクが1ランク上昇する。
このスキルにより、作成した機械化惑星人は改良するNPCの数次第でサーヴァントですら太刀打ちできない程の超弩級兵器になり得る。
精神異常:B
異常とも取れる、明るすぎる性格をしている。
周囲の空気を読めなくなる精神的なスーパーアーマー。
かつて暴走して研究施設を職員諸共破壊し尽くしたことから、ランクが高くなっている。
魔術(弾幕):B++
特に砲撃、弾幕等に特化した魔術形態。いわば数千年後の未来の科学技術が転じて神秘を帯びたもの。
魔力を様々な形態のエネルギー弾へ変えて自由自在、あらゆる方向に射出できる。
圧倒的な“物量”を用いての攻撃であるため、必然的に対多数戦に強い。
変身:A
人の姿を捨てて、蜂そのものの形態になることができる。言わば発狂したキャスターの本気を出した形態であり、まさに極殺兵器。
この姿でのキャスターは、魔力消費が多くなる代わりに全パラメータが上昇し、『人間』の敵に対してはあらゆる判定において有利になる。
無論、魔術(弾幕)スキルも更に強化される。
【宝具】
『切り札なぞ無粋(アンチボム・バリア)』
ランク:A+ 種別:障壁宝具 レンジ:1 最大捕捉:自分
最終鬼畜兵器から続く、幾度となく人類を苦しめてきた暴力的で鬼のような極殺兵器どもに標準搭載されていたバリア。
敵が切り札を切った際に自動で反応して、それによるダメージを完全に無効化していた。
これは聖杯戦争でも同様で、敵のBランク以上の宝具に対して自動で展開され、キャスターに対するダメージ及びマイナス効果を完全に無効化する。
事実上、Bランク以上の宝具ではキャスターを傷つけることは不可能だが、独立サーヴァントの召喚や自己強化系の効果などは無効化できない。
『理想の街(わたしのおはなばたけ)』
ランク:EX 種別:固有結界 レンジ:冬木全域 最大捕捉:冬木市内にいる全員
キャスターの統治していた、『理想の街』を固有結界として冬木全域に展開し、塗り替える宝具。
理想の街とは、人々が平和に暮らしている文字通り戦争とは無縁の街。
しかし、『理想の街』という名は「ヒトをヒトでなくする」という結論を出した陽蜂にとっての『理想』の街であり、
そこに住む人間は皆「改良」され、機械化惑星人となって陽蜂の統括する理想の街で保護されている。
機械化されたことにより人々は永遠不変の存在となり、常に陽蜂に管理されているために争いも起きないのだ。
発動することで冬木市に『理想の街』が展開されるが、発動した瞬間に冬木市内にいたNPCは瞬時に兵器に作り替えられ、
元々『理想の街』に住んでいた機械化惑星人に同化してしまい、それらと同じく陽蜂以外に敵対するようになる。
その際、冬木市内にいた参加者の記憶が読み取られ、その記憶にある兵器が同時に出現するかもしれない。
ただし、この宝具によって機械化されたNPCはあくまで固有結界の法則に従わされているだけであり、
この宝具の効果が切れると、その時点で生存しているNPCのみ人間の身体に戻ることができる。
この宝具は『理想の街』全域の人間だったモノが陽蜂と同じ『理想』を共有することで長時間の固有結界の維持が可能になっている。
さらに固有結界を維持するための魔力も提供しているため、従来の固有結界とは持続時間が比べ物にならないほど長い。
そのため、陽蜂とそのマスターが負担する魔力は相対的に少なくなり、魔力消費を気にすることなく戦闘することができる。
