【おばあちゃんになっても】素直でクールな娘【君のことが好きだ】
ここは素直クールに萌えるスレです。
「素直クール」とは
・冷静沈着で感情的になることはまずない
・完全自立型
・表情が薄いあるいは無表情
・ガチで愛してくれている一途
・愛情表現がストレート
・照れが少ないあるいはない
・「素直」と「クール」の矛盾したアンバランス感が最高にいい
▼投下時ルール
・多くレスを使う投下は、投下前後に開始・終了の旨を書いたレスを入れるのが好ましい。または「何レス目/総レス」を名前欄に
・投下許可を求めない。ダメなんていう人はいません
・作品投下が終わった後の自虐は、読み手が不快に感じるので書かない
・投下前は、他作品への割り込みを防ぐ為必ずリロードしよう。
・コテは投下時にだけ付ける
・性描写(エロ)は空気を読んで程々に。 過激なSSについてはtxtうpを推奨
・Wikiに保管してほしくない人、それから批評がほしい人は投下と一緒に要望を伝えてください。 批評は避難所の批評スレで聞けます
▼2ちゃんねるのおやくそくについては
http://info.2ch.net/before.html
初めての人は保管庫をのぞいてみて下さい
*特に荒らしは徹底スルー
あら(゚ω゚)
スレ立て完了です。どうぞ。
保守
あげ
ほ
ほ
【日焼け】
クー「男さん、ずいぶんと日焼けされているのですね」
男 「毎日外のバイトしてたからね」
クー「綺麗に日焼けされてるみたいですけれど、裸でお仕事されていたのですか?」
男 「プールとか海水浴場の監視員のバイトだったから」
クー「……では世の女性たちに素肌を晒していたのですか」
男 「そ、そう言われればそうだけど」
クー「男さんの素肌を好きなだけ見られたなんて、うらやましいですねその方たちは」
男 「男の裸なんて見てもつまらないと思うけど」
クー「ああ、もっと早くお付き合いしていたら、今年の夏、男さんの肌を思うままに眺めていることも出来たというのに」
男 「クーさん色白だから、海とかプールでずっと一緒にいたら大変なことになってたと思うんだけど」
クー「……私の心配をしてくださるなんて、なんてお優しい」
男 「大袈裟だよ」
クー「そうです、良いことを思いつきました」
男 「なに?」
クー「家で水着を着てみましょう」
男 「……」
クー「男さんの水着姿を独り占めです、ふふふ」
男 「いや待って、口調は丁寧なのに何故か突然拘束された腕が微動だにしないのはなぜですか!?」
クー「大丈夫です、私も着ますからおあいこですよ。そうそう、家族以外の殿方に水着姿を見せるのは初めてです」
男 「━━━━!」
友 「……それで?」
男 「……危うく永住させられるところだった」
友 「……よく帰ってこれたな」
男 「……一緒に登校したいって言ったら帰してくれた」
友 「そうか、まぁ、なんだ……頑張れ」
ほ
hosyu
【好き嫌い】
男 「クーさん、これ貰い物なんだけど」
クー「トマトですね」
男 「トマトは大丈夫?」
クー「好きですよ?」
男 「トマトジュースは飲めるんだけど、生ではあんまり食べないんだ、だからどうぞ」
クー「プレゼントですね」
男 「そんな良いものじゃないけどね」
クー「御存知ないのですか?」
男 「え?」
クー「好きな方から頂いたものは、それが何であっても嬉しいものですよ」
男 「そ、そうなんだ……」
クー「何かお返しをしたいのですが」
男 「いいよ」
クー「食べ物を頂いたのですから、やはりここは食べ物によって作られた私のから━━」
男 「よ、用事を思い出した! それじゃ!」
クー「……やはり生ではなく加工したほうが良いのでしょうか?」
友 「何をだ? とは聞かん、というか俺に聞くな、好きにしてくれ」
>>10
グッジョブ!
