【映画のような】素直でクールな娘【ロマンスを】
 
1 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/11/30(金) 23:54:23.01 ID:wsSD0oMb0
1 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 [sage] 投稿日: 2007/11/26(月) 22:50:23.54 ID:jmvGCu+GO
ここは素直クールに萌えるスレです。

「素直クール」とは
・冷静沈着で感情的になることはまずない
・完全自立型
・表情が薄いあるいは無表情
・ガチで愛してくれている一途
・愛情表現がストレート
・照れが少ないあるいはない
・「素直」と「クール」の矛盾したアンバランス感が最高にいい

▼投下時ルール
・多くレスを使う投下は、投下前後に開始・終了の旨を書いたレスを入れるのが好ましい。または「何レス目/総レス」を名前欄に
・投下許可を求めない。ダメなんていう人はいません
・作品投下が終わった後の自虐は、読み手が不快に感じるので書かない
・投下前は、他作品への割り込みを防ぐ為必ずリロードしよう。
・コテは投下時にだけ付ける
・性描写(エロ)は空気を読んで程々に。 過激なSSについてはtxtうpを推奨
・Wikiに保管してほしくない人、それから批評がほしい人は投下と一緒に要望を伝えてください。 批評は避難所の批評スレで聞けます

▼2ちゃんねるのおやくそくについては
http://info.2ch.net/before.html

*特に荒らしは徹底スルー
 
2 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/11/30(金) 23:55:15.91 ID:Cguc9Z5WO
 
3 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/11/30(金) 23:55:18.49 ID:wsSD0oMb0
■前スレ
【初雪】素直でクールな娘【マフラー】
http://yutori.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1196085023/
■ほの板
【キミガ】素直でクールな娘【ダイスキ】
http://human7.2ch.net/test/read.cgi/honobono/1190513417/

●初めての人は軽くでいいので保管庫を見てみて下さい
■素直クール保管所Wiki
http://sucool.s171.xrea.com/
http://www16.atwiki.jp/sucool/

■素直でCOOLな娘避難所
http://yy17.kakiko.com/sucool/

■あぷろだ@素直クール保管所
http://sucool.s171.xrea.com/up/
携帯からはこのへん
写メうpろだ http://kjm.kir.jp/index.php
@ぴた    http://pita.st/index.html

■素直クール過去ログ保管所
http://sucool.skr.jp/kakolog/
■お題/性格ジェネレーター
http://udonkari.run.buttobi.net/
 
4 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/11/30(金) 23:55:37.77 ID:2QJjkV7y0
2getズサー(AA略&>>1乙!
 
5 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/11/30(金) 23:56:11.54 ID:wsSD0oMb0
●●重要なお知らせ●●
試験的に雑談解禁始まりました
雑談に関する意見やルール等はこちらへ

http://yy17.kakiko.com/test/read.cgi/sucool/1133805376/
 
6 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/11/30(金) 23:56:36.63 ID:DoktwoHb0
マジレスすると
パー速でやったほうが幸せになれるよ
 
7 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/11/30(金) 23:58:28.05 ID:HkRauAJB0
>>1
 
8 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/01(土) 00:00:06.29 ID:39ZdfEQh0
>>1
 
9 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/01(土) 00:01:53.81 ID:pC64Cw/c0
>>1
 
10 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/01(土) 00:12:14.53 ID:yKXSNHmQ0
>>1
 
11 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/01(土) 00:26:26.10 ID:pC64Cw/c0
 
12 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/01(土) 00:30:04.92 ID:m3ZqjWSm0
いちおつ
前スレがずいぶん長寿だったから、今度ももちますように!
 
13 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/01(土) 00:34:52.90 ID:M0J2Okil0
―――男の自宅にて

読み終えた雑誌を閉じ顔を上げると、時計の針はもう一時を指そうとしていた。
男「…っと、もうこんな時間か。そろそろ寝るかな」
明日は日曜日なので別に夜更かしをしても構わないのだが、特にやることもないので起きていても仕方が無い。
寝る体制に入ろうと身体を起こす。
その時、携帯から着信を告げるアラームが鳴り響いた。
引っ掴んで画面を見てみると、そこにはクーの名前が表示されていた。
男「クーから…?こんな時間に何だろう」
クーと電話で話すのはよくあることだが、こんな夜遅くに電話がかかってきたのは初めてだ。
通話ボタンを押し、携帯を耳に当てる。

男「もしもし」
ク「あ、すまないこんな時間に…」
男「いやいいよ、まだ起きてたから。何か用か?」
ク「あ、いや用というわけではないのだが…」
クーの声は、彼女にしては珍しく少し震えていた。
男「どうかしたのか?声が震えてるぞ」
クーは少し間をおいてから、おずおずと喋りだした。
ク「うむ…実は…」
男「おう」
ク「先ほど嫌な夢を見てしまって…。それでどうしても君の声を聞きたくなったんだ」
男「………」
ク「このような遅い時間に電話をかけることが非常識極まりないということは重々承知しているんだが…。
   君の声を聞かないとどうしても安心できなくて…」
男「…クックック…、クーって意外と子供っぽいとこあるのな」
その可愛らしい理由に思わず笑い声がこぼれた。
ク「む…笑うことはないだろう。確かに自分でも子供っぽい理由だとは思うが…」
男「ごめんごめん。まあでもそんな可愛らしい理由でなら、いくらでも電話してきてくれて構わないよ」
ク「む…そうか…。君は優しいな」
 
14 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/01(土) 00:40:18.75 ID:M0J2Okil0
男「で?クーが見た夢って、何か怖い夢?」
ク「怖い夢、か…。確かに、私にとっては途轍もなく恐ろしい夢だったよ」
男「クーにとっては?」
ク「うむ。私がこの世で一番恐れていることだった」
男「へえ…どんな内容?」
ク「…君が死んでしまうんだ」
男「…俺が?」
ク「ああ。何度私が呼びかけても目覚めてくれないんだ。泣いても叫んでも、何をしても起きてくれないんだ。
   胸が本当に張り裂けてしまいそうなくらい締め付けられて、どうしようもないほどの絶望を感じたよ」
男「…大げさだなあ」
ク「大げさなものか。今思い出しても泣いてしまいそうなくらい、本当に悲しかったんだぞ」
本当に今にも泣き出しそうなクーの言葉に、胸がぎゅっと締め付けられる思いがした。
男「…それくらい俺のことを大切に想ってくれてるってことか。ありがとう」
ク「当然だ。君は私にとって、この世で一番大切な人なんだからな」
男「…そんなにハッキリ言われるとちょっと恥ずかしいけどな」
ク「とにかく、そんな夢を見てしまったから君の声を聞きたくなったんだ。直接話さないとどうしても安心できなくて…。
   もしかしたら本当に君がどこか遠いところへ行ってしまうんじゃないかなんて嫌な考えが頭をよぎってね」
男「…大丈夫だ、俺はどこへも行かない。ずっとお前の傍にいる」
ク「…うん、その言葉を聞いてとても安心した」
男「そりゃよかった」
ク「あの…もう少しこのまま話していてもいいか?」
男「いいぞ、どうせ明日は休みだからな」
ク「そうだな…ありがとう」
男「どういたしまして」
 
15 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/01(土) 00:45:32.58 ID:M0J2Okil0
>>12
今回は>>1000行きたいな
 
16 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/01(土) 00:47:01.35 ID:fsUki7O/0
避難所見てきたが、>>1の情熱に脱帽

前スレで【保健室】って言った人いるだろうか?
 
17 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/01(土) 00:47:57.69 ID:fsUki7O/0
【保健室】
ク「珍しいな。キミが熱中症とは」
男「面目ない・・・・」
ク「体調が悪かったのか?」
男「いや、たまにはクーに格好いいところ見せようと思ったら・・・・このざまだ」
ク「嬉しいことを言ってくれるな。
  だが無理はしないでくれ。キミに倒れられては困る」
男「気をつける・・・・」
ク「ただ、こうやってキミの寝顔を見ているのもいいものだな」
男「情けない・・・・」
ク「気にするな。次に期待しているぞ」
 
18 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/01(土) 00:55:22.72 ID:M0J2Okil0
何かリクエストはありますか?
 
19 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/01(土) 00:58:50.98 ID:Oy7yZz4P0
>>18
冬山登山
 
20 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/01(土) 01:05:44.38 ID:M0J2Okil0
>>19
把握
 
21 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/01(土) 01:13:26.46 ID:HvRPr1dfO
保守
 
22 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/01(土) 01:23:14.89 ID:M0J2Okil0
男「クー、天候が崩れてきた。今日はどこか適当な所で休もう」
ク「そうだな…、こう吹雪いては前に進めん」
男「ちょうどあそこに洞穴があるし、あそこで休もうか」
ク「うむ」

男「ふう…火を焚いたら少しは温かくなってきたな」
ク「何か食べるかね?」
男「ああ…。まあ、味気ない携帯食料くらいしかないけどな~」
ク「仕方ない。保存の利くものでないと登山には持って来れないからな」
男「あ~、新鮮な肉が喰いたいなぁ~」
ク「食べるかね?」
男「…へ?」
ク「だから、食べたいのなら肉を食べるかね?」
男「…どこに肉が?」
ク「ここだ」
男「………はい?」
ク「この豊満な肉体を貪るがいい」
男「…あの、クーさん…?」
ク「何か?」
男「え~っと…、雪山で無駄に体力を消耗するのはちょっとよろしくないかと…」
ク「む、君は私との性行為が無駄だと言うのかね?」
男「いやそこじゃなくて」
ク「大丈夫だ、こういうこともあろうかとちゃんと強壮作用のある栄養剤を持ってきている」
男「…つまり、はなからこの展開に持ち込もうとしていたと」
ク「フフフ…さあ、存分に身体を温めあおうではないか」
男「あ、ちょ、クー!いきなりやめtアッー!」
 
23 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/01(土) 01:26:19.54 ID:Oy7yZz4P0
>>22
乙と言わざるを得ない
 
24 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/01(土) 01:27:45.16 ID:OfhjT44I0
これから流れ読む☆保守!
 
