スレッドより

以下は、平沢進の歌詞をどうにかして解読するスレ3ループ目から引用

224 :Track No.774:2012/11/29(木) 21:42:19.79
空転Gも震災の事を歌ってるのかな

神は言葉ばかり→ただちに~
道は光ばかり→がんばろう、日本

225 :Track No.774:2012/11/29(木) 21:48:58.09
>>219
震災=一過性の地震や津波だけだと思ってる?

ここらへん見ると「わぁそのまんま!」と思うんだけど
ttp://twilog.org/hirasawa/date-110603/asc
http://twilog.org/hirasawa/date-110627/asc
ttp://twilog.org/hirasawa/date-110705/asc
ttp://twilog.org/hirasawa/date-110713/asc
ttp://twilog.org/hirasawa/date-110715/asc
ttp://twilog.org/hirasawa/date-110804/asc
あと『現代思想 imago 東日本大震災と〈こころ〉のゆくえ』は必読

226 :Track No.774:2012/11/29(木) 22:25:18.89
>>225
お恥ずかしながら完全に盲点だった
やっぱ(恥)情報は重要だね
本当にありがとう

227 :Track No.774:2012/11/29(木) 22:30:50.35
>>224
ムードだけ早いキミへ行くバス、の部分は空回る復興支援を連想したな
空転Gはどうしたらいいか分からなくなった日本とその未来みたいなイメージだ

228 :Track No.774:2012/11/29(木) 22:31:51.12
>>224
「道は光ばかり」はその直後の歌詞から察するに
胸に秘めた本当の想いを伝えられない嘆きに思える

230 :Track No.774:2012/11/30(金) 13:49:56.32
>>255の既知外こそが華の影の狂人なのではないか

231 :Track No.774:2012/11/30(金) 13:51:15.89
×>>255
→○>>225

235 :Track No.774:2012/11/30(金) 15:42:44.16
>>230
だねぇ。狂人、既知外=斬首台の晒される賢人
「河を渡る狂人」は橋大工(曲はGHOST BRIDGE)、「弁明を捨て延命」はΣ-12が思い浮かぶ

まだ固まってないけどある程度考察できた。
定説の雨、通説の風は>>225の通り。
怒号の愛は「お前の為に言ってるんだ!」的な押しつける愛(例:肉を食べないとダメになるぞ!と無理矢理食べさせる)?
つまり“常識”により、賢人(の考え)はAmputee(切断)され捨てられるわけだ。
天動説が常識の時代に地動説を唱えたガリレオは異端扱いされたし、
ニコラ・テスラは未だマッドサイエンティストのままだ。
だとすると幽霊船に乗ってるのは行き場を無くした主張や人の声だろうか
ならば幽霊船の行き先はハルディン・ホテルだろう
冠毛種子は風に乗ってやって来てくる=周りの雰囲気に流され・感化され根付く感情?
「冠毛種子」=「主説転倒の(華の)種子」?
「キミのトーチカ」は自我を保つ為に銃を乱射する

237 :Track No.774:2012/11/30(金) 21:30:50.30
「空転G」が震災に関係した歌だとしたら、自分はこの曲に出てくる『キミ』は亡くなった人の事じゃないかなぁと思った
ムードだけ早いバスで「被災者のために」とボランティアが押しかけ、言葉ばかりのお上や定説、通説が飛び交う
その中で人知れず忘れ去られる死者がいる…的な

238 :Track No.774:2012/11/30(金) 22:38:13.28
個人的には「空転G」は特に震災っぽい要素が無い気がするなぁ

>>235のレスを引用させてもらうけど
“常識”により、消されて行った賢人(キミ)による、人々を救済するような知識、発見を追い求めるも
定説の雨、通説の風、怒号の愛に邪魔されるという嘆きの歌のような感じがする
「神」ってのは人々に信仰されているけど実際は救ってくれないものって意味での「常識」
で、キミを追い求めてるのはヒラサワ自身でもありそう(物質X、菌の実験とか)

241 :Track No.774:2012/11/30(金) 23:41:45.01
>>237
同じく、わざわざ飢えやバスのワードを使っていることからは震災への対応を連想させられたけれども、キミは死人でなく被災者として一括りにされた苦しむ個人でも問題ないと思う
(しかし、華の影以外の全ての歌詞にも同じような『キミ』が登場しているのことについては考えてない)
>>238
その発想はできなかったが、確かにいつものヒラサワ

