以下は、平沢進の歌詞をどうにかして解読するスレから引用
- 70 :Track No.774:2009/04/02(木) 03:18:54
- 庭師KINGはいったいどーいう意味なんだ?
- 71 :Track No.774:2009/04/02(木) 08:10:53
- あるところに国をがんばって統治する王様がいました
(略)
王も民のために一生懸命働いてるんだから、
庭師のお前もがんばって働けよ!という意味。
違うよな・・・・やっぱダメだー俺には解読無理。
誰かヨロ- 72 :Track No.774:2009/04/02(木) 09:04:10
- >>70
国作り、世界創世、国産み、この辺の神話、物語をごっちゃまぜにして
平沢風味を足した。 物凄くきついカクテルのような歌だと思う。- 73 :Track No.774:2009/04/02(木) 09:29:31
- だがそんな麻薬のようなカクテルが大好きです
これが中毒症状か- 74 :Track No.774:2009/04/02(木) 11:35:40
- 庭師が KING で KING が庭師 別人ではないと思うナー
>>70
この世に生まれてくる子供はみんな
「神様の庭からやってくる」という言い方をされる事もあるようで
そういう生命力の働きを演じている風なのが一つ(KING side)
他には日本庭園には自然や宗教思想的な世界観を「見立て」
すなわち隠喩で表現する技法、美意識が伝統的に
多く見られる事が一つ(庭師 side)
(ユング心理学の河合隼雄が日本人には箱庭療法が適していると判断した
…実際に凄い勢いで普及した…のもこの辺の事情がありそう)
http://www.shinchosha.co.jp/kangaeruhito/mailmag_html/259.html
その発想に寄り添ってみると、庭作りは宇宙そのものの有り様を支配する
というか、維持管理する仕事ということになってくるわけだけど
それを歌でやってみたよ、どう?という事かもしんないネー- 75 :Track No.774:2009/04/02(木) 13:03:35
- >>70
昔のKB(1998年)探したらあったんで参考までに
~庭師KINGってのはなんですか?
平沢・これは本当のことは話せません。
取材用にお答えするならば、まず“働く人”のイメージがありまして、
私は“働く人”というと、すぐに庭師を思い浮かべるんですね(笑)
庭師かバスの運転手。で、働く人は偉い。
だからキングだと(笑)
取材用に…ってことは別の意味がありそうだ。
と、思わせてるだけかもしれんのが平沢だしなーw
あと歌詞にバスが多いのはこういうことだったのか。- 76 :Track No.774:2009/04/02(木) 14:06:59
- って事はバスの運転手さんもキングなのかな
そうやって見る人ってあまりいないと思うけど オモロー- 77 :Track No.774:2009/04/03(金) 00:02:42
- >>72
例えが上手いな- 80 :Track No.774:2009/04/03(金) 10:13:36
- 庭師キングは本当に庭師を称えてる歌かと思ってたよ
庭師さんは世界を作っててスゲー、って意味
>>79
水仙のことでしょ
ナルキッソス- 81 :Track No.774:2009/04/03(金) 12:01:48
- 人の庭に全て足りるまでってのが重要な気がする。
それとパンパンってのは売春婦の事でいいんだよね?
まぁどのみち「あぁそうか」なんて腑に落ちる歌詞じゃないから各々考えるしかないんだがw- 83 :Track No.774:2009/04/03(金) 14:16:27
- >パンパンってのは売春婦の事でいいんだよね?
え、そうなの…か!?
なんか急に庭師KINGkのイメージが崩れたw
どうしてくれる
ロータスってのはタイ特有の花だと思ってたから
一体どんな花なんだろうと、図書館で外国の花図鑑を調べてたことは内緒だ。
後でロータス=蓮だと知り、自分の頭の悪さに笑った。- 84 :Track No.774:2009/04/03(金) 18:08:10
- >>81
この場合単純に 風 を受けての言葉だと思っていたけどなw
シャツ を 帆のよう張る のを表すための。
ここで 売春婦 の意味で使う理由がわからないw- 85 :Track No.774:2009/04/03(金) 19:16:26
- 平沢曲の女性キャラっつうと
逃げども着さすでミシンがダッダなカーチャンとか
復讐の女神とかマイティーなシスターアーキタイプエンジンとか
なんだか知らんが超おっかないタイプばかりだから
売春婦言われると逆に普通すぎて変- 87 :Track No.774:2009/04/03(金) 22:17:02
- >>83
心からごめんなさいm(_ _)m
でもまぁ聞く人の数だけストーリーが存在して良いらしいので許してw
>>84
なるほど擬音もアリですね、思ってもみなかったですがそっちのが普通かも…。
でも個人的に労働と売春がしっくりくる部分もあるんですよね。
「人体の宇宙(ソラ)に」ってのもなんか…
あ~でもこの曲の世界観で売春婦がこれだけ連呼されるのもおかしいかなぁ…
なんかスマートに考えられない性格なんですいません、ゴチャゴチャ思考が
動き回るので。
四本の柱で空を支えるってのも四本を資本と読んで「空=ブルジョワ」を支えるとか読んでみたりw
あぁ面白いなぁ師匠の詞は…
仮に全て師匠の思惑と外れていたとしてもこの楽しみだけでもう充分CD買った価値はあるぞと。- 92 :Track No.774:2009/04/04(土) 11:50:03
- マジレスするけどさ。
売春婦は(P)パンパンだろ。
歌詞は(B)バンバンだから関係ないよ。- 93 :Track No.774:2009/04/04(土) 12:25:13
- >>87
東洋医学なんかでは人体を宇宙に見立てたりするけどね。
新譜の人体夜行もそんな感じ?