25 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/01(土) 01:30:37.86 ID:M0J2Okil0
文章だけじゃなく絵も描けたらもっとスレに貢献できるんだが…
ちょっと勉強するか
 
26 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/01(土) 01:36:51.07 ID:wMgUNNsx0
ここであえて空気を読まず保守用お題投下

つ ・ 【医学部で研修期間のクーと担当教官の男】

うん、相変わらず専門職クーネタはベタながら強力だと思うんだ……
 
27 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/01(土) 01:48:46.88 ID:M0J2Okil0
保守しますよ
 
28 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/01(土) 02:00:21.60 ID:M0J2Okil0
男「今日も寒いな…」
ク「そうだな、ここ最近かなり冷え込むな」
男「あ、雪降ってきたぞ」
ク「初雪か…」
男「傘持ってないけど、平気か?」
ク「ああ、ニット帽をかぶってるから私は平気だ」
男「そっか」
ク「君のほうこそ、何もなしで大丈夫か?」
男「大丈夫だよ、そんな繊細にはできてないから」
ク「むぅ、しかし無理はしないでくれ。君に風邪を引かれると、私もつらい」
男「はは、気をつけるよ」

男「……ん?ははっ、クー。頭に雪が積もってるぞ」
ク「ん、そうか?」
男「なかなか可愛くなってるぞ」
ク「むう、君がそう思うのなら、もう暫く積もらせておこう」
男「何かクーって雪が似合うな。クールなイメージがあるからかな?」
ク「そうか?」
男「うん。冷たい印象があるから、冷たい雪が似合うんだろうな」
ク「ふむ。だが私が君に対して想う心は何よりも熱く燃えているぞ」
男「…あ~、うん知ってる」

ク「ところで、君の頭にも雪は積もっているぞ?」
男「え、マジ?」
ク「ほら、頭を貸してみろ。雪を掃ってやるから」
男「サンキュ」
ク「なかなか可愛かったぞ」
男「………」
 
29 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/01(土) 02:12:36.77 ID:M0J2Okil0
保守
人いないな…
 
30 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/01(土) 02:22:49.35 ID:M0J2Okil0
保守
 
31 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/01(土) 02:35:11.84 ID:M0J2Okil0
保守
 
32 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/01(土) 02:49:54.94 ID:M0J2Okil0
保守
俺しかいない悪寒
 
33 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/01(土) 02:51:39.10 ID:Oy7yZz4P0
さっきからROMってる件

というか、メモに貯めてる
 
34 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/01(土) 03:09:37.96 ID:M0J2Okil0
保守
 
35 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/01(土) 03:25:43.57 ID:M0J2Okil0
明日早いのでもう寝る
後はまかせた
 
36 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/01(土) 03:44:33.75 ID:Oy7yZz4P0
ho
 
37 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/01(土) 03:57:21.90 ID:9dyT9yOp0
 
38 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/01(土) 04:15:27.34 ID:9dyT9yOp0
ほし
 
39 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/01(土) 04:54:24.51 ID:9dyT9yOp0
ほし
 
40 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/01(土) 05:08:32.32 ID:sxEXekz0O
 
41 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 [sage] 投稿日: 2007/12/01(土) 05:32:33.29 ID:aGXNNzwOO
 外に出る。寒い空気ときれいな星空が、アルコールと暖気で霞がかった脳を揺さぶるようだ。
 酒の席なのに煙草が吸えないってのは拷問かなんかか。ウチの職場には吸わないやつが多すぎる。
 煙草が半分ほどの長さになったときに中から後輩の女の子が出てきた。隣に来ると俺より頭ひとつ低い。名前はなんだったか……まあ四つぐらい下の若い子だ
「先輩こんなところにいたんですか?」
「ちょっと煙草をね……」
 胸ポケットのシガーケースをつつく。
「煙草なんて中で吸ってる人もたくさんいるじゃないですか」
「ん~、なんていうか……まあどうでもいいじゃないか」
 自分ルールその三。非喫煙者の前では吸わない。こんなナルシストっぽい理由だなんて言えない。彼女はそれきり黙ってしまった。
 彼女は確か吸わなかったはずだ。名残惜しいが中へ戻るとしよう。
 半分も残った煙草を携帯灰皿にしまい、彼女を促す。
「風邪でも引いたらマズいし、中に入ろうか」
 彼女の反応は鈍い。
「入ろうよ、実は俺が寒いんだ」
 彼女の反応は鈍い。
「ねえ、中に――」
「かっこいいと思いますよ。そういうの」
 彼女はなんと言ったのだろうか。脳の反応が鈍い。
「私は吸いませ
 
42 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 [sage] 投稿日: 2007/12/01(土) 05:34:32.79 ID:aGXNNzwOO
切れてた。続き


「かっこいいと思いますよ。そういうの」
 彼女はなんと言ったのだろうか。脳の反応が鈍い。
「私は吸いませんが、二本目をどうぞ」
「二本目をどうぞ」
「どうぞ」
 俺は二本目に火を付けた。彼女は寄り添って立っている。


終わり
この手のジャンル系がどんなものなのか全く知らずにやった。俺は逃げる
 
43 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/01(土) 06:12:41.21 ID:9dyT9yOp0
GJ!
 
44 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/01(土) 06:35:25.78 ID:sxEXekz0O
割りと起きてる人いんのね保守
 
45 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/01(土) 07:22:29.64 ID:9dyT9yOp0
おっと
 
46 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/01(土) 08:16:07.77 ID:9dyT9yOp0
 
47 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/01(土) 08:53:12.26 ID:9dyT9yOp0
 
48 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/01(土) 09:24:50.61 ID:M8EgTdjT0
今起きた☆これから流れ読む保守!
 
49 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/01(土) 09:53:11.71 ID:fsUki7O/0
俺でよければ要望を聞こうか
 
50 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/01(土) 10:09:15.33 ID:HvRPr1dfO
ならばお題・男も女も素直クール
 
51 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/01(土) 10:26:14.51 ID:fsUki7O/0
【男も女も素直クール】
ク「男」
男「クーか。どうしたの?」
ク「一緒に帰ろうと思ってな」
男「それは嬉しいね。じゃあ行こう」

ク「ここでお別れだな」
男「明日も一緒に帰らない?」
ク「ああ、喜んで」
男「クー。・・・・好きだよ」
ク「私もだ。男。では、また明日会おう」
 
52 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/01(土) 10:26:49.72 ID:fsUki7O/0
すまん
予想以上に難しかった
 
53 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/01(土) 11:11:03.52 ID:1HP5MIuN0
>>51
GJ!
 
54 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/01(土) 11:47:18.59 ID:oS/RCyhB0
 
55 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/01(土) 12:03:19.72 ID:sxEXekz0O
俺のIDがSEXに見えなくもない…
 
56 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/01(土) 12:03:38.51 ID:HvRPr1dfO
>>51
お題消化サンクス&GJ
 
57 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/01(土) 12:33:42.77 ID:sxEXekz0O
はす
 
58 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/01(土) 12:37:41.86 ID:aGXNNzwOO
│ω・`)ジー
アレ?モシカシテオレトンデモナククウキヨメダッタンジャ……
 
59 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/01(土) 12:49:08.13 ID:3WqpJSjcO
>>58
(´・ω・`)つ旦
 
60 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/01(土) 13:22:15.14 ID:gjZ4Ywh90
保守☆
 
61 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/01(土) 13:36:23.95 ID:v0YsVnUxO
 
62 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日:
2007/12/01(土) 14:07:57.17 ID:1HP5MIuN0
保守
 
63 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/01(土) 14:44:49.96 ID:1HP5MIuN0
誰もいないのかな?
保守
 
64 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/01(土) 15:14:37.99 ID:1HP5MIuN0
保守
 
65 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/01(土) 15:25:01.64 ID:tGYmcktM0
VIPにスレ立ってたなんて知らなかった
新ジャンルブームぐらいからずっ見てなかった保守
 
66 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/01(土) 15:59:04.09 ID:zppnZUwyO
600ぐらいまでは大丈夫なのかな?保守
 
67 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/01(土) 16:13:15.09 ID:vPfFb4Cn0
保守保守
 
68 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/01(土) 16:29:31.66 ID:Lo0egB1AO
ク「寒いな……」
男「ああ……」

ふぅ、と吐き出された息が白かった。暦の上では、疾っくに冬に入っているのだから当然だろう。

ク「ところで、去年まで巻いていたマフラーはどうしたんだ?」
男「弟にやった」
ク「相も変わらず優しいんだな、君は」
男「普通だろ」
ク「そんな君にプレゼントだ」
男「話を聞け」

クーが鞄から取り出したのは、これから訪れる闇に溶けてしまいそうな黒いマフラーだった。

ク「これをやろう」
男「……知ってたな」
ク「何のことやら」
男「ま、有り難く頂いておきます。ありがとう」
ク「うむ。で、どうだ?暖かいか?」
男「ああ、すごく」
ク「お礼は?」
男「それが目的か……何が欲しい?」
ク「君だ。因みに、これは告白というやつなんだか」
男「そうか……」

数秒後、西日で伸びた二人の影がゆっくりと重なった。
 
69 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/01(土) 16:36:54.56 ID:ZDEk2Wr+O
GJ!
 
70 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/01(土) 16:45:31.61 ID:ouSYaqwE0
gj!
 
71 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/01(土) 16:45:54.52 ID:tGYmcktM0
GJ
2年経ってもSS書きがいるってすごいな
 
72 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/01(土) 16:53:54.95 ID:Lo0egB1AO
実はSS書いたのは初めてなんだ
お世辞でもGJ貰えたのが嬉しいぜ
 
73 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/01(土) 17:09:33.68 ID:vPfFb4Cn0
ク「クーその服かわいいね」
ク「男にそう言ってもらえると嬉しいな」
ク「今日はどこいこうか?」
ク「そうだな遊園地に行きたいな」

女友「…今日行くはずだったデートの脳内補完だとよ」
男友「…脳内補完って…妄想だろ…」

ク「ははは、君は高い所が苦手なようだな」
ク「…男…んっ…」

男友「あれはなにやってんの?」
女友「手を握られてキスされたんだろ?」

ク「クー好きだ!結婚してくれ!一緒の墓に入ろう!」

男友「男ってあんなキャラだっけ?」
男友「あいつにはそう見えてんじゃね?」

ク「ああ…もちろんだ…んっ…」

男友「もう止めて!クーのHPはゼロよ!」
女友「…哀れすぎてみてらんねえ…」
男友「ところで男は?」
女友「風邪ひいて家で死んでるんだって」
 
74 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/01(土) 17:10:06.99 ID:ZDEk2Wr+O
鯖変更で最大保持数はいくつになったんだ?
 
75 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/01(土) 17:13:40.07 ID:sxEXekz0O
>>73GJ!!
>>74変わるもんなのか?
 
76 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/01(土) 17:14:49.76 ID:bgHo6TYi0
保守☆
 
77 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/01(土) 17:32:03.58 ID:WGPoP73S0
保守
 
78 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/01(土) 17:32:45.42 ID:ZDEk2Wr+O
>>75
どっかでスレッド保持数が増えたと聞いたんだが
思い違いかな…
 
79 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/01(土) 17:34:09.34 ID:WGPoP73S0
>>78
550前後から750くらいまで増えた
 
80 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/01(土) 17:53:54.05 ID:Lo0egB1AO
ジッパーが開け閉めされる音が耳に入ったかと思うと、少し低めの心地よい声が耳に入ってきた。

ク「男、起きろ。授業が終わったぞ」
男「うぅん……そ、か」
ク「そしてお昼だ」
男「ああ……あれ?弁当がない」
ク「どれ……本当だ。まったく君は、何処か抜けているところがあるな」
男「うるさい。購買行ってくる」
ク「その必要はない」

クーが前の席の椅子を引っ張ってきて、腰掛ける。
手には大小二つの弁当箱が握られていた。

男「意外と大食いなんだな」
ク「ばか。これは君のだ」
男「……なんだ、まだ夢の中か」
ク「夢かどうか、味覚で確かめてみてはどうだ?ほら、あーん」
男「あーん」

舌の上に乗せられたのは、卵焼きだった。咀嚼すると、口内に程よい甘さが広がった。

男「旨い」
ク「だろう?さぁ、次は私にあーんして食べさせてくれ」
男「えっ、と……それはちょっとな」
ク「ほら、早く。それと、お母様に謝っておいてくれ。すみません、とな」
男「?」

隣にあるクーの机の中には、教科書とノート、筆箱、そしてその奥に、青いチェックのバンダナに包まれた弁当箱が仕舞われていた。
 
81 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/01(土) 18:21:03.94 ID:ZDEk2Wr+O
ほのぼのだなぁ
GJ!
 
