ローカルリポジトリには、ローカルリポジトリ自体のブランチと
リモート追跡ブランチと呼ばれるリモートリポジトリのブランチを参照するorigin/ブランチ
がある。
git pullとgit fetchの違いは以下の通りで、
git fetchはローカルリポジトリのブランチのマージ処理を行わない。
リモートリポジトリ |
ローカルブランチ |
コマンド |
ブランチ |
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リモート追跡ブランチ(orgin/ブランチ) |
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ブランチ |
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---> |
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-merge-> |
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git pull |
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---> |
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git fetch |
git fetch --pruneとすると、リモートリポジトリのブランチ削除が
ローカルリポジトリのリモート追跡ブランチ削除まで反映されるので使いやすい。
なお、ブランチ名の引数指定有無での挙動の違いは以下の通り。
git fetch orgin ブランチ名 |
指定したブランチのみ、リモート追跡ブランチ(origin/ブランチ)の情報を更新する。 |
git fetch origin |
リモートの更新情報をブランチ全一括で取得したい場合やローカルリポジトリに存在しないリモートリポジトリの新しいブランチ情報を取得したい場合に使用する。--pruneをつけると削除したブランチ情報も更新できる。 |
最終更新:2021年08月16日 22:48