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インターネットにつなぐPCにIPアドレスを自動で割り振るプロトコル。
DHCPサーバーの方で割り当てて良いIPアドレスを設定し、
通信が終われば回収してくれることから、ネットワークの設定を意識せず、
ネットにつなぐことができる。

ちなみに、DHCPを使わず、IPの設定をかぶったものに指定したりすると、
IPの設定がかぶっているといった内容の警告が出たりするので面倒。

DHCPがIPを割り振るまでの流れは以下の通り。
1.クライアントPCからDHCP Discoverメッセージをブロードキャストで流す
 ブロードキャストのため、ルータを越えてパケットは送信されない。
 従って、通常(※)はクライアントPCとDHCPサーバは同じセグメントに無いと次の応答は返さない。
 ※DHCPリレーエージェント等の方法除く
2.DHCPサーバーからクライアントPCに対し、DHCP Offerメッセージを返す。
3.クライアントPCはDHCP Offerメッセージに書かれている割り当てられるIPアドレスに問題無ければ、
 DHCPサーバーに対しDHCP Requestを返し、正式にIPアドレス取得を試みる。
4.DHCPサーバはRequestの内容に問題が無ければ、DHCP Ackメッセージを返し、IPアドレスを割り当てる。

尚、DHCP2台以上あるとややこしいことが起こるので注意(http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20060215/229396/)
最終更新:2017年07月16日 00:29