82 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/01(土) 18:36:59.09 ID:Oy7yZz4P0
 
83 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 [sage] 投稿日: 2007/12/01(土) 18:47:00.19 ID:Oy7yZz4P0
 
84 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/01(土) 18:52:14.29 ID:1HP5MIuN0
保守
 
85 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/01(土) 19:09:14.62 ID:WGPoP73S0
保守
 
86 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/01(土) 19:29:02.98 ID:Oy7yZz4P0
 
87 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/01(土) 19:32:04.23 ID:YezWGgYNO
文才がない俺は
黙って保守するしか
ないのか
 
88 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/01(土) 19:46:56.65 ID:prVZzc2sO
 
89 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/01(土) 19:53:28.55 ID:tGYmcktM0
やっぱり素直クールが一番です
ホシュ
 
90 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/01(土) 20:10:27.72 ID:Oy7yZz4P0
 
91 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 [sage] 投稿日: 2007/12/01(土) 20:23:01.17 ID:gQ+HQ5coO
 
92 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/01(土) 20:32:12.66 ID:Oy7yZz4P0
 
93 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/01(土) 20:32:42.25 ID:Q41x4xT+0
あぶねえ
ほしゅほしゅ
 
94 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 [sage] 投稿日: 2007/12/01(土) 20:54:12.01 ID:fsUki7O/0
やあ
とりあえず要望を聞こうか

それと、自分に文才があるかどうかって皆分かるの?
 
95 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/01(土) 21:00:17.40 ID:gQ+HQ5coO
>>94
つ【アイスバーン】
つ【手編み】
つ【ボート】
……何か琴線に触れる物があれば
 
96 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/01(土) 21:01:28.04 ID:Oy7yZz4P0
>>94
文才があるか無いかは人が決めるもの

よく言うだろう?
自分の評価は他人が決める、他人の評価も他人が決める、と。
 
97 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/01(土) 21:05:37.54 ID:ZDEk2Wr+O
西尾厨自重wwwwww
 
98 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 [sage] 投稿日: 2007/12/01(土) 21:10:10.44 ID:fsUki7O/0
>>95
把握した

>>96
俺が気にする必要はないのか・・・・
サンクス
自分で好きになれるようなもの書くよ
 
99 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/01(土) 21:10:30.24 ID:t9ZK6RR00
               _,、--ー‐-;, 、
         _,、-=ラニ'ー、;;,、;;;;;;;;;;__;;;`ヽ、,、-、
        ,;''゙  /_,、‐ヾ;;!i;;;;ヾ;;;;;;;;`ヾ;;;( _,;;ソ,、_
       〃 .,、‐//;;';;;;;;;;};!';;;;;;;i;;!;;;;;;;;;;;ヾ;;1、O,r-'、;、
       ヽ_,ゝイ/;_,、‐'"`∧;;;;;;;;,!;;;;i!;;;;;i、;;;!;;`ー;イ   ヾヽ
       _;;(_ソ;;/゙;;O;;;;;/`^!;;;;;;ハ;;;u;;;;f-ヾi;;;;;;!;;;!,   },,}
       ,;"-'‐┐,;/!;;;;;;,o|  i;;;;/ レ'゙_jノ-'、jリ;;;;;i;ュ;i  _ノ i!
     ,;゙´    |;;!;;リ!;;;;;!iLこ `'  ´''pi  ;ゞ;;;;i!|ソ;!   ノ
     i    |;;;v;;i ,、 f'p⌒,;      ゝ='シノ;;;;i;.レ ! -ー'゙
     .i    !;;i;;;;ヾヽiト'、_,ソ       '"''ノノ∧,、!
     `'     !;トフ⌒'ヽ ,:;;,   ^    '1ノレ'^リ'      そーるていかー!
          i!〉'     ヽ、   -   ,.イヽ,
           i    _ノン;`>;r-= '゙-ニゝ/
          !   !゙_/, ! r'゙_二''''二__`j'‐; 、,___
            |   レー; ヽ,j::      ノ i   `ヽ
           !   i、 ゞ、ーゝ、,_  _,、-'゙   ! ;   i
           !   :iヾ i i ! !____    !i!    !
            .i    :ヾヽソ ゞjこ む ぎ |   `!::  |
        _,-!     トy'/ j!'  ̄ ̄ ̄ ゙゙̄;   |:::  |
        く 八,;;   ル'/ /i!        ;    |::   !`'ー 、
         〉〃ヽ  イ  '/ i!       ;   |::   !;;;1 /
        ヾ`i `ー=r'レ j  i!       ;   |::   j/ /
         Y`ヾ、_、ゞ/!;; ○      ;   i:: _,、'゙   イ`ー:、
         `ー、_/ _j_!, ソ ´゙         ,-=イ   / ィ ! /
           〃'゙ ̄ ` 、 ;  _,、-‐‐、  ; 〃 r'   ー シ.ノ /`:、
          , '゙ノ       ..i! /{二} ̄~)`、r'  ヾ! ,、‐"/ /  j
       ,、' ゙      ....::::::|i´ ̄ ̄ ̄   ヽ、  ヾ! ノ  イ   !
 
100 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/01(土) 21:11:13.33 ID:gQ+HQ5coO
男 「あ」
クー「どうしたんだ? 顔を押さえたりして」
男 「まずいかも」
クー「鼻血か?」
男 「空気が乾燥してるから」
クー「横になって安静にしているといい」
男 「……スカートで頭の近くに立ってのぞき込むな」
クー「……他に血が行けば鼻血が止まるかと思ったんだがな」
男 「むしろ悪化する」
クー「そうか……すまない、見苦しい物を見せたな」
男 「まて、見苦しくはない」
クー「……ありがとう」
男 「だから顔のそばに立つな」
クー「やはり見苦しいのだな?」
男 「……無限ループって怖くね?」
 
101 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/01(土) 21:11:36.84 ID:t9ZK6RR00
ゴメン誤爆したorz
 
102 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/01(土) 21:25:00.17 ID:Oy7yZz4P0
>>97
いや、世界傑作格言集の中にあった言葉なんだが……
 
103 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 [sage] 投稿日: 2007/12/01(土) 21:34:34.56 ID:fsUki7O/0

【ボート】
男「ボートって聞いてたんだけど・・・・」
ク「似たようなものだ」
男「これカヌーだよね?」
ク「二人乗りだ」
男「だからか・・・・。どこまで行くのさ?」
ク「あの島まで」
男「無人島だよね?」
ク「そうだ。
  キミと二人きり。力を合わせて過ごすんだ
  楽しい夏休みになるぞ」
男「確かに憧れたことあるけど・・・・」
ク「嫌だったか?」
男「いや、そんなことないよ」
ク「それは良かった。私にも一通りの知識はあるから安心してくれ
  良い思い出を作ろう」
男「そうだね。楽しもう」
ク「私はキミがいればそれだけで楽しいぞ
  では、行こう」
 
104 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/01(土) 21:34:55.17 ID:+e5ysop+0
保守
 
105 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 [sage] 投稿日: 2007/12/01(土) 21:35:09.38 ID:fsUki7O/0
ボート→カヌー→エスカルゴ!(スピッツ)
の連想
 
106 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/01(土) 21:38:45.07 ID:Oy7yZz4P0
女「ぁあ~ああ~(蔓にぶら下がって」
 
107 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 [sage] 投稿日: 2007/12/01(土) 21:42:09.97 ID:gQ+HQ5coO
>>103
採用㌧
gj!
 
108 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/01(土) 21:53:49.22 ID:Oy7yZz4P0
 
109 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 [sage] 投稿日: 2007/12/01(土) 21:57:47.90 ID:fsUki7O/0
【手編み】
ク「男。これを受け取ってくれ」
男「マフラー?」
ク「最近寒くなってきたからな。ちなみに手編みだ」
男「・・・・」
ク「どうした?気に入らなかったか?」
男「嬉しさをかみしめてる・・・・。わざわざありがとう」
ク「キミの喜ぶ顔が見られるなら大した手間ではない
  ヒートにも礼を言っておかねばな。奴の助言なんだ」
男「あいつの言うことちょっと極端なんだけど・・・・」
ク「ちゃんと考慮しているさ
  それでは行こうか」
男「どこへ?」
ク「デートだ。それがあれば寒くないだろう?」
 
110 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 [sage] 投稿日: 2007/12/01(土) 21:58:50.48 ID:fsUki7O/0
あとアイスバーンか
 
111 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/01(土) 22:06:39.39 ID:hMcc1MDQ0
今更ながら乙一。
 
112 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 [sage] 投稿日: 2007/12/01(土) 22:21:29.17 ID:fsUki7O/0
【アイスバーン】
ク「男よ。城だ」
男「まさか実物を見る日が来るとは・・・・」
ク「ドイツまで来たかいがあったな」
男「冬に来なくてもよかったんじゃないか?
  寒すぎる。北海道より寒いんだろ?」
ク「男よ。あれを見ろ
  本場のアイスバーンだ」
男「本場って何さ」
ク「アイスバーンというのはドイツ語なんだぞ」
男「・・・・」
ク「今度はもう少し暖かい時期に来よう」
男「クーは寒くないのか?」
ク「キミがいれば寒くなどない
  どこだって天国だ」
男「・・・・次はどこに行くんだ?」
ク「オーケストラとやらを聴きにいくぞ」
男「元気だな」
ク「ああ。ここは天国だからな」
 
113 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 [sage] 投稿日: 2007/12/01(土) 22:22:10.87 ID:fsUki7O/0
予想の斜め上を行ってるんだろうなあ
 
114 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/01(土) 22:24:45.82 ID:hMcc1MDQ0
>>113
文才について気にしてたみたいだけど、評価気にしてたら何もできないよ
と、音楽人が言ってみる。
 
115 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/01(土) 22:24:54.92 ID:sxEXekz0O
乙!!
 