敬語を話すクーも良いね。意外とクールさが消えないな
クー「……突然だが」
男 「……」
クー「君が好きだ……と言ってくれないか?」
男 「え? ええっ!?」
クー「君にそう言われると私はとても嬉しい」
男 「あ、うん……」
クー「照れる君も見ていると幸せな気持ちになるんだが、君がごくまれに言ってくれる言葉は私をとても高鳴らせるんだ」
男 「えっと……」
クー「出来れば抱き締めた状態で頼む」
友 「……放課後にやれ、もしくは保健室にでも行ってくれ」
クー「保健室か、それは名案だな」
男 「友!?」
友 「教室でいちゃつくな、話はそれからだ」
クー「さあ、行こうじゃないか!」
男 「ちょっと待っ━━」
2レスいきます。
【好きなもの】
「お帰り、あなた」
落ち着いた声が玄関にひんやりと響く。独特の凛とした空気をもつ彼女の声だ。
ドアを閉めて靴を脱ぐと、エプロンを締めた彼女が急ぎ足で出てきた。
「おう、ただ今。今日は『あなた』と言ったな」
「ふふ。男を愛しているからな。今日は君が帰るまで練習していたんだ」
「もう戻っちゃったじゃないか」
「これはすまない」
妻になっても相変わらず、クーの話しぶりは男性的な堅いもので、「あなた」と言うのが苦手だった。
無理して言わなくてもいい、と言ってはみたが、彼女は、結婚したのだから是非男を「あなた」と呼びたい、と言って聞かないのだ。
「食事の準備はできているぞ」
「ありがとう・・・お、秋刀魚だ」
「うむ。早いものだな。もう秋刀魚の時期だ」
「・・・丁度1年か」
「そうだな」
俺達は丁度1年前結婚し、2人で暮らし始めた。
「去年も確か秋刀魚だったな」
「そう言えば」
結婚式の翌日、夕食は秋刀魚だった。
「やった。秋刀魚大好物なんだよー・・・でも」
「大根おろしが苦手、だったな」
「・・・うん」
大根おろしは辛くて苦手だ。1年前、大好物の秋刀魚の上に乗っかっているそれを見て、俺は箸をつけるのをためらったのだった。
それなのに。
「また乗ってるよ大根おろし・・・」
「好き嫌いはいけないぞ、男」
分かっててつけるなんてひどいよ。クー。
「大根は消化を助けるんだぞ。ビタミンCも豊富に含まれているぞ。さあ」
「えー・・・」
「あーんしろ、あーん」
そう言いながらクーが秋刀魚と一緒に大根おろしを俺の口に運ぼうとする。
「私の料理は、苦手か?」
表情の無い落ち着いた顔に、ちょっと陰が入る。俺は慌てて否定する。
「違うよクー。でも大根おろしは苦手なんだ」
「それなら良かった。食べてくれ。さあ」
「うう・・・」
クーは嬉しそうに俺の口に大根おろしを突っ込んだ。
「秋刀魚と一緒に食べるとよく合うはずだぞ」
「駄目だって・・・うう・・・」
どんな風に食べたって、大根おろしは俺には無理だ。
「ふふ。男、済まないがその涙ぐんだ表情がすごく可愛いぞ」
「クー、ひどいよ・・・」
そう言えば、これ1年前もやったじゃないか。2年連続拷問に遭うなんて。
ごめんなさい。3レスになりました。
「そう言えば1年前もこんなだったな」
「クー、来年は大根おろしは小鉢か何かに分けておいてね・・・」
「駄目だ。君の可愛らしい表情が見れないではないか」
クーはどうやら、これからも秋刀魚に大根おろしを乗せ続けるらしい。勘弁してくれよ。秋刀魚をおいしく食べられないよ。
ふと、クーがこう言った。
「来年も再来年も、こんな風に秋刀魚を出すつもりだ」
「えー・・・」
「その時はまた、君の可愛い顔を拝んで、とっても幸せな気分になれるだろう」
「飽きちゃうと思うけどな」
「飽きないさ。ずっとずっと見るよ。年を取っておばあちゃんになって目が悪くなってこの至近距離が見えなくなっても、ずっとこんな風に君と食卓を囲んでいたい」
クーは少し真剣な顔つきだ。俺の目をじっと見て、こう言った。
「おばあちゃんになっても、君のことが好きだ」
「俺だって爺になっても好きだよ」
ちょっと変わっているけど、落ち着きがあって、とっても優しくて、俺を心配してくれる文句の無い妻だよクーは。だから。
「これからも一緒にこんな風に暮らそう」
「もちろんだ、男」
「でも、大根おろしは分けてくれよ」
「駄目だ。君の涙は私が毎年いただく」
以上です。
投下が多くてうれしいよ
GJ
さて、こっちもがんばらないと
最終更新:2007年09月21日 00:28