2009-07-18の例文
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転写
Ja þe mikfiok nu bö ruetsoet xö xi yuäftës mat.
和訳
私はある晴れた朝、道端で散歩していた。
解説
この文にはmikfiok、ruetsoet、yuäftësという3つの複合詞が含まれている。それぞれを英語に逐語訳するとlike-walk、road-side、moon-weatherといったところだ。つまり『好んで歩く→散歩、道の端→道端、月の天気→晴れ』という意味になる。アスガル語ではこのような複合詞が頻出するが、元の形態素の意味から複合詞の意味を容易に推察出来るものばかりではないので注意が必要。といってもよく考えてみれば漢字熟語の方がよっぽどカオス度が高いわけだが。
Q.『晴れ』だったらyuäftës(月+天気)じゃなくてsoihtës(太陽+天気)の方が良くない?
A.良くない。まぁsoihtësでも何とか察してくれそうではあるが。
Q.何故にsoih(太陽)でなくyuäf(月)を使用するかなぁ?
A.soih(太陽)は昼間しか、wiök(星)は夜間しか見えない。使うなら一日中見えるyuäf(月)が一番妥当だろ?
Q.僕の住んでる所の月は太陽より見える時間が短いんだけど?
A.……それはどこの田舎なんだ、一体?
言うまでも無いとは思うが一応補足しておくと、月が一日中見えるというのはアスガル語の故郷に限定された話であって、地球人にはピンと来なくて当然の感覚だ。
最終更新:2009年11月29日 20:27