よくある問題点
1.問題があると気づいているけれど、言ってくれない。
2.他のメンバともめ事を起こす。
3.担当者に聞くと「大丈夫」と答えるが大丈夫でない。
4.一部のメンバーに作業負荷が偏る。
5.メンバーを確保できない、もしくは稼動が十分確保できない。
6.スキルが不足しており、業務遂行に支障を生じている。
7.病欠で欠員が発生した。
対策例
1.報告損と思わないような空気づくりをする。チーム一体となった解決案を検討する等の前向きな対処を行う。
2.要員の面接も重要。技術的素養だけでなく、人柄や質問への受け答えが的を得ているか等も見た方が良い。
3.勤怠等の就労状況の監視やオフの場でのコミュニケーション等を通じて、担当者が問題を抱えていないかを確認する。
報告粒度が異ならないように、報告書テンプレートを用意する。
問題点の洗い出し、定量的な状況把握などの進捗根拠を明らかにする。
4.作業が集中している要員の担当アクティビティのうち、他メンバが対応可能なものがないかを選定する。
5.稼動が確保できない等の場合には、その要因となっている責任者と話し合いを通じて調整する。
ただし、要員が必要だからと言って、安易な兼務をさせるのは危険だと心得ておくこと。
6.必要スキルを明確化し、必要スキルを保有するメンバを探す。
スキル保有メンバの全稼働確保が困難な場合は、短時間の教育に当てて、別メンバの立ち上げサポートさせる。
7.復帰予定の確認と欠員に伴う作業遅延の対策立案を行う。
その他のポイント
- タスクごとに責任者を設定する(TRMやRACI図を作る等)。
- 育成計画も立てると良い。
- プロジェクトメンバーが散在している場合には物理的(ロケーション上)で同じ場所に集めると、
より作業が効率化する。ただし、偽装請負等にならないように注意すること。
- 要員計画時に専任の度合いと、離脱タイミング等を明確にする。
- プロジェクトメンバ内のコミュニケーションに問題が無いか、情報伝達の仕組みを整理しておく。
最終更新:2022年08月14日 19:13