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「よぉっしゃぁぁぁっ!!」
思わずガッツポーズをしてそう叫んだ私と、
「このバカ!」と言いながら軽く私の頭を小突く友達と、
何事だと振り返る先生と、
何この子と思いながら無視する人と、
苦笑しながらこっちに目を向ける永代君。
ちなみに、永代君の位置は私の右斜め前ちょっとである。
これ以上は近付けない。
いや、別に、特別な理由があるとかそういうのじゃなくて、ただ私の顔が真赤になるから。
ただ、それだけで 私はあなたに近付けない。
好きすぎて、好きすぎて、逆に・・。
まぁ、今はそんな事どうでも良いのだけれど。
そう、今、私が見ているのはクラス分け表(と永代君)である。
さらに言うと、3組の9番に書かれた「永代 英一」の文字と
同じく3組の38番に書かれた「春山 小浪」の文字である。
つまりは、そう、簡潔に言ってしまえば、永代君と同じクラスになれたと言う事で。
この中2の学校生活を十分エンジョイ出来そうな予感に胸を脹らませていると言う事で。
つまりは、ガッツポーズで叫ぶほど嬉しかったのだ。
そして嬉し涙も出て来そうな勢いで喜ぶ私の体は、不意に後ろから羽交い絞めにされた。
「こ~なみぃ~~・・嬉しいのは分かるケドさ、そんな羞恥心を顧みない行動とかやめて・・ほんと」
そして振り返ると、そう訴える由美がいた。
そして、その後ろではうんうん頷く茜がいて。
私はしぶしぶ「はぁ~い・・」と返事をした。
最終更新:2007年12月15日 16:09