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高麗大学校日本史研究会編『東アジアのなかの韓日関係史(동아시아 속의 한일관계사)』上・下、ジェイエンシ、2010年


上巻

第1部 古代史
第1章 対外関係でみた古代
  • 瀧音能之「神話からみた古代の出雲と韓半島」
  • 홍성화「5世紀韓半島南部の情勢と倭」
  • 서보경「武寧王代の対倭関係:武寧王治世期の対外政策を中心に」
  • 나행주「「任那の調」と任那:いわゆる「金官四邑説」の再検討」
  • 仁藤敦史「孝徳期の対外関係」
  • 佐藤信「東大寺大仏造立と日本律令国家」
  • 伝田伊史「日本古代の大黄の貢進について」
  • 정순일「「貞観11年(869)新羅海賊」の来日航路に関する小考」
  • 김현우「10世紀日本の政治的状況と韓日関係」

第2章 人物でみた古代
  • 김선미「推古天皇の即位と蘇我氏」
  • 이재석「『日本書紀』大化5年の新羅使金多遂に関する小考」
  • 加藤謙吉「高麗若光と高麗福信:高句麗系渡来人と東国」
  • 송완범「「百済王氏」の成立と日本律令国家」
  • 新川登亀男「東アジア史のなかの首親王(聖武天皇)元服」
  • 川尻秋生「入唐僧宗叡と請求書籍の行方」

下巻

第2部 中近世史:武家政治と対外関係の屈折
  • 고은미「11~13世紀の太宰府の権限」
  • 近藤剛「高麗前期の官僚李文鐸の墓誌を通じてみた高麗・金関係について」
  • 이세연「六条若宮成立の歴史的含意」
  • 石井正敏「文永8年(1271)の三別抄牒状に関して」
  • 윤한용「得宗専制期の評定:寄合との関係を中心に」
  • 김보한「高麗後期倭冦と松浦党」
  • 이영「日本中世対外関係史研究の問題点と影響:倭冦を中心に」
  • 윤유숙「「省弊節目」を通じてみた19世紀朝日通交と倭館」

第3部 近現代史:日本の膨脹と東アジアの亀裂
  • 박삼헌「加藤弘之の後期思想:立憲的族父統治論を中心に」
  • 정애영「併合事案を通じてみた韓国併合認識:中井喜太郎を中心に」
  • 李炯植「山梨総督時代の朝鮮総督府」
  • 趙明哲「近代日本の膨脹政策と満州問題」
  • 한정선「潮境水域で漂流する日本:韓流と嫌韓流を通じてみた現代日本社会」

最終更新:2016年10月04日 04:32