116 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/01(土) 22:30:17.96 ID:QqPMMDf60
>>113

もうぐちぐち言うな。こんなにたくさん書いてうpできたこと、もらったGJのレスを素直に喜べよ
俺はあんたのは好きだぞ
 
117 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/01(土) 22:36:56.64 ID:QqPMMDf60
ちょっとほしゅしとくか
 
118 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 [sage] 投稿日: 2007/12/01(土) 22:38:14.44 ID:fsUki7O/0
今まで褒めてもらったことほとんどなかったもんでw
愚痴っぽくなってしまってすまん
素直に喜ぶよ
ありがとう

あと、お前ら優しいな
 
119 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/01(土) 22:38:59.98 ID:Oy7yZz4P0
>>118
出来ればクールに決めてくれ
 
120 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 [sage] 投稿日: 2007/12/01(土) 22:46:17.88 ID:fsUki7O/0
>>119
無茶言うね

世話になったな
キミ達のおかげで目が覚めたよ
礼と言ってはなんだが要望を聞こうか
私にできることなら何でもしよう
 
121 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/01(土) 22:53:04.41 ID:QqPMMDf60
ほしゅ
 
122 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/01(土) 22:55:52.16 ID:sxEXekz0O
つ【ケーキ】
 
123 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/01(土) 23:09:44.23 ID:t9ZK6RR00
保守
 
124 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/01(土) 23:17:02.88 ID:Oy7yZz4P0
つ『地雷探査』
 
125 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 [sage] 投稿日: 2007/12/01(土) 23:18:23.82 ID:fsUki7O/0
【ケーキ】
ク「男。いるか?」
男「家に上がってから言われてもな」
ク「エプロンなど着けてどうしたのだ?」
男「いや・・・・別に・・・・
  クーこそうちに来るの初めてだろ?どうしたんだ?」
ク「ふとキミに会いたくなってな
  来ちゃった、というやつだ」
男「(似合わないなあ)その袋は?」
ク「手ぶらというのもどうかと思ってな。ケーキを買ってきた」
男「かぶった・・・・」
ク「どういうことだ?」
男「今、ケーキ作ったところなんだ」
ク「そんな特技があったのか
  やはりキミは素晴らしいな」
男「(本見ながらだから)大したことじゃ・・・・
  よければ食ってきなよ」
ク「いいのか?それでは遠慮なく」

ク「そういえば、なぜケーキを作ったんだ?」
男「クーと食べようかと思ってな」
ク「気が合うな。嬉しいことだ」
男「しかし、両方食うと口の中が甘ったるいな」
ク「お茶を入れて来よう」
男「お茶なら俺が・・・・」
ク「大丈夫。キミの家のことは知り尽くしている」
男「・・・・え!?」
 
126 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/01(土) 23:26:31.25 ID:ZDEk2Wr+O
GJ!
クー不法侵入すんなwwww
 
127 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/01(土) 23:30:31.38 ID:3WqpJSjcO
>>125
文才がどうのと言ってたって事は、そういう何かを目指してるのか?
 
128 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 [sage] 投稿日: 2007/12/01(土) 23:32:18.92 ID:aGXNNzwOO
新ジャンルSSに必要なのは文才っていうより妄想力じゃ
 
129 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/01(土) 23:37:21.58 ID:QqPMMDf60
とにかくほしゅ
 
130 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 [sage] 投稿日: 2007/12/01(土) 23:43:38.81 ID:fsUki7O/0
『地雷探査』
男「クーが呼び出し食らうとは意外だね。校長はなんて言ってた?」
ク「君の類稀なる能力を生かして地雷除去をしてほしい、と言われた」
男「Pardon?」
ク「いい発音だな。というわけで、これから行かねばならない」
男「どこへ?」
ク「機密だ。たとえキミでも、いや、キミだからこそ教えられない」
男「どういうこと?」
ク「私は必ず戻ってくる。だから、信じて待っていてほしい」
男「あ、ああ・・・・」
ク「ありがとう。ずっと好きだぞ男
  また会おう!」
男「・・・・ここ、シュールスレじゃないよな・・・・?」

ク「久しぶりだな」
男「えっと、二か月ぶりだね。元気だった?」
ク「体はな。だがキミに会えなくて寂しかった。」
男「その、任務は上手くいったの?」
ク「機密だ。だが、私がここにいるということは」
男「よかったのかな?」
ク「よし、まずは遊びに行くぞ」
男「りょうかい」
ク「そうだ。この前の言葉をどう思っている?」
男「好きだってやつ?
  ・・・・うん、俺も好きだよ」
ク「フフ・・・・
  カラオケに行こう。ラブソング縛りだ」
 
131 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 [sage] 投稿日: 2007/12/01(土) 23:44:15.91 ID:fsUki7O/0
途中で心が折れそうになった
なんだこの幸せそうなカップル
 
132 名前: 山崎製パン 投稿日: 2007/12/01(土) 23:45:15.22 ID:DuMposKRO
「地雷探知」

ク「君、なんで地雷撤去なんて危険な仕事を選んだんだ」

男「クーさんこそ、女性なのになんでこんな辺境の地まで・・・」

ク「私でもこの世界の命を守れる力を持ってる、という事を証明したいのかもしれないな。エゴ、というだ」

男「そんな事は・・・みんなクーさんは凄く真面目で尊敬に値するって言ってますよ。それに・・・凄く美人だし」

ク「誉め言葉として受け取っておこう」

男「いや、純粋に僕は・・っ!?クーさん危ない!!」

ク「!?」

(ドカン!!)

男「はぁ、はぁ。大丈夫ですかクーさん!?お怪我は?」

ク「いや、ない。ありがとう、お陰で助かった」

男「良かった。まさか地雷がこんなところにあるなんて、もし踏んだら・・・」

ク「いや、踏んでしまったかもしれない」

男「え!?大丈夫ですか!?」

ク「うむ。爆薬の地雷を避けた時に君という地雷を踏んでしまったようだ」
 
133 名前: 山崎製パン 投稿日: 2007/12/01(土) 23:46:48.43 ID:DuMposKRO
>>132
あ、すみません。
地雷探知→地雷探査
 
134 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 [sage] 投稿日: 2007/12/01(土) 23:47:23.29 ID:fsUki7O/0
>>127
そういうわけではないのだが>>87の発言でふと気になった

>>128
妄想力には自信あるぜ!
伊達に彼女いない歴=年齢では・・・・
あれ?おかしいなモニターが見えない・・・・
 
135 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/01(土) 23:48:23.61 ID:Oy7yZz4P0
お二人さんお題採用㌧
 
136 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/01(土) 23:51:35.97 ID:3WqpJSjcO
>>134
成る程
まぁ、ジャンルスレは>>128の言う通り、文の上手さよりアイデアだしな

心理描写背景描写に台詞を混ぜてまとめられる奴なんて
全ジャンルスレでも片手で数えられるくらいしかいないだろうな
 
137 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/01(土) 23:55:30.59 ID:Z7LBdScu0
これから流れを読む☆保守!
 
138 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 [sage] 投稿日: 2007/12/01(土) 23:59:59.20 ID:fsUki7O/0
>>136
そういうものか

そろそろID変わるな
妙なこと言ってすまなかった
私のことは忘れてくれ
 
139 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/02(日) 00:02:30.23 ID:bmAsl81g0
そろそろ頑張ってみようかなほしゅ
 
140 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/02(日) 00:11:34.98 ID:bmAsl81g0
ほしゅ
 
141 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/02(日) 00:27:10.25 ID:HAfxjpLv0
保守
 
142 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/02(日) 00:38:55.87 ID:MdHfv3A2O
 
143 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/02(日) 00:38:56.69 ID:HAfxjpLv0
保守
 
144 名前: 投稿日: 2007/12/02(日) 00:44:04.15 ID:1WGNPWHQO
男「なあ」
ク「なんだい?」
男「俺今度お見合いってやつをしないとダメらしい…」
ク「ほう、いいじゃないか」
男「いいもんかよ。一生独身で自由を謳歌しようとしてたのにな」
ク「断ればいいじゃないか」
男「もう、親がきめてしまったらしい。理由もなしに断るわけにはいかない」
ク「そうか。嫁ができたら私とも遊べなくなってしまうな」
男「友達なんだから遊ぶことぐらいはいいだろ~」
ク「友達か…できればそれ以上の関係になりたかったんだがな…」
男「ん?よく聞こえなかった」
ク「聞かなかったことにしてくれ。あ、そういえば私も今度見合いをするそうだ」
男「良い男だといいな」
ク「あぁ…」
 
145 名前: 投稿日: 2007/12/02(日) 00:45:04.23 ID:1WGNPWHQO
『お見合い当日』
男「………」
ク「………」
男母「なに黙ってるのよ~」
ク母「二人ともなにか喋ったら?」
男「喋るもなにも既に知り合いな訳だが」
ク「母さん、これはなにかの策略か?」
ク母「あなた達いつまでくっつかないからね、私たちで無理矢理くっつけてしまおうかなって」
男母「男も22歳にまでなって童貞じゃかわいそうだしね」
男「童貞のなにが悪いんだ。ぶった斬るぞこら」
男母「はっはっはっ」
ク「君、童貞だったのか」
男「ああ、一度も戦わない兵隊さんだぜ。恥じはないがな」
ク母「そういうあなたこそ処女じゃない」
ク「母さん、私は尻の軽い女じゃないんだぞ」
男「スイーツ(笑)じゃないんだな」
ク「スイーツ(笑)はおいといてだ、とりあえずどうする?」
男「どうするもなにも…」
 
146 名前: 投稿日: 2007/12/02(日) 00:46:18.14 ID:1WGNPWHQO
ク「こんな事態になったから言わせてもらうが、私は君のことが前から好きだったんだ。正式にお付き合いをお願いしたい」
男「まじで?」
ク「君が拒まないなら」
男「自由を謳歌するといってた信用できない人間に言う言葉じゃないな」
ク「君は私じゃ嫌か?」
男「嫌じゃないさ」
ク「なら決定だな」
男母「これで男も童貞卒業ね」
男「なに、その短絡思考」
ク母「さあ、近くにホテルを予約してるからばんばんやっちゃってきなさい」
ク「言われずとも」
男「うお!?引っ張るな!!」
ク「さあ、二人でリビドー全開ウハウハブリリアントワールドに行こうじゃないか。今夜は眠らせないぞ」
 
147 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/02(日) 00:55:35.15 ID:tIBkhDDW0
>>146
展開がうまいな。
ちょっと重い雰囲気を漂わせつつ、いつのまにか積極的なクーのずっと俺のターン状態に持ち込まれている。
これは一本取られた気分だ。GJ。
 
148 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/02(日) 01:10:29.64 ID:hK9zYTRiO
 
149 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/02(日) 01:12:39.58 ID:MdHfv3A2O
>>144の時点でオチが読めていたが、ラストのクーのテンションに噴いた
 
150 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/02(日) 01:23:32.45 ID:1WGNPWHQO
ク「恋空ちょ~感動した♪」
男「………」
ク「なに、だまってるの?もしかして恋空がつまらないとかいっちゃうの?」
男「あぁ」
ク「うっそ!!信じらんな~い。頭わいてるんじゃないの?」
男「もういい、喋るな…」

男「う~ん…す、すいーつ…
ク「おい」
男「ぐぉっ…」
ク「目覚めのチューをするぞ」
男「はうわぁ!!!!」
ク「やっと目が覚めたか」
男「クー!!なんでスイーツ(笑)に!!」
ク「なぁに寝言いってるんだ。私は甘いものが嫌いだ」
男「恋空」
ク「空模様に恋も糞もあるか。あまり寝言いってると抱きつくぞ」
男「あぁ夢か。いつものクーだ…うぉぉぉ!!」
ク「いったいどうしたというんだ」
男「カクカクシカジカクソミソスイーツ…」
ク「…まあ、なんだ。そのような女のひとを侮蔑するわけじゃないが、私はそんな女にはならないぞ」
男「うん、ごめん」
ク「今後そんな夢をみないように現実の私を君の脳髄にまで刻みこんであげよう…ふっふっ…」