関係ないけど、確かに全部の歌詞に光か光源があるね

242 :Track No.774:2012/11/30(金) 23:45:38.15
空転G、自分は>>237と>>238どっちも合わせた感じだなぁ
ただ「片輪だけ軋むバイク」「前方だけ沈むボート」「ムードだけ早いバス」はまだ自分の中で整理つかない
Circular:ぐるぐる回る、〈論理が〉循環性の
空転…なんの成果もないまま物事が無駄に進行すること。空回り
だとして、現在地は空転Gとは?
Gは、発売前は神(GOD)の事かと思ったけど常識(gumption)かも?空回りする“常識”
「もう世界は変わってしまった」とも呟いていたことだし

243 :Track No.774:2012/12/01(土) 00:01:15.31
Gは現象の花と同じグラビティだと思ってた
重力がぐるぐる回って天と地が逆さまな状態から抜け出せないみたいな感じ、ASTRO-HO!の名が引き続き登場してるからそう解釈した

244 :Track No.774:2012/12/01(土) 00:51:52.40
>>234
自分も読んでみた。逆にHALDYN DOMEブックレットの言いたいことがわかってきた
“事実である”という「合意」が「威光」を放つ…空転Gの「光」はこれかな
あーしかし本当によく合う

245 :Track No.774:2012/12/01(土) 01:14:56.92
空転Gはヒラサワのボヤキだと思う。

最近じゃ物質Xとか菌とかだけど、それ以前からずーっとなんだよ。
「往年の勘に照らし」っていうのはそのままの意味かと。
一般的にはいわゆる「トンデモ」「既知外」と言われるようなものを信じるヒラサワを
受け入れ難くなったファンがどんどん離れていったりした。
「具合の悪いなかなか進まない乗り物に乗っている」=「キミの元へなかなか行けない」=「なかなか伝わらない」
そういうのってなかなか受け入れてもらえるものじゃないから、ヒラサワはいつも空回っている。
それでも伝えたいから何度も会いにくる。
キミは俺らとかタイの友人とかだと思う。

246 :Track No.774:2012/12/01(土) 01:37:37.66
>>245
あぁ…そうだBOATだ!
ヒラサワはいつだって「仲良くしよう」と「伝えに行こう」としてるんだなぁ
空転Gの乗り物も「手間隙ボートのもどかしさ」に通じるものがあるね
空転Gは、なんかものすごい愛を感じる

248 :Track No.774:2012/12/01(土) 05:53:22.03
空転Gに出てくる「片輪だけ軋むバイク」で、賢者のピーマリンで出てくる「胸の縫合から漏れる水」を思い出した。
水は動いただけで漏れちゃうしバイクも動かすと音が出ちゃう。自分の意思ではどうにもならない。
「前方だけ沈むボート」が走っている海は、BOATで出てきた海→深層心理とか集合意識みたいなものかな。
だとしたら前方はそれに浸かりながらも沈没せずに進んでいる。(前方「だけ」しか沈まないから。)
twitterで言ってた
 あなたが毒の幹線道路で迷わないように、ヒラサワ・バイパスを通らせます。
 変な昆虫や狂った花を見ますが、心は晴れやかです。
この道を行く歌のような気がしてきた。
うまくまとめられなくてすまない。

249 :Track No.774:2012/12/01(土) 07:03:22.30
からまわりごっと

292 :Track No.774:2012/12/07(金) 00:31:10.48
Gはガイアって意味もあるのかなと思った

293 :Track No.774:2012/12/07(金) 01:18:32.86
>>292
「ガイア」は「STONE AGE!」くらいにしかでてこないじゃん
もっぱら平沢の場合は「テラ」が普通じゃない?

321 :Track No.774:2012/12/09(日) 02:45:15.77
ここに書くほどでもないかもしれんが、
空転→進展しない→ループ の連想でSCUBAブックレット見直してて気になった所

LOOPING OPPOSITIONなんだけど
「ワタシの虚像」「神のメソッド」「やりくりして消えた ほんとのワタシ」
そして歌の前の語りに「あなた大好き、だからみっともないまねはヤメなさい」とあり、
改めて見ると空転Gとの共通点が多い事に気付いた。
この頃は、カリスマ扱いされて理想像を押し付けられる事に苦痛を感じていたとの事なので、ワタシ=ヒラサワと考えていたんだが
そうするとやっぱり空転Gの主人公もヒラサワなんだろうなぁと。
あと、ヒラサワがカンボジアに行った時のGHOST NOTE見直して「必要ない歌」ってのは「チャリティー」と称して歌われる歌なんかな?と
その後の「理の風に隠れ」=いかにも物事の正しい筋道のようなそぶりをする、と解釈した。
そんだけ。

