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「題桂花美人」

桂花庭院月紛紛   
按罷霓裳酒半醺   
折得一枝携満袖   
羅衣今夜不須熏   

桂花の庭院 月は紛紛
霓裳(げいしょう)を按じ罷(や)んで 酒半ば醺(くん)す
一枝を折り得て 携へて袖に満つ
羅衣 今夜 熏(くん)するを須(もち)ひず

(訳)
桂花が香り咲く庭には月の光があふれ
美女が踊りを終えれば酒も良いころあい
一枝折って袖に入れれば
今夜は薄衣に香を焚くまでもない

霓裳…「霓」とは虹のこと。虹のように美しい裳(も)。
羅衣…うすもので仕立てた衣服。うすぎぬ。

最初の小笠原後の芝村さんとの会話より抜粋。砂子の対応がおかしいので省略
江戸時代に人気だった明の詩人。平易で分かりやすい、淡々とした詩を残した人。
宴会の詩。日本の平安時代と同じで匂い袋を袖にいれてたけど、金木犀をかわりにいれてもいいよね、という詩。
明は匂いで人をあてる、香合わせの時代。
金木犀でもいい、というのは当時としては抜群のナチュラリスト。
一人一人、貴族階級は名刺みたいに個人の匂いをもっていた。
でも高啓はそういうのすてて、庭の花の匂いが好きだ。今日はこれをみにつけてもいいといっている。
太祖(当時の皇帝)の女好きを風刺したので腰斬の刑に処せられた。
最終更新:2007年12月22日 20:55