【銀世界】素直でクールな娘【浮かぶ満月】
1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/21(月) 23:11:06.94 ID:nuQDztgUO
ここは素直クールに萌えるスレです。
「素直クール」とは
・冷静沈着で感情的になることはまずない
・完全自立型
・表情が薄いあるいは無表情
・ガチで愛してくれている一途
・愛情表現がストレート
・照れが少ないあるいはない
・「素直」と「クール」の矛盾したアンバランス感が最高にいい
▼投下時ルール
・多くレスを使う投下は、投下前後に開始・終了の旨を書いたレスを入れるのが好ましい。または「何レス目/総レス」を名前欄に
・投下許可を求めない。ダメなんていう人はいません
・作品投下が終わった後の自虐は、読み手が不快に感じるので書かない
・投下前は、他作品への割り込みを防ぐ為必ずリロードしよう。
・コテは投下時にだけ付ける
・性描写(エロ)は空気を読んで程々に。 過激なSSについてはtxtうpを推奨
・Wikiに保管してほしくない人、それから批評がほしい人は投下と一緒に要望を伝えてください。 批評は避難所の批評スレで聞けます
▼2ちゃんねるのおやくそくについては
http://info.2ch.net/before.html
*特に荒らしは徹底スルー
2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/21(月) 23:11:49.51 ID:VLKhQAdj0
へぇあ
3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/21(月) 23:12:19.37 ID:nuQDztgUO
■前スレ
【白銀の世界】素直でクールな娘【二人の軌跡】
http://yutori.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1200665912/
■ほの板
【キミガ】素直でクールな娘【ダイスキ】
http://human7.2ch.net/test/read.cgi/honobono/1190513417/
●初めての人は軽くでいいので保管庫を見てみて下さい
■素直クール保管所Wiki
http://sucool.s171.xrea.com/
http://www16.atwiki.jp/sucool/
■素直でCOOLな娘避難所
http://yy17.kakiko.com/sucool/
■あぷろだ@素直クール保管所
http://sucool.s171.xrea.com/up/
携帯からはこのへん
写メうpろだ http://kjm.kir.jp/index.php
@ぴた http://pita.st/index.html
■素直クール過去ログ保管所
http://sucool.skr.jp/kakolog/
■お題/性格ジェネレーター
http://udonkari.run.buttobi.net/
●●急募●●
現在、書き手が不足しており
新しい書き手を募集中です
ご協力の程、よろしくお願い致します
4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/21(月) 23:12:30.45 ID:Qn9ZEliqO
これより銀様とラブラブお好み焼き作りたい世界スレ
5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/21(月) 23:13:49.03 ID:RyCt0CGl0
/: :/ : : :// : : : :/:j: : { : : : {: : : : : : :} : : : : : : :ヽ \:
{
{: //: : :.':' : : : :/ /}: : '.: : : :i: : {ヽ: : :|、: :ヽ : : : : ':
ヽヾゝ
. Ⅳ{{: : : {:{: : : : {/_/ ∠h: : : ',: ヽ,_}: :j_ヽ: :} : : : : }: : }: }
ヘ : : l ', : : : | //⌒ ヽ、:ヾ、{ j / ` Ⅵ: :j : /: :/j/
ヽ: ヘ:ヽ: : :'{{孑守ア' \{ 孑守ア}}': :/ :/: :/
} } ヘ:}\:ヘ゛`一" ヽ `一"/: :/ :/: :/
/イ: i j!\ヽ{ i 厶イ/: /{
Ⅵ, : : :∧ {^ヽ /^} /{: ;}: }ヾ
ヾヽ}://{\ ', ' ー- 一 .' .', イ}::Ⅳj/
ノィf: :}::::|^} | { { |::|,|::|'
|:{Ⅵ::::| { f^ヽーf^くl ,},|::|:|::|
|:ヘ,j/^j/⌒ヽ/⌒\|^\::j
_..x<´ / -ー¬{ }¬ー '. >x..._
/´ j ー}{一 i `\
6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/01/21(月) 23:20:06.00 ID:nuQDztgUO
ほし
7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/21(月) 23:28:04.17 ID:nuQDztgUO
あげ
8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/21(月) 23:33:58.38 ID:TMOZVVaDO
>>1
乙!
9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/01/21(月) 23:40:02.98 ID:nuQDztgUO
ほ
10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/01/21(月) 23:49:05.14 ID:nuQDztgUO
ほし
11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/21(月) 23:49:24.22 ID:cbttJ9zZ0
ク「恋って何なんだろうね?」
男「どうしたの、突然?」
ク「そう言うことが気になるお年頃なのよ、私もね。」
男「そうなんだ、なんか以外だね。」
ク「……それは私が女捨ててるとでも思ってたってこと?
なんか普通に傷ついたんだけど。」
男「ご…ごめん、あんまり恋とかに興味なさそうだったから……」
ク「じゃあなんで私がここにいると思ってるわけ?いい加減にしないと本気で怒るよ。」
男「ご…ごめんなさい。ひどいこと言いました……」
ク「まあいいわ。君と会うまでは本当に興味なかったし、けど君が好きになってからは
そんなことばっかり考えてる。」
男「俺もそんな感じかも、前は全然気にしてなかった。」
ク「本当に不思議、よく知ってるはずなのに全然解らない。自分が自分じゃない気までしてくる。」
男「うん、本当になんなんだろ。」
ク「きっとどこにも無いのよ、答えなんて。だからこそ自分なりの答えを出してみたい。」
男「それ俺も協力したい、なにか手伝えることある?」
ク「そうね……じゃあケーキ買ってきて、今すぐ。」
男「え…何でそうなるの……?」
ク「まださっきのこと許してないから、手伝いたいなら誠意を見せなさい。」
男「はい……いってきます……」
ク「あと帰ってきたらもうしばらく一緒にいてもらうね、君さえいればきっとすぐに答えは出せるはずだから。」
12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/22(火) 00:01:17.71 ID:Cyswo7/iO
クー「……」
男 「眉間にしわなんか寄せてどうしたの?」
クー「……」
カリカリ
男 「筆談? なになに『口内炎が出来て喋るのも苦痛』……それは大変だね」
クー「……」
カリカリ
男 「『話せないのはまだ良い、だがキスできないのが致命的だ』……いや毎日しなくても」
クー「……何を! ~~~!!」
男 「まあ、落ち着いて」
クー「……」
カリカリ
男 「『私の活力源を奪うのか』……いや、そういうわけじゃ」
クー「……」
カリカリ
男 「『ならば態度で示してもらおうか』……しても良いけど、口内炎は2・3日で治るでしょ?」
クー「私に259200秒も男との交流を絶てと!! ……っ!!!」
男 「……とりあえずビタミン採って大人しくしてた方が」
クー「……」
カリカリ
男 「えーっと『手を繋ぎながら愛の言葉を囁いてくれれば耐えられる』……今から?」
クー「……」
コクリ
男 「えっと、好きだよ」
クー「!」
カッカッカッ
男 「『私もだ、口内炎は苦痛だが良いこともあるものだ。私は非常に嬉しい』……そうですか」
13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/22(火) 00:03:29.79 ID:do9tQBY50
>>12
萌えた
14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/22(火) 00:36:56.36 ID:8IBJ2vN8O
保守
15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/22(火) 01:01:30.02 ID:V26cUJNHO
ほ
16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/22(火) 01:11:50.81 ID:8IBJ2vN8O
ク「おはよう」
男「ああ、おはよ……」
ク「どうした、元気が無いな」
男「いや、ちょっと昨日夜更かししすぎてね」
ク「それは良くないな。睡眠はしっかり取らないと、身体に悪いぞ」
男「うん、分かってはいるんだけどね」
ク「まったく……」
男「それに加えて、この寒さだ。布団からでるのが億劫でさぁ」
ク「むぅ……。そんなことでは、授業にも身が入らんだろう」
男「ああ。寒いし眠いし……ふあぁ……」
ク「やれやれ。ちょっと、こっちに来い」
ぐいっ
男「うわっと。……クー?」
ク「ん……」
ちゅっ
男「!?……んむ……」
ク「…………」
男「…………」
男「……ぷはっ!!」
男「ちょ、ちょっと、クー!?」
ク「ふふ、眠気は飛んだか?」
男「え、あ……」
ク「おや、そんなに顔を真っ赤にしている所を見ると、どうやら寒気も一緒に飛んだようだな」
男「う……」
ク「さ、行こう。急がないと遅れるぞ」
17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/22(火) 01:34:48.49 ID:8IBJ2vN8O
ク「私は君に依存してはいけない」
男「いきなり何だ?」
ク「君に依存することは、愛ではなく単なる甘えだ」
男「甘えでもいいんじゃねぇの」
ク「駄目だ。恋人である以上、私は君のパートナーとして対等でありたい」
男「さよか」
ク「だから私は、君と常い一緒にいるが君に依存はしない。私の意思で、私の立つ位置を決める」
男「…………」
ク「その結果、私は君の側に立つ」
男「かっこい~」
ク「そんなことを考えて授業中暇をつぶした」
男「そっか」
ク「うむ」
男「でも、たまには甘えてくれよ。恋人なんだからさ」
ク「それは勿論。今すぐにでも存分に甘えるとしよう」
男「今すぐはやめろ。ここ、教室」
18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/22(火) 01:55:09.26 ID:8IBJ2vN8O
ク「遅くなってしまったな」
男「ああ、もうすっかり夜だ」
ク「寒くないか?」
男「俺は平気だ。お前は?」
ク「私も平気だ」
男「そうか」
ク「うむ」
ク「静かだな……」
男「ああ。雪が音を吸収してるんだろうな」
ク「君と私、二人が雪を踏む音しか聞こえない」
男「そうだな」
ク「君の心臓の音まで、聞こえてきそうだ」
男「…………」
ク「月が綺麗だ」
男「ああ。今日は満月だな」
ク「月の光が雪に反射してキラキラ光ってる」
男「寒くないか?」
ク「平気」
男「そっか」
19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/22(火) 01:57:26.17 ID:8IBJ2vN8O
ク「こうしていると」
男「うん」
ク「世界に君と私、二人っきりになったみたいだ」
男「……さらっと恥ずかしいこと言うなよ」
ク「本当にそう思ったのだから仕方ないだろう」
男「そうか」
ク「うむ」
ク「男」
