レコード | 内容 | 記述形式 |
SOA | ゾーンファイルの管理情報を記載 | @IN SOA DNSサーバ名(*1) 管理者メールアドレス(*1)( |
Serial番号[西暦年月日+2桁等](*2):Serial | ||
Refresh時間(*3):Refresh | ||
Retry時間(*4):Retry | ||
Expire時間(*5):Expire | ||
Minimum時間:Minimum | ||
(*1)DNSサーバ名や管理者メールアドレスは.(ピリオド)で終わる必要がある。また、管理者メールアドレスの@は.(ピリオド)で表現する。 (*2)zoneファイル更新時には値を増やすこと。 (*3)Refresh時間とはスレイブサーバがゾーン情報の更新有無を確認するタイミング。 (*4)ゾーン情報更新に失敗した時に、再試行を試みるタイミング。 (*5)スレイブサーバが持つゾーン情報の有効期限。 | ||
NS | ドメイン名の名前解決を行うネームサーバー(DNSサーバの名前)を指定する | ゾーン名(ドメイン名) IN NS ゾーン名に対応するホスト名 |
A | ホスト名からIPアドレスへの紐付けを行う。正引き用。ちなみに同一ホスト名に複数アドレスを指定すると、DNSラウンドロビンを実現できる。 | ホスト名 IN A IPアドレス |
AAAA | ホスト名からIPアドレスへの紐付けを行う(IPv6版)。正引き用 | ホスト名 IN AAAA IPアドレス |
MX | ドメイン名に対して送られたメールの転送先を指定する | ゾーン名(ドメイン名) IN A Priority値(*1) メールサーバー |
(*1)Priority値は数値ならOK。数値が小さい程優先される。 | ||
CNAME | あるホスト名に別名(エイリアス)を付ける。 複数のホスト名を同一IPアドレスに紐付けたい場合に使える。 |
www IN CNAME ドメイン名 |
PTR | IPアドレスからホスト名への紐付けを行う。逆引き用 | 2 IN PTR ホスト名 |
TXT | 任意の文字列を記述するレコード。SMTPの送信ドメイン認証等の場合はSPFレコードを記述する。 | ホスト名 IN TXT "" |