スイーツ(笑)ネタ2連発
 
151 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/02(日) 01:28:09.62 ID:uQTW59PU0
 
152 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/02(日) 01:29:22.42 ID:I9wZVHEX0
>>150
さりげなくクソミソ混ぜんなwwwwwwwwwwww
 
153 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/02(日) 01:43:49.28 ID:I9wZVHEX0
 
154 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/02(日) 02:05:53.74 ID:bmAsl81g0
2レスいきます。

【夜更かし】
 明日クーと紅葉を観に行くことにしたのに、僕はまだ起きていた。月曜提出の小レポートをやっていなかったからだ。
 紅葉を楽しむ風情はまだまだあるけど、12月にもなると夜は酷く寒い。指先が冷えてキーボードがちょっと打ち辛い。でも今夜中にこのレポートやらない
と、明日クーと紅葉を観に行けない。
 幸い、内容も資料も決めていたから書くのはわりと簡単だ。でも僕は多分今夜はもう寝れない。今から寝ても寝過ごしそうだ。
 ベッドではクーが穏やかな寝息を立てている。明日を楽しみにしているのが寝顔を見るだけでよく分かる。何としても今夜書き上げてしまおう。
 それにしても今夜は寒い。もう指が疲れてきた。やっぱり手が冷えて打ちにくい。あと少しで出来上がるけど、ちょっと一休みしてコーヒー買ってこようかな。
 「まだ起きているのか」
 いきなりクーが話しかけてきた。驚いて見るとクーはベッドから身を起こし、いつも通りの落ち着いた表情をこちらに向けていた。
 起こしてしまってごめん、と言うと、彼女は表情を変えずに続けた。
 「物音がしていたから気づいた。男よ、遅くまで起きていないで切りの良いところで明朝書いたらどうだ」
 確かにそうだ。もうここまで出来ているなら明日の朝早起きしてやれば良い。でも、
 「だめだよ。知ってるでしょ、僕朝は弱いんだから」
 「しかし夜更かしは体に良くない。大体君は明日、デートだというのに私に隈のできたくたびれた顔を見せるつもりなのか。それは受け付けられない。なぜ私
 に起こすよう頼まないのか」
 冷えた口調は少し癇に障る。でも確かにその通りだ。言い訳は出来ない。
 「それに今夜は寒い。こっちに来い、抱っこさせてくれ」
 さっきまで布団の中にいたクーはすごく温かくて、一気に疲れが取れそうな気がした。クーは体を僕にぴったりくっつけて、熱を送っている。
 「ほら見ろ。随分冷えているじゃないか。私は何よりこれが一番心配なんだ。風邪を引いてしまったらどうする」
 「ありがとう。温かくて疲れが取れるよ。もうちょっとで出来るから頑張る。クーの心配は分かるけど、やっぱり明日は安心して1日を過ごしたいし」
 クーは表情こそ変わらないけれど、いつも僕を心配してくれる。
 「私も付き合おう」
 
155 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/02(日) 02:06:45.61 ID:bmAsl81g0
やっぱりこう言ってきた。
「良いって、もう出来るからさ。クーはさっきああ言ったからにはちゃんと寝ててよ」
「分かった。しかし冷えているのが気になる。ちょっと待て」
そう言うとクーは台所へ行って、何かし始めた。冷蔵庫をあさって何かをレンジで温めている。
「男。出来たぞ」
クーは僕に湯気の立つカップを渡した。ホットミルクだった。ありがとう、と言って飲むと、なんだかちょっと違う味がする。
「生姜入りだ。この方がより温まる」
 へぇ、生姜ってホットミルクに入れるんだ。意外と合っていて驚いた。それに体がよく温まるのがまたすごい。
「嫌いではないか?」
ううん、と答えるとクーは、
「良かった」
と言って布団にもぐった。
「私は寝る。早く布団へ来い。寒い日の独り寝は辛いものがあるぞ」
「独りじゃないでしょ」
「意地悪だな、男。女性に詳細を言わせるつもりとは」
「いや、分かったからいいよ、もう出来るからね。おやすみ」
「おやすみ、男。明日は私が起こすから心配せずに布団に来い」
クーはすぐに再び寝息を立て始めた。
僕もまた、パソコンを打ち始めた。冷えていた指はさっきまでと違って大分温まって、よく動くようになっていた。多分思っていたより早く完成するだろう。
 翌朝も冷え込むらしい。起きたらまたクーに生姜入りホットミルクを頼もうかな。

以上です。
 
156 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/02(日) 02:34:57.37 ID:HAfxjpLv0
GJ
 
157 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/02(日) 02:36:21.35 ID:I9wZVHEX0
>>155
GJ
男と俺の境遇が同じでワロタ



ただ、女がいないという点を除けばの話だが
 
158 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/02(日) 02:53:05.65 ID:hK9zYTRiO
>>155
GJ!
 
159 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/02(日) 03:22:24.16 ID:bmAsl81g0
ありがとう。

>>157を読んでちょっと思いついた。2レスいきます。

【男はコーヒーを買いにコンビニに来た】
男「今日は冷えるな…」
チャリーン!チャリチャリ…
男「ん」
クー「すまないちょっと待ってくれ、落としてしまった」
男「はい。もう落ちてないですか?」
クー「む。親切にありがとう」
男「ああ、いえいえ…おっと」
ガシャッ
男「やっちゃった。あちっ…げ、割れてる」
クー「大丈夫か」
店員「大丈夫ですかー?」
男「いや、はい、大丈夫です」
クー「すまない親切な人。さあこれ使ってくれ。やけどはないか」
男「あ、はいっ、本当にありがとう」
クー「大丈夫そうだな。コーヒーはこれでいいのか」
男「えっ?」
クー「これを」
店「はい。120円です」
 
160 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/02(日) 03:23:04.79 ID:bmAsl81g0
男「ちょっと、あの」
クー「私が小銭を落としてしまったせいだ。気にせず受け取ってくれ。それにさっきの礼もある」
男「いやそんなちょっと待ってください。良いって。それに落として親切にしたのはお互い様でしょ?」
クー「それもそうか」
男「はい。お代」
クー「本当に優しい方だな」
男「いやそんなこれくらい」
クー「私は本気で言っている。君のような人に初めて会ったよ」
男「あ、はい。それよりさっきのハンカチ、しみになったでしょう?」
クー「このくらい構わない。それと、つかぬ事を聞くがここから家は近いのか?」
男「あ、え。はい。何で?」
クー「失礼。君の上着にコーヒーのしみがついてしまっている。良かったら私に貸してくれ。洗濯なりクリーニングに出してお返ししたく思う」
男「いいですって。それを言うならあなたのハンカチを洗って返しますよ」
クー「…さっきから私たちは同じことを言っているな」
男「そうみたいですね」
クー「すごく面白い。長くこのあたりにいるのに君の事を知らなかったよ。よかったらしばらく話さないか」
男「え、今からですか」
クー「そうだ。この興味を逃すのは惜しい。ことに異性に興味を持ったのはたった今が初めてだ。そこに24時間営業のカフェがあるだろう?駄目か?」
男「は、はあ。いいですよ」
クー「じゃあ行こう。私がおごる」
男「いいですよ。俺出しますよ」

店「ありがとうございましたー。……なんか今コントを見たな」


以上です。こんなことがあるかもと妄想してみた。
 
161 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/02(日) 04:01:02.21 ID:hK9zYTRiO
>>160
gj!

寝るわ
 
162 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/02(日) 04:11:19.41 ID:oYrTTH8u0
>>161
ありがとう、おやすみ


8時までは保守できるよ
とりあえず1回保守
 
163 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/02(日) 05:02:40.98 ID:5JG8xS1p0
保守
 
164 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/02(日) 05:30:04.49 ID:5JG8xS1p0
保守
 
165 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/02(日) 05:42:03.72 ID:T5avFUdG0
>>164
おお、ありがとう
しかし>>78>>79の通り、今スレッド保持数は750位になったから、割と余裕があるんだよ
よかったら休んで。俺は8時までは保守できるから
 
166 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/02(日) 07:00:05.52 ID:T5avFUdG0
7時のほしゅ

【男は目が醒めたところだ】
男「ん…よく寝た…けど寒いなあ」
クー「すー……」
男「クーはまだ寝てるな」
クー「むにゃ…」
男「うお!しがみ付いた」
クー「すー…」
男「がっちりくっついとるな」
クー「…む」
男「起きた。おはよう」
クー「おはよう。眠りながらにして男にしがみついていたとは。やはり男なしではいられない体だな」
男「朝からなんとなく発言が大人向きねクーは」
クー「しかし、冗談ではないぞ。この寒さではぬくもりを求めるのも無理はあるまい」
男「それもそうだね」
クー「少しは温まったか?」
男「うん」
クー「よかった。これだから冬は大好きなんだ。男の温もりが最も愛おしく感じる季節だ。ずっと冬ならいいと思うほどだ」
男「それは嫌だな……寒くて布団から出られないんだよ?」
クー「確かに少々不便だな。しかしずっと布団から出られないという事は、私はずっと男にこうしてくっついていられる」
男「クーはいつでもくっつくじゃない」
クー「でもこれがいつでも暑苦しくないのはこの季節くらいのものだ。じっくり冬を堪能させてもらうよ」
男「はいはい…」
 
167 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/02(日) 07:33:14.16 ID:R7nwef2MO
GJ!!
 
168 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/02(日) 08:04:18.22 ID:T5avFUdG0
ほしゅ

これで一旦落ちます
 
169 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/02(日) 08:09:21.46 ID:R7nwef2MO
 
170 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/02(日) 09:01:06.23 ID:ssiu9hFD0
おはよう
保守
 
171 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/02(日) 09:14:28.22 ID:MdHfv3A2O
おはよう
 
172 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/02(日) 09:45:08.08 ID:MdHfv3A2O
 
173 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/02(日) 10:00:47.89 ID:MdHfv3A2O
今週はクールシュール共に粘っているな

だが粘りならこっちが勝つだろ、餅米的な意味で
 
174 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/02(日) 10:05:53.50 ID:3unSCnx50
>>173
それだとシュールで言うべきじゃね?
 
