トップページ > コンテンツ > プログラミング効率化 > ソフトウェア工学 > 分析モデル

「モデル説明」

実装方法を関知せずに、対象業務についてのシステム化を行う方法を表すモデル。
捨象、抽象、単純化によって、対象業務の要求をシステム化する方法のうちで
本質的且つ注目する事柄を表すモデル。
分析レベルのクラス図の作成とはシステムを実現するために必要なクラスとクラス
の表現を行うということである。

「作成方法」

  • 1.要求モデル中の各ユースケース昨日を実現する様子を表すコラボレーション図を
    • 1-1.コラボレーション図を新規作成
    • 1-2.必要なオブジェクトをコラボレーション図に追加
    • 1-3.対応するユースケースの機能を実現するために必要なオブジェクト間のメッセージ通信を加えるよう作成する。
  • 2.全コラボレーション図を束ねてクラス図を作成する
    • 2-1.コラボレーション図におけるメッセージと同じ名前の属性(関数)を持たせる。
  • 3.各メッセージ通信に対応する操作を各クラスに加える

記号 説明
バウンダリ アクタとシステムの境界に位置するインタフェースクラス
コントロール バウンダリからの刺激に基づいて、エンティティやコントロールを操作するクラス
エンティティ システムで一時的または永続的に記録するクラス

「関連する図」

静的側面:クラス図
動的側面:コラボレーション図
最終更新:2011年04月03日 18:21