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パケットの暗号化することにより、普通の一般回線を企業や組織の専用回線としてネットワークにつなぐ仕組み。

下記のような種類がある。
インターネット回線を使う インターネットVPN SSL
(レイヤ5)
IPSec
(レイヤ3)
PPTP
(レイヤ2)
専用線を使う IP-VPN
(レイヤ3)
MPLS
広域イーサネット
(レイヤ2)
VPLS
MAC-in-MAC
QinQ

インターネットVPN

インターネット網を通信経路として使う。
IPSec,PPTP,L2TP,SSL等で暗号化を行う。
VPN接続をする際はルータなどでNAT機能があると通信がうまくいかない
ことが多いので、VPNパススルー機能が必要となる。

VPNパススルー機能はPPTPプロトコル等において
ヘッダを付けてカプセル化した場合にポート番号情報が無いと
いったケースでも使われる。

尚、IPSecを使う場合は、VPN Clientのソフトウェアが必要となる。

IP-VPN

通信事業者の閉域IPネットワーク網を通信経路として使う。
MPLS方式とトンネリング方式が存在する。

MPLSとはラベルスイッチング方式
(IPヘッダの代わりにラベルを識別子として使用し、
LSR(LabelSwitchRouter)と呼ばれるルータがラベルを元に
パケットの送り先を決める方式)を用いたパケット転送技術を指す。

尚、MPLSにおける高速う回機能のことをファストリルートと呼ぶ。
最終更新:2019年06月13日 22:47