トップページ > コンテンツ > ネットワーク関連メモ > ネットワーク運用編 > ルータ関連 > iptable設定

iptable設定使い分け

1.OS起動中のみ有効
設定状況の確認 /sbin/iptables -L
設定方法 /sbin/iptablesのコマンドによる設定

2.OS再起動後も有効
設定状況の確認 more /etc/sysconfig/iptables <-設定保存用ファイル
設定方法 /etc/rc.d/init.d/iptables save <-1の設定状況を2の保存用ファイルに反映

iptableの設定方法

/sbin/iptables [-各種パラメータ 引数]で記述するイメージ。
上で設定したものから順に評価されていくイメージ。
コマンド詳細については、iptables参照。

IPテーブル設定の考え方

1.まずは全部拒否設定にし、通したいものだけ拒否記述の前にACCEPTして通すという考えで進める。
2.基本ポリシーの設定
3.ループバックアドレスの設定
4.INPUT,FORWARD,OUTPUT,その他独自チェーンの設定
INPUT 外から入ってくるパケット。基本PolicyをDROPとして、必要なものだけを通す。
FORWARD NIC等をまたがって転送するかどうかを検討する。複数セグメントをまたがって通信したい場合はACCEPTとする。
OUTPUT 内から外へ出るパケットなので、基本PolicyをACCEPTとして、出ては困るものをDROPする。
尚、REJECT設定は拒否を必要とするものだけに限定する。
5.セキュリティ対策
 (spoofing対策、ping of death対策、Dos対策(smarf,SYN flood等含む)、
 ingress対策、外国からのアクセス制限、ステルススキャン対策、ブルートフォース対策等)

最終更新:2014年03月08日 10:58