350 :Track No.774:2012/12/11(火) 21:19:24.59
空転Gの現在地を原罪と変換してみた
天国でも地獄でもない場所リンボが現在地

438 :Track No.774:2013/02/23(土) 00:44:20.47
空転GのGは始めは神=GODのGとも思ってたけど
追加で、現象の花の秘密のフレーズ「G落ちるほどの」から
G=落ちる=重力=gravity
gravityの意味が重力だけだとおもってたら「真面目さ」「重大さ」の意味もあって

重大な危機に対して真面目に取り組んでいる人に対して
その重大な危機を軽んじている人達が事の重大さを理解せず
頑張っている人が空回ってしまっている事を指しているのかなと思った。

だから正しさに基づいて主張する人が居ても
メディア等に圧力をかけ、(腕ずくは今日も富める側に立つ)
正しい情報が消され、腕尽くに富める側に有利な情報(定説の雨や通説の風)
が正しいようにされたりしている中、
定説の雨や通説の風に流され、正しい主張や行動をする人を狂人として見られて
正しい情報を伝えようとしても周りの人々(キミ)には届かず
あせりあせって気持ちが空回り、キミには届かない
(片輪だけ軋むバイク等、移動するのに十分ではない)
自分から行動していこーぜ的な意味だと考えたんだけどどうなんだろう?

「サハリンから西へ戻る風の音」のフレーズはわからないし
チェンライの井戸→塩の井戸 塩→津波の連想なのかな?

長々と書いてしまってすいませんでした。

439 :Track No.774:2013/02/23(土) 01:02:11.77
サハリンの方はよくわからないけど、定説の雨を覆す存在としての塩井戸なんじゃない?

440 :Track No.774:2013/02/23(土) 09:25:06.23
自分もそこは手付かずだけど
サハリン、片輪(かたりん)
西へ(にしへ)、軋む(きしむ)
チェンライ、現在(げんざい)
って韻踏んでるのは軽く感動した

441 :Track No.774:2013/02/23(土) 19:13:07.11
>>238
その場合「キミ」は周りの人々ではなく正しい情報を有し、伝えようとするその人じゃないかな
消えるキミを誰が知るのようにキミはより少数限定的な何かを言ってる感じが

空転Gは悲観的にも楽観的にも、どちらでも取れるような気がする
定説の雨に隠されて、通説の風にさらわれて、現在地のキミは消えようとしているのか
定説の雨が降ろうが、通説の風が吹こうが、現在地ではもうG(>>242?)などどこ吹く風で、
実はキミも消えようとしているのだよと展望のあるようにも感じられる気がする

457 :Track No.774:2013/04/13(土) 09:55:21.21
空転G=空転Governance
神は言葉ばかり=お上は言葉ばかり
人の飢えもままならず=国民の貧困もままならない
腕尽くは今日も止める側に立つ=政府軍と市民軍
消えるキミを誰が知る=孤独死

急に生々しくなった

458 :Track No.774:2013/04/13(土) 10:09:03.41
空転Gとルームランナー
同じ場所で空回りしている感が似てる気がする
曲調のせいか、ルームランナーがネガティブっぽいのに対し空転Gはポジティブな印象を受ける

459 :Track No.774:2013/04/13(土) 11:51:04.48
ポジティブっつーか開き直りだな

461 :Track No.774:2013/04/22(月) 03:55:31.13
空転Gの歌詞は伊藤計劃のハーモニー(医学が発達しすぎて健康であることに誰も逆らえなくなった世界の話)思い出したわ
胸の影とか直接的な医学系ワード出てきたし

464 :Track No.774:2013/05/07(火) 16:38:00.69
ID:obnpFDFC胸の影=個人的な感情と解釈してたから>>461で目から鱗だわ
光輝く皆が進む道に無視された個人的な感情が「胸の影」なんじゃないかと思ってた

468 :Track No.774:2013/05/22(水) 12:01:41.51
>>464
基本は当事者個人に潜む陰性感情やとは思う
指し示された道はみな明るいものばかりで、影なぞ誰が知るかと無視されている感じ
自分は>>461を見て胸の影→レントゲン→放射線ときて
道は光(放射線)でいっぱい、身体に潜む陰を誰が知るかみたいな感じもありかなぁと思ったり

最終更新:2013年09月01日 16:33