175 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/02(日) 10:11:45.86 ID:MdHfv3A2O
すまん、間違えた
 
176 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/02(日) 10:54:38.42 ID:neXhaXeQO
ほしゅ
 
177 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/02(日) 11:22:14.74 ID:I9wZVHEX0
 
178 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/02(日) 11:22:43.50 ID:sRefQy5j0
 
179 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/02(日) 11:56:07.09 ID:ssiu9hFD0
保守
 
180 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/02(日) 12:12:45.66 ID:neXhaXeQO
ほっしゅ
 
181 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/02(日) 12:30:27.64 ID:I9wZVHEX0
ho
 
182 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/02(日) 12:57:48.30 ID:sRefQy5j0
 
183 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/02(日) 13:31:51.88 ID:sRefQy5j0
 
184 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 [sage] 投稿日: 2007/12/02(日) 13:54:33.12 ID:A6RDh5DYO
黒髪ロングも良いがショートも捨てがたい、そんな保守
 
185 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/02(日) 14:13:17.34 ID:cLziGPD+O
私の脳内クーはショート幼児体型

あぁ…早く規制解除されないかな
ネタを書いても書き込めない…
 
186 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/02(日) 14:26:26.55 ID:84avt9aF0
黒髪ロングで賓乳クーを妄想中
 
187 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/02(日) 14:36:04.79 ID:mOqAhSMN0
>>186
あとメガネはかかせないだろう
 
188 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/02(日) 15:10:44.79 ID:ssiu9hFD0
保守
 
189 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/02(日) 15:15:11.97 ID:Wftm1Y810
低身長のしっかり者かなぁ。
 
190 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/02(日) 15:17:57.20 ID:JVzcOH7lO
低身長ボブ貧乳か長身長髪巨乳のどちらかだな
 
191 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/02(日) 15:56:01.19 ID:Wftm1Y810
けど巨乳も捨てがたい保守
 
192 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/02(日) 16:33:34.04 ID:49d3P2bQ0
保守
 
193 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/02(日) 16:36:03.13 ID:Wftm1Y810
過疎だけど、もうちょっとがんばる保守
 
194 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/02(日) 17:05:21.33 ID:ssiu9hFD0
とにかく
保守
 
195 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/02(日) 17:11:19.79 ID:R7nwef2MO
今週は長持ちだよね
 
196 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/02(日) 17:12:48.92 ID:R7nwef2MO
俺のクーのイメージはポニテなんだぜ?俺だけですね、そうですね
 
197 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/02(日) 17:43:52.35 ID:Y7szmJdgO
 
198 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/02(日) 17:58:22.75 ID:MdHfv3A2O
バイトの休憩時間保守
 
199 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/02(日) 18:16:38.56 ID:mOqAhSMN0
ほす
 
200 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/02(日) 18:29:00.79 ID:1WGNPWHQO
男「………」
ク「どうした?」
男「なんだ、その巻き糞ヘアーは」
ク「男の心を掴もうと思ってな、もてふわぁか~るって奴にしてみたんだ
男「なぜだ!!俺には解せぬ!!すでに俺とクーは旧知の仲!!既に俺の心はクーに鷲掴みにされているじゃないか!!」
ク「そ、そうなのか!?」
男「ああ、確に俺はクーのことが好きだ。しかしその髪型は嫌だ」
ク「君は見た目で判断するような男ではないだろう?」
男「だって…黒い蛇がとぐろを巻いてるんだもん。つうか巻きくs…」
ク「はぁっ!!」
ガシッ、ボカッ、ズバァッ!!!!
男「オゥア!!」
ク「乙女に糞、糞いうな!!見損なったぞ!!」
男「乙女は殴ったりしません」
ク「揚げ足をとるな。もう怒った。ストレイトぱぁまぁをかけて直してくる」
男「うん…」
ク「あと、今夜は覚悟をしとけ。泣いたり笑ったりできないくらい可愛がってやる。性的な意味でな」
 
201 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/02(日) 18:31:40.21 ID:mOqAhSMN0
>>200
クーが激昂するのいいな
GJ
 
202 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/02(日) 18:50:24.27 ID:1WGNPWHQO
 
203 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/02(日) 19:11:18.84 ID:MdHfv3A2O
 
204 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/02(日) 19:27:41.19 ID:1WGNPWHQO
 
205 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/02(日) 19:47:39.04 ID:I9wZVHEX0
ho
 
206 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/02(日) 20:13:51.72 ID:1WGNPWHQO
mo
 
207 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/02(日) 20:13:54.50 ID:I9wZVHEX0
 
208 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/02(日) 20:22:24.58 ID:I9wZVHEX0
 
209 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/02(日) 20:41:16.07 ID:HAfxjpLv0
hosyu
 
210 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/02(日) 20:49:11.03 ID:I9wZVHEX0
 
211 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/02(日) 21:01:23.97 ID:neXhaXeQO
風林火山おもしろかった保守
 
212 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/02(日) 21:05:43.57 ID:cR0YzMSQ0
だめだー!!!かけないかけないかけないかkkkkk
 
213 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/02(日) 21:21:14.65 ID:HAfxjpLv0
hosyu
 
214 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/02(日) 21:21:42.22 ID:cR0YzMSQ0
未消化御題、または新しい御題求む。
 
215 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/02(日) 21:22:48.99 ID:I9wZVHEX0
>>214
つ『人生に悩む男と、死を持って示す女』
 
216 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/02(日) 21:35:30.73 ID:1WGNPWHQO
>>214
自由を求める男、束縛したがる女
 
217 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/02(日) 21:37:24.29 ID:MdHfv3A2O
>>214
「自閉症の女を見捨てる訳にもいかず、世間から哀れみの目で見られる男」
 
218 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/02(日) 21:44:48.39 ID:cR0YzMSQ0
>>215-217
ぜってー落とすなよ。今書くから。
 
219 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/02(日) 21:49:44.52 ID:I9wZVHEX0
 
220 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/02(日) 21:50:15.32 ID:I9wZVHEX0
>>218
サーセンwwwwwwwwwwwwwwww
 
221 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/02(日) 21:54:37.85 ID:1WGNPWHQO
 
222 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/02(日) 22:03:09.67 ID:I9wZVHEX0
 
223 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/02(日) 22:12:03.89 ID:cR0YzMSQ0
 
224 名前: 『人生に悩む男と、死を持って示す女』 投稿日: 2007/12/02(日) 22:21:24.95 ID:cR0YzMSQ0
ク「どうしました?そんな疲れた顔をして」
男「なぁ…クー…。人生って一体なんだ?」
ク「人生…ですか?」
男「そう。人生」
ク「なんでまたそんなことを」
男「ふと考えちゃったんだよ。人生っていったいなんだ?って」
ク「難しいなぞなぞですね。でもその問いに答えってあるのかしら?」
男「こっちがききたいよ」
ク「もし、私が答えを知ってたらどうします?」
男「教えて欲しいもんだね」
ク「あなたが悲しむような結果でも?」
男「今この苦しい状況から抜け出せるのであればね」
ク「そう…。わかりました。ですが、今日はもう遅いですし、明日答えを示しましょう」
男「示す?言葉で説明することはできないの?」
ク「できません。人生ですから」
男「ということは、明日まで悩んでなきゃなのか…」
ク「ふふふ…。可愛い人。愛してますよ男さん」
男「んん………ちょ…や……し……。ぷはぁ……はぁはぁいきなりのキスはないだろう…ハァハァ」
ク「まだまだこれからですよ…」
男「ちょ、クーだめだよ!あ、あーーーーーーーー」
ク「まだまだ。私といる間、悪しきことは考えてはいけません…。最後なんですから………」

 次の日、彼女は約束通り人生を示してくれた。マンションの屋上に呼び出されて、何をするのだろうかと思っていたら彼女に抱きつかれ
た。彼女は耳元で、さよなら愛しき人。また来世で会いましょう。と一言言った。この世のものとは思えないほど綺麗な声で。
彼女は落下防止用のフェンスをよじ登り、静かに飛んだ。

なぜだか一滴の涙もでなかった。そして、人生を理解した。


 
225 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/02(日) 22:30:45.32 ID:I9wZVHEX0
>>224


これ、女の方が物凄く病んでないか?
 
226 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/02(日) 22:31:04.71 ID:1WGNPWHQO
>>224
ヘヴィだな…
 
227 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/02(日) 22:36:20.05 ID:cR0YzMSQ0
>>225-226
御題むずすぎwwwww話広がらなかったwwwwwwww
ごめん。後最近ヤンデレにはまってるからその影響があるかも…。
とりあえず、一つは昇華したぜ!
 
228 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/02(日) 22:38:05.42 ID:MdHfv3A2O
俺が男だったら何も理解出来なさそうだ……やはり仲が良かったんだろうな……
 
229 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/02(日) 22:47:34.40 ID:tIBkhDDW0
重い!重すぎるよ!すっごい重いよ!

つ「マラソン大会」
つ「仮装大会」
つ「幼稚園のクリスマス会」
 
230 名前: 自由を求める男、束縛したがる女 投稿日: 2007/12/02(日) 22:49:43.74 ID:cR0YzMSQ0
男「クー、俺は旅に出る」
ク「駄目だ」
男「ええええええええええええ。なんでよおおおおおおおおおお」
ク「何度も言ってるだろう。私は君なしじゃ生きられない」
男「ほら、心と心が繋がってれば大丈夫だって。最悪携帯で通じ合ってればいいじゃない」
ク「で、パリで再会して運命を信じるか?って?」
男「俺は信じる。クーが俺を自由にしてくれることを。」
ク「それはムリだろう。愛しき君を一人置いて仕事にいくのだって辛いんだ」
男「とかいいながら俺はベッドに固定じゃないか!」
ク「だってそうでもしないと、他の女のところへ行ったりするんだろう?」
男「し、しないよ…」
ク「どうして、語尾が小さくなるんだ?」
男「なぁ、頼むよ。一日でいいから一人の時間をくれ。少し考えたいことがあるんだ」
ク「それこそ、どうして私がこんな風になったか考えて欲しい」
男「う…」
ク「わかった。じゃあこうしよう。君と一生暮らせるぐらいのお金を稼ぐことができたら君を自由にするよ」
男「ホントに?クーはできる人だからなー。しかも社長だろう?ってことはもう目と鼻の先じゃないか。ってクーどこに電話してるんだよ」
ク「もしもし。あ、私だ。明日で、私はこの会社を辞める。後のことはよろしくたのんだぞ」
男「え、ちょ、クー?」
ク「さーて、明日以降は君とずっと一緒にいられる。これほど幸福なときはないな…」
男「え?俺の自由は?」
ク「それは食べ物か?」
男「もういいよ…」
 まったくもって、彼をからかうのは面白い。そして、愛しい。
 
231 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/02(日) 22:50:43.98 ID:cR0YzMSQ0
>>228
うん。お題にむりやりくっつけたかんが残るよね。

>>229
サーセンwwwwwww
 
232 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/02(日) 22:58:56.43 ID:cR0YzMSQ0
もうムリです。ごめんなさい。おやすみなさい。
 
233 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/02(日) 22:59:20.04 ID:YnecsrWpO
保守
 
234 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/02(日) 23:00:07.10 ID:1WGNPWHQO
>>230
束縛もここまでくると軟禁に近いなwwwwww
 
235 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/02(日) 23:00:54.53 ID:I9wZVHEX0
>>234
もう監禁だろコレwwwwwwwwwwwww
 
236 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/02(日) 23:10:15.42 ID:I9wZVHEX0
 
237 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 [sage] 投稿日: 2007/12/02(日) 23:18:10.22 ID:uOFkzA0P0
>>215-217
重すぎて笑ったwwww

手出しできねえと思ったが挑戦させてもらう
 
238 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/02(日) 23:27:58.68 ID:8AbYzfR30
保守
 
239 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/02(日) 23:34:01.31 ID:I9wZVHEX0
 
240 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 [さるさんのせいで] 投稿日: 2007/12/02(日) 23:36:21.89 ID:sRefQy5j0
 吹く風に冬の香りが混ざり始めた十一月下旬。
 我が家にも文明の利器であるところのおこたが登場し、さあ冬よばっちこいと思っていた所で給湯器が天に召されました。
 即大家さんに「わ、我が相棒であるところの湯沸しさんが……!」と連絡したところ
「診断の結果完全に死亡していることが判明した。新たにリンナイ製湯沸し中尉を導入する故一週間待たれよ」
 待てるかボケ。後せめて少佐くらいにしてもらえませんかね。中尉は大事なとこでぽっくり逝きそうだ。
 そんなこんなで銭湯通いを始めたわけなんですが、何か文句ある?


