葉隠イヅナ - 杉井光wiki

「ばけらの！」シリーズのメインヒロイン。小説家。
少年向けレーベルの新人賞を杉井ヒカルと同時期に受賞してデビュー、池袋?は雑司ヶ谷のボロアパート、ヒカルの隣室でひとり暮らしをいている。ふさふさの獣耳と尻尾を持つ狼少女であり、設定や名前のモデルは支倉凍砂?、外見のモデルはホロであると思われる。

かなりの売れっ子らしいが、仕事をしない、パチンコとネトゲと株とお金と飲み食いが大好き、というだめっぷり。生活のほとんどをヒカルに依存しているが、極度のツンデレなので夫婦だなどと冷やかされると真っ赤になって激怒する。ヒカルに対する好意はだだ漏れだが、ヒカル当人にだけはまったく気づかれていない。やはり典型的な杉井ヒロインである。他作品のヒロインとちがって、きっぱりとアホの子であることが特徴的。

その正体は人間ではなく、狼のスピリットである。山で遭難した大学教授に預けられ、ほぼ普通の人間と同じように育てられた。きちんと大学も卒業している。ある程度は妖力らしきものを使うことができるらしく、トイレに人が入ってこないように結界を張ったり、幻術で自分の耳や尻尾を隠すことくらいはできるらしい。また、犬や猫と意思の疎通が可能。狼らしく身のこなしもかなり素早い。

※以下、ネタバレ

絶滅しかかったニホンオオカミの「滅びたくない」という想いが結晶して生まれた存在である。1巻?の最終話でニホンオオカミが絶滅したため、イヅナもまた消滅の危機に瀕した。それを救うため、日本中の多くの人間にイヅナ生存を祈ってもらおうとヒカルの手によって書かれた物語こそがばけらの！1?である。今のところしっかり生き残っているので、10000部は売れたようである。

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