以下は、平沢進の歌詞をどうにかして解読するスレ2ループ目から引用
- 888 :Track No.774:2011/10/27(木) 23:38:34.98
- Big Footの STEP TO STACK と STOP TO STOCK が
韻を踏んでるのは分かるけど、日本語に訳すとどういうのが適当なんだろう
STACKもSTOCKも「貯蔵、蓄積」の意味のようだけど
STEPとSTOPは「前進」と「止まる」で逆の意味…
と考えるとつんのめってしまう感じで収まりが悪い気がする- 889 :Track No.774:2011/10/28(金) 03:46:48.51
- スタックは一般名詞よりもコンピュータのデータ構造をイメージしたほうが分かりやすいかも
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%83%E3%82%AF- 890 :Track No.774:2011/10/28(金) 20:14:59.64
- >>889
スタック=「後入れ先だしのデータ構造」は辞書にも載ってたんだけど…
ストックとの意味合いの違いを、どこら辺に落とし込めばスッキリするだろう
ストック=「取り出す為の仕掛け」ということにすると
単純に「貯め込んだ」ストックとは逆の意味で対句っぽい感じになるかな- 891 :Track No.774:2011/10/29(土) 01:12:11.56
- Sleep to skip はお馴染みの夢/影の世界に入るっぽい雰囲気な
「機能美の陽が降る前に」って歌詞もセットでちょっとソロ曲っぽい- 892 :Track No.774:2011/10/29(土) 12:09:31.88
- ステップもスキップもコンピュータ用語の方の意味で考えれ
C言語とかアセンブラとかプログラム言語をかじってれば感覚的に分かる- 893 :Track No.774:2011/10/29(土) 23:08:02.52
- そういうコンピュータと対話する時の言葉には全く不慣れで
手も足も出ないので、誰か自然言語に翻訳してくださいっ- 894 :Track No.774:2011/10/30(日) 01:26:42.48
- 感覚的にわかんない人はなんとなくサイバーなイメージだなー程度で良いんでないの?
コンピュータの中で導師の瞑想を粋に感じるような理系と文系を一跨ぎにできる感覚でさ- 895 :Track No.774:2011/10/30(日) 07:29:28.31
- >>888
まず、使い方としてはCPUの命令用語を使って韻を踏んでいるだけのように感じる。
「~ TO ~」みたいな言葉の羅列は、ちょうどCPUのアセンブラマニュアルの
命令リファレンスで散々出てくる。
平沢はamigaを信仰してるから、少なからず68000はかじってたんじゃないかと。
馬の骨としては68000の本を見つけたら手にとってみるのもいいかもしれない。
おそらくSTEP TO STACK と STOP TO STOCK は、「貨車は虚無」、「道は虚無」
だから、経験を積み重ねても底が抜けており蓄積できず忘れてしまう、
「機能美の陽」、つまりリセットすると消えてしまうということだろうか。
「機能美の陽」の別のイメージとしてはLISPにおけるGC、スタックも関連させると
Schemeの末尾再帰最適化(GCの応用)辺りが臭いが、Schemeなんて当時知られて
いたのかは不明。共通するGCとは、参照が切れて使われなくなったリソースを
自動的にゴミとして回収する今では結構知名度のある便利な機能なんだけど、
曲での捉え方は、「いつのまにか忘れてしまう迷惑な存在と考えた方がいいのだろう。
実際は参照が切れない限り残ってるんだけど。
平沢曲解釈で言えば「広場で」のような諦観の世界の繰り返しではないか。
「微動だにせず届かせた」とは、CPU世界でのメモリ上データは送る側も受け側も
同じアドレスでやり取りすれば貨物は実は全く動いていない、という意味とも取れる。
「聴こえてる憩える声」は、もしかするとこのコンピュータを動かしているユーザー、
「Big Foot」の声なのかもしれない。- 896 :Track No.774:2011/10/30(日) 08:08:11.22
- ちなみに機能美の「陽」なのにネガティブなイメージになるのは、
電子世界では(人間の感覚からすると)裏表が逆になる場合が多い。
負論理やニーモニックのオペランドの並び、補数表現など。
恐らく「Big foot」は神、コンピューターのユーザー、厄災を意味しているはず。- 897 :Track No.774:2011/10/30(日) 20:18:37.01
- 「貨車は虚無」、「道は虚無」の辺りで「広場で」っぽい、は思ったなァ
「あんな高く聳えた 塔には何もなく」
いろいろ積み上げたものが無くなっているところとか
「SPEED BY SPEED SPEED 倍 SPEED」も、「遅れをとってはダメ」みたいだ
勿論、解凍P曲枠のSPEED TUBEもここでは合わせて見るべきなんだろうけど- 898 :Track No.774:2011/10/31(月) 01:24:56.79
- 「貨車は虚無」、「道は虚無」
データが信号の形であっという間に通り過ぎるだけで、
その場に蓄積されない(用が済めばサーバーから消去される)とか
単に物理的な質量が無い、手に取って見れるものではない、という見方もできるね
でも「機能美の陽」はそんなにネガティブな意味合いかなあ
もうとっとと走り出す(runってC言語とかでも言うのかな、
昔ちょこっと見たBASICではプログラムの実行の意味だった筈)から、
早く仕込みを終わらせなさい、今のうちに覚悟を決めときなさい、っぽい気もする
走る時には早ければ早いほど良い→Speed 倍 Speed とか…- 899 :Track No.774:2011/10/31(月) 21:14:27.55
- >>895
「ゴミとして回収」っていうとなんだか音楽産業廃棄物の方を思い出すなァ
「憩える声」はグル・メディテーションの方で考えてた
ってことは、あの辺はエラーメッセージを
くらっちゃってる状況ってことにもなっちゃうな
良い事なんだか悪い事なんだか