トップページ > コンテンツ > ネットワーク関連メモ > 用語解説 > 公開鍵暗号方式と共通鍵暗号方式

概要 有名な暗号方式 n人で通信をする際に必要な鍵の数
公開鍵暗号方式 公開鍵を公開、暗号鍵を隠し持つ方式(*1) RSA 2n
共通鍵暗号方式 共通の鍵を持つ方式(*2) RC4,DES,AES n*(n-1)/2 <=覚え方:n人が自分以外(n-1)人分の鍵を2人で共有する。

(*1)
Aさんがいて、暗号化鍵を公開し、復号鍵を秘密にしているケースを考える。
暗号化鍵は公開されているので誰でも暗号化はできる。復号のための鍵を持っていない状態になる。
Aさんは復号鍵を持っているので、元の原文を読むことができる。
つまり、Aさんにだけ読んでもらいたいものがある場合に有効となる。

逆のパターンで暗号化鍵を秘密にし、復号鍵を公開するケースもある。
これはAさんは皆に公開したい原文があるが、それが自分で作成したものだと
証明したいときに有効になる。これを電子署名と言う。

(*2)
共通鍵はAさんとBさんで同じ秘密鍵を持つようなケースが考えられる。
早い話が家の鍵を共有していれば、鍵を持っている人達は家に入れる(原文が読める)けど、
それ以外の人は読めないよーという話。
最終更新:2014年07月26日 23:21