男「何だ」
ク「もう少し、くっついて歩いてもいいか?」
男「寒くないんじゃなかったのか?」
ク「寒くはない。だけど、そうしたいんだ」
男「そっか」
ク「駄目か?」
男「いいよ。ほら」
ク「ありがとう」
男「いいって。俺も、もう少しくっつきたいと思ってた」
ク「そうか」
男「うん」
ク「嬉しいぞ」
男「…………」
ク「男」
男「ん?」
ク「愛してるぞ」
男「ああ、俺もだ」
20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/22(火) 02:26:29.37 ID:aMabMSEX0
なんかこの世界観良いわー。
21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/22(火) 02:49:46.46 ID:V26cUJNHO
まとめてで悪いがGJだ
22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/22(火) 03:10:31.63 ID:8IBJ2vN8O
男「クー、みかん食べるか?」
ク「いただこう」
男「はい」
ク「ありがとう」
男「いっぱいあるからな」
ク「どうしたんだ?これ」
男「市場を通りかかった時に、安く売ってたから買ってきたんだ」
ク「やっぱり、冬はみかんがないとな」
男「そうだな」
ク「うん、甘い」
男「本当だ、甘いな」
ク「良い買い物をしたな」
男「そうだな、良い買い物をした」
ク「こたつでみかん。冬の醍醐味だな」
男「そうだな」
ク「こうして」
男「ん?」
ク「君と一緒にこたつに入って、一緒にみかんを食べて」
男「うん」
ク「窓の外の雪を眺めて、たまにこたつの中で足が当たったりして」
男「うん」
ク「そうしていると、この幸せな時間がずっと続いてほしいと切に願うよ」
男「ああ、俺もだ」
ク「幸せだなあ」
男「そうだな」
ク「男」
男「ん?」
ク「キス」
男「ん……」
23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/22(火) 03:25:26.95 ID:8IBJ2vN8O
ク「ふふ、みかんの味がする」
男「まあ、二人ともみかん食ってたしな」
ク「男」
男「ん?」
ク「そっち行っていいか?」
男「狭いぞ」
ク「構わない」
男「そっか」
男「風呂、入れてくる」
ク「私が行こう」
男「いいよ、座ってろ」
ク「むぅ。なら、一番風呂は君に譲るよ」
男「サンキュ」
ク「当然のことだ。今夜は寒いから、熱くしてしっかり温まるんだぞ」
男「おう」
男「上がったぞ」
ク「おかえり」
男「良い湯加減だった」
ク「そうか、それは良かった」
男「冷めないうちに入ってこいよ」
ク「じゃあ、お言葉に甘えて」
男「部屋、暖まめとくよ」
ク「ありがとう。優しいな、君は」
男「いいって」
24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/22(火) 03:28:56.82 ID:v+hwZ8VZ0
http://yutori.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1200939131/l50
kskしたらゴキブリ食うってよ!
25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/22(火) 03:53:20.88 ID:V26cUJNHO
GJ! それとほしゅ
26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/22(火) 04:34:05.83 ID:vnZc8jiIO
クー「雪が綺麗とな?」
男「まぁ主にお前が来せいで降った雪だけどな」
クー「まぁ雪女なのだから仕方あるまい」
男「雪が降ってるなか、月が少し見えるこの景色はまさに酒の肴に相応しいだろう?」
クー「今夜は少し詩人みたいだな」
男「まぁね。この景色に乾杯♪」
クー「にしても今夜は冷えるな。何とかして暖をとらなくてはなるまい」
男「ほぼお前のせいだけど。何か良い案でもあるのか?」
クー「二人一緒に布団に入って愛を確かめ合えば万事オーケーだ」
男「確かめ合う前に俺が凍死するわwww」
クー「大丈夫、気がついたときにはもう意識はあるまい。いや気づけないか…」
男「お前やっぱ山に雪山に帰れwwww」
★
27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/22(火) 04:51:43.61 ID:vnZc8jiIO
男「ただいま~」
クー「おかえり男」
男「ぶっ!?素っ裸で出てくるやつがあるかよ」
クー「私にとって服を着ていても、着ていなくても同じなんだがな…」
男「郷に入れば郷に従えって言うだろうが」
クー「うむ、だから服を着ていないのだ」
男「何を言いますかこの妖怪は…」
クー「君の部屋から大量の服を着ていない女性の雑誌があったものでな。何か間違ったか?」
男「ちょw何みてんだよw」
クー「大量にあるということは男が好む格好であり、男の部屋に居る以上はコレが一番であろうと」
男「何の拷問だよ…」
クー「拷問?」
男「お前みたいなのが裸なのに、触れたら凍死な状況が拷問じゃないとでも?」
クー「良いじゃないか、幸せなまま永遠に一緒だぞ」
男「早く春になってくださいw」
★
28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/22(火) 05:23:33.73 ID:vnZc8jiIO
クー「お兄様、お食事ここに置いておきますから。夜食に食べて下さいね」
男「ありがとな。ん~この問題は…」
クー「…」
男「う~、む~、ぬぅぅぅぅ」
クー「そこはこの式を利用して考えると楽に解けますよ」
男「なるほど。おー出来た」
クー「それは良かったです」
男「していつまで僕の部屋に居るの?」
クー「ダメなんですか?」
男「さも当然のように言われても困るけど。もう遅いんだから寝ないとダメだろう?」
クー「夜にお兄様といられるように学校でしっかり寝ているので大丈夫ですよ」
男「もう何に突っ込めば良いのやら」
クー「私の勉強にもなりますし、何より私が一緒に居たいですから」
男「…あと三十分だけだからな」
クー「だから大好きです」
男「妹に好かれても嬉しくない///」
クー「それでお兄様」
男「ん?」
クー「ここまでの問題ですけど結構ミスが多いですよ」
男「…やっぱり寝なさい」
クー「ではお兄様の布団を温めておきますね」
男「自分の布団を温めてなさい」
★
29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/01/22(火) 05:29:14.49 ID:WFY587AC0
ク「男、君の担任に聞いたんだが大学に進学しないのか?」
男「ええ、あまり養父に負担は掛けたくありませんから」
ク「そうか、すまない。だが、君は成績も内申もいいんだ、奨学金は考えなかったのか?」
男「それは考えましたけど・・」
ク「けど?」
男「学費以外にもいろいろとお金はかかりますから」
ク「・・・君はいい意味でも悪い意味でもよくできた子供だな」
男「すみません」
ク「いや、謝らなくていい。―そうだ、これを受け取ってくれ」
男「これは?」
ク「本当はバレンタインに渡そうと思ったんだがな。給料の3ヶ月分というやつだ」
男「え、そんな」
ク「君が卒業したら結婚しよう。一緒に暮らせば問題ない」
男「ひゃ・・いや、そんなの先生に悪いしっ」
ク「気にするな。私は君の恋人なんだ、もう少し私を頼ってくれ」
男「ぁ・・ぅ。はい、先生///」
ク「これでもプロポーズなんだぞ?先生はやめてくれ」
男「―。僕と結婚してください、クー」
ク「ああ、ありがとう。嬉しくて心臓が止まりそうだ」
頑張ってはみた。批評宜しく
30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/22(火) 05:39:27.37 ID:+4Rhk0i80
>>29
もうね、言うことなし
31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/22(火) 05:56:58.07 ID:8IBJ2vN8O
ク「男」
男「…………」
ク「男」
男「……ん……。ああ……。すまん、寝てたようだ」
ク「こたつで寝ると風邪をひくぞ」
男「ああ……。ふぁ……」
ク「寝室に行こう」
男「……クー、起きてるか?」
ク「ああ。どうした?」
男「いや……、何か一旦起きたら目が覚めちまってな」
ク「ふむ」
男「こたつでは眠れたのにな」
ク「ふふ。さっきの君の寝顔、なかなか可愛いかったぞ」
男「…………」
ク「男」
男「ん?」
ク「そっちのベッド行っていいか?」
ク「暖かいな」
男「ああ」
ク「男」
男「ん?」
ク「おやすみ」
ちゅっ
男「ん……。おやすみ、クー」
男「…………」
クー「…………」
32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/22(火) 06:25:20.78 ID:WFY587AC0
>>31
GJ、そして保守
33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/22(火) 07:00:47.20 ID:8IBJ2vN8O
男「クー、この問題分かるか?」
ク「どれ。ああ、これは――」
ク「男、ここなんだが……」
男「ん?ああ、これはまず――」
男「ふう……一段落ついたことだし、少し休憩しよう」
ク「そうだな。コーヒーを入れてくる」
男「悪いな」
ク「はい」
男「サンキュ」
ク「ミルク無しの砂糖一つでよかったかな?」
男「ああ」
ずず~っ
男「……うまいな」
ク「よかった」
ク「しかし、君の成績もだいぶ上がってきたな」
男「クーのおかげだ」
ク「いや、頑張ったのは君だ。私は少し手助けしただけだ」
男「いやいや、クーに教えてもらったからここまでやれたんだ」
ク「謙遜するな。それに、今は互いに相手の分からない所を教えあってるじゃないか」
男「ああ。まさか俺がクーに勉強教える日が来るとはなぁ」
ク「ふふ、頼りにしているぞ」
男「お互い様だ」
ク「ふふ。そろそろ休憩も終わりにしようか」
男「ああ。もう一踏ん張り、頑張ろう」
34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/22(火) 07:02:18.27 ID:8IBJ2vN8O
仕事行ってくる
批判、指摘、その他要望等受け付ける
35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/22(火) 07:20:34.75 ID:Wy2WXK2dO
文句なんてあるものか
雰囲気も冬っぽくて良い
36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/01/22(火) 08:23:02.54 ID:WFY587AC0
男「先生、あの」
ク「ん?男、まだ帰ってなかったのか」
男「あ、はい。先生を・・・探していて」
ク「そうか。どうした?いつになく緊張して」
男「ぁ・・その・・ッ、受け取ってください!」
ク「プレゼントか?ありがとう。あけてもいいか?」
男「えと・・ど、どうぞ」
ク「では、遠慮なく・・・指輪・・」
男「せ、先生みたいに給料の3ヶ月とはいきませんけど///」
ク「いつも言ってるだろ?無理する事ない、ありがとう。ん?何か内側に彫ってあるな」
男「高価じゃないから、せめてと思って自分で」
ク「君は手先が器用なんだな。何て彫ってあるんだ?」
男「え・・その・・・言わなきゃダメ?」
ク「ああ、君の口から聴かせてくれないか」
男「ぅ・・―私の全てを貴方に。だから、貴方の全てを私に下さい―///」
ぎゅっ
男「へっ、あ・・いや。どうしたの?急に抱きついたり」
ク「どれだけ私を泣かせれば気が済むんだ」
ク「これ以上ない・・・ありがとう。あなた」
37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/01/22(火) 08:25:46.11 ID:WFY587AC0
続き書いてみました。季節感なくてすまん
拙いがこんなのでよければお題をば
38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/22(火) 08:52:08.81 ID:SsSRN/ltO
>>37
淡々としてる風だけど、すっごくイイよー!