― 曇り硝子の向こう側 ―


 ぐびぐびぐびぐびぐびぐびぷはー。
「……素晴らしい飲みっぷりだな」
「美味しいですよ」
 知ってます。湯上りのコーヒー牛乳が美味なことを知らない人が日本にどれだけいるというのだ。
 しかし腰に手を当てて一気飲みしつつもその美貌に一点の曇りもないあたり美形ってすげえよなー。
「啓くんはビールですか。湯上りにアルコールは身体に良くありませんよ」
「知ってるけど美味しいからいい。ついでにこれは発泡酒な。ビールなんてセレブなものは俺には飲めないのさ」
 セレブの使い方が間違ってるのはこの際気にしないで貰いたい。
 
241 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 [挨拶する余裕が] 投稿日: 2007/12/02(日) 23:37:16.12 ID:sRefQy5j0
「んで、夕美は何で銭湯に? 俺ん家と同じく給湯器が死亡したか」
 仕方なしに来た銭湯で大学の同級生に鉢合うとは思いもしていなかっただけ、余計疑念が積もる。
「いえ、趣味です。広いお風呂が好きなんです」
「ああ、そういう人いるね。つか俺のお母さんがモロにそのタイプだ」
「その気になれば何時間でも浸かっていられます」
「温泉旅行とか行ったら温泉入って朝食食べて腹ごなしに温泉入って昼食食べて温泉入っておやつ食べてと延々湯に浸かってると見た」
「……良くわかりますね」
 いえ、半分冗談だったんですが。というかそっちのほうが身体に悪いですよ。
「啓くんは銭湯がお嫌いですか?」
「好きだけどわざわざ入りにはいかないかな。温泉は大好きだけどね。たまに行くのがいい、くらいに思ってる」
「ここのお湯、温泉ですよ」
「え、マジで!? こんなとこでも沸くんだなー」
 そんな他愛無い会話をしつつひっそり夕美に見蕩れてる俺がいる。湯上りって大体スペック三割り増しくらいに見えるけど、美人にもそれは適応するんだな。仄かに桃色に染まった肌とか超セクシーですよ。
「……どうしました?」
 やべ、見蕩れすぎて話聞いてなかった。
「ん、別に。まあ兎に角給湯器が復活するまでの一週間ここに通うから、会うことがあったら宜しく」
 日本語はこういう時に都合がいい。宜しくと言われたって、何に宜しくすればいいか解りはしない。ただまあ大抵の人は無難な返事を返してくるものだ。
 もちろん、普通ならなんだけど。
「それでは私もお付き合いします。大体夜八時にはあがるようにしておきますね。では、また明日」
 ぽかんとしている俺を尻目に颯爽と出口へ歩いていく夕美。
 お付き合いしますってどういう意味なんだろうとかその時刻指定は何を示してるんだろうとかそもそもまた明日って明日は学校休みだろとか適度にぐちゃぐちゃ考えた挙句出てきた結論は
「……思ったより人付き合い良いんだなぁ」だった。
 
242 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 [なかったことを許してくれ] 投稿日: 2007/12/02(日) 23:37:46.45 ID:sRefQy5j0
 それから毎日俺と夕美は銭湯で顔を合わせた。湯船から上がってロビーへ行くと大抵既に夕美は既に待っていて、他愛ない話を幾つかして、それじゃまた明日と帰って行く。
 夢は環境保護に携わることだとか、近くの豆腐屋さんのがんもは絶品だとか、抱き枕が無いと眠れないことを俺は知って。
 夢は自分に正しく生きることだとか、近くの焼き鳥屋の砂肝はすげえ旨いとか、銭湯に来るようになってから恐ろしいほど肌の調子がいいことを俺は話して。
 そんな風に、とても普通だけれど、とても面白い日々は、あっと言う間に過ぎ去った。
 いつものようにコーヒー牛乳を飲み終えた夕美が言う。
「そういえば啓くんの家の給湯器はどうなりました?」
「明後日業者さんが取り付けに来るってさ。というわけで明日で銭湯通いは予定通り明日で終わりー」
「そうですか、良かったですね」
 ちくり、と胸に棘が刺さる。俺はハプニングから始まったこの関係を間違いなく楽しんでいたし、同時にそれが終わってしまうのを惜しんでいた。
 もしかしたら夕美だって、それなりにこの状況を面白がってくれているのではないか。そんな都合のいいことを考えもした。
 けれども今の言葉には、特に何の感慨も含まれて居なくて、自業自得だけれども、惑う。
「明日も同じ時間で良かったですよね?」
 勿論そんな俺の思考に彼女が気付くことはなく、
「ああ、うん」
「それでは、また明日」
 それどころか今までとは違い碌な会話も交わさぬまま、彼女は夜の闇の中へと消えていった。
 
243 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/02(日) 23:38:16.91 ID:sRefQy5j0
 翌日。前日の自分の女々しさやあまりの脈のなさっぷりに布団の中でごろごろ悶えたりもしたが一晩寝ることで大分冷静になり、けれどもまだまだ心の中は陰鬱だった。
 今日の大学の授業内容が殆ど頭に入っていないあたり、ああもう俺は本当に夕美にイカれてるんだなぁと改めて思う。
 ただ、これで完全に縁が切れるわけでもないし、今までだってそこそこ仲のいい部類には入っていた。これをとっかかりにしてどうにかすればいい。
 多分、それだけのことだ。
 例え、どうにか出来る当てがなくても。
 そんな取り留めの無い思いとこれからに向けての展望を考えていたら、いつの間にか時間は既に八時を五分ほど過ぎていた。
 慌てて湯船から上がって着衣し、一つ深呼吸をしてからロビーへ向かう。
「……あれ?」
 そこに夕美はまだいなかった。珍しいな、とは思ったけれども、それよりも安堵の気持ちのほうが強かった。
 椅子に腰掛けて持ち込んだ発泡酒を一気に煽る。手持ち無沙汰だけれども、今まで散々付き合って貰ったのだし、待つのはやぶさかではない。
 頭の中には一つの答えと二つの選択が揺らいでいた。答えは言わずもがなで、問題なのは選択のほうだ。
 一つ目。今まで付き合って貰ったお礼に食事にでも誘う。
 二つ目。この場は特に何事も無くあっさり流し、後日大学でこつこつアプローチ。
 後者は誰がどう考えても愚者の選択だろう。けれどもそれに流されそうになっている俺がいて、自分で自分の横っ面を思い切り張り倒してやりたかった。
 うじうじと煮え切らないことこの上ない。この土壇場になってもこんな思考なのだ、自分の将来を考えると暗澹たる思いに駆られる。
 
244 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/12/02(日) 23:38:28.44 ID:1WGNPWHQO
男「かそうたいかい?」
ク「そう。君も参加しないか?」
男「…だって人を燃やすんだろ?」
ク「はい?」
男「火葬大会なんて物騒なことよく考えるよな」
ク「ちょっ…」
男「前も結婚に反対した親族や周囲の人間をバールのようなもので脅すしさ…」
ク「いや、あの…」
男「今度は人殺しですか…」
ク「ちがぁぁぁう!!」
男「え?」
ク「さすがに人を殺したりはしないぞ。じゃなくて私はいたって正常だ」
男「じゃあ仮想大会?」
ク「だから、仮装大会だって」
男「あ、なるほど」
ク「君の発想にはついていけんな。それはともかく君もでないか?」
男「いいよ、暇だし。で、クーはどんな格好するの?」
ク「あぶない水着」
男「わけわかんねぇよ!!なんでそんな物着るんだ!?」
ク「ドラクエ信者の憧れの仮装だと思うが?」
男「自分の奥さんがそんな格好をしてるのを黙ってみていろと?」
ク「君になら視姦されてもいいぞ」
男「結婚してるのにそんな言葉を使うな」
ク「ちっ…」
 
245 名前: 曇り硝子の向こう側 [タイトル入れるの忘れてたしorz] 投稿日: 2007/12/02(日) 23:38:47.63 ID:sRefQy5j0
「……しかし、遅いな」
 時計を見るともう八時半。もしかして風呂場で倒れているのでは、とも考えたが、人の出入りはそこそこあるし流石にそれはないだろう。
 となると思いつく理由は二つしかない。
 そもそも来ていないのか、もう帰った後なのか、だ。
 銭湯の玄関を見つめる。大分風が出てきたのか、時折がたがたと立て付けの悪い扉が震えていた。
 遅れたのは間違いなく俺が悪い。けれども、十分程度待たされたくらいで彼女は帰ってしまうだろうか。
 腑に落ちない気持ちを抱きつつ、とりあえず九時まで待とう、もう十分もすれば、後五分だけ、とずるずる引き延ばして、結果今俺の耳には蛍の光の物悲しい響きが聞こえている。
 これは、ちょっと、本当に、予想外。ダメージでかすぎ。
 もしかしたら。もしかしたら、彼女は今日病気になってしまったのかもしれない。
 或いは何かの事故にあって、どこかの病院のベッドの上にいるのかもしれない。
 そんな余りに不謹慎な考えを、けれどももしそうだったらきっと喜んでしまう俺が自分の中にいることにも吐き気がした。
 フロントのおばさんがこちらをちらちらと伺っている。早く帰れ、ということだろうか。
 鉛のように重たい心を引き摺ったまま、足元のバスケットを握って、どうにかこうにか立ち上がろうと思った、その時。
 ばさぁっと女湯の暖簾を掻き分けて出てきたのは、紛れも無く夕美だった。
 そのまま全力疾走で俺の前まで来たかと思うと、
「……本当に、ごめんなさい」
 と、深々と頭を下げたのだった。
 
