スレッドより

以下は、平沢進の歌詞をどうにかして解読するスレから引用

124 :Track No.774:2009/04/09(木) 22:45:11
サイボーグの歌詞の吹き矢とか磁石って
何かのテクノロジーの隠喩だったりするんだろうか
夢も見れた筈とか空も飛べた筈と対になってる様子だけど

ほら吹きに love you なのも不思議
嘘つきってのとは違う雰囲気で

125 :Track No.774:2009/04/10(金) 14:58:08
>>124
磁石と吹き矢は…性的な意味なのかなぁ?

645 :Track No.774:2009/07/21(火) 03:11:40
サイボーグの冒頭は「諦め」と「明らめ」どっちなのか誰がご存じないですか?
私は明らめのほうがしっくりくるんですけど・・

647 :Track No.774:2009/07/21(火) 22:20:06
>>645 どっちかは知らないですが、
元々「諦める(思い切る、断念する)」は「明らむ(はっきりさせる)」の
派生(だったと思う)なので、2通りの解釈ができるように平仮名表記にしたのかも?

648 :Track No.774:2009/07/21(火) 23:09:47
>>645
「諦める」でとってたな 面倒くさい事を一旦リセット、という印象
おや、類語辞典で引いてみたら「水に流す」が出てきた

以下は、平沢進の歌詞をどうにかして解読するスレ2ループ目から引用

553 :Track No.774:2011/01/31(月) 17:39:30
こんなスレがあったのか
自分はサイボーグってタイトルが一体何を指してサイボーグなのかがわからない
人間そのものって事なのかな?
画一化されていく世の中に対する諦観を謳った歌のように聞こえるんだけど、
折り紙とか吹き矢とか、機械的なものとは真逆の言葉が並べられているのも面白い
何か元ネタというか、コンセプトのある歌なのでしょうか?

554 :Track No.774:2011/01/31(月) 17:55:59
自分は人間の進化と回帰のイメージで聞いてる

555 :Track No.774:2011/01/31(月) 19:13:14
P-MODELも平沢ソロもテクノな発想のものだから
人間/機械の一体になった存在というのはモチーフ的にモロにど真ん中ネタ

人魚の信者の船のイメージはマーメイドソングと
折り紙や吹き矢はBOATの歌詞と並べてみれば
意味の関連するところもあろうかと

BOATはずっとセイルボーセイルボーと繰り返してフェードアウトしていくけど
何回やっても懲りない諦め悪さは、ある意味で「さっきのチョンボ無しね」という
一回毎の失敗を引き摺らない諦めの良さの裏返し

そして「カーゴ・カルト」で検索すると良い事あるかも
Wikipediaの説明、ちょっと分かりにくいけどね

556 :Track No.774:2011/01/31(月) 19:22:46
サイボーグについてはちょっくら前の本スレでふれられてたな

557 :Track No.774::2011/01/31(月) 21:16:35
ちょっくら前がこれかどうかは分からない(最近あまり見てないんだ)けど
まだスレタイが「平沢進 works」だった頃の vol.59 に
約20年前の平沢インタビューの要約が来てたのは見ていたから転載

勿論、ヒラサワ本人の曲の解釈もその時々に変わっていくものなので
これが正解でお終いというものではなく、考える材料、ということだね

939:NO MUSIC NO NAME:2009/02/16(月) 00:21:37 ID:SQEesiDG0
>>936-937
出典はモアレクラブのインタビュー。
そのまま引用するのもアレなんで、適当にかみ砕いてく。

医学や科学が進歩した時代の人が
老化や病気でダメになった身体のパーツを
少しずつ次々に交換してっって
機械の身体(サイボーグ)になったのだが、
身体とは裏腹に、心は人間的な境地に達していく。

そして彼は、人魚の信者の船(それの詳細は不明)に
乗って巡礼の旅に出る。
サイボーグが作れるほど科学が進歩しているが
そのサイボーグが巡礼に赴くというイメージのギャップが
人によってはバカバカしくも見えるし、格好良くも見える。

……だと。
そこからコミュニケートについての話題に切り替わっていくんだけど
終始、平沢が色々と感情的になってて印象的。
気になる人はモアレや、それが転載されてる裏Pを探せ。

558 :Track No.774:2011/01/31(月) 22:14:16
ありがとう、やっぱりみなさん詳しいし、解釈にも頷けるものがありますね
やっぱり、有機物と無機物、精神と文化ってのが根底に流れるテーマなのか
インタビューで語ってるストーリーも、今見るともはやそれほど不自然なものには見えないけど、
20年前からその情景が見えていたと思うとなんとも…
それにしても、人類の進歩と精神と儚さを表現していると思われる、

明日までに消える 石の橋の上で折り紙に折った 長いダイヤグラム 

の部分が秀逸過ぎる。こんな美しい歌詞普通じゃ絶対思いつけないもんな…

559 :Track No.774:2011/02/01(火) 19:44:58
サイボーグと折り紙
真っ先に「ブレードランナー」思い浮かべたな

560 :Track No.774:2011/02/01(火) 20:36:06
ブレードランナーは、80年代のサイバーな人達の周辺では必須項目だぁね
おっさん的にはSP-2に直結してくる部分でもあるし

「時間等曲率漏斗館へようこそ」の

 最初は一角獣からはじめて淘汰するバイオなカオス

も、ブレードランナーの折り紙っぽいと思ったな

最終更新:2013年09月04日 17:30