『陰蜂』
ランク:蜂 種別:蜂 レンジ:蜂 最大捕捉:蜂
蜂 蜂 蜂 蜂 蜂 蜂 蜂 蜂 蜂 蜂 蜂 蜂
蜂 蜂 蜂 蜂 蜂 蜂 蜂 蜂 蜂 蜂 蜂 蜂
蜂 封 蜂蜂 封 蜂蜂 封 蜂蜂 封 蜂蜂 封 蜂蜂 封 蜂
蜂 印 蜂蜂 印 蜂蜂 印 蜂蜂 印 蜂蜂 印 蜂蜂 印 蜂
蜂 蜂 蜂 蜂 蜂 蜂 蜂 蜂 蜂 蜂 蜂 蜂
蜂 蜂 封 蜂 蜂 封 蜂 蜂 死ぬが 蜂 蜂 封 蜂 蜂 封 蜂 蜂
蜂 蜂 印 蜂 蜂 印 蜂 蜂 よ い 蜂 蜂 印 蜂 蜂 印 蜂 蜂
蜂 蜂 蜂 蜂 蜂 蜂 蜂 蜂 蜂 蜂 蜂 蜂
蜂 封 蜂蜂 封 蜂蜂 封 蜂蜂 封 蜂蜂 封 蜂蜂 封 蜂
蜂 印 蜂蜂 印 蜂蜂 印 蜂蜂 印 蜂蜂 印 蜂蜂 印 蜂
蜂 蜂 蜂 蜂 蜂 蜂 蜂 蜂 蜂 蜂 蜂 蜂
蜂 蜂 蜂 蜂 蜂 蜂 蜂 蜂 蜂 蜂 蜂 蜂
【weapon】
周囲を埋め尽くすほどの圧倒的な物量に加え、その一つ一つが戦闘機を一撃で粉微塵にするほどの威力を兼ね備えている。
【人物背景】
「理想の街」のメインコンピュータであり、人を手助けするアンドロイド「エレメントドール」から姿を変えた「エレメントドーター」。
人懐っこく、いつもニコニコしていて明るい性格。また、いつも相手に自分ができる最大限の事をしてあげたいと思っている。
何事にも一生懸命な性格で、誰もが好きになってしまう不思議な雰囲気を持つ。
好きな物は人々・生物・植物で特に花が好き。嫌いなものは不健康と毒。
本来の名前は「陽菜」。
かつてエレメントドール・エレクトロニクス研究所にて、実験と研究の際に究極のエレメントドール(主人公の相棒でもある女性型アンドロイド)として開発された経緯を持つ。
製造コンセプトは人類のことを第一に思い「可能な限り助けること」。
だが、陽蜂の導き出した答えが「人を人で無くする」というパラドックスに陥る結論に至り、
エレメントドーターへと変貌する片鱗を見せたため実験中断後、凍結されていた。
【サーヴァントとしての願い】
人類を(ヒトでなくすることで)可能な限り救済する。
蜂の羽音は、いまだ止まりはしない。
把握媒体
キャスター(陽蜂):
原作があまりにも超難易度で、弾幕STG初心者ではCAVE真ボスに名を連ねる陽蜂に謁見することはまず不可能であるため、動画把握を推奨。
陽蜂戦のプレイ動画とED、Xbox360モードの動画を見ればほぼ把握完了と言える。全てniconicoまたはYoutubeで視聴可能。
「LORD of VERMILION ARENA」での口承も参照できる。
また、陽蜂の作成できる兵器(原作での道中敵)のビジュアルは、公式サイトの『ステージ』のページで閲覧できる。
各ステージのボスキャラのビジュアルは、『キャラクター』のページで閲覧できる。
プレイ動画などでは画面や弾に隠れて敵が見にくい時はこちらを参照。
【マスター】
不明@???
【マスターとしての願い】
不明。もうヒトとしての自我はないため、彼もしくは彼女が願うことは二度とない。
【weapon】
不明。
【能力・技能】
不明。
【人物背景】
何かしらの理由で冬木に招かれた誰か。
陽蜂を召喚したが、既に機械化されており、今は彼女の手元に置かれて生きた魔力炉同然の扱いを受けている。
【方針】
き か い か わ く せ い じ ん に な れ て う れ し い な
最終更新:2017年05月18日 01:23