246 名前: 曇り硝子の向こう側 投稿日: 2007/12/02(日) 23:39:24.83 ID:sRefQy5j0
「……えと、とりあえず、籠とコートはどうした?」
「置いてきました」
「取って来い。ああそれと髪の毛濡れたままだと風邪引いちゃいそうだし、乾かしといで」
「いえ、これ以上お待たせするわけにはいきません」
「とりあえず置いてかれたり来てなかったりしたわけじゃないってわかっただけで安心してるし、気にしないで。それより夕美が風邪を引いちゃうほうが怖い」
「これで私が風邪を引いたなら、それは私に与えられるべき正当な罰です。ですから気にしないでください」
「……んじゃ言い方変えようか。待たせた罰としてしっかり髪の毛乾かして、荷物も全部持って、戻ってきて」
 そこまで言うと夕美は本当に本当に申し訳ありませんと何度も頭を下げて、それから再び女湯の暖簾をくぐっていった。
 俺はと言えば、心の内から湧き出てくる狂おしいほどの安堵に包まれて、半ば腰が抜けていたのだけれど。
 多分これは俺が日和見に過ごしていた、彼女風に言うなれば正当な罰とやらなんだろうなと、そう思うと妙に可笑しくて、結局夕美が戻ってくるまで俺はくすくすと笑い続けていたのだった。
 
247 名前: 曇り硝子の向こう側 投稿日: 2007/12/02(日) 23:39:55.34 ID:sRefQy5j0
 奇しくも服装は銭湯で初めて会った日と同じもの。びゅうびゅうと吹きつける風はその日から幾分寒さを増しているように思えた。
 あの後夕美がロビーに戻ってきた時には銭湯は完全に閉店の時刻となっていて、必然的に俺達は追い出されるような形で外へと出てきていた。
 銭湯前の自販機で暖かい飲み物を二本買い、そのまま近くの公園へ。あたりの木々とフェンスのお陰か、風はかなり和らいでいた。
「……本当に帰らなくて平気? 結構寒いよ」
「私は大丈夫です。啓くんこそ平気ですか? もし宜しければどこか近くのお店に入ってもいいですし、少し離れていますが私の家に上がって頂いても構わないのですが」
「ん、俺は平気。それと君はもう少し一般常識を知るべきだと思う。あのね、一般的な男は家にお呼ばれされたらあれやこれやのやらしいことしてオッケーって意味に受け取るんだよ」
「そう受け取って頂いても一向に構いませんが」
 何か幻聴聴こえた。とりあえずスルーしとこう。
「んで、どうして遅れたのか……って聞いてもいい?」
「勿論です。その前にもう一度謝らせて下さい」
「んにゃ、いいよ。さっき散々謝って貰ったし、全然怒ってないしな。それより早く理由のほう聞きたい」
 では、と訥々と彼女は語りだした。
「今日は六時半くらいに銭湯に来て、それからずっと湯船の中で考え事をしていたんです。
当然時々時計を確認していたつもりだったのですが、……浴場の時計が止まっていたみたいで。いえ、私も今日はなんだか時間が過ぎるのが遅いな、とは思っていたんです。
ですがそれは私が深く考え事をしているせいだろうと、そう思い込んでいたので、遅々として進まない時計に疑問を抱くことも無く、閉店の音楽が流れ出してから気付く始末で……」
 本当にごめんなさい、と、あれほど謝らなくてもいいと言ったのに、彼女は再び頭を下げた。
「気にしない気にしない。そんなハプニングもあるさ。俺なんかシャワー浴びてる最中に給湯器がぶっ壊れて唐突に冷水が降り注いできたしな」
 フォローしようと思ったのに、あんましフォローになっていないあたりが俺らしいというか。
 黙りこくってしまった彼女に、慌てて言葉を掛ける。
「でもそんなに何を考えてたの? あ、和田先生の課題か? 俺は割とテーマすぐ決められたから後は文に起こすだけなんだけど、意地悪な課題だよなあ」
「いえ、そうではなく……あんなに待たせてしまった分際でこんなことを言うのは失礼だと、そう思ってはいるのですが、どうしても今日お話したいことがあります。宜しいでしょうか?」
 どきりとする。とても綺麗な切れ長の両眼に射竦められて、呼吸が止まってしまいそうだった。
 空は黒一色。星の瞬きなど一欠けらも無く、ただただ吸い込まれそうな闇。
 その闇を彼女の瞳は反射しているように見えた。
 びゅうっ、と一際大きな風音がした。ざわざわと周りの木々が揺れ、冷たい風が頬まで届く。
 
248 名前: 曇り硝子の向こう側 投稿日: 2007/12/02(日) 23:40:27.01 ID:sRefQy5j0
 彼女は何かを語ろうとしている。普段の自分なら茶化して場を和まそうとするだろう。けれども、そんな俺の思考とは裏腹に、
「うん、話して欲しい」
 なんて、努めて真剣に彼女の話を促してしまっていた。
 夕美は大きく息を吸って、良く通るソプラノよりの声で言葉を紡ぐ。
「ずっと、ずっと、湯船の中で、啓くんのことを考えていました。酷いことだと知りながらも、啓くんの家の給湯器が壊れたことに感謝すらしていました。
始まりは偶然でしたけれど、ほんの短い間でも二人だけの時を共有出来て、嬉しさの余り涙が毀れそうでした。
けれども、そんな関係は、今日で終わってしまう。終わらせない為にはどうすればいいのか、毎日毎日考えていました。
でも、私には、その答えが出せないんです。私がどうしたいのかははっきり解っていて、ならどうすればいいのかだって解っているのに、解を導けないんです。
どこに行っても八方ふさがりで、でも諦められなくて、私に出来るのは必死に考えることだけで、だから」
 そこで夕美は一旦言葉を切った。俺にも言いたいことはいっぱいいっぱいあったけれど、ここで彼女の言葉をとぎるのは、きっと酷く失礼なことだろう。
「だから、私は私でいようって、そう思ったんです。私が思う私らしく、啓くんが自分に正しく生きようとしているように、私に正しく生きようって。
私は、私は、啓くんが好きです。私と、一緒に、いてくれませんか?」
 ああ。
 なんだ、そうか。
 考えてみれば、単純なことだったじゃないか。
 夕美は好意を隠さない。隠さないし、隠せない。
 ずっと彼女は素直で、冷静だった。思ったことを語り、感情を露にせず、決して心を乱さなかった。
 そんな彼女にだって、葛藤も不安もあったんだ。
 曇り硝子のようだった夕美。その向こう側を誰にも覗かせない、そんな印象を与えていた彼女。
 それは、誤解だ。
 いつだって彼女は全身で主張していた。受け手がそれに気づけなかっただけで、いつだっていつだって、彼女は彼女でいたのだから。
 冷静であることと、感情がないことは、違う。解りきったことだったのに、それに気づけなかった自分が、酷く不甲斐なかった。
「……俺はね、卑怯なんだ」
 これはきっと贖罪。同時に、今までの自分をぶち壊す為の、一歩。
「自分に正しく生きたいって、ずっと思ってた。でも、そうなれなかった。俺はさ、割と回りに合わせちゃうんだ。
誰かの意見を否定する時でも、『否定する存在』が必要だと思ったからそうしているまでで、それは結局自分の意思じゃなかったりする。
自分がどうしたいのか、どうなりたいのか、ずっと解ってたのに、場の調和ばかり考えて何もしてこなかった」
 
249 名前: 曇り硝子の向こう側 投稿日: 2007/12/02(日) 23:41:29.85 ID:sRefQy5j0
 正しく在りたかった自分が、正しく在れなかった。押し殺していた、捨て去っていた、とっくに落としたと思っていたものは、その実深くに眠っていただけ。
「言い訳ばかりの人生だった。それでもそれなりに上手くやってこれた。けど俺はそんな自分が大嫌いで、なのに予定調和に酔ってたんだ。
他の生き方を、知らなかったから」
 生まれた時から歩けたのは、この道しかないと思っていたけれど、だけど、空に届きそうで。きっと届くはずで。
「夕美と出会って、ああなんて自由な人だろうって思った。同時に何を考えているのか解らなかった。好きに生きているように見えたのに、不透明なんだ。
……それはきっと、俺の目が曇っていたからなんだろうと、思う」
 だからこんな遠回りをした。けれども、それだって、俺が俺でいる為に、必要な要素で。今こそ叫ぼう。歓喜の歌を。
「俺は好きだ。お前が、夕美が好きだ。みっともないし、嘘ばかりだし、でも、でも、きっと変わるから。変わったから。俺の傍に、いてほしい」
 返答はシンプルだった。夕美は俺の首に両の手を回して、まるで幼子にするように俺の頭を撫でていた。
「啓くんが、そうやって生きてきたのは、嘘つきだからではありません。卑怯だったわけでもありません。それは、啓くんがとてもとても優しいからです」
「そんなこと」
「いいえ、絶対にそうです。だって、優しくない人は」
 そっと俺の目じりに触れて。
「こんな時に、涙を流したり、しませんよ」
 はっとなる。慌てて自分の目に手をやると、確かに雫が毀れていた。
「……うわ、かっこわりー。人前で泣いたの、これが初めてかも」
「格好悪くなんてないです。私はそんな啓くんが、自分を殺してでも人のことを考えてしまう啓くんが、大好きです」
 一欠けらの誤魔化しも無く、夕美はそう言い放った。
「む。でもこれからは自分に正しく生きるから今までより優しくなくなるかもよ」
 俺がそう言うと、夕美は僅かに笑って、
「変わりません。人の為に人に優しくしていたのが、自分の為に人に優しくするのに変わるだけです」
「それものすごい利己的じゃない?」
「ええ、利己的ですね。でもそれでいいと思います。だって、自分がしたいからという理由だけで、誰かに優しく出来るなんて、とてもとても素敵なことですよ」
「それって、俺がお人よしってこと?」
「そうです」
 どぎっぱりと断言されて、思わず苦笑する。
「何だ、結局やることはそんなに変わらないのか」
「いいえ、全然違います。自分の意思で、自分の思ったとおりに行動するということは、今よりもっと優しくなれるということですから」
 
250 名前: 曇り硝子の向こう側 [以上です。] 投稿日: 2007/12/02(日) 23:42:13.00 ID:sRefQy5j0
 あ、そっか。
「……厳しさも優しさの一形態だったりするもんな」
「そういうことです」
 んじゃ、とりあえずはこのあたりから始めてみよう。
 俺の首に手を回したままの彼女を、身体ごとぎゅっと抱き寄せる。
 仄かに香るシャンプーに心をときめかせながら、言う。
「まあこんな感じでそこそこ面倒くさい男ですが、末永く宜しくお願いします。出来れば俺が死ぬまで」
「それは困ります。先に死なれたら私も後を追ってしまいます」
「しかし譲らない。夕美を悲しませるのは俺の本意ではないし」
「私だって啓くんを悲しませたくありません。ここは一つ一緒に逝くということでどうでしょうか」
 参った、笑いが堪えられない。
「鬼が抱腹絶倒しながら死にそうな会話だなぁ。そのあたりは棚上げしておいて、出来るだけ長く一緒にいられるようにしようか」
「そうですね。……それと出来れば腕を緩めてくれると嬉しいです」
「ん、苦しい?」
「いえ、幸せすぎて死にそうです」
 大爆笑。せっかくなのでより強く腕に力を篭めておこうと思う。
 先程から吹き荒れている風のせいか、曇り空はすっかり晴れてまんまるのお月様が顔を出していた。
 まるでそれは、曇り硝子の向こう側を覗いているようで。
 確かに俺は空に手が届いたんだなと、そんなことを思った。



― 了 ―
 

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最終更新:2007年12月03日 23:53