ついでにチェンマイの旧市街も人体になぞらえて造られていたりする。
頭=王宮→北、みたいに。
>>91
売春と泥棒は最古の云々、と言うだけあって?
古代の神殿娼婦や、巫女が売春に関わる例は多いよね。
日本では熊野比丘尼とか。
>>92
歌詞は パンパン になってるけど?- 94 :Track No.774:2009/04/04(土) 12:47:10
- 「たんと吹け風よダントツに爽快に
パンパンにシャツを帆のように張らせ」
なんだから擬態語のパンパンだろ
売春婦とは全く関係ない- 95 :Track No.774:2009/04/04(土) 12:58:26
- 「庭師KING」聴くと「村のかじや」を思い出す。
労働の美徳、禁欲のイメージ。
この庭師にはランチタイムも無い感じ。- 96 :Track No.774:2009/04/04(土) 14:45:24
- 禁欲かなあ?逆じゃないかなあ
生命エネルギーそのものの止めどない働きはそれこそ無尽蔵
栄養補給必要無し 豊富過ぎて禁じる意味も無い
ただ、その様子があまりにも構わない風に見えるから
禁欲に見えてるだけなのかもしれないよ
>>93
そして熊野比丘尼が歌比丘尼とも呼ばれたように
出雲大社の巫女に歌舞伎の始祖阿国がいるように
巫女さんは芸能と縁の深~い方々でもある
(ヒラサワとSP-2の出会いもサイモンキャバレーのショーだった)
最近のそれ系のキャラだと崖の上のポニョのグランマンマーレがいるね
フジモトだけのグランマンマーレじゃないって辺りがいかにもそっち系
海の深みから見てるわ…- 179 :Track No.774:2009/04/17(金) 16:52:45
- >>90辺り(庭師)をなんとなく読んでたんだけど、
もし「パンパン」が売春婦のことだったら
「シャツを帆のように張らせ」=「make babies(or妊娠)」
ってこと?
人間の赤ん坊に限らない(植物とか)かもしれないけど(受粉の手伝いとか)、
生命を全世界の庭に満たすって意味なら、こういうアリかも…。- 183 :Track No.774:2009/04/17(金) 22:30:19
- 俺は庭師KINGは人の一生として聴いてた。
- 408 :Track No.774:2009/05/19(火) 20:20:42
- 庭師king
初めて聴いたときのイメージでは、曲中の「一振りは雨」とか「たんと吹け風よ」などの言葉から
雨・風などの自然気象こそ最高の庭師=庭師の王様かと思った。
日本式に考えればそういった自然現象も神様であり、
いろいろひっくるめた大きな存在が地球を回し、手入れする庭師なのではないか。
ありがちかな?- 494 :Track No.774:2009/06/05(金) 23:10:24
- 度々話が出てる庭師KINGだけど、自分はこの歌を
『地球のKINGたる人間』の歌なんじゃないかなと思う
ちょっとキリスト教的史観だけど、いつのまにか地球の王様になった人間が
地球という庭で働く庭師として、世界の全てに鋏を入れて、素晴らしい庭にするために
日々あくせく頑張ってる……みたいな感じ- 495 :Track No.774:2009/06/06(土) 00:12:08
- 庭師KINGは…
「人の庭に全て足りるまで」働くKingなので
人間とは全然違う存在だと思います
むしろ地球ネコと同類なお方かと- 496 :Track No.774:2009/06/06(土) 00:21:11
- 庭=己
だと思ってた- 497 :Track No.774:2009/06/06(土) 02:26:10
- 庭師KINGは、これもまた既出だけど
神の国作りのイメージ。
>『地球のKINGたる人間』
これはないなぁ。はだかの王様なら分かるけど。
人間は決して万物の霊長ではない。
>世界の全てに鋏を入れて、素晴らしい庭にするために
むしろ平沢の歌詞はこの逆のことを言ってるのが多い気がするがどうだろう。- 498 :Track No.774:2009/06/06(土) 09:50:31
- だぁね
エナジーワークスの時とか、縄文人のおじさんもそんな感じだったし
>>496
色んな意味が何層も重なってる中で
その一面として「己」というのは大アリだと思う
人の魂はその人だけのものだから そういう意味でKing
きちんと毎日磨き上げないとね、それが皆の為にもなるように、という
Phantom Notesの「パスの重き門」の就職相談話
http://noroom.susumuhirasawa.com/modules/phantom/?p=32
いろいろ身につまされるw- 499 :Track No.774:2009/06/06(土) 21:13:23
- も少し言えば
庭=己
庭師=己を取り巻く世界
king=善きことのみを振るう者- 500 :Track No.774:2009/06/06(土) 21:53:13
- 現実世界の王様は首長とシャーマンの混合体で…
とかの民俗学のネタも交えてみるのも面白いかもね
「ホピ族」や「トーテム」「アボリジニ」「マサイのドレス」w
アフリカのクリスマスもごっちゃにして語れる- 526 :Track No.774:2009/06/18(木) 20:54:11
- 終わった話ですまんが庭師のKINGは人類に一票
庭師で名前がKINGというのは皮肉で
数え歌の部分は人類の歴史
例えば全ての父になるとは自然の中で生きてきた人類が
自然を管理しなければいけない立場になったということではないかな
人の庭に全て足りるまでというのも”全てが足りる”=人類が完成する
ただ人類はそこにあるのではなくどこかへ向かっている、
そこにたどりつくまで休まず働け人類という応援歌だと思う- 527 :Track No.774:2009/06/18(木) 22:13:29
- 数え歌の形で歌ってるのは
それが(創世)神話の世界に繋がる歌だからな気がする
が、そういうのが納得行かないんならそれはそれで