GJ!
つお題
節約好きなクー(男)
クイズ番組でつい熱が入ってしまうクー(男)
納豆好きなクー(男)と嫌いな男(クー)
こんなんでどうかな?
39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/01/22(火) 09:43:09.54 ID:WFY587AC0
節約
ク「ただいま。む、どうしたスタンドしかつけないで」
男「おかえり、電気ならつけていいよ~」
パチッ
ク「部屋の中なのになんでコートを着ているんだ?エアコンを付ければいいだろう」
男「一人しかいない部屋でエアコンはもったいないよ・・・でも少し寒いかな」
ク「当たり前だ、外は雪が降っているんだぞ」
男「ああ、道理で。集中してたから気付かなかった」
ク「何をしてたんだ?」
男「図書館で借りた本を読んでた。1ヶ月まってやっと借りられたんだ」
ク「そんなに高くない本じゃないか、買えばいいだろう」
男「だって、勿体じゃない」
ク「―、二言目にはそれだな。では、その節約に協力しよう」
男「なっ、膝の上に座らないでよ///」
ク「こうすれば二人とも暖かい、私は幸せ。一石二鳥だ」
ん~、何やら長くなるな
40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/22(火) 09:59:08.07 ID:yzPTIsv3O
何このGJの嵐?書き手さん乙
41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/01/22(火) 10:07:54.81 ID:WFY587AC0
クイズ番組
ク「この問題は③だな」
男「えー、②じゃない?」
ク「いや、③だ」
「正解は③、○○でした~」
ク「ほら、私が正解だ(フフ」
男「②だとおもったんだけどな~」
「次の問題。~~~・・・」
ク「①」
男「④」
ク「ム、また割れたな。―そうだ、賭けをしないか?」
男「ん?いいけど」
ク「よし、後には引けないぞ?正解が多い方が負けた方にひとつ命令する。
私が勝ったら君からキスをしてもらおう」
(番組終了)
ク「クッ」
男「いや、そんなに悔しがらなくても」
ク「これが悔しがらずにいれるか!・・・仕方ない、何なりと命じるがいい」
キラキラ
男「そんな期待いっぱいな目で見ないで///」
42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/22(火) 10:14:33.96 ID:SsSRN/ltO
>>39
>>41
お題採用ありがとう!
あなたの書くクーと男のやり取り、大好きです
43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/01/22(火) 10:43:33.24 ID:WFY587AC0
>>42
お褒めに預かり感謝の極み
納豆は書いてる途中でミスって消えた;;
44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/22(火) 11:22:09.29 ID:nwe/iFE3O
>>36
これすごい。鳥肌立った
先生大好き
45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/22(火) 12:17:34.15 ID:SsSRN/ltO
>>43
昼休みにニヤニヤさせてもらってますよ
46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/01/22(火) 12:25:09.31 ID:WFY587AC0
>>44
む、そこまで褒められると続きが書き辛いな、、
蛇足になってしまう予感が・・
遅くなったが
納豆
ク「食事の用意ができた、一緒に食べよう」
男「もうそんな時間か。今日は何?」
ク「納豆づくしだ」
男「ぅ」
ク「余りいやそうな顔をしないでくれ」
ク「君は以前、臭いとネバネバがダメだといっていた。
だから、揚げ物にしてみたりピラフにしてみた。」
男「ん~、うん。これなら食べれそう」
ク「工夫すれば臭いもネバネバも抑えられるからな。
どうしてもダメなら、残してくれても構わないから。」
男「クーが頑張ってくれた料理を残したりしないよ。」
ク「フフ、嬉しいことを言ってくれるじゃないか。
自分の好みを恋人に分かってもらう。その為ならいくらでも努力しよう。」
47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/22(火) 12:59:47.64 ID:SsSRN/ltO
>>46
納豆GJ!
うーん、納豆ピラフ食いたい
48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/22(火) 13:47:51.23 ID:8IBJ2vN8O
保守
49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/22(火) 14:50:04.49 ID:SsSRN/ltO
☆
50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/22(火) 16:05:34.60 ID:SsSRN/ltO
☆
51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/22(火) 16:44:36.61 ID:SsSRN/ltO
☆
仕事中にw2ch使えて助かってるわ…
52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/01/22(火) 17:14:45.62 ID:WFY587AC0
☆
バイトから帰ったら何か投下しようかなっと(0時過ぎるが)
お題受付、2つぐらい?
ク「男?・・・何だ寝てしまったか」
ク「コタツで寝てると、風邪を引くぞ」
ユサユサ
ク「仕方がないな。・・・しかし、君の寝顔は凶器だな。思わず襲ってしまいそうに」
男「・・・クー・・・どこにもいくな・・」
ク「―起きてる時にいってほしい。でも、どこにもいかないよ。」
炬燵の中、絡める指
ク「君を置いてなどいけるものか//」
53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/22(火) 17:24:17.43 ID:Wy2WXK2dO
>>52
湯たんぽ
受験シーズン
54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/22(火) 18:11:40.48 ID:8IBJ2vN8O
保守
55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/22(火) 18:27:06.90 ID:UANXe1kk0
―銀世界、浮かぶ満月―
男「すっかり暗くなっちまったな……ったく、あの教師め。厄介ごとを押し付けやがって。」
女「いいではありませんか。それより見てください、いい景色ですよ。
先生が私たちにこの景色をプレゼントしてくださった、そう思えばいいのですよ。」
男「まあ……雪の中で見る満月もなかなか乙なものだな。こう熱燗をきゅっと……」
女「それは成人してから存分に堪能してください。その時になったら私がお酌を致しましょう。」
男「しかし……今年は異常だな、いくらなんでも雪降り過ぎだろ。」
女「まあまあ。雪を踏みしめる感触、私は好きですよ。
男くんと一緒に雪世界を楽しむ……そう、これは幸せを噛み締める感触なのです。」
男「うま……くはない。やっぱり普通の靴じゃだめだな。長靴買おう。」
女「そうですね。思い切ってお揃いにしてみましょう。」
男「今時おそろいて……勘弁してくれ。」
女「私が見たてて差し上げます。さあ、善は急げですよ。」
男「お、おい……走ると転ぶぞ。」
帰途につく二人の背中には見事な満月が。
輝き凍てつくような銀色の世界には、二人の影が長くはっきりと映し出していた。
56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/22(火) 18:57:07.18 ID:SsSRN/ltO
>>55
GJ!
今日は寒いから熱燗がうまそうだ
57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/22(火) 19:33:45.46 ID:+wEtIX/eO
素直クールは何となく着物が合いそうだ
58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/22(火) 19:51:12.53 ID:guExggYv0
ほ
59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/22(火) 20:01:48.34 ID:uQ3yqL68O
友「あー、ムカつく」
男「何カリカリしてんのさ?」
友「お前にゃわかんねー事だからほっといてくれ」
男「クー、このカリカリしてるのどうにかして」
ク「私にはどうしようも、ただまあ惨めだな」
友「……凹んだ、むしろ絶望した」
男「で、どうしたの」
友「アイツが俺のプリンを勝手に食ったんだよ……」
男「アイツ?」
ク「ああ、彼女か」
女「呼んだ?」
友「プリンを返せ!」
ク「惨めだ、そして狭量だ。 男、こうなってはダメだぞ」
男「う、うん」
60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/22(火) 20:01:50.75 ID:+wEtIX/eO
保守
61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/22(火) 20:15:19.89 ID:DE57IPa70
ID:WFY587AC0 GJだから自信もて!!!
