ルータの冗長化をするためのプロトコル(Virtual Router Redundancy Protocol)。
別ルータから監視対象ルータ機器にping等を飛ばすのではなく、
監視対象ルータ機器から別ルータ(正確にはマルチキャスト用
のあて先アドレス224.0.0.18に1秒間隔にパケットを送信する)ことで
監視対象ルータが正常に起動していることをアドバタイズメントする(VRRP広告メッセージを送る)。
VRRP広告メッセージには、VRID,仮想IPアドレス,プライオリティ値を含んでおり、
各ルータのプライオリティ値の高いルータがマスタールータとなる。
プリエンプティブモードを有効にしていると、
自分よりもプライオリティ値の高いルータが見つかれば
そのルータがマスタールータになるが、
無効にしている場合は早いもの勝ちで、
自分よりもプライオリティ値の高いルータが見つかっても
マスタールーターは切り替わらない。
最終更新:2015年08月30日 15:02