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隠れマルコフモデル(HMM)は確率モデルの一種。

ある記号の出現確率が直前の記号列によって決まる確率をマルコフ過程といい、オートマトンの形で表される。
隠れマルコフモデルとは内部の状態遷移が直接観測できないマルコフモデル
(観測列だけでは特定することのできない状態列が存在すること。
つまり外部から読み取れる記号列[観測列]だけでは読み取れない、内部への状態遷移[状態列]の確率に作用がある。
状態列が隠れていることが「隠れ」と呼ばれる所以となっている)。

マルコフ性とは、将来状態の条件付き確率分布が、現在状態のみに依存し、過去のいかなる状態にも依存しない特性
持つということ。
最終更新:2011年04月08日 20:13