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生きづらい現代


便利さを得ることと引き換えに、僕らはいったい、どれだけのモノを失っただろうか。どれだけ便利になったとしても、もっと、もっと、と人の欲は尽きることを知らない。
これが競争社会、損得社会を生きる上での定めなのかもしれない。

では、世の中が便利になったのに、僕ら本当に幸せになったのか?と言えば、疑問が残る。顔の見えない陰湿なイジメ、増え続ける自殺者数、慣れきった口調でアナウンスされる殺人事件、夢や情熱を語らなくなった子供達、利益を生まない事は悪と見なされる白黒の世界。

僕らはいったい、何を信じ、どこに向かって歩いてゆくべきなのだろう。
その答えは、環境の変化、時代の流れに左右されない、自分の心だけが持っている。
教えてくれるのは他の誰でもない、自分であると僕は思うのです。

それは、時代の流れに流されずに、周囲と自分を比較することもなく、等身大の素っ裸の自分と向き合えたとき、初めて自分の心が語り始める、そういうものだと思うのです。

櫻井響生

















最終更新:2009年06月13日 23:07