62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/22(火) 20:26:34.91 ID:IIKhOxfi0
今北産業
63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/22(火) 20:43:58.93 ID:yzPTIsv3O
>>62
素直クールな
彼女が
欲しい
64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/22(火) 20:44:26.07 ID:V26cUJNHO
ほ
65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/22(火) 21:01:26.78 ID:IIKhOxfi0
>>63
それてめぇの現心境だろうがwwwwwwww
把握
66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/22(火) 21:15:32.78 ID:+wEtIX/eO
過疎
67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/22(火) 21:18:19.46 ID:IIKhOxfi0
男「女」
女「……女さーん、呼ばれてますよー」
男「……お前だよ、そこで寝転がってコタツに半身埋めてる
お前だよ」
女「何だ」
男「腹が減ったから飯を作ってくれ」
女「私は別に空いていない、しかし君は空いている。
なら君が作ればいいじゃないか」
男「いや、俺が作ると前みたいに『卵のないオムレツ』を
作っちゃうだろ」
女「卵抜きオムレツ、私は好きだぞ」
男「……分かりました。謝ります。ミカンを表側から剥いて
すみませんでしたっ!」
女「ふふっ、分かればいい。ミカンは裏から。これは正義だ」
68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/22(火) 21:26:42.45 ID:yzPTIsv3O
>>65
うっせwww
あ、書き手さんGJ!!!
69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/22(火) 21:38:30.17 ID:+wEtIX/eO
ほ
70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/22(火) 21:51:01.85 ID:IIKhOxfi0
女「つまり、ここのClの電子陰性度がこっちのHよりも――」
男「OK、落ち付け女。教えてもらっている身だからこそ
言おう、さっぱり分からん」
女「良い身分で、良い度胸で、良い態度だな男?
これ以上私を怒らせたくなくばせめてノートを開く事だ」
男「まぁ待て。言っている言葉の意味が分からないんだ、
ノート云々なんてレベルじゃない。もう少し簡単に説明してくれ」
女「よし。こっちのこいつだ、こいつ。こいつがふーっと
こうきて、じゃきーん、となる訳だ。分かったな?」
男「おう、よく分かった。で、これはどういう意味があるんだ?」
女「意味ではなく仕組みを言っているのだよ私は」
男「よく分からん」
女「よし、じゃあ簡単に説明しようか。数学の問題になるな。
試験まであと八時間弱。君の理解度は0。君の理解速度と
濃度、応用力等を考慮した結果、もう勉強する意義はないという
結論に達した」
71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/22(火) 21:58:19.36 ID:IIKhOxfi0
男「さて女。一つ質問がある」
女「一人五つまで受け付けよう」
男「今何時だ?」
女「およそ午前六時」
男「ここはどこだ?」
女「男の部屋だ」
男「より詳しく」
女「ベッドの中だな」
男「お前は誰だ?」
女「女だ」
男「何の目的でここにいる?」
女「冷え性でな。少々体温を頂きに参上した」
男「……いいから出ろ、話はここまでだ」
女「次は私からの質問だ。今部屋の外で足音がした、誰だと思う?」
男「……一緒に寝ようか、女」
女「断る。君の仕事は私のために暖かいココアを淹れる事だ」
男「……行って参ります」
女「ふっ……なるべく遅く帰ってこいよ……ぬくぬく」
72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/22(火) 22:00:55.85 ID:LqTBa/nG0
意味が分からない
73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/01/22(火) 22:07:07.48 ID:9XfUfJCw0
>>72
今出て行ったら朝帰りを見られますよ?って意味だと思う
外にいるのが男の家族なのか、お隣さんなのかまではわからんが
74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/22(火) 22:23:48.48 ID:+wEtIX/eO
投下待ち…
75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/22(火) 22:24:36.62 ID:UANXe1kk0
―≠中秋の名月―
女「男くん、団子をどうぞ。」
男「月見団子ってか? 季節外れだがちょうど小腹も空いてるからな。」
もぐもぐ
男「うん、みたらしは最強だな。」
女「如何に季節外れだとしても
男「待った。続きを当ててやろう。俺となら毎日が記念日だ、なんて言うつもりだったんだろ。」
女「鋭いですね。お茶をどうぞ。
月の様に変わることなくお慕いしております、が満点でしたが
男くんの口から聞けただけでも満足です。」
ずずっ
男「熱っ! 舌火傷した!」
76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/22(火) 22:43:00.14 ID:DE57IPa70
ho
77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/22(火) 22:59:00.99 ID:+wEtIX/eO
>>75
女のせりふが源氏物語みたいだなww
ツヅキマダー?
78 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/22(火) 23:29:01.09 ID:8IBJ2vN8O
保守
79 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/22(火) 23:38:00.04 ID:UANXe1kk0
>>75の続きとして。
―花より団子、月よりも団子―
男「ふう、腹いっぱいだ……げふっ。」
女「ふふ……お粗末さまでした。それだけ食べていただけると作った甲斐がありますよ。」
男「女の手作りだったのか、てっきり売ってるやつかと思った。」
女「市販のものと勘違いされるとは……」
男「あ……いや、悪い意味じゃないんだ。」
女「私の腕もなかなかのもの、ということでしょうか。
いや、最近じゃ質も低下していると聞きますし……ふむ。」
男「うまかったよご馳走様。俺の舌は越えてないからそんなに悩む必要はないぞ。」
女「そうですか……では、この味を維持することに努めるとしましょう。」
女「あ……」
男「な、なんだ? なんで顔を近づける?」
女「いえ、口の周りにみたらしが着いていたものですから、取って差し上げようと思いまして。」
男「!? 自分で取るからいい!」
女「遠慮なさらず、さあ。」
流されるまま女に主導権を取られ、男は寸分も動けずにいた。
が、その光景を見ているものは満月を除いて誰もいなかった。
80 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/22(火) 23:56:04.67 ID:IIKhOxfi0
>>79
なんという王道
81 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/23(水) 00:12:41.32 ID:Doa6eMkuO
保守
82 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/23(水) 00:22:26.05 ID:5HME82Jq0
寝る前☆~
83 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/23(水) 00:37:06.55 ID:6R1tQ7ub0
黒板「男今日も愛している
昼休み屋上で待つ 君の愛する女より」
男「///」
クラスメイツ「ニヤニヤ」
男友「不憫な奴…」
84 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/23(水) 00:48:26.10 ID:6R1tQ7ub0
男「クー、今朝のあれだけど…」
ク「わかりやすくてよかっただろう」
男「いや、あれじゃちょっと目立ちすぎるっていうか…恥ずかしいっていうか…」
ク「…迷惑か?」
男「いや全然!でももう少し地味な方がいいかなあ、なんて」
ク「わかった。君に悪い虫がつかないよう気を配ったつもりだったが
君がそういうならやり方を変えよう」
男(…牽制のつもりだったのか)
男友「それで今日は薔薇の一輪差しが置いてあるのか」
男「///」
クラスメイツ「ニヤニヤ」
85 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/23(水) 01:01:54.11 ID:6R1tQ7ub0
ク「もうすぐヴァレンタインだな」
男「そうだね」
ク「恋人たちの三大イベントだな」
男「そうなの?」
ク「子供はふたりがいいな」
男「ヴァレンタインの話は!?」
86 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/23(水) 01:33:26.99 ID:3KwxmnZL0
保守
87 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/23(水) 01:55:24.14 ID:ftt4VnnqO
ほ
88 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/23(水) 02:08:14.74 ID:FPw4rjo1O
友1「なんかさー…」
友2「うん?」
友1「俺らも、もうちょい幸せになってもいいよな?」
友2「まあな…あ、キスされとる。ディープで。」
友1「…」
友2「泣くな…貰いそうだ…。」
89 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/01/23(水) 02:17:31.47 ID:pDrUGHCm0
>>53
ずいぶんと遅くなった。帰還したが、投下する?
90 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/23(水) 02:19:52.47 ID:d/QaKvumO
ドンと来い
91 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/01/23(水) 02:46:26.32 ID:pDrUGHCm0
湯たんぽ
男「フ~」
ク「おかえり。いい湯だったか?」
男「うん。思わず長湯しちゃった」
ス
バサッ
ク「どうしてもう一枚ひくんだ?」
男「いや、だって布団1枚しかないじゃない」
ク「1枚で十分だろ?
君を待ってる間に冷えた体を同じ布団に入って暖めてくれないか?」
男「・・・だろうと思って、ほら」
ク「ん、湯たんぽか。懐かしいな」
男「これで寒くないでしょ?もう寝るよ」
モゾモゾ ―スッ
ピタッ
男「ひゃぃゃ」
ク「すまない。起こしたか?」
男「クーの足冷たいっ」
ク「冷え性だからな、私は」
男「・・もう、入ってこないでよ。湯たんぽ渡したでしょ」
ク「湯たんぽと君の体温、こうすれば2倍暖かい。
君で冷えた私を暖めておくれ?」
92 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/23(水) 03:19:53.89 ID:Doa6eMkuO
>>91
何となく男に殺意が湧く
93 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/01/23(水) 03:21:01.55 ID:pDrUGHCm0
受験シーズン
男「『センター死亡スレ』、『やってくれましたね、センターさん・・・』」
ク「何を見ているんだ?・・こういうのを見て笑っていてはいけないぞ?」
男「いや、ただ難しかったんだな~って」
ク「何を暢気な事を言っているんだ。来年は君も受けるんだぞ?
明日は吾身と思って、今から勉強しないか」
男「自分の手の届くところでいいかなって。」
ク「たとえばどんな所だ?」
男「学費の安くて奨学金のあるところならどこでも」
ク「君は気にしすぎだ。私をもっと頼ってくれないか」
男「・・・そうだね、ごめん」
ク「謝る必要はない。折角受験を決心したんだ、理想は高くいこう」
ク「―そうだ、この大学にしてはどうだ?
