無線通信において、衝突回避をすることでスループット低下を回避する方法。
無線AP,端末A(データを送信したい端末),端末Bがあったとして、
まず、端末Aが無線APにRTS(Request To Send)を送る。
RTSを受け取った無線APがCTS(Clear To Send)を全ての端末に送る。
CTSには送信抑止時間が制定されているので、
他の端末(端末B)は端末Aが送信を終えるまで待機するので
パケット衝突を防ぐことができる。
ただし、RTSとCTSと2個フレームを送るので利用効率が低い。
そこで、無線APを介さず送信端末自身がCTSを送信する方法もあるが、
この場合端末間で電波が届かないケースにおいては
衝突を回避できない。
参照:
H21年午後2問題1ネットワークスペシャリスト試験
最終更新:2012年05月20日 12:28