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理論的なものとしては、以下のようなものがある。

やりがいのある仕事や、要員にあった仕事をあてがったり、
目標を立てさせ、うまく達成できるように支援したり、
メンバーと綿密なコミュニケーションを取ることが重要になってくる。

理論など

マズローの欲求五段階説

高次の欲求から順に、自己実現の欲求、尊厳欲求、社会的欲求、安全欲求、生理的欲求となっており、
低階層の欲求が満たされることで高次の欲求を求めるようになるということ。

マクレガーのXY理論

Y理論で自主性を重んじて行動できるように促す方が良いとするもの。

X理論:人は本来不真面目なものとして見る見方
Y理論:人は本来やる気をもっているとして見る見方

ハーズバーグの動機付け、衛生理論

仕事への満足と、不満足は別物として捉える考え方。

「労働条件の衛生要因(マズローの欲求五段階説で言う所の低階層の欲求)」は不満足の解消につながるが、満足向上にはつながらない。
満足度向上のためには「仕事の達成感、責任(マズローの欲求五段階説で言う所の高次元の欲求)」等の動機付けが必要とする考え方。

マクレランドの欲求理論

人が行動する動機を親和欲求、権力欲求、達成欲求に分類されるとするもの。
それぞれの欲求傾向に合わせた環境を用意することで、内部的動機付けを行うことが出来る。

業務を進める上でのポイントなど

[共通]
  • 目標は具体的に、かつ手の届きやすいものに細分化。具体的にイメージできるようにすると良い。
  • 報酬ありきにならないようにする(アメやムチによるモチベーションは長く続かない)。
  • 他人との比較ではなく、過去の自分との比較で評価する
  • まず小さい所から1個やり始めてみる

[相手に対して]
  • ポジティブな表現を使うようにする。
  • ちょっとした気遣いや親切を心がける。
  • 共感や同調する。
  • 叱る時は人格でなく行動に対して、褒める時は人格を褒める。
  • 自分の行動の影響を説明する(社会への影響、チームや他人への影響)

[自分に対して]
  • 義務感(〜しないといけない)で作業をしない。やらないという選択肢は常に用意されていると心得る。
最終更新:2025年04月29日 08:50