今の調子で努力すれば難しくないはずだ」
男「うーん、無理ではないけど・・。理由は?」
ク「私はそこの卒業生で、今もたまに研究員として通っているんだ。
こうすれば君と一緒に通う事もできる。」
男「へ、ぁぅ・・。」
ク「普段忙しくしているからな。あまり君に寂しい思いはさせたくないんだ。」
*男とクーの設定は>>29、>>36を参照で
94 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/23(水) 03:30:57.03 ID:vagr4H0zO
夜分までお疲れ様です
95 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/01/23(水) 04:12:53.40 ID:ajQWDyoFO
好きな理由
ク「…私が君を好きな理由は、何だったかな」
男「どうしたの。また、突然」
ク「ふと、思ってな。君を好きな理由。恋に落ちた理由が思い出せない。君の声、顔付き、優しさ。全て好きだ。だが、ひかかってな」
男「僕も、クーが好きだよ。理由なんて、難しすぎて言えないけどね。思い出せないなら、それでいいじゃん」
ク「君の楽観的なところは、すばらしいな」
こたつ、向かい合う二人。好きを噛み締めながら。
96 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/23(水) 05:04:44.48 ID:bYp5pP/KO
女「雪積もる……雪積もる……うーむ」
男「どうしたの、悩んでるみたいだけど」
女「雪積もる 道踏む音と 君の声 いや、川柳の課題があってな」
男「そう。邪魔だったら、むこうに行ってるけど」
女「何を言ってるんだ、君がいたほうがイメージがわく」
男「そう?」
女「朧月 淡い光は 君のよう」
男「でも、僕のことばかり詠まれると気恥ずかしいな」
女「そう言わずに。暗闇に 白い蛍の 舞う姿」
男「詩人だね。今の好きだなあ、雪が降るのを蛍に例えたんだね」
女「気に入ってくれたか。では今のを提出することにしよう」
男「えっ、そういうのは、自分で決めたほうがいいんじゃない?」
女「そうか?では、こんなのはどうだ。冬の夜 君の温もりに つつまれて」
男「さっきのでお願いします……」
97 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/23(水) 07:05:40.98 ID:mMrC7OfDO
まとめてですまないが、たくさんの投下、GJ!
98 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/23(水) 07:53:49.36 ID:/pKFJJU1O
ついに雪が降ったぞ保守
99 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/01/23(水) 08:27:56.97 ID:EP6Xcu5KO
新宿なのに凄い雪だよ保守
100 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/23(水) 09:25:23.54 ID:mMrC7OfDO
>>99
おはよう。都市の方が被害すごそうだな
気をつけて
101 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/23(水) 10:21:29.81 ID:mMrC7OfDO
☆
102 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/23(水) 11:13:23.59 ID:mMrC7OfDO
☆
103 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/23(水) 11:49:53.12 ID:mMrC7OfDO
☆
104 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/23(水) 11:52:06.98 ID:Doa6eMkuO
素直クール+黒髪ロング+眼鏡は最強の属性だと思った
105 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/23(水) 11:57:24.78 ID:0GrPreh20
眼鏡と黒髪のイメージは強い
だがそこから脱却し、新たなイメージも模索すべきかもしれん
金髪の素直クールとかな
106 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/23(水) 12:10:23.17 ID:Doa6eMkuO
>>105
アリだな
高身長つるぺたとかはどうだろうか
107 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/23(水) 12:13:01.19 ID:mMrC7OfDO
黒髪+眼鏡が発祥だから、一番イメージしやすいかも
金髪は有りかも。出会いはやっぱり留学か旅行…?
個人的には褐色肌の南国系でネタ探し中
108 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/23(水) 12:14:56.21 ID:0GrPreh20
もちろんありだが、そもそも素直クールはスレンダーなイメージがないか?
意外性を追求するなら低伸長にコンプレックスを抱えるクーとか
逆にめっちゃグラマーで目のやり場に困るクーとかどうよ
あとさすがに完璧超人だと幅を広げるにも限界があるから
1つくらいは欠点があってそこに劣等感を持っててもいいな
109 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/01/23(水) 12:18:47.43 ID:nvXCeAmL0
>>108
過去ログ嫁カス
110 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/23(水) 12:26:11.11 ID:9od76kUG0
小柄でロリ顔でファッションとかも子供っぽいけど
よーく見ると知的ですごく大人っぽい雰囲気を出してる、みたいな感じとかいいかなって思った。
111 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/23(水) 12:26:16.99 ID:Doa6eMkuO
>>109
一回出た話題を使ったら駄目なら、妄想のネタなんざあっというまに無くなるわ
112 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/01/23(水) 12:27:56.21 ID:nvXCeAmL0
>>111
誰も使うなとは言ってないだろ
113 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/23(水) 12:28:06.42 ID:0GrPreh20
お、これが素直クール名物の「とりあえず何でも排除」かw
ひとまず気にせずいこう
あと思いつくのは「素直で愛情表現たっぷりなんだけど、『好き』とだけは言わない、言えない」とかな
『想いは言葉にしないと伝わらない』とかよく言うし、実際その通りなんだが
逆に言葉にしちゃうと物語的に終わりなんだよなw
だからそこだけできないクーと超鈍感男、とかなら
もう少し長めの話にもしやすいかもしれん
114 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/01/23(水) 12:35:05.38 ID:nvXCeAmL0
お前らは何言われようが馴れ合い続けそうだな
115 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/23(水) 12:36:32.10 ID:0GrPreh20
あー、これが馴れ合いに見えるのかw
そんじゃしょうがないなw
頑張って排除活動を続けてくれw
116 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/23(水) 12:42:43.51 ID:mMrC7OfDO
>>114
合わないならスルーしてくれ
釣りだと思いたいがな
117 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/01/23(水) 12:46:15.33 ID:nvXCeAmL0
そしてお前らは馴れ合いを続けると
118 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/23(水) 13:02:50.81 ID:0GrPreh20
男がクーの愛情にたじたじ、のパターンが多いようだが
男が最初はnvXCeAmL0のような狭量で駄目な奴なんだけど
じょじょに心を開く、て流れでも中編くらいはいけるかもw
序盤はなかなか萌えられないのが難点だがw
119 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/23(水) 13:15:18.43 ID:1dOI7Z1YO
今の流れは素直クールについての雑談だから別に馴れ合いじゃないと思うけど・・・
120 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/23(水) 13:58:10.24 ID:mMrC7OfDO
>>118
あまりみないタイプの男だね
ぜひ見てみたい
121 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/23(水) 14:35:50.09 ID:mMrC7OfDO
☆
122 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/23(水) 14:49:11.72 ID:ftt4VnnqO
ほ
123 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/23(水) 15:16:20.45 ID:ivF73sauO
ほ
124 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/23(水) 15:17:32.67 ID:jL/9a7hNO
★
何か盛り上がってるけど穏便にw
ただ、「こんなクーが見たい」とか「こんな男が見たい」ってのはお題とは別で創作意欲が沸くかも
125 名前:とあるネトゲで[] 投稿日:2008/01/23(水) 15:53:24.65 ID:jL/9a7hNO
クー「お主が今日の相手か?」
男「…何か芝居がかった奴だな。昨日あんたが倒した奴のリア友でね」
クー「ちなみに聞こう、君は強いのか?」
男「多分弱くはないかな?」
クー「…剣を抜け」
男「せっかくだから一撃目は譲ってやるよ」
クー「後悔するなよ」
男「させてみろ」
クー「非常に屈辱だ」
男「とりあえず生きかえれよ、ほれっ」
クー「かたじけない」
男「まぁCβからしてるしから。でもお前もなかなか強かったぜ?」
クー「…」
男「退席中か?」
クー「君に惚れたぞ」
男「意味分からんw」
クー「友達になって欲しい。私はまだ一人も友達が居なくてな」
男「お前って寂しい奴なんだな…」
クー「悔しいがその点は言い返せないな。で、友達になってくれるのか?」
男「別に良いけど…また何かあれば声掛けてくれ」
クー「うむ、では私は落ちるとしよう。ドロンっ!!」
男「へ、変な奴だな;」
126 名前:とあるネトゲで2[] 投稿日:2008/01/23(水) 16:11:02.13 ID:jL/9a7hNO
友「ちっーす!!昨日はどうなった?」
男「勝ったよ、んで何か知らんが友達になった」
友「なんだそれはw」
男「ん~友達が一人も居ないってんで。まぁ久しぶりに退屈しそうにはないかも」
クー「…」
友「今日もクーさんは相変わらずだなぁ」
男「あの性格は嫌いじゃないけど」
