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表現方法

実体集合と実体間の関連を用いてモデル化する。
実体(物・事)は矩形、属性は楕円、関係は菱形であらわされる。
キー属性にはアンダーラインを引く。

多重度の表現

多対1を表現するときに"1"側に矢印を描く。
一つの実体集合が一つの関連に複数回参加、
つまり関連性が2回以上あるときには役割(roles)という。

弱実体集合

実体を特定するのに、実体の属性だけでは特定できず、
1つ以上の多対1関連を辿った先の属性を参照して初めて特定できる実体のこと。
つまり、社員という実体があり番号と名前があったとしても、
どこの会社に勤めているかを特定できなければ、
同姓同名がいたり同じ番号を別の会社で割り当てられている可能性も
ありうるため個人を特定することはできない。こういった実体のことを指す。

設計ポイント

1.冗長さを避けること。
2.弱実体集合に頼りすぎない。
3.属性で済むなら実体集合は使わない。

最終更新:2013年01月16日 20:23