190 :Cool&Fool:2006/09/12(火) 00:55:25.05 ID:25LE6n9W0
委「クー、少々聞きたい事があるのだけど……いいかな?」
クー「私に分かる事ならば。という前提がつくが、それでも構わないと言うのなら」
委「うん、それでも構わない」
クー「そうか……それじゃあ聞かせてもらおう」
委「では、恋愛に於いて先行者である君に聞きたい。どうすれば彼に告白してもらえるのだろうか?」
クー「……自ら告白するのでは駄目なのか?」
委「理想を言えば、君の様に互いに告白し合うのが一番いいのだけど……奇跡はそうそう起こるものじゃない」
クー「つまり……次点の『告白される』は譲れない。そういう事か」
委「そう。私だって告白された喜びの余り涙したり、次のステップの事を考えて脳汁を垂らしたり、大人の階段を登る瞬間を妄想して鼻血を噴出したりしたいんだ」
クー「……委員長、一ついいか?」
委「何?」
クー「新婚生活を妄想すると更に強烈だぞ」
委「新婚生活か……」
クー「……どうだ?」
――ぶしゅぅぅぅぅぅぅぅ
委「ぉぉぅ……こいつは凄いな……」
クー「あまりやりすぎるなよ。血が足りなくなるからな」
委「把握し……それよりもクー」
クー「なんだ?」
委「質問の答えになってないのは気のせい?」
クー「………………プイッ」
~そしてその晩~
妹「おねーちゃーん、お風呂わいた……」
――どくどくどくどく
妹「お、おかーさーん!おねーちゃんがーすぷらったー!」
委(……ああ……初夜まで妄想した私が阿呆だった……)
最終更新:2006年09月12日 23:29