友「顔・スタイル良しであの性格、何か高嶺の花だよ。お近づきになりてぇ」
男「じゃあ声掛ければ?」
友「…無理だった」
男「玉砕済みか。何にせよさわらぬ神に祟りなしってな」
クー「…」
友「お、勇気ある若者が挑戦するみたいだぞ」
生徒「す、好きです。付き合ってくださいっ!!」
クー「君の容姿や性格などを考慮しても良い返事は出来ない。すまないな」
友「★40個だな」
男「なにソレ?」
友「クーさんの撃墜数だよ、入学してからの数字~」
男「…寝る」
友「これだからネトゲ廃人は困るぜw」
男「お前がな…」
127 名前:とあるネトゲで3[] 投稿日:2008/01/23(水) 16:32:35.30 ID:jL/9a7hNO
男「ログインしましよっと」
クー「おかえり」
男「うわっ!!」
クー「今日は一緒に高レベルダンジョンに行きたいんだが」
男「昨日の今日でいきなりかwんで高レベルダンジョンなんて普通ペアじゃ行かないけど大丈夫か?」
クー「問題ない。お主さえ良ければ一緒に行かないか?」
男「こっちも問題ないよ。それとお前のこと何て呼べば良いんだ?」
クー「クーで良い、君のことは男と呼んで良いか?」
男「了解、んじゃれっつらご~」
クー「…男、君は何歳なんだ」
男「うるせぇw早く行くぞwww」
クー「こんなに貰って大丈夫なのか?」
男「全部持ってるから大丈夫。にしてもクーの戦い方じゃ回復アイテムも馬鹿にならんだろう?」
クー「うむ、収入の大半は回復アイテムに消えている。ではこれもNPCに売ってお金に」
男「ちょwwwレアアイテムをNPCに売るなよw」
クー「ダメなのか?」
男「…お前は初心者かwじゃあそのアイテムは買い取るよ。これが代金」
クー「1,000,000円も…」
男「1Mな、見にくいし円じゃないから。あーもう、クーは明日もするのか?」
クー「ほぼ毎日している。習い事や勉強が終わってからなら、あと就寝時間が厳しい故に11時には寝ている」
男「子どもかお前はwまぁ良いや、明日はこの世界の常識を教えてやるよ」
クー「かたじけない、ではまた。ドロンっ!!」
男「忍者かよwww」
128 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/23(水) 16:50:13.81 ID:mMrC7OfDO
>>127
続きが気になるんだぜ
129 名前:とあるネトゲで4[] 投稿日:2008/01/23(水) 16:50:57.24 ID:jL/9a7hNO
生徒「クーさん今日は機嫌良い?」
クー「うむ、今やっているネットゲームで友達が出来てな。早く家に帰って遊びたいのだ」
生徒「は、はあ…」
友「へぇクーさんってネトゲしてるんだ」
男「してもおかしくないだろ。にしても今日のクーさんは良く喋るな」
友「余程嬉しいんじゃないのん?」
男「聞いてる生徒は困惑してるけどな」
友「んで男、今日は難しいクエストの情報手に入れたんだけど」
男「ん?」
友「あの高レベルダンジョンの最下層のボスを倒すクエだよ」
男「アレなら倒したことあるぞ?」
友「…」
男「知り合いと三人で。そこそこ楽しめたかな」
友「思うんだけど、お前も立派な廃人だろw」
男「…そうなのか?」
友「あの世界で男と言えばGMの次に有名だからなぁ。いつの間にそんな悪名を」
男「お前なんかPKKでPKから怖がられてるくせに」
友「俺は良いんだよw影の支配者っていうか」
男「この前負けたけどな」
友「お前…背中には気をつけろよ」
男「返り討ちにしてアイテム根こそぎ奪われても良いならしたら?」
友「こ、これで勝ったと思うなよ~!!」
クー「…」
130 名前:とあるネトゲで5[] 投稿日:2008/01/23(水) 17:10:43.32 ID:jL/9a7hNO
クー「君は物知りだな」
男「クーも飲み込み早いよ。それにしてもクーって凄いよな」
クー「凄いのは男の方だろう?」
男「クーって『とりあえず敵を倒す、倒せなかったら逃げずにデスペナ』だからなぁ」
クー「下手に逃げて他の人に迷惑をかけてもいかんだろう?」
男「だから凄いんだよ」
クー「男の知識や強さ、戦い方の的確さ…ますます惚れたぞ」
男「そらどうも」
クー「私は本気だぞ?」
男「そうか。こっちもクーは好きだぜ?退屈しないし」
クー「一言余計だ」
男「ん?ちょっと待ってくれ、他の友達がいっぺんに話しかけてきた」
クー「私に構わないで良いぞ」
男「~~だから。え?~~あいよ」
クー「どうかしたのか?」
男「女賢者の友達が一緒にダンジョン行かないかってさ」
クー「ならば私は露店でも覗いて落ちるとしよう」
男「クーも一緒にだよ。クーは自分の強さを自覚しろってw」
クー「先方が同行を許可してくれるのであれば一緒に行こう」
男「そうそう、素直でよろしい。クーってその辺の戦士より余程強いから自信持てw」
クー「君が居るからな。いまいち強さを感じない」
男「あのPKKで名高い『自称影の支配者』に勝てたら超一流だよ」
クー「男に励まされると嬉しいな」
男「とりあえず合流しよか、魔法で飛ぶからしっかり掴まってろよ」
クー「うむ」
131 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/23(水) 17:29:18.10 ID:ivF73sauO
元廃人から見ればニヤつかずにいられん
132 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/23(水) 17:33:21.73 ID:jL/9a7hNO
クー「昨日の女賢者は彼女なのか?」
男「ありゃただの友達だよ。今日はちょっと機嫌悪い?」
クー「まあな」
男「ふむ。ならとっておきの場所に案内してやろう」
クー「?」
男「ここからは装備を外すんだ、じゃないと警戒されちまうからな」
クー「??」
男「まぁこの先に行ってみろって」
クー「…ほぅ妖精の群か」
男「一定以上の防具を身に着けてると逃げちゃうからな。ただ厄介なのはたまにベビードラゴンが…」
クー「こいつか?」
男「うんそう…って逃げろwww」
クー「何故だ?ペットみたいに懐いて可愛いぞ」
男「普通は攻撃されるかマザードラゴンを呼ばれるんだが…やっぱクーは凄いよw」
クー「男は明日暇か?」
男「明日は学校の校長の誕生日で休みだから空いてるぞ」
クー「やはりな。明日駅前のカフェでオフ会とやらをしてみないか?」
男「いいよ。でも住んでる場所とか違うかもだぜ?」
クー「大丈夫、男が男ならな。では駅前のカフェで会おう…ドロンっ!!」
男「またな…で、敵意むきだしなベビードラゴンだけ残されても困るってばよーーー!!」
クー「男が男ならな…」
133 名前:とあるネトゲで6[] 投稿日:2008/01/23(水) 17:33:39.16 ID:jL/9a7hNO
クー「昨日の女賢者は彼女なのか?」
男「ありゃただの友達だよ。今日はちょっと機嫌悪い?」
クー「まあな」
男「ふむ。ならとっておきの場所に案内してやろう」
クー「?」
男「ここからは装備を外すんだ、じゃないと警戒されちまうからな」
クー「??」
男「まぁこの先に行ってみろって」
クー「…ほぅ妖精の群か」
男「一定以上の防具を身に着けてると逃げちゃうからな。ただ厄介なのはたまにベビードラゴンが…」
クー「こいつか?」
男「うんそう…って逃げろwww」
クー「何故だ?ペットみたいに懐いて可愛いぞ」
男「普通は攻撃されるかマザードラゴンを呼ばれるんだが…やっぱクーは凄いよw」
クー「男は明日暇か?」
男「明日は学校の校長の誕生日で休みだから空いてるぞ」
クー「やはりな。明日駅前のカフェでオフ会とやらをしてみないか?」
男「いいよ。でも住んでる場所とか違うかもだぜ?」
クー「大丈夫、男が男ならな。では駅前のカフェで会おう…ドロンっ!!」
男「またな…で、敵意むきだしなベビードラゴンだけ残されても困るってばよーーー!!」
クー「男が男ならな…」
134 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/23(水) 17:35:13.84 ID:jL/9a7hNO
ごめん、6が二個も…次でラストっす。
★がてらどうぞw
135 名前:始まっていた[] 投稿日:2008/01/23(水) 17:54:03.44 ID:jL/9a7hNO
男「駅前のカフェねぇ…お互いリアルの顔も名前も知らないのにどうせいと」
クー「きたか、こっちだ男」
男「…」
クー「改めて。初めまして、クーと呼んで欲しい」
男「なんで?」
クー「実は君に入学する前に一目惚れしていてな。君が友達とネットゲームの話をしていたので始めてみたのだ」
男「あのゲームって何万人って居るのに良くもまぁ…」
クー「確信があったからな、私なら君を見つけられると」
男「恥ずかしい台詞だな///」
クー「ゲームでも思った通りの君だった。良ければ私の恋人になってくれないだろうか?」
男「それはこちらこそなんだけど。学校で普通に告白しても良かったんじゃ?」
クー「ゲームでもリアルでも私は友達が出来なくてな。そんな女にいきなり告白されても断られそうで怖かったんだ」
男「素直でクールで高嶺の花のクーさんがねぇ。まぁいきなり告白されてたら変わってたかもだけどさ」
クー「君と一緒に居たいんだ。こんな私だがこれからもゲーム共々よろしくな…っ」
男「なっ!!」
クー「私のファーストキス。女賢者みたいな悪い虫がつかない御守りだ」
男「凄く通行人とか店内の人の視線が痛いんですが///」
クー「君は強いから大丈夫だ」
男「全然大丈夫じゃナイデスヨwww」
ご飯食べてこようっと。★
136 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/23(水) 18:05:58.25 ID:ivF73sauO
☆がてらは不要だな
もっと自分に自信を持てばミニトマトもへたごと食べられるようになる
137 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/23(水) 18:09:44.69 ID:mMrC7OfDO
GJ!保守がてらなんかじゃないよ
138 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/23(水) 18:25:31.78 ID:U4faIOuj0
―大寒―
男「うう……今日は一段と寒いな。」
女「本日は大寒といいまして、一年で最も寒くなる日といわれております。」
男「へー、そりゃ寒いわけだ。」
女「ええ。ですから……ほら、温かいお汁粉を御用意致しました。昼食の後に食べましょう。」
男「お、いいね。ちょっと味見させ
女「だめです。今はまだ小豆に味が染みこんでいませんから。」
男「昼頃になればしっかり味が染みる、ということか。」
女「はい。昼食時間までを逆算し、調節させていただきました。
それに、時間をかけるほど私の心もこもりますので。」
男「おとなしく昼まで待つよ。だが作ったあとなのに心をこめられるのか?」
女「ふふ……私の想いはこの程度では妨げられませんよ。」
女の目論見どおり、お汁粉は甘かったとのこと。
139 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/23(水) 18:40:16.45 ID:ftt4VnnqO
二人ともGJなんだぜ
140 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/23(水) 19:17:11.15 ID:/pKFJJU1O
ほ
141 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/23(水) 19:29:55.10 ID:ivF73sauO
ほ
142 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/23(水) 19:47:11.69 ID:ivF73sauO
ほ
143 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/23(水) 19:52:46.03 ID:mMrC7OfDO
>>138
俺のお汁粉を用意してくれるクーはどこだ?
144 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/23(水) 20:10:31.62 ID:ftt4VnnqO
ほ
145 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/23(水) 20:29:12.09 ID:U4faIOuj0
>>138続き
友「お前、なんか甘い匂いがするな。あんこのような……」
男「ああ、さっきお汁粉を食ったんだ。」
友「購買にお汁粉なんてあったか? 自販機にもないし。」
男「女の手作りでな、それはもう絶品だったぞ。」
友「!? てめえばかりいい思いをしやがって……!」
だっ
女「ふむ、女友のところに一直線で向かってますね。」
男「うお、いたのか。」
女「はい。お褒めいただき光栄です。今冬のおやつはお汁粉で決まりですね。」
男「あ……ああ。」
友「女友! 俺にお汁粉を作ってくれ!」
女友「不可。」
ごすっ
友「おうふっ!」
女「お見事、急所を狙い撃ちしていますね。」
男「た、躊躇いがないな……」
それもまた日常茶飯事の光景である。
146 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/23(水) 20:29:29.24 ID:/pKFJJU1O
>>143
ほら、お前のすぐ傍にいるじゃないか
まだそのことに気付いてないだけで
147 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/23(水) 20:29:54.71 ID:64SPUlxZ0
ほ
148 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/23(水) 20:42:52.89 ID:64SPUlxZ0
ほ
149 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/23(水) 20:50:53.90 ID:mMrC7OfDO
>>146
マジかよ!それに気付かないとはまだまだダメだな
150 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/23(水) 21:26:32.88 ID:3X3C9SRk0
保守
151 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/23(水) 21:26:35.94 ID:bYp5pP/KO
ほ
152 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/23(水) 21:30:36.16 ID:mMrC7OfDO
☆
153 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/23(水) 21:43:43.61 ID:U4faIOuj0
―大寒過ぎても猶寒し―
男「なあ、大寒ってやつ過ぎたんだろ? なんでこんなに寒いんだ……」
女「冬ですから。」
男「それを言っちゃ身も蓋もないだろうが……寒い。」
女「あと2週間も経てば立春ですよ。春が来るんです。」
男「2週間後……って、まだ2月じゃないか、冬だろ。」
女「いえ。立春が来れば春になります。ただ、寒いことには変わりありませんが。」
男「結局寒いんじゃないか……」
女「では、ここで温かくなる話を。」
男「この際なんでもいいから頼む。」
女「私があの日、男くんと出会ってからずっと……私の心は温かいままですよ。」
男「……」
女「どうです? 温かくなりましたか?」
女が覗き込むと、男の顔は赤一色になっていた。
154 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/23(水) 22:10:31.88 ID:iWQniCcH0
ho
155 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/23(水) 22:28:03.58 ID:ftt4VnnqO
GJ!
156 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/23(水) 22:50:34.17 ID:iWQniCcH0
ほ
157 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/23(水) 22:57:21.68 ID:8N2t/WCJ0
SS職人さんありがとう保守
158 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/23(水) 23:11:58.41 ID:OTTk3otKO
ほ
159 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/23(水) 23:16:25.91 ID:U4faIOuj0
―喉元過ぎれば熱さを忘れる≒禍も福の端となる―
友「ごふっ!」
男「お前……懲りない奴だな。」
友「へへっ……女友の愛情表現なんだよ、不器用なやつメ♪」
ごすっ
友「がふっ!」
女友「本当、懲りない奴だよ、まったくもう。」
男「そういうお前も、無視するなりすりゃあいいのに。」
女友「そういうのね、なんだか逃げてるような気がしてて嫌なんだよ。」
男「だからといってここまでやることないだろうに。」
女「喉元過ぎれば熱さを忘れる……まあ、友くんの場合ですが。
女友の場合は……禍も福の端となる、でしょうか?」
女友「……どういう意味なんだい?」
女「つまり、言い寄られて知らずに惹かれていった……ということですね。」
女友「……まったく、しょうがない奴だよ、もう。」
ずるずる
男「……あれでいい仲になってるのか?」
女「十中八九そうでしょうね。まあ、確かに愛情表現は屈折していますが。」
男「……わからんな。」
女「ふふ……男女間はそういうものですよ。」
160 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/23(水) 23:42:15.51 ID:iWQniCcH0
ほ
161 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/24(木) 00:08:14.27 ID:C564J5PgO
ほ
162 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/24(木) 00:22:47.85 ID:DpfkWKc/O
保守
163 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/24(木) 00:55:05.05 ID:DpfkWKc/O
ほ
164 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/24(木) 01:13:41.92 ID:C564J5PgO
ほ
165 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/24(木) 01:42:16.35 ID:2geqmKcmO
>>164
お休み保守
166 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/24(木) 01:50:28.70 ID:DpfkWKc/O
俺仕事遅すぎフイタ
http://imepita.jp/20080124/064910
そして寝る
保守よろ
167 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/24(木) 02:09:09.41 ID:NOIpIDwQ0
―早寝、早起きは三文の徳―
男「ふああ……眠い。」
女「おはようございます、男くん。眠そうですね。」
男「ああ……ちと夜更かししたんでな。」
女「それはいけませんね。早寝早起きを心がけるようにしませんと。」
男「そうは言ってもな……」
・
・
・
男「なあ……いい加減帰らないか? 送っていくぞ。」
女「いえ。既に男くんのお母様に了承は得ておりますので、大丈夫です。
男くんには早寝早起きを習慣化していただかないと。」
男「いつの間に……」
女「私の両親の承諾も得ました。説得に一時間を要してしまいましたが。」
男「いや、問題はそこじゃないと思うんだ……
(大事な一人娘だろうに、そうも容易く外泊を許してしまってもいいのか?)」
女「男くんは私に何かされるおつもりなのですか? 私は……一向に構いませんよ?」
男「!? し、しない! おやすみ! 俺は床で寝るからベッド使っていいぞ!」
女「はい、おやすみなさいませ。」
男(寝ろったって……寝られるわけがないだろ。)
女「Zzz……はっ、いけません。見守らなければ。」
男「女、頼むから眠ってくれ……俺が眠れない。」
女「そういうわけにはいきませんよ。」
その晩、女性に監視されながら寝るという貴重な体験をした男だった。
緊張で眠れなかったのは言うまでもない。
168 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/01/24(木) 02:12:24.22 ID:8QElgxcV0
―ガタン、ガタンゴトン
男「ん。あれ?電車?」
ク「目を覚ましたか?」
男「飲み会は?何で俺電車のってんの?」
ク「1時間前にお開きになった。動けない君を介抱するのは苦労したぞ」
男「うう、ごめん。」
ク「君が幾ら笊だからといっても飲みすぎだ。1人で10本も空ける事ないだろう」
男「これから自重します―」
ふにょ
男「って、膝枕~?!?!」
バッ
ギュ
ク「もう少しこうしていろ。元はといえば、君が寄りかかってくるからだぞ?」
男「いや、ここ電車ですよ?公共の場ですよ?」
ク「終電で最後尾、終点まで行くのは私たちぐらいだ。」
男「いや、でも。ほら、クーの足に―重たいでしょ?」
ク「幸せな重みというやつだ。せっかく誰もいないんだ、
普段恥ずかしがって君はしたがらないだろ?
私の幸せを取らないでくれ。」
男「ぅ・・うん。。」
車掌「俺も乗ってるんだがな(^ω^#)ビキビキ」
169 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/01/24(木) 02:29:29.86 ID:8QElgxcV0
なんだか誰かがやったような感じに
深夜だがお題あれば頑張ってみます
170 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/24(木) 02:31:37.34 ID:gMsb/lUQO
っ 素直でクールなメイドさん
鬱メイドが落ちてた……
死にた(ry
171 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/01/24(木) 03:51:10.79 ID:S2ULsE4H0
ほ
172 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/01/24(木) 04:00:54.31 ID:8QElgxcV0
ク「男、ちょっと目隠しをしていてくれ」
男「ん?別にいいけど」
ク「ああ、ありがとう。少し待っていてくれ」
ゴソゴソ―バサッ
男「着替えてる?」
スッ
ク「目隠しをとってもいいぞ」
男「終わった?じゃ、とるよ」
ク「何なりとお申し付けくださいませ、ご主人様」
ペコリ
男「へ、あ、いや。コスプレ?」
ク「いえ、正真正銘ご主人様のメイドです。手始めに、伽などどうでしょう?」
男「と、伽とか、、そんな」
ク「構いません、私はご主人様のモノです。遠慮する事ございません。
ささ、ベッドに参りましょう」
男「いや、そうじゃなくて。ちょ、引っ張っていかないで~・・・」
ズルズル
男「・・・・一体どうしたのさ。」
ク「こうした方が君がしやすいかなと。好きなんだろ?本とかたくさん持ってるじゃないか。」
男「なっ/////」
ク「いつでも私は君専用のメイドになってやるからな(フフ」
173 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/01/24(木) 04:03:08.55 ID:8QElgxcV0
遅くなった。
メイドさんじゃないな、これじゃメイドプレイ・・・
ちゃんとしたの書いてたんだが、素直クールじゃなくなって、、、
174 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/24(木) 04:40:26.53 ID:S2ULsE4H0
GJ
175 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/24(木) 05:02:49.12 ID:S2ULsE4H0
ho
176 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/01/24(木) 05:47:37.41 ID:8QElgxcV0
【胡蝶の夢】
男「なぁ、クー」
ク「なんだ?」
男「どうでもいい話なんだけどさ・・」
ク「君との会話がどうでもいい事なんかないさ。」
男「///・・・ん゛ん。昨日夢を見たんだ。」
ク「どんな夢だ?」
男「俺がさ、凄く仕事のできる奴で、いい服着て、高級車乗って。おまけに顔もよくて・・」
男「忙しく仕事して、充実してて。でも、クーがいなくて・・・」
ク「それは悲しい夢だな。」
男「いや、そうじゃなくて・・・で、仕事に疲れて寝たところで夢は終わるんだけど」
ク「それで?」
男「俺がそいつだったら、もっとクーを幸せにできるのにって思って。 でも、それだけじゃなくて。もしかしたら俺はそいつの見てる夢なんじゃないかな~って。」
ク「そうか」
男「ただそれだけなんだけどさ」
ク「私は今でも十分幸せだ、君が君じゃなくなったら困る。それで、君が見た夢なのか、彼が見た夢なのかは余り重要じゃないと私は思う。」
男「そうか?俺やクーが幻かもしれないんだぞ?」
ク「君はシュレディンガーの猫の話を知っているか?」
男「箱の中に猫をぶち込んで、毒ガスを中に吹き込んで殺す話だったよな。」
ク「ちょっと誤解がある言い方だが間違ってない。あの話の肝は物事は観測する事で成り立ってるという事だ」
男「それがどうかしたのか?」
ク「君はちゃんと私が観測している、私には君が存在している。だから、こっちが現実だ。そういうことだ。」
男「なんか化かされた気分だな。」
ク「いや、違いない。 それに、私は君が幻だったとしても愛してる。幻だからこそ愛してる。
君もどうせ1夜の夢なんだ、もっと恥ずかしがらずにもっと私を愛してくれ。」
男「///えっと、その、つまり?」
女「君と私の愛こそ全てという事だ」
177 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/01/24(木) 06:30:57.91 ID:8QElgxcV0
ク「どうした、男?最近浮かない顔をしているが」
男「ん~、まぁ、ちょっとね」
ク「悩みなら話してくれ。それとも私は悩みを話すにも値しない存在なのか?」
男「そんな事ない、ただ・・・」
ク「心配する事はない、話してくれ」
男「僕ってどうすればいいんだろうって」
ク「そう云う事か。私が君を好きになった時、私なんかが君を好きになったら迷惑なんじゃないかと悩んで、
君に『私はどうすればいい?』と聞いたな?君は『どうすればいいかじゃない、どうしたいかだ』と私に教えてくれた。」
男「そうだな、でも」
ク「少し落ち着いて聞いてくれ。君は『どうしたいか』を見失っているんだろ?そんなの超能力者か神じゃないと分からない。そう教えてくれたのも君だ。」
男「そうなんだよな、情けないな僕は」
ク「誰だってそうさ。あのときの私も悩んで悩んで悩み続けた。どうしても諦められなかったから君に告白したんだ。」
男「クーは強いな。僕は悩んでも答えが出そうにない。」
ク「だからもう少し落ち着いて。『それ』を君に教える事はできない。
だが、一緒に悩む事はできる。潰れそうになったら私が支えてやる。
だから、独りになろうとしないでくれ。私は君の恋人、君の半身でありたいと思う。」
男「クー」
ク「どれだけ私を苦しめても構わない。君を独りにしたくない、それが私の愛だから。」
178 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/24(木) 06:49:08.07 ID:gMsb/lUQO
寝てた
>>173採用屯クス
語彙がなくてGJとしか言えないがGJ!
179 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/01/24(木) 07:57:11.91 ID:YKwKiyi4O
このスレには殺し屋がたくさんいますね
何度、悶え殺された事か…
180 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/24(木) 08:18:24.55 ID:J7VCQuY5O
何とかして表情豊かでもクールに見せられるように出来れば、もっと素直クールの幅が広がるんじゃないか
181 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/24(木) 08:36:19.11 ID:2geqmKcmO
夜中に投下GJwww
朝から萌え殺されたwww
182 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/24(木) 09:35:01.31 ID:2geqmKcmO
☆
183 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/24(木) 09:42:36.35 ID:QFvOr1XKO
体を通して考える
184 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/24(木) 11:09:08.99 ID:eLpsXTxe0
まあせっかくだから完走するべ
185 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/24(木) 11:56:42.28 ID:eLpsXTxe0
寝て起きたら落ちてそうだな
186 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/24(木) 12:55:01.97 ID:NOIpIDwQ0
―七厘―
男「餅?」
女「はい。たくさん余ってましたので、如何かと。」
男「それはいいんだが……わざわざ七厘を持ち込まんでも。」
女「まあまあ……さあ、焼き上がりました。どうぞ。」
男「いただきます。ん? この磯辺……」
女「ただの醤油ではなく、山葵醤油をつけてみました。どうでしょうか?」
男「悪くないな、うん。」
もぐもぐ
男「七厘といえば
女「秋刀魚も松茸も用意してありますよ。召し上がりますか?」
男「確かに連想できる。季節外れだが……」
殺風景な屋上は冷たい風が吹き抜けていたが、七厘を囲んでの小さな食卓は暖かかった。
187 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/24(木) 12:55:01.42 ID:vNKLXbU1O
保守ー
188 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/01/24(木) 13:14:50.96 ID:K7Dx30Ip0
186 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日:2008/01/24(木) 12:55:01.97
ID:NOIpIDwQ0
↑
187 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日:2008/01/24(木) 12:55:01.42 ID:vNKLXbU1O
↑
こういう事もあるんだなぁ
189 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/24(木) 13:43:34.58 ID:2geqmKcmO
>>188
不思議なこともあるもんだ保守
190 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/24(木) 14:36:04.42 ID:2geqmKcmO
>>186
磯部焼きうまいよねー
191 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/24(木) 15:47:35.61 ID:C564J5PgO
ほ
192 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/24(木) 15:54:42.31 ID:NOIpIDwQ0
―有酸素運動―
男「確かに……最近食べ過ぎた気もしたが……」
女「男くん……舌をかみますよ。」
男「何も俺まで走らなくても……」
女「いいではありませんか……一緒に走りたかったのです。」
男「そもそも俺からはそんなに太
女「男くん?」
男「……なんでもない。」
それから二人は一時間きっちり走った。
全身汗まみれで息を切らせている男に対し、少量の汗のみで涼しい顔をしている女だった。
女「このくらいで限界とは、運動不足ですよ?」
男「はぁはぁはぁ……勘弁、してくれ……」
193 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/24(木) 16:46:18.97 ID:5JRt5w8e0
☆
194 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/24(木) 17:43:29.59 ID:5JRt5w8e0
☆
195 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/24(木) 17:48:35.84 ID:NOIpIDwQ0
―渡りに船―
教師「えー、この問題を……男、答えてみろ。」
男(!? やっべ、ぼーっとしてて聞いてなかった!)
すっ
『答えは○○です。』
男「(女、恩に着る!)○○です。」
教師「そうだな。じゃあ次の問題を……」
男「すまん、助かった。」
女「男くん、私に見惚れるのは構いませんが、今は授業中ですよ?」
男「違う……こともない。(隣同士だとどうしても意識してしまうな……)」
196 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/24(木) 18:24:47.84 ID:Z50LoHjQO
乙っす☆
197 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/24(木) 18:56:16.10 ID:5JRt5w8e0
☆
198 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/24(木) 19:15:42.21 ID:2geqmKcmO
☆
199 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/24(木) 19:43:51.94 ID:NOIpIDwQ0
―忘れ物―
男「相変わらず寒いなー。」
女「そうですね……はっ。」
男「どうした? 忘れ物か?」
女「私としたことが、重要なことを見落としていました。」
男「何をだ?」
・
・
・
女「おはようございます。マフラーをどうぞ。」
男「……マフラー? もしかしなくても手作りか。」
女「はい。一縫い一縫いに気持ちを込めました。」
男「……そうか。」
女「首周りを暖めれば寒さも凌げるといいます。これで万全ですね。」
男「あ、ああ。確かに暖かいな。」
200 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/24(木) 20:26:26.09 ID:5JRt5w8e0
☆
201 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/24(木) 20:30:25.24 ID:eLpsXTxe0
マフラーは縫うんじゃなくて編むんだろw
202 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/24(木) 21:18:23.49 ID:NOIpIDwQ0
―円形の物―
女「本日は……? あれはなんと言いましたか。」
男「あれ、とは?」
女「あの円形をしたお菓子です。」
男「円形のお菓子……飴玉?」
女「それは球形です。円形のお菓子ですよ。」
男「ん……せんべい?」
女「いえ。真ん中に穴が開いています。ここまで出かかっていて……もどかしいですね。」
男「ドーナツじゃないのか?」
女「いえ……思い出しました、バウムクーヘンです。」
男「それがどうかしたのか?」
女「バウムクーヘンをお作りしたので召し上がってください。」
男「……前振りが長すぎだ。最初に見せてくれればわかったのに。」
女「ふむ……それすら失念していましたね。
203 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/24(木) 21:30:37.32 ID:+4HOQDyf0
>166
GJ!!!あいかわらずいいふいんき(なぜかry
204 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/24(木) 21:45:45.93 ID:2geqmKcmO
>>202
GJ!なんかマターリしていいな
205 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/24(木) 22:19:35.59 ID:C564J5PgO
ほ
206 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/24(木) 22:46:23.57 ID:NOIpIDwQ0
―子供は風の子―
「わーい。」
「待ってよー。」
男「子供は寒いのに元気だなあ……」
女「ふふ……子供は風の子ですからね。」
男「まあ、俺もガキの頃は一年中半袖半ズボンで遊びまわってたな。」
女「男くんのことです、きっとやんちゃな男の子だったのでしょう。」
男「ああ……無謀なことばっかりやってたな。そういう女はどうだったんだ?」
女「私ですか。私は今も昔も変わりませんよ。」
男「というと?」
女「今の私のままです。読書をしたり勉強をしたり……塾に通っていたことを覚えています。」
男「俺と正反対だな……」
女「互いに異なる性質を持った二人だからこそ、こうして惹き合っているのでしょう。」
男「……そういうものか?」
207 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/24(木) 23:08:39.26 ID:/9u5zXUL0
>>206
GJ!
そして沢山の投下、本当に乙ですた
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